アスラン・ザラ

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アスラン・ザラ - (2024/02/11 (日) 21:58:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/04/22 Thu 21:53:46
更新日:2024/05/01 Wed 15:19:37
所要時間:約 12 分で読めます


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FAITH SEED_DESTINY SEED_FREEDOM SEED_FREEDOMのFREEDOMを担う男 SEEDを持つ者 ∞ジャスティスガンダム おねがいティーチャー おもしれー男 こいつが一番FREEDOM ここ一番でしか活躍できない男 ずっとスタンバってました なぐりあい宇宙 めんどくさい男 もう一人の主人公 やはりアスラン・ザラが最強か… やりたい放題 アスラン アスラン・ザラ アスラン様 アレックス・ディノ アークエンジェル インフィニットジャスティスガンダム弍式 イージスガンダム オーブの紅い閃光 オールハイユウ ガンダム ガンダムSEED ガンダムライバルキャラ ガンダム界の橘朔也 クルーゼ隊 グフイグナイテッド コズミック・イラで最も自由なコンビ コズミック・イラで最も自由な男 コミュ障 コーディネイター サプライズズゴック理論 ザクウォーリア ザフト ザラ隊 シリアスな笑い ジャスティスガンダム スピンオフ主役 ズゴック セイバーガンダム セクシーコマンドー チート ヅラじゃないザラだ! デザイナーベイビー トゥ!ヘアー!! ネタが多すぎてタグに困る項目 ネタキャラ モテモテ ライバル リア充 ロールキャベツ 万能超人 主人公に勝ったキャラ 使いづらい装備すら使いこなす男 女難 妄想 幼馴染 強敵にしか勝てない男 所要時間30分以上の項目 搭乗機クラッシャー 最強 本当は優しい人 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 残念なイケメン 毒親育ち 特務隊 生え際 石田彰 破廉恥な妄想 翠眼 肝心な時にしか役に立たない男 脱走兵 自爆 苦労人 苦悩の連続 裏切り者 親友 赤服 迷いが無ければ強い 錯乱 青髪 頭FREEDOM 風見まほ




俺が…お前を討つ!




CV:石田彰
人種:コーディネイター
誕生日:C.E.55年10月29日
星座:さそり座
血液型:O型
年齢:16歳→18歳
身長:170cm→174cm
体重:63kg→60kg
髪色:藍
瞳:エメラルドグリーン
趣味:電子工作、自爆
好きな食べ物:ロールキャベツ、桃
出身:プラント・ディセンベル市
階級:赤服→特務隊FAITH、オーブ連合首長国国防軍統合参謀本部所属一等陸佐→准将→オーブ軍中佐→オーブ軍一佐(ターミナルに出向中)

搭乗機
+ 以下『SEED FREEDOM』のネタバレが含まれているので注意


目次



概要

第二世代コーディネイター。
『SEED』『DESTINY』両作品共にメインの主人公ではないが、物語上では第二、第三の主人公とされており、公式ビジュアルではキラ・ヤマトシン・アスカと並んで描かれることが多い。
また、『DESTINY』のスペシャルエディションはアスラン視点から物語を再構成したものとなっており、事実上の主人公扱いである。

ちなみに乗機は∞ジャスティス以外全部爆散or大破している。
  • イージス→上述の通りストライクに組み付いて自爆。
  • ジャスティス→ジェネシス内において自爆。
  • ザクウォーリア→借りた機体。半壊状態で大気圏突入した為ボドボドに。
  • セイバー→キラにより達磨
  • グフイグナイテッド→盗んだ機体。デスティニーのアロンダイトにコックピット横を貫かれて爆散。
『DESTINY』でザフトに正式復隊して以降、オーブ側に寝返ってからも紫色のヘルメットを使用しているが、これは演出上の都合によるもの。
ザクウォーリア搭乗の際、黒系の髪に赤のヘルメットはシンと見分け難かった為、ヘルメットの色を変えて判別を容易にしたとスタッフが説明している。


人物

運動能力抜群な上に頭脳明晰なのだが、女性に対しては鈍感。
基本的には穏やかな人格*1で戦争を嫌っているニコルと仲が良かったのも性格の合致故と思われる。
そんなところがウケるのか、主人公トリオの中では間違いなく一番モテるため、
ザフト時代を含む経歴の華やかさもあって、周囲からはプレイボーイの様に見られる事もある。

