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このページでは『スターフォックス64』(N64)と、その移植版である『スターフォックス64 3D』(3DS)を紹介しています。
判定はともに「良作」です。
【すたーふぉっくすろくじゅうよん】
ジャンル | 体感3Dシューティング | 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | ニンテンドウ64 | |
メディア | 96MbitROMカートリッジ | |
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 1997年4月27日 | |
定価 | 8,700円(振動パック同梱) | |
廉価版 | 1998年3月2日/4,800円(ソフト単品) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加 |
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配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2007年4月17日/1,000Wiiポイント(税5%込) 【WiiU】2016年8月31日/1,028円(税8%込) |
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判定 | 良作 | |
スターフォックスシリーズ |
SFC版の『スターフォックス』および、開発中止となった『スターフォックス2』の要素を受け継いだ、スターフォックスシリーズの2作目。
プレイヤーはやとわれ遊撃隊・スターフォックスのリーダーであるフォックス・マクラウドとして、様々な惑星や宙域を駆け巡ることになる。
国内では約64万本、アメリカでは約276万本、世界では400万本以上を売り上げ、「最も売れたシューティングゲーム」としてギネス記録に登録されている。
未だに家庭用STG史上に残る傑作との呼び声が高い作品。
本作はSFC版シリーズのリメイク的な位置づけであるため、SFC版とは時系列や設定上の関連性がない独立した作品となっており、以降のシリーズにおける設定やゲーム要素のベースとなった。
至って単純なシステムを持つ本作の魅力はゲームの攻略(中でもスコアアタック)に集約されていると言える。
ギミックや敵の配置、その登場・退場タイミングは練られており、自分の工夫1つで見る見るうちに点数が伸びる喜びや、操作のちょっとしたズレがスコアに現れていくなどやりこみの深さをもたらしている。
ストーリーはその上述した楽しみを阻害しない程度のシンプルなものになっているが、第三者の視点でシナリオを傍観するのではなく、
プレイヤー自身がキャラクターからアドバイスや応援を受けているような演出が徹底されているのもゲームを盛り上げている一因といえる。
シンプルだが味わい深いゲームは現代においてもなかなか見つけることはできない。
ファンだけでは無く、他社の開発者からも注目され、後のゲームに影響を与えたことも、本作の高評価が本物である証拠だろう。
【すたーふぉっくすろくじゅうよん すりーでぃー】
ジャンル | シューティング | |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
メディア | 1Gbyte3DSカード | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | 任天堂、キューゲームス | |
発売日 |
パッケージ:2011年7月14日 ダウンロード:2012年11月1日 |
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定価 | 4,800円(税5%込) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
判定 | 良作 |
64版の魅力を一切殺すことなく、新ハードの特性や『アサルト』のシステムを上手くとりいれることで、より多くの人がより快適に遊べる作品となった。
一月前に発売された『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』に話題を持っていかれてしまったことは否めないが、同じニンテンドウ64における名作のリメイク作としての出来は、こちらも決して引けを取らない。
シリーズの低迷が続いていた為か、国内では売り上げは約13万本と残念な結果になってしまったが、64版をやり込んだ人でも十分に楽しめる、3Dシューター復活の一作である。
ファンにも新規ユーザーにも是非、一度は手に取って見て欲しい。
本作をベースに一から作り直されたWiiU版『スターフォックス ゼロ』が2016年4月21日に発売された。CVも3DS版と同じ面々となっている。