ロトム

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ロトム - (2019/06/26 (水) 10:53:23) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/18(木) 11:49:14
更新日:2023/07/30 Sun 01:42:38
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479 DPt お化け くさ こおり ひこう ふゆう ほのお みず もりのようかん オーキド博士 ゲーフリのお気に入り コメント欄ログ化項目 ゴースト スマホロトム タイプチェンジ トリック ドローンロトム ハーフチェンジ フォルムチェンジ プラズマ ポケモン ポケモン解説項目 マスコット マックスウェル・パワーズ マリナ・アイコルツ ロト6 ロトム ロトム図鑑 個性的なタイプ 初音ミクコラボ 固有複合x2 堀内賢雄 山下大輝 性別不明 浪川大輔 無進化ポケモン 第四世代 荒れ果てホテル 雨パ 電化製品 電気/ゴースト固有複合 電気/水複合 電気/氷複合 電気/炎固有複合 電気/草複合 電気/飛行



■データ


全国図鑑No.479
分類:プラズマポケモン
英語名:Rotom
高さ:0.3m
重さ:0.3kg
タマゴグループ:不定形(性別不明)

HP:50
攻撃:50
防御:77
特攻:95
特防:77
素早さ:91
合計:440

努力値:特攻+1、素早さ+1


弱点:じめん/ゴースト/あく
半減:でんき/ひこう/むし/どく/はがね
無効:ノーマル/かくとう/じめん※「ふゆう」の効果

特性:ふゆう(地面タイプの技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」が無効)

  • 種族値(フォルムチェンジ後)
HP:50
攻撃:65
防御:107
特攻:105
特防:107
素早さ:86
合計:520

タイプ:でんき/(ヒート:ほのお、ウォッシュ:みず、カット:くさ、フロスト:こおり、スピン:ひこう)

特性:ふゆう


■概要


プラズマでできた体を持ち、その体であらゆる電化製品に潜り込んでいたずらをする。
特殊なモーターを動かす動力源として研究されたこともある。
名前の由来は「motor」を逆から読んだもの。名前の付け方の点では「アーボック」(cobraの逆読み)に近い。


■ゲームでのロトム


例の屋敷のテレビに潜み、調べると戦闘になる。
戦闘時のBGMは伝説戦と同じものだがタマゴ生産が可能。
おそらくはカビゴンウソッキー辺りと同じ扱いなのだろう。

XYでは荒れ果てホテルのゴミ箱に 火曜日だけ 出現する。
時々フォルムチェンジしたまま登場することもある。

色違いはまるでスポイトの乳首のよう。


プラズマポケモンでゴーストとあるのでなんでもプラズマで説明しようとするあの人をネタにしている節がある。
ロトムの特徴は、個性的なタイプの複合に加え、不思議な鍵やシルフカンパニー等でフォルムチェンジが出来ること。
これにより電気/ゴーストでありながら、地面ドラゴン等をカモにすることや、特性により実質弱点2つと恵まれた耐性から耐久型も出来る。

が、DPにはフォルムチェンジのデータが無い関係上Wi-Fi対戦やバトレボではフォルムチェンジが解除されてしまい、
フォルムチェンジを使えるにはワイヤレス対戦のみとボッチ涙目な仕様となっていた…

が、第5世代であるBWからWi-Fi対戦でのフォルムチェンジ形態の使用が可能となった。
しかもフォルムチェンジ時にゴーストタイプからそれぞれの技タイプへと変化するようになった。

この事に関しては、フォルムによっては弱点1と恵まれたり弱点増加や特性と被ったり一長一短ではあるが、
特攻の上昇に加え、2倍弱点のポケモンに対し、タイプ一致で技が撃てるようになった点では大きな魅力だといえる。

SMでは今までのロトムに加え、「ロトムずかん」として登場し主人公の冒険をサポートする。
詳しくは別項へ。


■対戦でのロトム


フォルムチェンジ前後共に個性的なタイプの複合であり、種族値も無駄が少なく万能。
HPが低い以外は耐久寄りにバランスが良い為耐久型、アタッカー型、補助型全て行える。
但し自力習得技は全体的に貧弱または微妙である為、大半をフォルムチェンジ専用技・技マシン・教え技に頼る事になる。
無駄がないとは言っても数値不足を痛感しやすい器用貧乏タイプの能力であり、こだわり系アイテムやHP回復系のきのみなどを持たせて汎用性を上げるのが重要。

電気の通らない地面タイプにドラゴンタイプとフォルム(めざ氷で処理することが多い)を変えるだけで対応出来る範囲がガラリと変わるので、
パーティに応じて穴を埋めるような働きができる。

