映画版の敵(クレヨンしんちゃん)

登録日:2020/10/13 Tue 23:00:37
更新日:2024/03/15 Fri 00:09:47
所要時間:約 12 分で読めます




この項目では、『クレヨンしんちゃん』映画版シリーズの歴代作品に登場した悪役たちを紹介する。


【概要】

映画クレヨンしんちゃん(以下「劇しん」)の特色として、その内容が
  • SF
  • 秘境探検
  • ファンタジー
  • 時代劇
  • ロードムービー
  • スパイアクション
  • 怪獣
  • 昭和ノスタルジー
  • 西部劇
  • モンスターパニック
  • ミステリー
……と、扱うジャンルにコレといった縛りがないという点が挙げられる。
このおかげで、敵の出自も悪の秘密組織から宇宙人&未来人、あるいは単にメチャクチャ強いオッサンなど、バラエティに富んでいる。
目的はおバカでやる事はシリアス、逆に真面目な目的だけどやってるのはおバカな事、稀に大真面目な奴もいればゆるい奴もいる。
つまりはなんでもありなハチャメチャな奴らである。
組織と戦う場合、主要メンバーに「巨漢」「美女」「オカマ」のどれか、もしくは全部いる割合が多い。
また、便宜上「敵」と記載したが、行動目的に悪意がないキャラもちらほらと存在する。

ある意味重要なのは、こんな連中と相対するのが野原一家and/orかすかべ防衛隊であるという点。
彼らはドラえもんのひみつ道具も野比のび太の射撃の才能及びジャイアンの歌唱力悪魔の実の能力変身能力も持たず、阿笠博士の発明品蘭ねーちゃんの空手もなく、代わりに戦ってくれる動物もいない。
巨大な悪に立ち向かうのは、あくまで普通のサラリーマン主婦赤ん坊幼稚園児(赤ん坊と犬は第5作から)、そしてその同年代の友達だけ。
初期状態で武器になりそうなものは、みさえのげんこつ&尻、ボーちゃんの鼻水、ひろしの靴下くらいのもんである。でも最後のはジャイアンの歌唱力以上に役立つ

もちろん、助っ人になってくれるゲストキャラクターや、特別なパワーアップアイテムが登場する時もあるのだが、「頼りになるゲストキャラが終盤で戦線離脱」「アイテムが終盤まで役に立たない」などの展開に陥ることもあり、さらに作品によってはゲスト戦力もパワーアップもないまま、素の状態で世界の命運を決める大冒険に臨まなければならない。
家族の絆や仲間との友情、異なる個性がいかに力を発揮するかが劇しんの見所であり、ごく普通の家族と子供たちの秘めたる力と悪運を垣間見ることができるのである。

そんな強敵たちの結末としてはある程度改心・和解するか、悪党であれば逮捕。
酷い場合は消滅・封印など、野原一家(特にしんのすけ・ひまわり)に容赦しなければしないほど厳しい末路を迎える者もいるが、メインターゲットが小さい子供とその家族向けの映画であるためか、酷い事例になることは少ない方である*1
映画のエンディングで彼らのその後が描かれたり、後の作品で僅かながら映り込んだりする場合もある。
そういったファンサービスから、想像の翼を羽ばたかせることのできる魅力的な人物ぞろいと言えよう。


【歴代悪役】

アクション仮面VSハイグレ魔王

目的:アクション仮面を打倒し、地球を征服する
初の映画にして、アクション仮面の宿敵である、並行世界の侵略者。
実は彼*2自身はあくまでアクション仮面に敵対するキャラの一人であり、しんのすけのいる世界にまでは手を出そうとしていなかった。
薄い水色の肌にモヒカン、ハイグレ(ハイレグ)姿というふざけた姿だが、戦闘能力は非常に高い。
そもそもアクション仮面を一度は倒していると言う点からも、その恐ろしさがうかがえる。

ブリブリ王国の秘宝

目的:ブリブリ王国の秘宝の力で世界を支配する
どんな願いも叶えるというブリブリ王国の秘宝を狙う犯罪組織。
その秘宝の鍵となるしんのすけとスンノケシ王子の誘拐を目論む。
物語終盤には実際に秘宝の力で願いを叶えるが、その強大すぎる力ゆえに悲惨なことに。
純粋な現代人でありながらアレほど恐ろしい末路を迎えたのは彼らくらいである。

