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【すーぱーろぼっとたいせん けー】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | エーアイ | |
発売日 | 2009年3月20日 | |
価格 | 5,800円(税別) | |
判定 | シリーズファンから不評 | |
ポイント |
スパロボ史上最低のオリジナル主人公「ミスト・レックス」
ファフナーを筆頭に、原作から改悪された版権シナリオが多い 有名なゲームからBGMを盗用 本作では調整不足ながらも、後のシリーズに引き継がれた戦闘システム ある意味シリーズのターニングポイントかもしれない作品 |
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スーパーロボット大戦シリーズリンク |
DSにおけるスーパーロボット大戦の2作目。バンプレストのバンダイナムコゲームス合併に伴い同レーベル最後の作品となった。
タイトルの「K」は、「携帯機」から取られたもの。
プロデューサー・寺田貴信氏の意向で、主に2000年代の作品を集めている他、特に版権の問題から不可能と思われていたゾイド(*1)の参戦が大きなサプライズとなった。
システム面では小隊システムをアレンジした「パートナーバトルシステム」が目玉となっている。
しかしながら、キャラゲーの命ともいうべきキャラクター・シナリオ方面でのマイナス要素が大きく目立つ内容となっていたため、評価を大きく落とすことになった。
+ | ... |
パートナーバトルシステム
連続ターゲット補正の強化
撃墜数ボーナス
オリジナル主人公:ミスト・レックス
+ | オリジナル主人公関連のネタバレ |
+ | オリジナルヒロイン関連のネタバレ |
版権作品について
+ | その内容(ネタバレ注意) |
その他シナリオの問題点
+ | 『ゾイドジェネシス』の最終決戦についてネタバレ注意 |
パートナーバトルシステムの調整不足
連続ターゲット補正の強化
地形適応の問題
その他
バグ
撃墜数ボーナス
シナリオ面
その他
戦闘シーン関連
難易度
一部作品の原作再現
バグの少なさ
隠し要素
未調整な新システム等に多少の問題はあれど、バグも少なく、前作と比較して歯ごたえある難易度など、システム面のみならば概ねいつも通りのスパロボレベルに仕上がっている。
また、シナリオ面も突っ込みどころは多いが、『ガイアセイバー』のように根本的に破綻したレベルにまでは至っていない為、全体を総合してクソゲーと断じられるべきレベルにまで達しているというわけではない。
しかしながら、スパロボシリーズは元よりキャラゲーの側面が強いシリーズであるため、版権ストーリーの改悪については厳しい目で見られることが多く、特にEDが原作より悪化している『ファフナー』ファン等からは評価が底打ちするのもやむを得ないだろう。
オリジナル陣営もシリーズ最低と評されている上に、シナリオにおける比重も高いため余計に悪目立ちする結果となりプレイヤーの心情を逆なでしてしまっている。
これらの要素に加え、BGMの盗作などといったゲーム外の騒動も相まって、シリーズファンからの評価は最低となってしまった。
+ | ミストさんのセリフに関するデマについて |
*1 バンダイグループのライバル企業であるトミー(現:タカラトミー)が版権元のため。
*2 『ジーグ』『ガイキング』はリメイク作品ではあるが。
*3 戦争がなくても軍隊があること自体はおかしくはないが、常識的に考えれば軍縮が進み規模は小さくなるものである。
*4 アトリームと、アトリーム滅亡後漂着した惑星べザード。
*5 ちなみにアンジェリカルートの場合は三角関係の持続に対して「俺は知らん」と無視を決め込む。
*6 一応、以前にも第3次αのクォヴレーがいるが、彼はミストと違って本当に記憶を失った状態で仲間になり、さらにその結果地球人とほぼ同じメンタルを獲得するため、宇宙人という印象は薄い。Jの紫雲統夜も厳密にはフューリーと地球人の混血児である。
