神学

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  • 神学
    ...られた。哲学はさらに神学の予備学として、論理的思考を教えるものとされる。 つまり、当時の学問体系は、まず哲学部または学芸学部にて自由七科を学び、その後に法学部、医学部、神学部に進んだ。 神学の体系 聖書学 旧約聖書神学 新約聖書神学 組織神学 序論 神論三位一体 人間論 キリスト論 聖霊論 天使論 サタン論 救済論 罪論 神義論 教会論サクラメント 終末論普遍史 歴史神学 教会史 教理史 信条史 伝道史 教父学 教会政治史 礼拝史 キリスト教美術史 教会音楽史 弁証学 実践神学 宣教学 牧会カウンセリング http //biblestyle.com/theology.html http //ushiwatat.info/blog/archives/339
  • 神学大全
    神学大全』(ラテン語:Summa Theologiae, Summa Theologica, Summa)は、「神学の要綱」「神学の集大成」という意味の題を持つ中世ヨーロッパの神学書。13世紀に中世的なキリスト教神学が体系化されると共に出現した。一般的にはトマス・アクィナスの『神学大全』が最もよく知られているが、他にもヘールズのアレクサンデルやアルベルトゥス・マグヌスの手による『神学大全』も存在する。 トマス・アクィナスの神学大全 『神学大全』は以下のような三部構成からなっている。第一部は119の問題が、第二部は303の問題が、第三部では90の問題が、合計512の問題が取り上げられている。 第一部 神について、119問 問1 聖なる教え 問2-26 神 問27-43 三位一体 問44-46 創造 問47 一般事物の区別 問48-49 善と悪...
  • 歴史神学
    歴史神学(Historical Theology)は聖書神学、組織神学、弁証学、実践神学、に並ぶ神学の一部門である。 歴史神学とは、神の人間に対する超自然的啓示と、使徒時代に始まる教会の歴史を、歴史学的方法によって研究する神学の部門である。 歴史学に属する諸学科には、教会史、教理史、信条史、伝道史、教父学、教会政治史、礼拝史、キリスト教美術史、教会音楽史、など、教会活動に関係する全領域が含まれる。
  • 組織神学
    組織神学(Systematic Theology)はキリスト教神学の科目(聖書学、歴史神学、組織神学、弁証学、実践神学)の一つであり、聖書を絶対的基準として、教会の歴史的遺産である信条などを参考にして、聖書において啓示されている真理を体系的に提示し、教会形成と伝道の働きに用いることを目的とする学問である。主に、英米系の神学者によって用いられる名称である。主なテーマは、神、罪、救い、終末と天国 の4つに区分される。 序論、神論、人間論、キリスト論、聖霊論、救済論、教会論、終末論によって構成される。
  • 実践神学
    実践神学(Practical theology)は幅広い実践分野を原理的、方法論的に取り扱う神学の部門の一つである。 実践神学には、宣教学、牧会学、キリスト教教育学、説教学、典礼学(礼拝学)、教会政治学、牧会カウンセリングなどの項目がある。
  • メニュー
    ...ゾメヌス『教会史』 神学大全 祈祷書 キリスト教会・教派西方教会カトリック 聖公会 プロテスタント 東方教会東方正教会 異端派 預言・私的啓示聖マラキの預言 ミシェル・ノストラダムス師の予言集 キリストのご受難を幻に見て 聖母の出現グアダルペの聖母 ルルドの聖母 クノックの聖母 ファティマの聖母 大天使ミカエルの啓示モン・サン=ミシェル ガルガーノとモンテシエピ礼拝堂 ジャンヌ・ダルク キリスト教文学 アブラハムの宗教など ユダヤ教(前6世紀)タナハ タルムード キリスト教(1世紀) グノーシス主義(1世紀) イスラム教(7世紀)クルアーン ハディース ゾロアスター教(前6世紀以前)アヴェスター 仏教(前6世紀頃)パーリ仏典 大乗仏典 仏教聖典 神学 聖書神学 組織神学神論 キリスト論 聖霊論 天使論 悪霊論 神義論 歴史神学キリスト教美術史 教会音楽史 弁証学 実践...
  • 弁証学
    ...衛を与えるキリスト教神学の一つ」。言い換えれば、つまりそれは異端の意見や異議に対抗して、キリスト教の信仰を守るという考え方である。 弁証学は、時に複雑な神学のトピックを掘り下げ、徹底的に追及する。
  • プロテスタント
    ...教のプロテスタントを神学や信仰の姿勢によって比較分類する際に用いられる用語である。語源はギリシア語の「εὐαγγέλιον, euangelion 福音)」である。 福音派自身による簡潔な定義は、「福音に献身する者」である。 福音派とは、「聖書は神の霊感によって書かれ、誤り無い神のことばであるという、聖書の十全霊感(聖書信仰)を信じるすべての教会」である。この聖書信仰は「福音派全体の恵みの絆」と呼ばれる。 自由主義神学(リベラル派) 自由主義神学(Liberal Christianity)は、キリスト教のプロテスタントの神学的立場の一つ。その発生以来、プロテスタント教会の主流エキュメニカル派の多くが採用する立場。 科学的な見方(進化論等)を許容し、聖書に記されている神話的要素(天地創造、ノアの箱舟、バベルの塔、ヨシュア記等)を必ずしも科学的・歴史的事実とは主張せず、宗...