しかし、実際のアスランは、自分の考えを表に出したり想いを伝えるのが苦手で、無用な衝突が生じる事もしばしば。
特に、人間関係を構成するうえで大切な相手の気持ちや考えを察するということが致命的に下手。
決して無神経と言うわけではなく、寧ろ相手のことを思っての発言が多いのだが、大半が相手の地雷を踏んだものになってしまっている。
イザークシンから嫌われていた要因はこの点も大きい。
嘗て婚約者だったラクス・クラインに対して、自分が作ったハロを一度プレゼントしたら喜んでくれたからと、
ひたすらハロを作り続け、気付けばクライン家の庭がハロで溢れ返る話等から、
娘が成長した後になっても小さい子供の頃に好きだった菓子をひたすら土産として買い続ける父親の様な不器用さが窺える。
実直な人柄故に基本的に「良い人」という評価は得るものの、持ち前の責任感の強さが裏目に出て、何かあるとすぐさま謝って黙り込んでしまう悪癖がある。
逆に「~でなければならない」という固定観念に囚われがちで、相手の行動を非難する際は感情的になって一方的に捲し立てることが多く、反発されやすい*2
プレイボーイに見られることもほとんど外見や評判(能力)によるものであって、ナンパどころか自分から女の子にコナをかけること自体なく、
『DESTINY』でミーアに夜這いをかけられた際には、(そんなことをされると思わなかったのもあるだろうが)凄まじく動揺していた。
この通り、手先は器用だが人付き合いに関してはとにかく不器用である*3

両タイトルの主人公であるキラ、シンと比べると、この二人は多少悩みながらも一度決めた道からあまりブレないのに対し、アスランはとにかくブレる。
周りを巻き込みながら悩みに悩んで答えを出し、その後も「これでいいのだろうか」と、とにかく悩む。まだ若者と言える年齢なので仕方ないと言えばそうなのだが。
ただし、これに関してはキラやシンと比べて目的意識に対して微妙な立場であることや、悩んでいる間にも情勢が悪い方へ悪い方へと急激に変化していっていることが強く影響している。
戦争をやめさせるために動きたいのに動けなくなってしまったことが主な原因であるため(他にも要因がいくつもある)、特別優柔不断というわけではなくむしろ目的のために必要とあらば軍を脱走するほどに決断力はある*4


パイロットとして

悩みが強い間は本来のパフォーマンスを発揮できないのか、イマイチ活躍に恵まれないが、逆に悩んでいない時はとんでもない強さを発揮する。*5
我流で覚えた操縦技術とセオリーを無視した強引な立ち回りで隙なく立ち回るキラと異なり、こちらは正規の訓練を受けているため器用な立ち回りで隙をなくす傾向にある。
キラに負けず劣らずの強引な立ち回りもあるとはいえ、あくまでも状況に応じた選択肢にすぎない。
この器用さのおかげで、オーブ近海オノゴロ島沖の戦いでは即席でコンビを組んだにもかかわらず抜群のコンビネーションを見せていた。

ただ、パイロットを率いる隊長、の視点から見るとあまり良い隊長とは言い難い。
『Destiny』でミネルバでのMS隊長を任された時は
  • 相方のシンを数に勝る敵に対峙させながら、うまく連携や攪乱を始めとした援護が出来ていない*6*7
  • シンが問題行動を起こした時に落ち度を上手く理解させる事が出来ず、却って反発される
  • 敗戦時に部下をケアしなければいけない立場にも拘らず、自分の悩みに拘って逆に部下達に心配される*8
と部下の人心掌握を出来ていたとは言い難く、フリーダムを撃墜したシンの挑発に乗って暴れた際に
シン「それとも俺が討たれりゃ良かったとでも言いたいんですか!? アンタはッ!!」
と部下へのケア不足や積み重なった不信を爆発させられている*9*10
特にシンに関してはアスランが脱走した時に本気で悲しみ、撃墜した事で多大な心労を溜め込んでしまった事から、本心からアスランを嫌っていた訳ではなかったからこそ、援護の不徹底や戦闘後の部下のケア不足に余計に腹を立てたとも解釈出来る。


活躍

『SEED』

物語の主人公キラ・ヤマトとは同じ幼年学校に通った幼馴染。プラント生まれだが、父の命で中立地帯のコペルニクス市(月の都市)に住んでいた。
ヤマト家とは家が近く、またザラ家は父がプラント本国に居り、母は植物科学者で家を空けがちだったため、ヤマト家に居る時間も多かった。
好物のロールキャベツも母が作ったキャベツをキラの母カリダが調理してくれたものを指している。

地球連合とプラント間に開戦の気運が高まったため13歳の時に、父親のパトリック・ザラの判断でプラントへ帰国。
しかし、母親であるレノアが血のバレンタイン事件で巻き込まれ死亡してしまう。
この事をきっかけに、軍人として平和の為に戦う事を決意する。

コーディネイターの中でも優秀な能力を持ち、士官アカデミーをトップ成績(MS戦・ナイフ戦・情報処理1位、射撃・爆薬処理2位、総合成績1位)で卒業。
無口で本心を語らない所がある為、当初は直情的なイザーク・ジュールや皮肉屋のディアッカ・エルスマンとは折り合いが悪かった。