*7 尤も、ミストを含むK勢の参戦を本気で嫌う声もかなり多く、余談の項での杉田氏のようにネタ枠としての参戦を期待する声すらも存在する。
*8 「呼び捨てにするほどの親しみを感じない」との声もある。
*9 もっともこの頃はアスハではなくセイランによって牛耳られているが
*10 元ネタが永井豪の漫画「ガクエン退屈男」の主人公、早乙女門土(もちろん男)なので、いわゆるダイナミック顔の筋肉女であり、女性としての魅力はアデットとは月とスッポンである。
*11 原作では劇場版で身体機能はほぼ回復し、続編『蒼穹のファフナーTHE BEYOND』にて余命問題も解決している。
*12 具体的に言えば、『ファフナー』の舞台とは異なる「もう1つの地球」に居るはずのキャラに全員救助されるというもの。ただし、救助者は元々原作でも突飛な言動で人気が出たキャラであり、隠し条件を満たして登場する際のセリフ「だから生き残ってもいいんじゃないかって思った」はこのキャラらしい台詞である。
*13 ただし、信頼値と呼ばれる数値を上昇し終えた2周目以降なら、出撃しなくても良く、必須のルート分岐も3回で良くなる。
*14 一応原作では続編の劇場版で肉体を取り戻して復活し、その続編の『EXODUS』にも登場している。
*15 一応フォローすると、総士が犠牲になる事を知っていたのは彼自身とサコン先生だけでありミストはその事を知らされていなかったので、一概にミストを責められるものでは無いのだが…。
*16 「もう1つの地球」は『キングゲイナー』『ガン×ソード』『ゾイドジェネシス』の舞台。特に後者の2作品は、原作では地球とは異なる惑星が舞台となっていた。
*17 『SEEDDESTINY』に登場するオーブの量産MS。『ゾイドジェネシス』のムラサメライガーではない。
*18 通常のヨロイはともかく『ガン×ソード』は終盤、ダンとサウダーデが宇宙で戦闘したので、両方宇宙適応Aで良いという意見もある。なお、後に『ガン×ソード』が再参戦した『T』では、ヨロイではダンのみ宇宙適応Aに引き上げられている。
*19 2周目以降は強化パーツの購入が可能になるので1度クリアすれば気にならなくなる。
*20 剣と銃が一体になった武器があり、コマンド上は武装が2つ分存在するが、ステータス画面で確認するとその2つの武装の正式名称がどちらも同じ。
*21 ただし、中盤でとある版権キャラの裏切りに遭い、あろうことかその最中にミストが「何だっていい!奴にとどめを刺すチャンスだ!」と言いながら本当にとどめを刺してしまっている。主人公のやる事ではない。
*22 ラスボスも幹部も元は1つの精神生命体群体であり各人格はそれぞれを形成する無数の精神生命体の総意。なのでラスボスの一人称も「我ら」。イスペイルは精神生命体の量が少ないので自覚しておらず「欠片」を同族ではなくパワーアップアイテム程度に思っていたが、死なずに欠片を順調に増やしていればそのうち自覚して、やがてラスボスに吸収される運命であることを上下や主従でもない1つの総意になると正しく理解して自ら同化を望むようになる筈であった。
*23 もともとはSEED MSVの曲だが、スペシャルエディションにも使われた。
*24 一応、雑魚敵の中では厄介な部類。
*25 voxLEEや、10/80などいないこともないが。
*26 無論それ以前にマスターアップはされており、実際は1週間程度の前倒しでは、実際ゲーム内容には何の影響も与えることはできない
*27 スパロボ以外では使われる事もなくはないが、その頻度は稀。
*28 『エルヴァンディアストーリー』における「エルヴァンディアゴー!」に通ずるものがある。
*29 この場面ではミスト以外にも、総士が死んだ直後であるにもかかわらず宴会を企画したガラガや、そのガラガと共に裸踊りをするゴオなど、他の版権キャラも原作のキャラクター性を逸脱した常識を疑いたくなるような描写がされていた。
*30 実際KOTYでは「システムは普通だしクソゲーというほどではない」といった意見が多かったため、ガッカリゲー判定で記事が立てられた模様。
*31 実際、スパロボシリーズ自体や参戦作品のファンであるほどクソゲー扱いされることが多い傾向にある