  • コロサイの信徒への手紙
    ... 構成 本書簡は神学的考察と実践的なすすめの二部構成になっている。 神学的考察(1-2章) 実践的なすすめ(3-4章)
  • テオドレトス『教会史』
    ...古代末期のキリスト教神学者。シリアのキュッロスの主教(在任・423-466頃)。アンティオケイアに生まれる。ネストリオスの友人。アリウス派、マルキオーン派には反対したが、公然とネストリオスを支持(431)、些末な神学論争に巻き込まれ、エペソスの「強盗会議」において免職・追放に処された(449)。しかし、451年のカルケードーン公会議に召還され、ネストリオスを裏切り弾劾することで復職を認められる。 カイサレイアのエウセビオスの『教会史』の続編として、323年から428年までを扱った『教会史』Ekklesiastike Historiaを著わしたほか、護教諭や聖人伝、書簡などを残した。 http //web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/urchristentum/syria.html 本文(英語):http //www.newadven...
  • 近代の逸話
    ...。一般的なキリスト教神学の見解としては、一般啓示が行われることはもはやないが、私的啓示はありうるとされている。 なお、聖母の出現はここには記載しない。 イエス・キリストの出現 Jesus visited dying Muslim in hospital room, brought healing Jesus appeared to Muslim woman, answered her request for cigarettes, later brought miraculous healing
  • バルナバの手紙
    ...いうよりは説教ないし神学論文に近く,2~17章では旧約を引用しつつユダヤ人の啓示理解を批判し,18~20章では〈光の道〉と〈闇の道〉の二つの道という形で道徳的勧告が述べられる。 本文(英語):http //www.newadvent.org/fathers/0124.htm
  • 神義論
    神義論(独:Theodizee)は神学の一部門であり、1646年に生まれたドイツの哲学者かつ数学者であるゴットフリート・ライプニッツが作った言葉。弁神論とも訳す。 ライプニッツはキリスト教の立場から、全能で善なる神の存在にかかわらず、世界に悪が存在することの矛盾の弁証を1710年刊の著書『弁神論』で論じた。 ヨブ記 なぜ世界に悪が存在するのか。なぜ正しい者が苦しみ、悪しき者が栄えるのか。 このような疑問はあらゆる宗教・哲学に認められるものだが、特にキリスト教のような厳格な人格神を進行する一神教では、この疑問は神の存在そのものへの疑問につながる。 このような疑問に対する最も古い回答は、旧約聖書の『ヨブ記』にみられる。ヨブ記において、義人であったが皮膚病に苦しんだヨブは、「人間の認識には限界があり、神の業について理解することはできない」と結論づけた。 聖書の時代において、...
  • 七元徳
    ...)の対話篇『法律』の神学部分である第10巻における「神々は人間を配慮していて、宇宙全体の善を目指している(だから人間もそれに応えて善を目指していかなくてはならない)」といった記述として、プラトンの時代から既に提示されている発想であることに、留意が必要。これらは完全にキリスト教オリジナルの発想というわけではない。 プルデンティウス(Prudentius)によって西暦400年ごろに書かれた寓意的なラテン語叙事詩『プシュコマキア』(魂の闘い)は7つの美徳が7つの悪徳を倒す物語である。その7つの内容は現在の七元徳や七つの大罪とは多少異なっているが、美徳が7つあるという概念はこの書によって一般的になった。 トマス・アクィナス『神学大全』の第二部・第1部の問61で枢要徳について、問62で対神徳について取りあげている。また第2部では7つの徳のそれぞれを取りあげている。 七つの美徳...
  • トップページ
    ...にクリスチャンでも、神学者でもなく、 宗教学者や社会学者というわけでもありません。 持病のため生きづらさを抱え、 キリスト教の自己研究をはじめました。 メニュー1、メニュー2 タイッツー 聖書研究wiki@christ ツイッター(全て利用停止中) キリスト教(リベラル派)bot @trinity_kristo キリスト教ユダヤ教歴史bot @trinity_history 励ましの聖書の言葉bot @SermonibusDei キリスト教絵画bot @religious_bot(掲載作品一覧) マストドン@Christodon キリスト教(リベラル派)bot出張所@trinity_kristo インスタグラム キリスト教bot @trinity.kristo 質問箱 キリスト教(リベラル派)bot 保守
  • キリストのご受難を幻に見て
    ...時に既に高名であった神学者・教育学者のベルンハルト・ハインリヒ・オーヴァーベルク(Bernhard Heinrich Overberg)により、エンメリックが幻視として観る『情景』についての神学的な調査も並行して行われている。これもオーヴァーベルクによる公式記録が残されている。 この調査とは別に、フランツ・ヴェーゼナー博士 (Franz Wesener) という若い医師が彼女の聖痕を診察して、非常に彼女に対し、感銘を受けた。そしてこの若い医師は、彼女の無私の友人・支持者となり、11年間彼女を助けた。この医師は、エンメリックとのやり取りを克明に日記に書き記している。 記述の問題点 『キリストのご受難を幻に見て』の43章「十字架につけられたもう」には次の記述がある。 他の一人は長い、太い、先をやすりで鋭くした釘を手のひらのふくらみに差し込み、金槌をもってあらあらし...