へリオポリスで開発されていたガンダム強奪の作戦に参加し、首尾よく潜入するも、その最中に偶然幼馴染のキラと再会。
突然の再会に互いに驚くも、語り合う時間もなければそんな事をしている場合でもないので、すぐにイージスを奪取してその場を退散。
帰還して直ぐにイージスで出撃したアスランは、明らかにナチュラルの操作とは思えないストライクの動きを見てキラが乗っていると直感し、
説得を試みるも、戦闘の余波でヘリオポリスが崩壊してしまった為に帰還を余儀なくされ、説得にも失敗する。
その後、アスランが所属するクルーゼ隊にアークエンジェルの追討任務が課された事で、何度もキラの駆るストライクと戦う事になる。

キラと戦わなければいけない現実を受け入れたくなかった事もあり、アスランは何度もキラを説得するが失敗し続けたが、
そんな中、ストライクとの戦闘中に自身を庇って中破状態のブリッツで乱入したニコル・アマルフィが、
突然の乱入・攻撃に驚き、反射的に応戦してしまったストライクの対艦刀がコクピットに直撃して戦死してしまう。
幼馴染に拘る余り、弟の様に仲良くしてくれていた同僚を死なせてしまったアスランは、ニコルの為にもキラを討つ事を決意。

そして、オーブ近海のオノゴロ島付近で、遂にキラのストライクと本気でを交える事となる。
当初は様々な要因で迷いが生じていたキラのストライクを、迷いを振り切って戦うアスランのイージスが攻め立てるような展開だったが、
キラの援護に現れたスカイグラスパーを撃墜し、搭乗していたキラの友人であるトール・ケーニヒを殺してしまった*11事で、
友人を殺された怒りでキラはSEEDを発現させ、先程までとは打って変わって凄まじい猛攻を仕掛けるストライクにイージスが圧されていく。
しかし、キラと自身が墜としたスカイグラスパーのパイロットの関係性も、キラの持つ「SEED」の事も知らなかったアスランは、
突如として激化したストライクの攻撃を「キラが本気を出したため」と受け取って、それまでキラに手加減されていたと誤解してしまい、
手加減されていた事と、本気を出した途端手も足も出なくなった事への怒りと屈辱、ニコルを殺された憎しみなどから感情を爆発させ、キラと同じくSEEDを発現。
劇中初となる、SEEDを発現させた者同士の壮絶な死闘を繰り広げ、最後はイージスで組み付いてスキュラ砲を浴びせようとした所でエネルギー切れとなったが、
尚も諦めないアスランは、組み付いた状態でイージスを自爆させる事でストライクを倒したのだった。

自爆の際に脱出したため一命を取り留め、海岸で気絶したところを、少し前に立場の違いを超えて交流があったカガリ・ユラ・アスハ(仲間のキラを捜索していた)に発見される。
周囲からは両パイロットの生還が絶望視されている状況でアスランだけが見つかった為、最初は彼女から憎悪と怒りを向けられたものの、
彼女の言葉で「自分がキラを殺してしまった」事を実感したアスランは、激情のままに彼女にこれまでの経緯を涙ながらに語り、
「嘗ての親友同士が殺し合う憎しみの連鎖の恐ろしさ」と「誰よりもアスラン自身がキラの死を嘆き、悼んでいる」ことを実感したカガリから、
「もう誰も死んで欲しくない」という言葉と自身の護り石を託された事で、憎しみに囚われていた自分を顧みる事になった。

その後ザフトに戻るとストライクと刺し違えた功績を讃えられ、ネビュラ勲章を獲得し、特務隊FAITHへ昇格する。
更に最新鋭機であるジャスティスを受領し、ラクス暗殺(勿論、他にも部隊が動いている)やフリーダムの奪還或いは破壊を命じられるも、
キラが生きているという衝撃と彼が地球連合にもザフトにも与せずに戦争を終わらせる為に動いている事や、
カガリから託された言葉と護り石の事もあり、「自分は本当は何と戦うべきなのか」について改めて考えながら地球に降下した後、
独断でオーブを護るべく連合の三馬鹿生体CPUが駆る連合の最新鋭機と戦うフリーダムの援護に入り、相手を撤退へと追い込む。
戦闘後、改めてキラと再会し、彼と「憎しみの連鎖を続けてはいけない」という想いを共有して和解。
以降はキラやその仲間たちと共に、連合にもザフトにも与せず、戦争を終わらせるために戦うことを決意する。

結局オーブは奮戦及ばず陥落することになってしまったが、ウズミ・ナラ・アスハを始めとしたオーブ上層部の意向でアスランはキラ共々、アークエンジェル・クサナギと陥落寸前に宇宙に脱出。
アスランはパトリックを説得すべくジャスティスをキラ達に預けて一度プラントに戻るも、既にナチュラルへの憎しみに染まっていた父は息子の言葉に耳を貸さず、
ジャスティスをどこかに置いてきた事を反逆と捉えられて拘束され、クライン派の手引きで救出された後はキラや決起したラクスたちと共に、エターナルのクルーとして父とも戦うことになった。

