【げーむせんたーしーえっくす さんちょうめのありの】
ジャンル | ゲームinゲーム | ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 |
グレフ クアドラソフトウェア スーパースィープ (サウンド制作) M2 (一部ミドルウェア提供) |
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発売日 | 2014年3月20日 | |
定価 |
通常版/DL版:5,220円 限定版:7,124円(税別) |
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判定 | シリーズファンから不評 | |
ポイント |
2014年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点
80年代というものを解っていない出来栄え 総じて出来がよろしくないゲームinゲーム 限定版付属DVDは大部分が好評 |
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フジテレビ関連作品リンク | ||
クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 |
CSフジテレビONE・NEXTで放映しているテレビ番組『ゲームセンターCX 』(略称GCCX)とタイアップしたレトロゲーム風ミニゲーム集。
本作『有野の挑戦状』『2』を開発したインディーズゼロが他作品の開発で忙しかったため、開発はグレフが担当している。
限定版にはGCCX本編2本(『ハロー!パックマンに挑戦』『ドラゴンボール 神龍の謎に挑戦』)、『有野の挑戦状2』の挑戦、本作の裏ワザ、本作収録ゲームの「BREAK SHOOT」選手権が収録されたDVDが付属している。
有野少年はなんと記憶喪失に!! ゲームをやれば思い出すかも・・・という事で、主人公と一緒に様々なジャンルのゲームをプレイして、 有野少年の記憶を取り戻すべく奮闘する!!(公式サイトより引用)
+ | メインゲーム |
+ | サブゲーム |
「80年代という時代背景とレトロゲーム・それらをテーマとしたTV番組」と言う題材の再現性の低さのみならず、肝心のミニゲーム部分の完成度の低さが目立っている。
開発元が異なるため、前2作で培われたノウハウを活かせなかったのであろうという事情面を考慮しても、根本的な部分に粗が非常に多く、それ以前の出来になっているのは否めないところである。
結果的に、80年代を舞台にした懐かしいレトロさ、ゲームとしての面白さ、番組のノリを再現したゲームとしての出来のよさを期待していたレトロゲームファン・番組ファン双方からがっかりさせる事となった。
この記事でも『挑戦状』と比べられがちな傾向にあるが、『挑戦状』の存在を抜きにして単体で見たとしても、このゲームの出来は褒められた物ではないだろう。
クリア後の章セレクト画面でのボイスの中に、「3が2を超える事ってあるんかなー?」という物があるが、それが完全に自虐と化してしまったのは皮肉である。
*1 他ハードに移植されたが、原作よりもグラフィックやサウンドの質が低下するなど
*2 例えばファミコンのスプライト表示限界は8×8のものを横に8つまで。
*3 たとえば自機と敵がいるようなゲームの場合、重ならないようにお互いの隙間を縫って表示パターンが敷き詰められている。
*4 ゲーム画面のタイトルロゴに既成フォントが使われるようになったのは90年代末期あたりから。それ以前はロゴ制作に耐えうるフォント自体が普及していない。過去作では、タイトルロゴまで当時に倣い全てドットの手打ちでデザインされている。
*5 『クイズ 殿様の野望』回にて、カメラマン阿部が自ら得意ジャンルだと言っていた映画に関するクイズを間違え、管Pにツッコまれた時に吐いたややキレ気味の言葉。
*6 息を吹くと宙返りして回避するという要望が息を吹くと復活するという全く別のものに変わってしまっている