  • アンテオケのイグナティオス
    ...最も初期のキリスト教神学の例と見なされている一連の手紙を書き送った。これは、教会論、サクラメント論、主教論を含んでいる。 イグナティオスは、ローマのクレメンスとポリュカルポスとともに、使徒教父の筆頭であり、個人的に使徒を知っていた初期のキリスト教著述家の一人であると伝えられる。 http //www.newadvent.org/cathen/07644a.htm https //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%82%B9
  • ヘブライ人への手紙
    ...わされている。 神学・教義に関する部分(1 11-14、2 5-18、5 1-14、6 13-9 28、13 18-25) 倫理・道徳に関する部分(2 1-4、3 1-4 16、6 1-12、10 1-13 17) 『ヘブライ書』は旧約聖書(七十人訳聖書)からの引用が多く、パウロの二書簡からも引用している。おそらく『ローマの信徒への手紙』と『ガラテヤの信徒への手紙』の一部、『レビ記』の解説書とエルサレム神殿での礼拝における手引き書が著者の手元にあったと考えられる。神殿での礼拝に言及していることからエルサレム神殿の崩壊(紀元70年)前に書かれたという説もあるが、広い支持は得られていない。
  • 地球平面説神話
    ...全世界を聖櫃に準え、神学的見地から大地は平たく四つの大洋によって囲われた平行四辺形だと主張した。 『教理説教集』においてヨハネス・クリュソストモス(344年–408年)は聖書読解に基づいて明らかに蒼穹のもとに集められた大地が水面に浮かんでいるという説を支持しており、アレクサンドリアのアタナシオス(293年頃 – 373年)も『異端論駁論』において同じ意見を述べている。 世界の形状の問題に関する起源から古代までの議論に関するLeone Montagniniのエッセイに、教父たちが平行する哲学的・神学的観念全体への異なるアプローチを共有していたことが示されている。彼らのうちでプラトン的観念により親しんでいたオリゲネスのような者は平和的に地球球体説を受容できた。次に、バシレイオス、アンブロシウス、アウグスティヌス、ヨハネス・ピロポノスのような人々は地球球体説や放射重力説を...
  • フィリオクェ問題
    ...である。キリスト教の神学上最大の論争のひとつで、カトリック教会と正教会の分離、いわゆる大シスマ(東西分裂)の主因となった。 730年、東ローマ皇帝レオーン3世は、イコン崇敬を禁じる聖像禁止令を出した。しかし、この勅令にローマ教皇は真っ向から反対し、東西教会の対立が始まった。863年には「フィリオクェ問題」でコンスタンティノープル総主教フォティオスとローマ教皇ニコラウス1世が激しく対立した。 フィリオクェ問題とは 聖霊に関するキリスト教の教義の違いで対立した。 東方教会:「聖霊は父より出で」 西方教会:「聖霊は父と子から出て」 ラテン語で ex Patre Filioque procedit 「フィリオクェ」という語はラテン語で「子もまた」を意味する “Filioque” の音写である。Filioque とは、「子」を意味する名詞 filius の奪格 ...
  • アヴェスター
    ...おり、ゾロアスター教神学が成立する前の古代インド神話と古代イラン神話に共通する内容の神話が保存されている。第19章には、イラン最古の英雄伝説も見ることができる。 ウィーデーウ・ダート 宗教法・宗教的な儀式や典礼について記された除魔書。穢れや呪いを清めるための儀式次第について書かれていたり、聖王イマ(インド神話のヤマ)の全盛期についての神話が書かれていたりする。 クワルタク・アパスターク 日常的に使える短い祈祷文を集めた『アヴェスター』の簡易版で『ホルダ・アヴェスター』ともいう。 この中で、神々への讃歌・頌歌である『ヤシュト』に、古代イランと古代インドの世界に共通する神話・伝説が多く保存されているのである。 http //www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/es003/gods/india_myth007.html
  • ヨハネの黙示録への高等批評
    ...8世紀以降、自由主義神学の高等批評を受け入れる研究者の中では主流となっている。この解釈に沿ってみていくと、『黙示録』が『ダニエル書』などの一連の黙示文学と同じ「幻のうちに受ける啓示」、「歴史区分の提示」、「神の完全な支配の実現」などのパターンに沿って書かれているということがよくわかるとされる。 ヨハネ福音書およびヨハネ書簡そもものについても、作者が使徒ヨハネである可能性は低いと考えられているが、ヨハネ福音書とヨハネ書簡には思想や文体に共通性があり、同じ思想をもつ複数の人物によって書かれたと推測されている。仮にそれを「ヨハネ教団」とここでは呼ぶこととする。 しかし、ヨハネ福音書は、他のヨハネ福音書やヨハネ書簡とも思想がまったく異なるため、「ヨハネ教団」とは全く関係のない第三者が書いたと考えられている。 ヨハネの黙示録の本文を読むと、1 1~8まではヨハネが書いた...