雲黒斎の野望

目的:戦国時代を支配して遊ぶ
過去にタイムスリップし、歴史を好き勝手に弄ぶ30世紀人。
特に目的もなく、楽しむだけの愉快犯というのは、実はシリーズの中では異質な存在。

ちなみに原作漫画版ではヒエール・ジョコマンではなく、最後まで戦国時代の妖術師・雲黒斎として登場。
相手をウ○コにするという、そのまんまな能力を武器とする。
だがタイムスリップで白亜紀に送られた結果、無残な最期を迎えた。
手下も羽鬼楽斎と又楽斎のみと貧弱。

ヘンダーランドの大冒険

目的:魔法のトランプの奪取、世界征服
遊園地ヘンダーランドを開設した、異世界の魔女(もちろんオカマ)。
魔女たちを封印できるという魔法のトランプの回収に主眼を置いているせいか、積極的な侵略は特に行わなかった。
しかし、テレビでCMが流れるほどのテーマパークになっている辺り、かなり念入りに侵略を進めていたのかもしれない。
……直接的にしんのすけに災いをもたらしたス・ノーマン・パーのインパクトが強すぎて、その陰にちょっと隠れがちな感も。

暗黒タマタマ大追跡

目的:魔人ジャークの力で世界を支配する
珠由良族と対立する呪術師の一族。ジャークの魔力を封印した玉を飲み込んだひまわりをめぐり、野原一家と激しい攻防を繰り広げた。
中でもヘクソンはずば抜けた読心術と体術で、歴代でも(あくまで人間としては)最強クラスと言っていいほどの実力者。

ブタのヒヅメ大作戦

目的:電子生命体を用いたサイバーテロ
自我を持った人工知能「ぶりぶりざえもん」で世界中の電子機器を掌握しようとした、かなり真っ当な悪の組織。
幹部も真っ当に高い能力を持つが、個性的で変な弱点を持っているところはご愛嬌。

温泉わくわく大決戦

目的:金の魂の湯で大洪水を起こし、世界中の風呂好きを温泉に沈めて殺す
構成員全員が風呂に入るのを嫌っている。
臭そう…というか実際臭く、数日間風呂に入らない程度では一発で見抜かれるほどの剛の者たち。
戦車隊の攻撃をものともしない巨大ロボを所有するが、開発者兼首領のドクター・アカマミレは日曜大工でテーマパーククラスの拷問器具を作れることでも有名。
ちなみに犯行動機は「贔屓の野球選手の背番号にちなんだ銭湯の札が取れなかったから」という歴代屈指のどうでもいい理由*3

嵐を呼ぶジャングル

目的:客船の乗客の奴隷化、アクション仮面を倒して自分の存在を認めさせる
凶暴な野生のサルの群れを血みどろの死闘の末に倒し、支配した「南の島の馬鹿大将」。
彼もまた目的らしい目的はなく、大人を労働力として捕らえ、子供はアクション仮面を倒す光景を見せて支配しようとしていた。
ルール無用のジャングルにて鍛え抜かれた実力は伊達ではなく、あらゆる格闘技を身につけたアクション仮面とも渡り合える実力者。

オトナ帝国の逆襲

目的:20世紀の日本の再現と21世紀のやり直し
「耐え難い悪臭を放つ」現在も「醜いだけの」未来も否定し、「懐かしい匂い」で日本を彼らの考える「古き良き時代(とき)」へ戻そうとする。
公開当時は2001年(平成13年)であったため、ななこおねいさん(20歳)や埼玉紅さそり隊(高校生)までが洗脳対象に入っており、幼稚園児と小学生を除く全ての春日部市民を構成員として手中に収めた。
正規戦闘員は武装こそしているが、組織の性質上武器は銀玉鉄砲とおもちゃの刀、良くてヌンチャク程度であり、直接戦闘力は著しく低い。
しかし、「オトナ」をほぼ無力化する「懐かしい匂い」こそが彼らの最大の武器。
……恐ろしくも嗅いでみたいものである。

戦国大合戦

  • 大蔵井家
目的:春日国の侵略・支配
歴史に埋もれた大蔵井家の当主・大蔵井高虎。
所有する兵力は多いが彼ら自身はあくまで普通の戦国大名であり、突出した戦闘力は持っていない。
しかし馬廻衆の真柄太郎佐衛門直高は井尻又兵衛由俊と互角の強者で、作中の一騎打ちは手に汗握る展開となった。