以降は三隻同盟の主力の一人として、プラントへの核攻撃をキラと共に防いだり、ジェネシス破壊を成功させたりと活躍。
かつての上官であるアデスを間接的に殉職させてしまったり、和解できないまま父と死別したりと悲劇にも見舞われたものの、
嘗ての上官のラウ・ル・クルーゼが目論んだ地球とプラントの絶滅戦争という、決定的な破滅の回避に貢献する事となった。

なお、キラと和解して後の三隻同盟に参加後、上述のように一度プラントに戻ってから再度合流したため、
意図せずザフトの軍服とパイロットスーツを活動拠点へ持ち込むこととなり、最初こそオーブの技師服を着ていたが、
再合流後はエターナル艦内ではかつてのザフトの赤服を纏い、戦闘時にもザフトの赤いパイロットスーツを用いていた。

また、様々な状況の変化で婚約が破棄された事や、元々仲は良好ながら互いに恋愛感情は薄かった事もあって、
物語当初は婚約者であったラクスとは、三隻同盟に合流後は良い友人・仲間という間柄に関係性が変化しており、
彼女がキラと関係を深めていった事には気付いていた筈だが、劇中では然程それを気にしている様子は無かった。
もっとも前述の関係性に加えて、迷いながらとはいえラクスに銃を向けるまでしたのだから気にするべくもないが。

一方で、三隻同盟に合流後はカガリとの関係が深まっていき、最終回直前では珍しくアスランの方からモーションを掛け、
その時点ではまだ頬にキスする位に留まっていたキラ・ラクスを尻目に、マウストゥマウスのキスをカガリと交わしている。
しかし、恋人関係になったカガリを父親のパトリックに紹介する事は果たせなかったばかりか、
ジェネシス突入後、心配して自分に付いてきたカガリと共に、最期まで自分を見ようとしなかった父を看取ることになってしまった。


『SEED DESTINY』

終戦から2年。アレックス・ディノと名乗り、オーブ代表首長となったカガリのボディーガードを務めていた。
プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルとの会談にカガリの護衛として赴いた際、
ファントムペインによるザフト軍新型MS強奪事件に巻き込まれ、やむなくザクウォーリアに搭乗し、鹵獲されたガイアと戦闘。
そのまま彼女と共にザフト新造艦ミネルバに避難した。
あくまで本人は正体を隠していたが、カガリが口を滑らせた事でアレックスとアスランが同一人物ではないかという噂が艦内に広がる事となる。

サトー等ザラ派残党のザフト脱走兵によるユニウスセブン落下テロ事件を防ごうと奮戦するも、失敗。
その未曾有の被害にブルーコスモスの扇動も加わって、再び戦争となる。

それ以前から、オーブでは亡命者として正体を隠し、自分の能力を活かし切れない境遇に焦りを覚えており、それを払拭したい願望もあった為、
開戦後に単身プラントへ向かい、デュランダル議長と会見。
議長に説得されて、ザフト軍にFAITHとして復隊。
怪し過ぎるラクスの偽物(ミーア・キャンベル)が居たという件もあったのだが、それ以上にこの時議長はアスランの心情を見抜いており、
イザーク達に配慮して彼等から信頼されているというアスランから見て分かり易い実績や、
父親に対して同情はしつつも行為を肯定しないというアスランが最も欲しい評価を語ったり、
アスランが心の底で望んでいた、最も自分を活かせるMSのパイロットとしての地位を控え目に提示され、議長に全幅の信頼を寄せた。

しかし、元々出来る限り穏当に戦争を止めたいアスランと、(議長の目的のために動いていた)レイと目の前の戦いにばかり目を向けていたシンとは考えがすれ違い、
カガリ誘拐(救助)や武力介入を行ったキラへの説得も失敗どころか逆に議長に対する懸念を伝えられる形で物別れに終わり、悩みや迷いを深めていった。
セイバーガンダムがバラバラにされた際の「カガリは今泣いているんだ!」というキラの台詞は電波台詞扱いされる事もあるが、
これは「カガリの役に立ちたい。 カガリを守る為と決意して行動していた筈なのに、お前はザフトで何がしたくて、何をやってるんだ!という叱咤の意味合いである。
特定の陣営に身を置く覚悟もなく焦っていたアスランには、この上無く突き刺さる一言だった。

更に詳しく述べると、この時アスランは正論を述べていて(キラもその事は分かると言っている)、彼個人が如何にかするのも難しい状況なのだが、
カガリが無理矢理(カガリにとっては必要のない)政略結婚をさせかけられていたり、連合とザフトに巻き込まれる形でオーブが危機に瀕している等しているのに、
それを全て放っておき、応戦の形とは言えあまつさえオーブ軍を攻撃しているという背景があるが為のセリフでもある。
情勢が両陣営の策謀によって目まぐるしく悪い方向に変化していっている事が原因で、
気付いたらアスラン自身がカガリとオーブを害する立場になってしまっていた。