  • 原子論とキリスト教
    ...力と相まって、哲学、神学、錬金術(実質的にアラビアに始まるといわれる)、科学(アラビア科学)、医学(ユナニ医学)等に影響を与え、ビザンツ・アラビア、中世ラテン世界といった西洋世界で主流を占める物質観になった。 キリスト教と四元素説 12~13世紀になると錬金術が広くしられるようになり、ヨーロッパで錬金術に対する関心が異常に高まったことから、当時のキリスト教会の最も偉大な聖職者たちも、錬金術に強く関心を持つようになった。そして、 これまで排斥されていた錬金術やアリストテレス哲学が、神聖な現象の説明に役立つとして、キリスト教世界に受容されはじめ、その考え方は四大元素(土、水、気、火)に第五のエッセンス(本質、真髄)を加えることによって、天界のもの(神の意思)が地上に深く及んでいるという考えると、自然界のすべての現象がうまく説明できることから重要視されるようになった。 また...
  • 神の存在証明
    ... 目的論的証明(自然神学的証明):世界が規則的かつ精巧なのは、神が世界を作ったからだ。 本体論的証明(存在論的証明):「存在する」という属性を最大限に持ったものが神だ。 宇宙論的証明:因果律に従って原因の、原因の、原因の・・・と遡っていくと根本原因があるはず。この根本原因こそが神だ。 道徳論的証明:道徳に従うと幸福になるのは神がいるからだ。 ここでは、有名な神学者による神の存在証明や、それに類似した逸話などを載せていく。 アンセルムス(Anselmus Cantuariensis) 1033-1109年、イタリア 中世ヨーロッパの神学者、哲学者、カンタベリー大司教(1093-1109年)。 神の存在を理性的に証明できるとした初めての人。 アンセルムスの演繹法(1078)として知られる。 神の存在の本体論(存在論)的証明である。 ver.1 (1) ...
  • フィレモンへの手紙
    ...、『フィレモン書』が神学や思想にほとんど触れていないことは無理もない。マルティン・ルターは『フィレモン書』をパウロとキリストに共通する「ゆるし」という視点からとらえているが、ルターもこの手紙でパウロが社会制度の変革を考えているとは考えなかった。つまりパウロはオネシモの奴隷身分については変えようとせず、当時の法律に従って逃亡奴隷であるオネシモを主人フィレモンのもとに送り返そうとしているのである。 著者 囚人パウロであると明記されており、獄中で書いたことが推察される。(フィレ0 1-2) キリスト・イエスの囚人パウロと兄弟テモテから、わたしたちの愛する協力者フィレモン、姉妹アフィア、わたしたちの戦友アルキポ、ならびにあなたの家にある教会へ。
  • キリスト教文学
    ...マス・アクィナスの『神学大全』などが挙げられる。トマスの最大の業績は、キリスト教思想とアリストテレスを中心とした哲学を統合した総合的な体系を構築したことである。かつて 神秘主義的作品 ドイツのマイスター・エックハルト:生前は神秘主義的な著作や言動で知られていた。1326年ケルンで神学者として活動していたエックハルトはその教説のゆえに異端の告発を受け、これに対し「弁明書」を提出。審問を待つ間に、エックハルトは没した。その死後 1329年、エックハルトの命題は異端の宣告を受け、著作の刊行・配布が禁止された。著作は禁書となったが、「弁明書」を中心とした断片が残っており、ヨーロッパでは脈々と受け継がれてきた。 イギリスのノリッジのジュリアン:『神の愛の十六の啓示』(1393年ごろ) スペインの十字架のヨハネ(San Juan de La Cruz):『暗夜』(1580年頃)など多...
  • 天文学とキリスト教
    ... しかし、13世紀の神学者トマス・アクィナスは、当時折り合いの悪かったキリスト教とアリストテレス哲学を調和させ、スコラ哲学を完成させた。 その成果を基にして、天動説的宇宙観をキリスト教に取り入れた作品が、かの有名なダンテの『神曲』である。 ダンテの『神曲』では、地獄の大淵と煉獄山の存在する地球を中心として、同心円状に各遊星が取り巻くプトレマイオスの天動説宇宙観に基づき、ダンテは、天国界の十天を構想した。地球の周りをめぐる太陽天や木星天などの諸遊星天(当時、太陽も遊星の一つとして考えられていた)の上には、十二宮の存する恒星天と、万物を動かす力の根源である原動天があり、さらにその上には神の坐す至高天が存在する。 天国界の構造は以下のように考えられた。 火焔天 - 地球と月の間にある火の本源。焔が上へ上へと向かうのは、この天へ帰らんとするためと考えられた。 第一...