栄光のヤキニクロード

目的:熱海サイ子を使って熱海を破滅させる
催眠装置「熱海サイ子」起動のために野原一家が必要となったため、野原一家を狙ってしまった運の悪い人々。
元々は熱海の温泉施設を運営する法人組織で、正式名称は「(有)スウィートボーイズ」。
罪のない一家を全国指名手配に追いやるほどの影響力や、大量のセグウェイを持ちながら、そもそもの動機が経営するホテルが色々あって倒産したためという不思議な経緯を持つ。

  • 春日部市民
目的:野原一家を捕らえて報奨金を得る
スウィートボーイズよりよほど手ごわく、かつ陰湿だったのは間違いなくこちらであろう。
普段から野原一家(特にひろし)に迷惑ばかりかけているミッチー・ヨシリンはもちろん、お隣のおばさんやななこおねいさんまでが野原一家を見捨て、双葉商事には手を切られ、アクション仮面には地上波で断罪され、かすかべ防衛隊に至ってはたかがお菓子のためにしんのすけをスウィートボーイズに売り渡した。
『オトナ帝国』の時と違って、「全員が自分の意思でそうしている」というところがさらに救いをなくしている。
さらには秋田・熊本の祖父母までが無実の罪で逮捕され、完全に逃げ場を失った野原一家はそれぞれ離れ離れになりながら自分の力だけで熱海を目指さざるを得なくなった。
メンタルがヤバい時に見たら人間不信に陥ることは必至である。

夕日のカスカベボーイズ

  • ジャスティス・ラブ
目的:映画のエンディングを封印し、永遠に映画の世界を続ける
西部劇の街「ジャスティスシティ」を支配する知事。
鞭の扱いに優れ、奥の手であるジャスティスロボ(木製)のインパクトと戦闘能力も抜群。
また作中「俺には絶対に倒されない根拠がある」と豪語する通り非常にタフ。
その根拠とは「封印されたエンディング」であり、封印がある限り「悪の支配者・ジャスティスを打ち倒すハッピーエンド」は訪れないという自信の表われである。

3分ポッキリ大進撃

  • 謎の繭(エネルギー生命体)/にせしんのすけマン
目的:地球侵略
東京上空に現れた謎の繭から送り込まれる怪獣たち。
登場したのがほぼ言葉を喋らない怪獣のみであり、破壊活動をする以外の目的は不明。
一応、登場するヒーローより強い怪獣を作り出し続けたことから、「ミライマンの打倒」が目的だったのかもしれない。

踊れ!アミーゴ!

  • アミーゴ(アミーガ)スズキ
目的:サンバを躍らせる
「世界サンバ化計画」なる謎の計画を進める怪人物。
やってること自体は単に人々をすり替え、サンバを躍らせるだけという不思議なもの。
しかしこいつの最大の武器は、なんと言ってもシリーズでも随一の不気味さを誇る「コンニャクローン」。
他人に成りすませる上、本人を操れるという滅茶苦茶な特徴を持っている。しかもこんにゃくなので異常なほどの耐久力も兼ね備えている。
もっとあくどい使い方をしていればと思うと、背筋が凍る思いである。

歌うケツだけ爆弾

  • U.N.T.I.(ウンツィ)
目的:シロにくっついた爆弾を宇宙で爆発させる
正式名称は「Unidentified Nature Team Inspection」この頃から下ネタネーミングが苦しくなってきた
宇宙から飛来する物体を監視する組織で、シロの爆弾についても危険度を見抜いていた。
シロと爆弾を分離できなかったため、シロを爆弾ごと宇宙に追放しようとする。
……と、ここまで書くとやむをえないようだが、長官の時雨院時常はシロから爆弾が剥がれた後もしんのすけとシロごとロケットを打ち上げようとしたため野原一家と敵対、最後は自業自得かつ情けない結末を迎えるのであった。

  • ひなげし歌劇団
目的:シロにくっついた爆弾を使って世界征服
爆弾の威力に目を付けたテロ組織。
女性だけの組織でありながら戦闘力は高いが、中でも金波&銀波は登場する作品を間違えてるとしか思えない。