その後はより悩みを深めつつも、次第に敵に対してより攻撃的になり視野も狭くなっていったシンを見過ごす事は出来ず、正面から粘り強く説教をしたりしているが、
シンはアークエンジェルやフリーダムには悪い思いしかない事やザフトとしてはあまりおかしくない行動を取っている事*12
更にアスラン側の不甲斐無さや彼の立場等を考えていない不器用さ等もあり相容れる事は無く、ギスギスした仲が続く。

この時期にシンに対する「キラは敵じゃない!」という台詞が良く視聴者から迷言扱いされているが、
これは「キラは俺の友人だから」みたいな安直な理由ではなく、アスランにとって連合やザフトなどの軍隊そのものが敵という訳ではなく、
戦乱阻止・戦乱の拡大阻止が戦う根本の理由だからだろう(これはキラ達も同様で前作と同じである)。
尤も、この時のシンにこれだけ言って納得しろという方が明らかに無茶であり*13、アスラン視点で考えてもそれは分かる筈である。
つまり、これ等は迷いがあった事もあるが、彼らしい不器用さの極みでもある。

その後、ミーアからの助け舟があったため、議長が勧誘時の言葉と違ってあくまでも自分を兵として利用する意図しかなかったと知ったり、
用済みとして何らかの口止めなり処刑なりしようとする動きがあると判断し、ザフトを再び脱走。
なお、この行動を疑問視する視聴者も居るが、議長は目的の為に寧ろ戦火を拡大させたかった為、そもそもアスランが戦っている理由とは相いれなかった。
しかもアスランはラクスとミーア両者共に直接知っていたり、キラ達が何もしないうちからコーディネーター部隊に暗殺されかけてザフトも怪しいということも聞いており、他の者以上に情報は揃っていたので当然の判断であるし、実際すぐに拘束されかけたので正解でもあった*14

そうして脱走したアスランは、シンとレイに追い詰められて瀕死の重傷を負うも、辛くも生還。

因みに、脱走の際にアスランを助けようとしたメイリン・ホークを巻き込んでしまい、アスランとしてももちろん逃がそうとしたが、
計画の為強硬的にアスランを始末したかったレイ*15によって下手すると諸共殺される瀬戸際だったので、放って置けず、連れて来てしまう事になった。

その後、カガリがアスランから贈られた指輪をしていた描写が無い為、『カガリに見捨てられた』と思う視聴者も居たが、
これはアスランを捨てたというより、政治家として上手く行動出来なかった反省から女としてではなく国家元首として生きるというカガリの決意の表れである。
アスランの方も焦り過ぎていたという事を痛感していた為、カガリの事をじっと見ながらも「焦らなくて良い。 夢は同じだ」と、別の場所で戦う決意がついた。
そしてザフト側の方はギスギスしていたとは言え自身と向き合っていたアスランや、
仲間のメイリンを自らの手で討つ形になったシンと、妹を亡くしたルナマリア*16に大きなショックを与える事となった。

オーブ防衛戦ではラクスが運んできた∞ジャスティスを受け取り出撃し、参戦する。
手負いとは思えぬほどの立ち回りで活躍するが、脱走時の傷が癒えないままの出撃が祟り、戦闘後に失神。
この後はオーブ軍に所属し、傷が癒えてから改めて戦線に復帰した。
セイバーガンダム搭乗時は覚悟が決まらなかったせいか、スティングに手古摺ったりと余り活躍が見られず、SEED発動もなかったアスランだったが、
∞ジャスティス搭乗後は議長のデスティニープラン表明等色々と真意が分かった事から迷いが吹っ切れた為、超エース級になったシンと対等以上に渡り合う本領を発揮。
ここからやっとSEEDを発動する場面も見られるようになる。
最終決戦ではルナマリアの駆るインパルスを圧倒、その後シンと激戦を繰り広げた。

序盤はシンの猛攻に攻めあぐねていたが、結局有効打を一撃も食らう事無く凌いでいき、
最後には二人の間に入り静止したインパルスにシンが錯乱して攻撃しかけたところを、間一髪で阻止してデスティニーガンダムを大破させた。
元が才能豊かで前大戦ではザフトでもエース級の活躍をしていた上、戦況が激化する中で三馬鹿という屈指の強敵と何度も戦ったことがあるため、シンにも劣らない実力があること自体は何の不思議もない。
なんだかんだでMSパイロットを続けたことで、操縦に対する感覚も大きくは鈍っていないはずである。
シンが不遇な部分はあるのだが、経験の差と当時のシンの心境(デスティニープランへの不安やオーブを焼くことへの加担、そして最後の錯乱など)を考慮すれば力量の差は概ね順当だろう。

終戦後、シンにキラを紹介し和解した。
後日談のドラマCDによるとキラとシンが兄弟のように仲良くしている横でいまいち浮いてしまっておりそこはかとなく皮肉な事態となっている。