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  • キリスト教と倫理学
    ...オックスフォード大学神学教授で、聖書の翻訳にも従事した。ローマ教皇への重税や教会財産を批判した。 フス(1370~1415) プラハ大学教授。免罪符販売などの教会の堕落を批判する。異端とされて焚刑に処せられる。 サヴォナローラ(1452~1498) ドミニコ会修道士であったが、教会の腐敗と信仰心の堕落とを戒める。1494年には、フィレンツェ共和国の指導者となるも、やがて教皇と対立し、厳粛な姿勢に民衆も反発し、焚刑に処せられる。 ルター ヴィッテンベルク大学神学教授であったルターが、1517年に、95箇条の意見書でローマ教会を批判した。 ルターの思想 「信仰のみ、聖書のみ、万人司祭主義」というプロテスタント思想の基礎をルターは唱えた。 プロテスタントとは、そもそも「抗議する者」の意味で、カトリック側がつけたあだ名が一般化したものである。では、自分たち...
  • 神を見る
    ...個所と相反するため、神学的には、これは文字通り「顔と顔を合わせている」のではなく、友人に語りかけるように親しく語ったことを意味していると解釈される。 天使を見ると死ぬ また、聖書では天使と神を同一視して、天使を見ると神を見たことになるから死ぬという話もあるが、天使を見て死んでいる訳ではない。 創世記32 31 ヤコブは、「わたしは顔と顔とを合わせて神を見たのに、なお生きている」と言って、その場所をペヌエル(神の顔)と名付けた。 士師記6 22-23 ギデオンは、この方が主の御使いであることを悟った。ギデオンは言った。「ああ、主なる神よ。わたしは、なんと顔と顔を合わせて主の御使いを見てしまいました。」主は彼に言われた。「安心せよ。恐れるな。あなたが死ぬことはない。」 士師記13 22 マノアは妻に、「わたしたちは神を見てしまったか...
  • 神のかたち
    ...を排した上で、改革派神学は伝統的にエペソ書4 24、コロサイ書3 10から逆算することによって、「神のかたち」を真の知識・義・聖であるとしてきた。 仮説2:関係的見解 関係的見解とは「人間は特定の関係の中に立つときに神のかたちの中にいる。あるいはそのかたちを現すと言うことができるのであり、それがまさに神のかたちなのである」という見解である 。ブルンナーによれば、神に対する応答的責任関係のなかに人間があり、真の人間性を構成するのは、他者を愛することである。K.バルトによれば、「われわれは人を造ろう」と決意された神によって造られた人間が男と女として造られた点に、神のかたちを見る。 つまり、簡単に言えば、人の精神性こそが神に似せられてつくられたということである。 仮説3:機能的見解 機能的見解とは、神のかたちは人間の行うことの中にあるという見解。被造世界に対する統治支...
  • 天使論
    天使論は神学の一部門であり、天使(御使い)に関する研究である。 キリスト教において天使は主の御使いである 天使は、ヘブライ語ではマルアハ (מלאך ,םַלְאָךְ [mal’aḵ]) という。これは「遣わす」を意味する語根 √l’k の派生語である。 ギリシャ語では、天使 (angel) の語源は「伝令」(messanger) を意味する後期ギリシア語の ἄγγελος (ángelos) である。 天使の性質 旧約・新約双方において、天使が神のお告げを伝える伝令としての役目を負っている場面はいくつも描かれている。また、天使たちは人間が歩む道すべてで彼らを守るよう神から命じられている。(詩91 11) これは主があなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道であなたを守らせられるからである。 天使は全知ではないと考えられ(マタ24 3...
  • カバラ
    ...天使の階級についての神学的考察を行う一派であったと考えられる。 後に創造の書による体系化、ピタゴラス思想の流入などにより神学的考察とは別に宇宙観の考察が始まる。 12世紀ルネサンスの時期に光明の書が発見される。光明の書?には神から発せられる神性によって成立する樹、転生思想などからネオプラトニズムとの習合が指摘されている。 また、少し後には光輝の書も発見される。2世紀の賢者、シムオーン・バル=ヨーハイのものと云われているが、文法の解析からは13世紀頃のものと考えられている。また、創造の書?、光明の書?より思想的にも洗練されているため、これらの前に成立したとは考えられないとされる。 16世紀頃になると、ゲマトリア、ノタリコン、テムラーといった体系が確立され、現在“カバラ”として広く認知されている形のカバラが成立した。 その後、カバラ的な色が強い宗教運動で...