金矛の勇者

目的:地球征服
ア法を使いこなす異世界の侵略者。
「無病息災」や「大安吉日」など、一見すると平和的かもしれないが、変身や攻撃魔法は非常に強力。

カスカベ野生王国

  • SKBE(スケッベ)
目的:人間を動物にする
過激な環境保護団体。正式名称は「Save Keeping Beautiful Earth」。
そもそもの動機はリーダー・四膳の妻であるビクトリアの浪費癖にあり、盛大な夫婦喧嘩に巻き込まれたようなものといえる。

オラの花嫁

  • 金有増蔵(かねありますぞう)
目的:自身の経営する会社の発展
地球に飛来した隕石により世界が暗い雲に覆われた未来で、大都市・ネオトキオの支配者に成り上がった男。
ちなみに現代の世界ではアクション仮面のファンであり、番組のスポンサーにもなっている。

黄金のスパイ大作戦

  • ナーラオ最高元帥、ヨースル最高総統
目的:メガヘガデル2による世界征服
スカシペスタン共和国の国家元首二名。
若い頃にによって人生を失敗したために、屁による復讐を企てた。
そのために野原一家を利用し、部下のレモンをも利用する。
目的や動機はアホらしいのに行動があくどいパターンの典型例と言えよう。

オラと宇宙のプリンセス

  • サンデー・ゴロネスキーとヒマワリ星の人々
目的:ヒママターを蓄えるため、ひまわりを手に入れる
地球と兄弟星であるヒマワリ星で暮らす、本来は平和でのんきな人々。
地球にヒママターが不足しているため、ヒママターに満ちたひまわりを手に入れようとしている。
そもそもが地球に暇な心が不足しているための行動である上、互いの星のために必要なことであり、彼ら自身に悪意はない。
ただ、野原家にとってはひまわりを引き離そうとする敵となってしまった。

B級グルメサバイバル

  • A級グルメ機構
目的:B級グルメの撲滅
キャビアやフォアグラ、高級マグロの握り寿司といった「A級グルメ」以外の料理を見下す集団。
中でもリーダーのグルメッポーイはB級グルメだけでなく、楽しく食事をすることそのものを忌み嫌っている。
しかし彼がそんな人間になってしまったのは、両親の厳しすぎる教育に原因があった。
テーブルマナーを叩き込むためとはいえ、何故か不思議と戦闘能力の高い面白集団。

逆襲のロボとーちゃん

  • ちちゆれ同盟
目的:父親の権威を回復する
正確には「気で立ち上が同盟」の略であり、謎の老人・鉄拳寺堂勝が世の軟弱な父を率いる。
顧問科学者・頑馬博士の開発したメカと警察を利用した組織力で野原一家を追い詰めるが、動機はやはりみみっちい。

オラの引越し物語

  • キラーサボテン
目的:繁殖
メキシコ・マダクエルヨバカに突如生息し始めた、人を襲うサボテン。
行動自体は単純で、音がする方向にいる物を襲う。
しかし、走行するバスや飛行するヘリでさえも襲う獰猛な性質で、爆発四散しても再生するタフネスを持っている。
弱点こそあれど、ここまで厄介な敵はシリーズでもそうはいない。

ユメミーワールド大突撃

  • 貫庭玉夢彦(ぬばたまゆめひこ)
目的:サキを悪夢から守る
悪夢に苛まれる愛娘を守る父。
他人の持つ夢ルギーを奪いながら、幾つかの町を転々としている。
その結果、人々は悪夢にうなされ続けたが、「全て娘のために」と歪な愛情で突き進んでいた。

  • サキの悪夢
目的:母を失ったサキに悪夢を見せる
かつての事故によってサキの中に芽生えたトラウマにして、この物語の元凶。
どんな攻撃でも消滅させられなかった最強の敵。
しかし、みさえの説得とサキ自身が後悔に向き合ったことにより、姿を消した。

宇宙人シリリ

  • ナースパディ星人
目的:地球の大人を子供に戻し、再教育する
宇宙の平和を守る宇宙人たち。
目的自体は独善的であり、息子のシリリさえ利用する悪辣さはあるが、彼らとしては善行をしているという認識の困った宇宙人。

カンフーボーイズ

  • ブラックパンダラーメン
目的:金儲け
春日部の中華街・アイヤータウンに店を構えるラーメン店。
企業としての目的は真っ当だが、店舗と工場を備えたブラックパンダラーメンヒルズを建てるために地上げを行う。
また、ブラックパンダラーメンは非常に中毒性が高く、食べた人間が狂暴化してしまうという副次的な被害も起こした。
ボスのドン・パンパンは武術の達人であり、実は結構久々に真っ当に強い人間。
そんな彼らの悪事も敗れるが……。