また、通常フォルムがフォルムチェンジ版の劣化というわけではないため、そのまま戦うことも十分可能。
特攻や耐久力は落ちるが素早さでは勝り、攻撃技や「おにび」や「トリック」等の補助技を先制で撃つ機会も増やせる。
ゴーストが付与されることで通りの良い「シャドーボール」も威力120で使用でき、ノーマル格闘技も無効となる。

ただし、素早いと言っても激戦区の100族を超えていないため、過信は禁物。
またフォルムチェンジ技以外では攻撃範囲を増やす技が乏しいので「めざめるパワー」を粘り範囲を増やす必要がある。

ウォッシュロトム(洗濯機)ランターン同様のでんき・みずタイプ
特性のふゆうも相まって弱点がくさタイプ一つしかなく、軽い為「くさむすび」は苦にならない。
限定技の「ハイドロポンプ」もでんき技の欠点である「じめんタイプに通らない」をバッチリフォローできる。
雨パに投入すれば水技の火力強化と「かみなり」の必中化と一致技を両方強化することも可能。
攻め・守りどちらにおいても強い為、ロトムのフォルムチェンジの中では一番使用率が高……
……かったのだが、電気タイプが幅を利かせる環境では電気等倍は地味に痛く、使用率トップは下記のヒートに譲っている。

ヒートロトム(オーブンレンジ)は唯一のでんき・ほのおタイプ
組み合わせ的にじめんタイプに滅法弱いが、「ふゆう」でこれを完全にフォローしている。
かたやぶり」や「じゅうりょく」持ちは帰れ。特にそこのモグラ
限定技の「オーバーヒート」はドロポンと比べると相性補完としては少し微妙だが、やはり攻めで強い炎威力130は偉大。
攻撃的なほのおタイプを併せ持つ事からも分かるとおり攻め重視のフォルム。
しかし電気、氷タイプを半減するのでボルトロスサンダーライボルトなどの電気ポケモンに強く、守りも含めたサイクル性能も何気に高い。
もちろん補助も可。ウォッシュと比べて技の一貫性が劣るのでこだわり系アイテムを持たせ辛いが、気にする程ではない。
第6世代ではウォッシュに首位を譲っていたが、第7世代では環境変化でウォッシュが勢いを落とした為、採用率はFCロトム中トップに躍り出た。鋼やフェアリーに滅法強いのも評価点。

カットロトム(草刈り機)は唯(ryのでんき・くさタイプ。
くさ技は限定技の「リーフストーム」1本であり、威力は優秀だがオバヒ同様連射が利かず、しかもこちらはくさ技自体の通りが悪いので魅力に乏しい…
…というのは第5世代までの話で第6世代では粉や胞子が無効という利点を獲得。電気タイプの麻痺無効と合わせて状態異常に対してかなり強くなった。
くさタイプらしく守りを重視したフォルム。何気に型破られてもじめん等倍だったりする。使用率はFCロトム中3位。

フロストロトム(冷蔵庫)は(ryでんき・こおりタイプ。
限定技は「ふぶき」。弱点は突きやすいが命中不安。
一方で脆弱なこおりタイプの耐性の影響を受けた結果、弱点3耐性3(特性による無効1)と異様に平坦な耐性。サイクル戦には向かない。
とは言え元々氷技への依存度が高い電気タイプとして見ればめざパ厳選をしなくてもいい利点はある。
限定技が唯一の全体攻撃である為、どちらかと言うとシングルよりダブル・トリプルを意識した戦術になる。相方は大体ユキノオー
でんき技よりもふぶきぶっぱ率がどうしても増える一芸特化タイプ。使用率はFCロトム中4位…と言うより最下位が酷いだけだが。

スピンロトム(扇風機)はでんき・ひこうタイプ。
タイプは優秀な方なのだが、このフォルムになっても特性は「ふゆう」のまま。完全に死に特性である。さらにふうせんを持たせて徹底的に浮かせよう。まあ型破り持ちに貫通されないというメリットはあるが……。「うちおとす」で両方まとめて消えちゃうのは内緒
そして限定技はこれだけ何故か威力75の「エアスラッシュ」と異様に貧弱。
一応電磁波エアスラができるのだが、それはトゲキッスエモンガでもいいわけで…ぶっちゃけライバル多すぎ。
扇風機モチーフなだけにBWで初登場していれば飛行特殊最強技の「ぼうふう」が貰えていただろうに残念でならない。それ以前に問題山積みだが
一応でんき/ひこう組の中では唯一「トリック」や「おにび」を使えるが、上記の通り浮遊の存在やエアスラとの相性の微妙さからひこうの恩恵自体が薄い。
トリプルバトルでは準伝の同タイプ組が特殊飛行技を対面に撃てないため局所的な利点がなくもなかったが、そのトリプル自体が廃止されてしまった。
多量の愛が無ければまず優先されない愛玩タイプ。そろそろぼうふう下さい。
お察しの通り当初から使用率はFCロトム中最低…どころか最近はノーマルフォルム含めてなお最下位まで転落。差が詰まるどころかますます扱いがひどくなった。