  • 自然科学との関連
    ...ついては、キリスト教神学では昔から気づいていた。古代の教父オリゲネス(185-254年)やアウグスティヌス(354-430年)は、創世記 1 章の一日目に光が現われて昼と夜が生じたことと、太陽、月、星が四日目に造られたこととの間に矛盾のあることを指摘している。彼らは、創造の「一日」を文字どおりではなく、比喩的に解釈していたのである。 このような背景から、アウグスティヌスは非キリスト教徒が持つ自然界についての知識を、キリスト教徒が聖書を元に否定することで聖書そのものまで嘲笑されることを懸念し、学問上の知識と矛盾する場合には聖書を象徴的に解釈することをすすめた。 キリスト教と近代科学 17世紀に生きる人々にとって、自然についての「知」が、神の御業や計画についての「知」に連なるという前提は、自明のことであった。すなわち、17世紀に誕生した近代科学は、キリスト教と密接な関係に...
  • マリア崇敬
    ...のキリスト教もここが神学の一つの中心地となっていた。ところがこの地はエジプトの伝統的な信仰「イシス信仰」の地だった。この信仰はヘレニズム時代からギリシャに受容されてギリシャ文化の地に根付いていた。イシス神とは、我が子ホルス(王権のシンボル)を抱いているイシスは母なるもののシンボルであり、また彼女は死後の再生の神オシリスの妻であり、それ以上にオシリスを生き返らせたのも彼女である。このように、イシスは「再生」への導きの女神となっている。人々がこの「母なるもの」「再生への導き」をキリスト教に求めた時、そこに「イエスの母マリア」を見出すことは不思議ではない。 ギリシャ・ローマ世界においても、彼らは「ゼウス・ジュピター」という男神を主神にはしていたが、日常的には「かまどの女神、ヘスティア・ヴェスタ」を中心に生活の祭儀を行っており、「女神アテネ・ミネルヴァ」を守護神として都市を守り、「女神ヘラ...
  • イエス・キリスト
    ...ついて簡潔に述べる。神学上の「神の子」イエスに関する議論はキリスト論を参照。 名前 イエス イエス・キリストとよく称されるが、名前はイエスであり、キリストとは救世主を意味するギリシャ語である。 イエスの名は、アラム語で "ישוע (Yeshua, イェーシューア)" であり、ヘブライ語ではヨシュア "יְהוֹשֻׁעַ (Yehoshua, イェホーシューア)" に等しい。「ヤハウェの救い」「ヤハウェは救い」「救う者」を意味し、ヨシュア記で活躍するヌンの子ヨシュアと同じ名前である。 イエスや "Jesus" という名は、ギリシャ語名であるイエスス "Ίησοῦς (Iēsūs イエースース、古典ギリシア語再建音)" に由来する慣用名である。 キリスト キリストとは、古典ギリシア語「...
  • パウロ書簡への高等批評
    ...がりのなさは自由主義神学の研究者たちに後世の挿入を疑わせることになる。たとえば6 20-21はシノペのマルキオンに言及しているともみえる内容であり、後代の付加と主張される。 テモテ、あなたにゆだねられているものを守り、俗悪な無駄話と、不当にも知識と呼ばれている反対論とを避けなさい。その知識を鼻にかけ、信仰の道を踏み外してしまった者もいます。恵みがあなたがたと共にあるように。 ただし、これだけでは後代の付加・挿入があったことの証明にはなれども、原文がパウロに依るものかどうかまでは判定できない。実際、西暦95-96年頃に書かれたとみられる『クレメンスの第一の手紙』には。『テモテへの第一の手紙』より引用が見られる。 テモテへの第二の手紙 この手紙は言語的、あるいは思想的に他の二つの牧会書簡(テモテ1、テトス)と異なり、まだ後期のパウロ書簡、特に獄中書簡に似ている。こ...
  • 聖伝
    ...承と別に「諸伝承」(神学、おきて、典礼、信心上の諸伝承)がある。諸伝承は大伝承との照合を受け、(ローマ教皇をかしらとする)教会の教導権の指導のもと、維持・修正・放棄される。 使徒継承の形式的な条件は、使徒ないしその後継者から教会の職に就く者が任ぜられることにある。これを「叙階」「叙品」などと呼ぶ。ここでは使徒にキリストが与えた権威は、後継者らによって継承されていくと信じられている。ここでいう使徒の後継者とは監督、後世の教会用語では主教・司教であって、彼らは複数人で他の主教・司教を任じ、あるいは単独で司祭や輔祭・助祭を任じることができる。その際、先任者が(頭に)「手を置くこと」によって任命がなされ、霊的な力が神から与えられると信じられている。宗教改革以前から存在する教会では、この儀式は機密・秘跡(サクラメント)の一つとされ、神の力が直接に働く神秘であると信じられている。 ...