久織ちまき先生の漫画『THE EDGE』はアスランの視点で描かれている。

SEED FREEDOM

引き続きオーブ軍に所属しており、ターミナルへと出向している。
予告編では妙に渋い顔をしてMSらしきもののコクピットに乗り込んでいる姿が映されたが…
『DESTINY』における迷走具合から「劇場版はラクスを裏切ったアスランが結成したネオザフトを裏切ったアスランが止める話」とか冗談交じりで言われたりもしていた

+ ネタバレ注意!
物語序盤は姿を見せず、ファウンデーション王国内をメイリンと共に調査していた。

その後、ファウンデーション側の策略にハマり乗機であるライジングフリーダムを破壊され窮地に陥ったキラを救うためにズゴックで颯爽と登場。
数々の戦場を共に駆け抜けた愛機ジャスティスではなくズゴックである。


本当にズゴックに乗って颯爽と登場する。

新八「桂さんのスタジオじゃないですよ!?」


どこかで聞き覚えのあるBGMと見覚えのあるゆらっとした動きで戦闘に割って入ったかと思えば、非常にアグレッシブかつ軽快な良い動きをしながらブラックナイトスコード最強と目されるシュラが操縦するブラックナイトスコードシヴァと激突。
ズゴックによるスピーディーな格闘を叩き込むも、その全てをシュラは余裕の表情で捌き、アスランは想像以上の苦戦を強いられるもどうにか食い下がって見せた。
キラを救助した後は戦線を離脱し、生き残ったコンパスのメンバーと合流した後、女王であるアウラの正体とその目的といった調査結果を面々に伝える。

そこで長い戦いに疲れた挙句ラクスを連れ去られ限界に達し弱音を吐いたキラを叱責。
君達が弱いから(僕がやらなきゃ)」とキラの一言で火が付いたのか、そのままステゴロに発展。

しかしセイバーの意趣返しの如く喧嘩というにはあまりにも一方的な展開でボコボコに殴り飛ばした*17
なお、乱入しようとしたシンはタイミングが悪かったため両方から殴られ吹っ飛ばされた
本音のぶつけ合いの末に「ラクスに会いたい」と絞り出したキラの手を取り、共に宇宙へと上がる。

宇宙要塞アルテミスに監禁されたラクス救助のため、かつてニコルが採った作戦を敢行すべく要塞内へ突入するキラに代わり、ストライクフリーダム弐式へ搭乗して陽動を担当。
機体からキラだと判断し釣られて出てきたブラックナイトスコードシヴァを相手に、キラにしか使いこなせないとされていたスーパードラグーンをも難なく使いこなしつつ無傷で時間稼ぎに貢献する。
レジェンドを用意した議長の慧眼は正しかった
初戦でシュラの実力を知ったこともあり、「心を読めるんじゃなかったのか? 本当に使えないな…」と挑発的な通信を入れ、彼を激昂させ読心能力を使わせないように立ち回った。

ファウンデーションとの最終決戦にも、ブラックナイトスコードシヴァの攻撃からフリーダムを庇う形で参戦。
ダメージを受けたズゴックの外装をパージし、真の姿―インフィニットジャスティス弐式を現すとともに、三度ブラックナイトスコードシヴァと交戦する。
シュラの思考を読む能力に対し「読んでみろと煽った上で裸のカガリがキスしようと迫ってくる妄想を見せつけ、動揺した隙に地球からのカガリの遠隔操作へ切り替えることで自身の思考と機体挙動を分離する」といった奇策も用いつつ、右腕を破壊されながらも最後は隠し球の頭部ビームブレードでシヴァを両断し勝利を収めた。*18
敗因がエロ妄想というなんとも気の毒なシュラではあるが、あのアスランが二重三重に策を練らなければならない相手というだけで評価されている模様。

なお、思考を読んだシュラが咄嗟に発した「破廉恥な!?」という一言に対し、カガリは何を想像したのかすぐに理解してたようで、若干頬を赤らめながら「帰ったらシメる!」「アスラン…!」と呟いている。*19
嫁にも思考を読まれる面白男

一連の戦いが終わった後はカガリと合流し、互いに交換したハウメアの守り石と指輪を見せ合いつつ微笑んでいる。


TVシリーズにおける数多くの迷走により、映画公開前から色々な意味で注目を浴びていたアスランだが、蓋を開けてみれば

  • 終始迷う事もなく、心が折れた親友を叱責し再起させる
  • キラ用に調整されたストライクフリーダムを難なく使いこなすなど非常に高いモビルスーツの操縦技能と空間認識能力
  • ボケる時は全力でボケ倒す心の余裕
  • カガリとの互いに変わらぬ愛情
  • 破廉恥な!?