技候補


●10まんボルト/かみなり
安定してダメージを与えられるタイプ一致技。かみなりは命中不安。

●シャドーボール
フォルムチェンジ前ならタイプ一致で撃てる。
強力なゴーストポケモンも増えたので需要が上がりぎみ。

めざめるパワー
ロトムの場合フォルムチェンジである程度範囲を変えられるので粘るよりそのタイプによってフォルムを変えるのも手。
草/炎で対抗しにくい氷、水の場合呼びやすい草に刺さる炎等がメジャー。

●でんじは
後続に繋ぐ技。
自身もなかなか素早いので先手で撃ちやすい。

●おにび
物理アタッカー潰しに。
耐久型の場合、うんざりするほど固くなる。炎には通らない為耐久上昇を捨てて稀に「どくどく」にする事も。

トリック
こだわり系を渡しての嫌がらせや、タイプ変化を利用した「かえんだま」の引き渡しも面白い。

●いたみわけ
素早いので割と先制出来る。
ダメージを与えつつ回復できるので、火傷や毒状態にしておくと相手のHPをゴッソリ削ることも。

みがわり
相手の状態異常技を回避でき、「いたみわけ」と併用すると低コストで居座りやすくなる。

●ボルトチェンジ
思考停止で打っても強い一致特殊の交代技。
地面を呼び、交代出来ないことがあるのが難点。
ウォッシュやカットなら地面は敬遠されるので使いやすい。


探検隊でのロトム


通常ダンジョンにおいてもレベル1ダンジョンにおいても最強クラス。

ステータスの伸びが素晴らしく、レベルアップも早く、壁抜けが出来て、貴重な行動阻害技も覚え、全体技も二個覚え、基本技も物理特殊で一個ずつ……
タイプ相性の無効が大幅減に軽減されているためノーマル技や格闘技が当たるようになったが、
こちらも地面に電気技が効く様になっているのでとんとんと行ったところ。
しかも特性による地面無効はそのままのため、地面ポケモンは下手をすれば本家以上のカモとなる。
ポケモン世界広しと言えど、電気ポケモンに電気技で一方的に嬲り殺される地面ポケモンが見られるのはここぐらいだろう。
紙という欠点のあるフワライドとは違い、非の打ち所がないスーパーなキャラである。

特に『空の探検隊』で追加された理不尽な仕様満載(罠チェック不可など)の運命の塔は壁抜けゲーとされており、ロトム一強説が広く支持されている。

そして『空』発売によるロトム一強説の流布と同時に、プラチナではフォルムチェンジを会得。
(限りなくトップに近かったユキトドに強い)ヘラに圧倒的に強く、
メガネ流星群1.5耐えに調整しCに振らないのにメガネシャドボでラティを返り討ちする、あのロトムが蔓延し始めたプラチナ時代である。

『超』ではつながりオーブの依頼をこなせば仲間になるが…

かくして、本家でも、不遇ポケモンの逆襲の場とされたポケダンでも暴れ回るロトムの図がしばらく続くのであった……


■ポケモンスクランブルでのロトム


低確率で出現。フォルム違いは
ヒートロトム:ロトム、ブースター
ウォッシュロトム:ロトム、シャワーズ
スピンロトム:ロトム、サンダース
カットロトム:ロトム、リーフィア
フロストロトム:ロトム、グレイシア

以上の組み合わせで別れるとフォルム違いが新たにやってくる。しかしうまいこと組み合わせを考えたもんだ。
スーパーではロトムが大量に出現する隠しステージで全フォルムを入手可能。


■アニメでのロトム


DP編ではミオシティのもりのようかんに住んでおり、フォルムチェンジを活用してサトシ達に様々なイタズラを仕掛けた。

ベストウィッシュ・シーズン2オーキド博士がゲットした。
X・Y編の『オーキド博士のポケモンホロキャスター』にも毎回登場している。

サン&ムーンではレギュラー化を果たしサトシの第二の相棒となっている。



ロトム「プラーズマー!」

ロトム「オラ!追記修正をしろ!」
バリバリ!

wiki籠り「やめたげてよお!」

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