  • 非キリスト教徒の死後
    過去の神学者らの見解 キリスト教以外に救いはあるのかという問いについて、過去の著名な神学者らは以下のように答えている。 人は思い違いをしてはならない。この家の外、つまり教会の外では誰も救われない。(オリゲネス、没 254 年) 誰もカトリック教会の他には救いを見出すことはできない。カトリック教会の外に、人はすべてのものを見出すことができ るだろうが、救済を得られることはない。(聖アウグスティヌス、没 430 年) 教会の外では救済への参入は存在しない。(トマス・アクィナス、没 1274 年) キリスト教の外にいる者、すなわち異教徒、トルコ人、ユダヤ人あるいは偽キリスト教徒は、唯一の真なる神を信じている 場合も、それでも永遠の神罰と地獄にとどまる。(ルター、没 1546 年) それゆえわれわれは、創造の理由において神に属するすべての非キリスト教徒たちに、彼(イエス・キリスト)を...
  • 聖霊論
    ...裂に至った。正教会の神学者ウラジーミル・ロースキイは、フィリオクェ問題を東西教会の分裂の根源的かつ唯一の教義上の原因であるとしている。 「異端」とされた考え 以下の考えは正統派より異端とされている。 三神論(聖霊は「三つの神のうちの一つ」) 聖霊は一様式(mode)もしくは「一つの『役』」 聖霊の神性は比較的劣っている 聖霊は神ではない
  • 占いとキリスト教
    ...頃)は、キリスト教の神学と和解させることが可能な範囲の占星術を認めていた。アクィナスは、占星術を天の星が地上の事物へ物理的な影響を与えるという意味での「自然占星術」と、個人の運勢を判断する意味での「判断占星術」とに分け、前者を肯定し後者を否定するという考えを見せた。この時代は天文学と占星術が不分離だったためでもある。そして結果的には、ニュートンの万有引力の法則の発見などにより、「判断占星術」を避けたこの判断は正しかったことがわかったのである。詳細は天文学とキリスト教を参照されたい。
  • 考古学的推察
    ...「強固な抽象的一神教神学」は、ユダヤ人のものと、エジプトのアクエンアテンの唱えたアテン信仰の二つしか知られていない。アクエンアテンの方は歴史的に確実であり、「出エジプト記」の主張する年代は、アクエンアテンの敗北と、アマルナ革命の失敗の時期とほぼ重なっている。また、アテン賛歌がアマルナに残っているが、この讃歌と、『旧約聖書・詩篇』のなかの或る種の古い讃歌(104章)は、様式がそっくりである。ユダヤ人のヤハウェ讃歌を、アクエンアテンが採用したとは考え難く、反対に、ユダヤ人がアテン讃歌を取り入れたと考えるのが自然である。文学作品の様式的な一致はかなり強固な証拠であり、また、年代的に、事件のできごと経過からして、ユダヤ人の一部がかつてエジプトにいたことがあり、アクエンアテンのアテン一神教神学の影響を受けたということは、ほぼ考古学的事実として認められる。 また、最近の研究ではモーセとは...
  • ヨハネによる福音書
    ... 4-5世紀の神学者ヒエロニムスらは、使徒ヨハネとは別人の長老ヨハネが『ヨハネの手紙二』と『ヨハネの手紙三』を書いたとの見解を示した。すでに、『ヨハネの手紙一』と文体が異なることが知られていたからである。 高等批評では、ヨハネの作ではなく、そもそも執筆者は複数であると考えられている。そして筆者らのグループは、少なくともマルコ福音書とルカ福音書を知っていたはずだと考える。詳細はヨハネ福音書への高等批評を参照されたい。 特徴 第四福音書と呼ばれる「ヨハネによる福音書」はもっとも遅く書かれた福音書で、共観福音書のような十字架贖罪死による救いを中心テーマとするものではない。「ヨハネによる福音書」は、十字架上でイエスが死んで神のみもとに戻りそこからイエスが送る「助け主」なる聖霊の導きで、「イエスは神によってそのひとり子なるキリストとしてこの世に遣わされた」と信じることによ...
  • キリスト教と自然法
    ...トマス・アクィナス『神学大全』第2部の1第97問題第3項 自然法ならびに神法は神的意志から発出するものであるから、人間の意志から発出するところの慣習によっては改変されえないものであり、ただ神的権威によってのみ改変されることが可能である。したがって、いかなる慣習といえども神法や自然法に反して法たるの力を獲得することはできない。 トマス・アクィナス『神学大全』第2部の1第95問題第2項 ここからして、人間によって制定された法はすべて、それが自然法から導出されているかぎりにおいて法の本質ratio legisに与るといえる。これにたいして、なんらかの点で自然法からはずれているならば、もはやそれは法ではなく、法の歪曲coruptio legisになるであろう。 グロティウス 国際法の父と呼ばれるグロティウスは、各市民国家間の平時および戦時の合理的かつ非実定的な...