など、「迷いを見せない最強のパイロットであるアスラン・ザラ」として視聴者の予想を良い方向へ裏切り続ける結果となり、シンと共に本作で最も株を挙げたキャラと呼んでも過言では無い。
キラを硬軟織り交ぜて叱咤激励し奮起させる、敵パイロットを挑発しまくるなど、前作までは口下手だったり人付き合いが苦手な様子も多々見られたが、本作では打って変わって口もかなり達者になっている。
ネタキャラ払拭どころかネタキャラ要素ドカ盛りフルコースでお持ちされ困惑したという視聴者も多数だが、それすらも好評である。
本人はいたって大真面目にやっているにもかかわらずやることなすことの絵面が面白すぎるので「公式が一番アスランをおもちゃにできる」「SEED FREEDOMのFREEDOM担当」とか言われてしまっているのは内緒だ。

また、本作の「一切ブレないアスラン・ザラ」の強さ及び「絶対に許せない相手への容赦の無さ」もあり、
SEED及びDESTINYでブレまくってたのは「ブレていなければ本人があまりに強すぎて話がすぐに終わってしまう」、「相手に本領を出させるどころか相手に何もさせないで戦ってしまう」というメタ的な理由なんじゃないかという感想も多く見受けられる。
相対的にDESTINY本編でシン相手にあそこまで会話を交わして説得していたのは本気のアスランとしてはかなり優しい対応だったことも発覚した。

ちなみにシュラへの挑発として言った『本当に使えないな』という煽りが公式でスタンプ化しているが、迂闊に使うと劇中さながらの殴り合い宇宙に発展するので注意しよう。むしろなぜそれをスタンプにした。



ゲームでの活躍

スーパーロボット大戦シリーズ

キラとシンはスパロボ補正で色々補完されているが、アスランは余りその恩恵を受けられない傾向が強い。
ガンダムVS.シリーズと合わせて、すっかりネタキャラとなってしまった感すらある。
まさかその後公式がそれを遥かに超えるネタをぶち込んでくるなど想像もしていなかったであろう。

第3次αJW

ほぼ原作まま。原作で見せたキラのフリーダムとの連携も合体技として再現されている。
特にWでは条件を満たせばニコルが生還する為、キラとの確執が完全に無くなるのがポイント。
第3次αでは中断メッセージでシレっと「歌はいいなぁ」とか言い出す。

◆Zシリーズ

第1次Z…ほぼ原作まま。シンを導く役割はカミーユが担う。原作でのズレた説教もどきにもきっちり反論を食らったためある意味アニメ以上に扱いが悪いかも。挙句、図鑑で「女性関係のトラブルが多い」とまで書かれる。
第2次Z…破界篇にて上記の女性関係故かオズマから有害認定。 続く再世篇でも引き摺る。
第3次Z…時獄篇では自軍部隊不参加、天獄篇で合流するも、(メタ的にゲームシステムの都合上)ストフリの最強武器使用時に演出として登場する召喚ユニットへ降格。 「アスランはキラのおもちゃなんだぞ!」というネタまで生まれる。

V

単独ユニットとして復活
原作終了直後で、当初シンとはどことなくぎこちない。
「オーブの紅い閃光」という異名が付いた他、ロザリークリスに一目惚れされ「アスラン様」とすっかりモテモテ。
あまりにモテてモテて困るという理由で、男手を増やして負担を分散させる為にシン呼び付けたものの、彼女らはシンに全く興味を示さなかったため、何も問題は解決しなかった。
それどころかシンから「モテ自慢をするために俺を呼んだのか!?」と半ギレされる始末である。因みにこの時シンはルナマリアと一緒に来ていた
彼女持ちに何をやらせようとしてるんだ。
一応この時のアスランはモテ自慢なんて気は無く戦いに集中できないという事で本気で困っていた。
ただ物語後半では格好良い場面もあり、原作通り敵対したクリスを説得しようとした際、「黙れアスラン!もうお前の言う事なんか聞くもんか!」とキレられるが、すぐさま「いいや黙らない!友達同士で戦う事の哀しさや虚しさを、俺は知っているつもりだ!」と反論。さらにエンブリヲの歪みを糾弾し、迷いを持たせるなどした。
ただしその後仲間に戻って和解したロザクリの「本当に私、男を見る目がないね」との涙半分笑半分の会話を聞いて微妙にショックを受けていた。あと畜生キラに「だってさ、アスラン様」と揶揄われた。

ボーナスシナリオでは万丈と共にロンド・ベルのモテモテ2トップとしてボス達のやっかみを買っていた。
同じくタスクとは旧友同士で、お互い金髪美女と無人島でイチャついてたという共通点がある。

K

FAITH権限で出撃を拒否する場面がある。よって、セイバーガンダムが出ない。結果的にこの行動によって別世界線の自分にも大迷惑をかける羽目になる。
女性の扱いが下手なキラをからかったら、ルナマリアに女性関係を暴露されてカガリの怒りを買って修羅場になるという災難にあった。

