【ふぁいあーえむぶれむ がいでん】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | インテリジェントシステムズ | |
発売日 | 1992年3月14日 | |
定価 | 6,800円(税別) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 2個(バッテリーバックアップ) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加 |
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配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2009年11月4日/514Wiiポイント(税10%込) 【3DS】2013年4月3日/524円(税10%込) 【WiiU】2014年8月20日/524円(税10%込) |
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判定 | なし | |
ポイント |
自由育成型FEの元祖 FE初の複数主人公 |
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ファイアーエムブレムシリーズ |
現在でもシリーズ作品が発売され続けている人気SRPG『ファイアーエムブレム』シリーズの第2作目。
ただし、FEシリーズの中ではシステム面の差異が大きいのでやや異端扱いされている。
前作『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』(以下、『暗黒竜』)と世界観がつながっており
時系列としては、「前作終了後~『ファイアーエムブレム 紋章の謎』第二部開始前」にあたる。
ただし前作とは異なる大陸を舞台にしているためストーリーに大きなつながりはなく、前作のキャラクターが一部登場するという程度のつながりに留まっている。
+ | 微妙に長いので格納 |
戦闘マップにおける基本的なゲームシステムは前作と同様。ここでは、前作からの変更点をメインに記述する。
+ | 戦闘シーンの一場面 |
テンポの悪化
魔法の性能差
ユニット/キャラクターの落差
あえて「外伝」の名を冠するだけのことはあり、SLGとしての戦闘システムの基盤こそ前作から引継ぎつつも、それ以外の箇所に意欲的なシステムを多く盛り込んだチャレンジ精神溢れる作風が見てとれる。
ユニット育成システム関連は評価点と問題点の両方にまたがっているが、実際に賛否が割れるのもまさにそこであり、育成要素にやり甲斐を見出すかバランス調整放棄と見るかで好みが分かれるだろう。
もともと人を選ぶジャンルだったSLGのハードルを下げたSRPG。
本作はそこから更にもう少しRPG側に寄った作りになったわけだが、仕様上どうしても生じてしまう「作業感」をフォローするか、あるいは育成したキャラクターを活躍させる機会を増やすか、そのあたりにもう一工夫あれば文句のない名作になれたかもしれない。
設定面のあれこれ
+ | ネタバレ注意 |
*1 ただ攻撃しないだけではそのマップのクリアが不可能なので、何らかの方法で撃破対象から外す必要あり。
*2 特定クラスのユニットに対して『武器の威力』が3倍という仕様。
*3 ただし8回のうち5回は隠れ面で正規ルートではない。
*4 前作『暗黒竜』にもあったが、『暗黒竜』では使用回数制限が「ステージ間持越しで全7回(一応回復は可能だが貴重アイテムを消費)」に対し、こちらは「HP8消費で何度でも使える(戦闘中でもいくらでも回復手段はあるうえ、ステージクリアでHPは全快する。)」ので制限が緩い。
*5 一部無効のものもいるほか有効種でもこれだけで全滅はできない。
*6 前作『暗黒竜』にもあったが回復量が10固定で、さらに秘密の店でしか販売されていない貴重品。使用回数も10回制限あり。
*7 HP消費が多く一人しか覚えないが、育成した上でこれを使い、すぐさま別のユニットで回復させると一瞬で体勢を立て直せる。 前作『暗黒竜』にもあったが、非売品なうえ使用回数12回、さらに回復量が向こうは10固定なのに対しこっちは魔力分だけ回復するため、使用者の初期ステータスから最低でも14は回復可能。
*8 内容は「ある人物がソフィアを裏切り、リゲルに国を売り渡そうとしている。」というもの、その人物は主人公たちから尊敬される人物である。
*9 そもそもドゼー自身がリゲルから援助を受けるなど内通者である。
*10 これを所持したセーブデータを作るには、セリカ軍単独での最終マップとなる「ドーマの沼」で入手し、このマップをクリアする前に一度撤退してセーブする以外に方法はない。
*11 ゾンビが高確率(と言っても0.258%だが)で落とす「鋼の盾」など。
*12 両方とも高命中で素早さに負担をかけず、なおかつ消費と威力のバランスが良い
*13 ジェニー以外のメンバーの内、最もリカバーの修得の早いセリカですらLv9。
*14 その時点での能力はかなりオーバースペックだが成長が限りなくゼロに近いので他のキャラにすぐ追いつかれ、後はグイグイ引き離されるので以降は出番がなし。所謂を一時的救済の「お助けキャラ」的位置付け。
*15 クリア時に明かされる。
*16 攻略本では「このキャラクターはこのように(当該ユニットから1マス離した周囲8マスを味方ユニットでぐるりと囲む)ガードしないと厳しい」という配置画像まであったりする(ただし、アルム軍でのマップだったのでそこで例に挙げられているキャラは魔防1のクレーベなのだが)。ネット上では「バルボを守れー!」のAAでよくネタにされている。
*17 4コマなどでもアベル・エスト・パオラの三角関係ネタが存在した
*18 本当に消えてしまった場合は本当に消えたのか、最初からなかったのか把握できないため何のメッセージもなく勝手にデータがない状態になる。