  • 玉蘭(タマ・ラン)
目的:悪の排除
ドン・パンパンを倒すために勇者の秘薬を飲んだが、その結果正義感が暴走。
些細なことでさえ「悪」と決めつけ排除をし始めるが、かすかべ防衛隊の活躍で正気を取り戻した。
暴走したゲストヒロインという歴代でも非常に特殊な部類のラスボス。

新婚旅行ハリケーン

  • 仮面族
目的:「姫」に旅行者の男性を渡し、宝をもらう
グレートババァブリーフに住まう原住民。
他所への侵略などを考えていない、比較的平和な人々。
トレジャーハンターと渡り合える程度には現代文明に対抗できる実力派でもある。

ラクガキングダム

  • ラクガキングダムの防衛大臣
目的:子供たちのラクガキエネルギーで国を救う
空に浮かぶラクガキの世界「ラクガキングダム」の防衛大臣。
国王・ラクガキングを拘束して「ウキウキカキカキ作戦」を実行、大人は壁に封じ、子供に強制的にラクガキをさせようとする。
目的が目的なので殺傷能力はないが、ラクガキエネルギーの枯渇によってラクガキングダムがカスカベに墜落しかけた。
人の目にカラースプレーを噴射するのは絶対にやめましょう。

花の天カス学園

  • 吸ケツ鬼
目的:スーパーエリート化プログラムを完成させる
古びた時計塔で次々と生徒の尻を傷つけおバカにしていった怪人((けつ)でなくケツを吸うから吸“ケツ”鬼)。
その実体はオツムンの誘導で「スーパーエリート化プログラム」というトイレ掃除に使うラバーカップ状の機械を完成させるため生徒を実験台にしていたというものだった。
そうまでしてスーパーエリート化プログラムを完成させようとする吸ケツ鬼の目的、そしてその正体とは?

  • オツムン
目的:学園長の「ちゃっちゃと生徒の学力を向上させろ」という命令を遂行する
天カス学園の風紀から教育まで全てを管理するAI。
生徒の学力向上が芳しくなかったため学園長に上記の命令をされたものの方法は明示されず丸投げされたため、誰でも簡単にエリートになれるスーパーエリート化プログラムを設計、吸ケツ鬼となる人物を唆し完成にこぎつけた。

もののけニンジャ珍風伝

  • 忍者の里の長老
目的:超純金を削り出して私腹を肥やす
地球のコアエネルギーが噴き出す「地球のへそ」を代々守り続けて来た忍者たちの里の長老。
地球のへそを塞ぐ栓が、わずか1000g程度で東京ドームと同等の価値がある超純金だったため、少しずつ削り出して私腹を肥やしている。
一応、代わりとなる人工の栓を開発させていたが、学者による調査やもののけの術に頼らず栓を抑えるメカの開発といったちよめの進言を全て握り潰し、役割を屁祖隠家に押し付けていた。

  • 忍者の里のみなさん
長老の命令に従い、超純金を守っている一般忍者たち。里の秘密を守るため、しんのすけを取り戻しに来たひろしとみさえを迎撃する。
特に里最強の三人組「影の軍団」は長老直々に野原家抹殺を命じられている。

超能力大決戦

目的:世界への復讐
元はただの冴えない青年だったが、暴行事件の犯人に間違えられて警察に追われる中、宇宙から飛来してきた暗黒の光に接触したことで超能力者となり、自分を苦しめる社会に復讐しようと手当たり次第に暴走する。
歴代の悪役の中でも屈指の不運で惨めな半生を過ごし続けており、その動機にも同情せざるを得ない。

  • 令和てんぷく団
目的:国家転覆
預言者ヌスットラダマスの生まれ変わりを自称するヌスットラダマス2世率いるテロ組織。
現代に絶望した若者たちから負のエネルギーを集めており、強大な負の力を持つ非理谷を利用するが…。


追記・修正は春日部と世界の平和をお助けしてからお願いします。

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最終更新:2024年03月15日 00:09

*1 しかし、作品によっては誰がどう考えても酷い事をした悪党ですら和解する展開を迎える為、ファンによっては賛否になるキャラも少なくない。

*2 自分で男だと明言している

*3 ただし部下はその事を知らず、最終決戦で真実を知った際には呆然としていた。