L

セイバーを撃墜するのはフリーダムではなくオリジナル敵に変更。
シンとキLさん、及びミネルバとAAの関係も良好である為、アスランも相変わらず迷ってはいるものの本編ほど深刻な事にはならず、
ゴオから諭される事で迷いを断ち切り、本編では全く活用出来ずにいたFAITH権限を駆使してミネルバ側と合意の上でAA側に移籍する等、活躍した。
というか、序盤のスポット参戦の時点でSEED発動可能である為、「最初から本気のアスラン」と評される。
しかしながら、その裏で何故かセイバーが機体グラすら用意されずに犠牲になっていた。
Kで機体グラ用意してなかったから流用できなかったためという説が有力だが、それだと本作のセイバー爆散の原因は出撃拒否した別世界線の自分という事に……
後、綺麗にAA側に移籍したのでメイリンとの絡みが完全消滅した。

UX

原作終了後の設定で登場。正式加入は第二部中盤からで、ザフト時代の経験を活かしてか戦術指揮に設定する事も可能。
当初はアレックスとして裏方に徹していたが、第一部終盤ハザードの不正を暴き、窮地に陥った自軍の危機を救った。
この場面はかのダカール演説が元になっており、「アスランさんマジクワトロ」、「俺の知ってるアスランと違う」、「スパロボ史上最高にカッコいいアスラン」等プレイヤーを燃えさせた。
更に第三部で石神の生存フラグを成立させると、シン、キラと共に彼の特攻を止めようとする。
その際、かつてカガリから言われた「生きる方が戦いだ!」の言葉と共に、石神を激励した。
後、岩戸から出て来たばかり乙姫ちゃんをおぶった。 アスランごふっしろ
尚、メイリンの出番は完全消滅していた。

◆SC2

自軍と合流するのはAA陣営になるまで、中盤で離反して寝返るまでは敵。
数回のスポット参戦があるが、その際乗っている機体の異様な弱さ*20がよくネタにされる。
特に2度目(アスラン脱走を再現したステージ)は単純に相手のシンとレイが強い上に原作通りに落とされるとゲームオーバー
自軍ユニットと接触するまでは中立NPCで指示不可*21という要素が重なり、FAQ入りする程の高難度ステージとなってしまっている。
一応名誉の為に言っておくと、∞ジャスティスにさえ乗ってしまえばちゃんと強い。カガリとの仲も良好。

SDガンダムGジェネレーションシリーズ

SEED以降参戦。
ステータス値が平均より高めで、特に格闘と指揮が高い。なので乗機との相性はすこぶる良く、他シリーズでも格闘特化系なら適正は合う。
アビリティにコーディネイターやSEED持ちを持つので戦闘向けの補正値が乗りやすく、テンション管理さえ気をつければ常に最前線で闘えるポテンシャルを秘める。

GENERATION of C.E.

SEEDとDESTINY前半までのルートは原作同様。
ステータス的にはDESTINYでは初期シンより上だが、機体はセイバー止まりなので最終的な合計値ではデスティニーのシンやストライクフリーダムのキラには一歩及ばない。
オリジナル展開となるDESTINY後半では、ルート分岐によってはザフトを裏切るという展開が無くなっている。しかしそういうルートに限って出番が一切無かったりするので、ifルートというより単純にどうなるか当時のゲームスタッフにも読めなかったので敢えて放置したようにも捉えられる。
一方で連合とザフトの全面戦争となるルートでは、ディアッカ共々第三勢力側として参戦。当時インフィニットジャスティスの情報がまだ公開されていなかったせいか、ジャスティスのミーティア装備で登場する。見た目も武装も大差無いので問題はない
全体的にバッドエンド寄りの本作においてはだいぶ不遇だといえる。

機動戦士ガンダム Extreme vs.

初代よりインフィニットジャスティス枠として参戦。
気合の入り過ぎた掛け声で散々ネタにされているが、基本は原作準拠の台詞を言ってくれる。良くも悪くもネタ要素が強調されすぎたか。
掛け合いとしてはハイネがあり、敵対していても割り切って戦いを挑むのに対し終始消極的な発言をする。他にはニコルやカガリともあるが、ディアッカやイザークとは存在しない。

EXVS2ではエクストラ機体としてイージスが参戦。
ジャズ好きな不真面目軍人にはエリートかつ御曹司という事で嫌われており、こちらではディアッカとの掛け合いもある。
キラの失敗作を誤認する、全部乗せを使いづらそうだと看破するなど同じSEED系でも原作に無かったクロスオーバー的要素もあった。

EXVS2XBではジャスティスが参戦。
旧友に裏切られた男に同情すると共に希望を見出そうとし、戦闘狂には相当非難する傾向にあるなど、ナチュラルとのシコリが解消していなかったイージス時代とだいぶ姿勢が異なる。
また正義を問う戦士には「正義は人に決められるものではない」として真っ向から否定していた。



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