  • キリスト論
    キリスト論はキリスト教の教理・教義、また神学の細目の一。三位一体の第2位格である子イエス・キリストはどのような存在であるかの定義、付随して先在、受肉、公生涯、十字架、復活、昇天などのキリストに纏わる事象や行為の意味などをキリストとの関わりにおいて考察する神学分野。 旧約聖書に預言されたキリスト 旧約聖書に預言されたキリストは、旧約聖書においてキリスト(ヘブライ語でメシア)のことを指し示していると、伝統的解釈において指摘されている預言である。 原福音(創世記3 15) アダムとエバが楽園を追われた時、神はこのように言った。 創世記3 14-15 主なる神は、蛇に向かって言われた。 「(略) お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に わたしは敵意を置く。 彼はお前の頭を砕き お前は彼のかかとを砕く。」 「お前」が「蛇」、「女の子孫」が「キリ...
  • 聖書とクルアーンの関係
    ...述)の信仰はイスラム神学において重要な位置を占めている。 ムスリムから見ればキリスト教の福音書は、改造されたものに思える。 キリスト教徒にすれば福音書は信頼に足るものであり、クルアーンは後発であり、捏造された外典に思える。 どちらの宗教もイエスの処女懐胎を信じるが、クルアーンと聖書とでは記述が異なる。 比較 トーラー(モーセ五書)の内容 聖書 クルアーン アダムとエバ 創2 4-4;1 2 30-39, 7 19-27, 20 115 カインとアベル 創4 1-16 5 27-32 ノアの方舟 創6 5-9 29 11 25-48, 7 59-64, 10 71-73, 23 23-28, 26 105-121, 54 9-16, 71 1-28 アブラハムへの子の約束 創18 1-15 11 69-74, 15 51-56, 37 102-109, 51 24-30 アブ...
  • キリスト教系新宗教
    ...チャン・サイエンスは神学や哲学的要素よりも信仰療法に重きを置いた特異な宗派であり、その名前と異なり、宗教でもなければ科学でもないという批判がある。 その他 聖神中央教会 聖イエス会 キリストの幕屋(原始福音)(神道とキリスト教を融合) イエス之御霊教会 道会(儒教・道教とキリスト教を融合) ニューソート 人民寺院 ユニティ派 ユニテリアン主義 ユニテリアン・ユニヴァーサリズム
  • キリスト教と同性愛
    ...ているのであり、何ら神学的な根拠に基づいていないため、「なぜ自然でないのか」「何を以て自然であるのか」「何をもって恥ずべきなのか」という説明は皆無である。パウロは神ではないため、神学上の根拠なしに「パウロが否定するから認められない」という帰結にはなりえない。 そもそも、ここでパウロが指摘しているのはいわゆる「神殿男娼婦の腐敗」であり、「同性愛一般への否定」ではないという意見も存在する。 なお、福音書には、イエスが同性愛を否定したとする記述は見られない。 パウロの言葉は必ずしも正しくない また、パウロが非常に男尊女卑的な思想を持っていたことも知られている。(1コリント11 3) ここであなたがたに知っておいてほしいのは、すべての男の頭はキリスト、女の頭は男、そしてキリストの頭は神であるということです。 それどころか、女性には発言権すらないと述べて...
  • 悪霊論
    悪霊論は神学の一部門であり、悪霊に関する研究である。これは天使論に密接に関連しており、サタンとその悪霊(悪魔)について、彼らが何者であり、どのように人間を攻撃するかといったことを研究する。 サタンの登場場面 キリスト教では、旧約聖書の『創世記』3 1-15、『第一歴代誌』21 1、『ヨブ記』1 6-12、2 1-7、『ゼカリヤ書』3 1-2に悪魔としてのサタンが登場していると解釈される。 新約聖書にもサタンは多く出てきており、マタイ4 1-11、ルカ10 18、19、ヨハネ13 2、27、第一ペテロ5 8、黙示録12章、13 1-4、20:1-3、7-10などがある。 ヨハネの黙示録12 9、20 2ではイヴを誘惑した蛇を「年を経た蛇」と呼んでいて、サタンと同一視している。 サタンの意味 一般名詞としてのサタン 旧約聖書においては、古い時期においても既に"...
  • ルカによる福音書
    ...していること、ルカの神学とキリストの精神に調和していること、さらに、使徒教父であるイグナティオスの『エフェソ人への手紙』に現れることから、伝統的に正当性が認められている。(なお、同じ個所でペテロの手紙一2 23からの引用がある。) イグナティオス『エフェソ人への手紙』10章、563-565 我らの親切さによって我らに彼らを兄弟にさせなさい。汝らは汝らを憎しむ者へそう言うからこそ、汝らは、主の名が賛美されうる我らの兄弟なのです。また我らに主を真似させなさい。「ののしられてもののしり返さなかった。」彼(主)は磔にされたとき、彼(主)は「苦しめられても人を脅さなかった」とは答えませんでしたが、彼(主)の敵らのために、「父よ、彼らをお許しください。自分が何をしているのか知らないのです。」と祈りました。 http //www.tenryo.net/old/Luke01....
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