大天使聖ミカエルへの祈り

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大天使聖ミカエルへの祈り - (2017/07/08 (土) 19:55:11) のソース

大天使聖ミカエルへの祈りは、かつて1965年はじめまでカトリック教会のミサの終わりに唱えられていた祈り。レオ13世の祈りとも呼ばれる。1886年に教皇レオ13世がミサ典書に付加したため、『レオ13世の祈り』と呼ばれることもある。カトリック教会のミサ(トリエント・ミサ)の終わりに、『終わりの福音』に続けて唱えられていた。典礼書中の『祓魔式(Exsorcista)』の部にはこの祈りは存在しない。第2バチカン公会議の典礼刷新によって1965年3月7日より正式に廃止された。なお、『大天使聖ミカエルに向う祈り』は別の祈祷文である。

*原文(ラテン語)
>Sancte Michael Archangele, defende nos in proelio:
>contra nequitiam et insidias diaboli esto praesidium;
>Imperet illi Deus, supplices deprecamur;
>tuque, Princeps militiae caelestis,
>Satanam aliosque spiritum malignos, qui ad perditionem animarum pervagantur in mundo,
>divina virtute in infernum detrude. Amen.

*日本語(文語)
>大天使聖ミカエル、戦いにおいてわれらを護り、悪魔の凶悪なる謀計(はかりごと)に勝たしめ給え。
>天主のかれに命を下し給わんことを伏して願い奉る。
>あゝ天軍の総帥、
>霊魂をそこなわんとてこの世をはいかいするサタンおよびその他の悪魔を、天主の御力によりて地獄に閉込め給え。アーメン。
>至聖なるイエズスの聖心、われらをあわれみたまえ(この部分を3回繰り返す)