機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
でいずシリーズ | |||
Switch/Win | NinNinDays |
天然ドジっ子くの一と同棲。主人公にも感情移入しやすい。 本作のみSteam版に限り「DLsite」がパブリッシャーとしてかかわっている。 |
良 |
とらぶるでいず |
第2弾は男性恐怖症のサキュバスと同棲。 シリーズで唯一グッドエンドが1つしか無い。 |
なし | |
くっころでいず |
第3弾は異世界転移してきた女騎士との同棲生活。 「くっころのバーゲンセール」と言われるほどヒロインの口癖がくどい。 |
なし | |
異世界酒場のセクステット ~Vol.1 New World Days~ |
シリーズ初の3部作構成。タイトルの法則が若干異なるが世界観は共有。 異世界に転移した主人公が6人のヒロインと親睦を深める恋愛ADV。 魅力的なヒロイン達だがヒロインと主人公双方の描写にそれぞれ難あり。 低価格相応と割り切れるか否かで評価がすっぱり分かれる。 |
賛否両論 | |
異世界酒場のセクステット ~Vol.2 Adventurer's Days~ | |||
異世界酒場のセクステット ~Vol.3 Postlude Days~ | |||
愛怒流でいず |
ヤンキー娘とアイドルプロデューサーの恋愛ADV。 qureate作品初の歌付きオープニングムービーが実装。 |
良 | |
NinNinDays2 |
qureate独立後のデビュー作兼初の続編タイトル。 ボリュームは増えたが、ヒロイン以外の描写に問題が。 |
シリ不 | |
プリンセスシリーズ | |||
Switch/Win | プリズンプリンセス |
2人のお姫様と共に脱出を試み qureate作品では初の完全非R-18作品だが、お色気要素は健在。 |
バカゲー |
デュエルプリンセス |
某大戦争のような形式のタワーディフェンスゲーム。 勝利してあられもない姿になったお姫様達を「お仕置き」しよう! Switch版2022年1月26日配信停止。 |
なし | |
プリズンプリンセス ハメられし姫たち | |||
廃深シリーズ | |||
Switch/Win | 廃深 |
配信者と共に探索する、探索ホラーADV。 他作品とは毛色が異なるが、お色気要素は当然健在。 |
なし |
廃深2 |
世界観、キャラクターを一新した探索ホラーADVの続編。 コンセプトは健在だが前作との繋がりは少なめ。 |
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その他の作品 | |||
Switch/Win | NekoMiko |
qureateのインディーゲームブランドとしてのデビュー作。 後のでいずシリーズの基盤となった。 |
|
ノゾムキミノミライ |
qureate初の3Dモデルを使用した 単調かつ面倒なゲームシステムによって大きく評価を落とした。 アップデートで問題点は多少改善している。 |
ク | |
Win | ビートリフレ |
マッサージで女性を癒す、という変わったリズムゲーム。 一度開発中止(概要参照)となるも、改題してWinのみで配信された。 Switch版が配信停止となった『デュエルプリンセス』を除き唯一のPC専売ソフト。 |
|
Switch/Win | 俺の有休恋物語 |
生まれ育った田舎に帰省して昔遊んだ三姉妹との再会から触れ合う恋愛ADV。 ちょっとしたでいずシリーズのファン要素も。 |
|
センチメンタルデスループ |
繰り返す親友の死の運命をタイムリープで変えるADV。 サイコホラーらしいストーリーは好評だが練り込み不足や粗も目立ち気味。 お色気要素も健在だが人を選ぶゴア表現の投入は賛否両論。 |
なし | |
メイド・オブ・ザ・デッド |
叡智な要素が付いたヴァンサバライク作品。 しかし、キャラの性能格差やビルドの大味さといった見過ごせない問題が。 |
なし | |
バニーガーデン |
誰が呼んだか「令和のドリームクラブ」 ギリギリに攻めたお色気成分が世間で大きな話題を呼んだ。 |
2Dイラストの製作を手掛ける株式会社アートアンフが設立したインディーゲームブランド「
プロデューサーはかつてD3パブリッシャーで『オメガラビリンス』シリーズ(*2)や『バレットガールズ』シリーズの製作を担当した臼田裕次郎氏(*3)。
『ノゾムキミノミライ』のような3D作品を除いた全作品に「イラストレーターによる魅力的なヒロイン」「キャラクターアニメーションツールE-mote(エモート)(*4)によってぬるぬる動く立ち絵」「充実したシステムとフルボイスのヒロイン」という共通点がある。
各作品の宣伝もお色気要素を意識したものになっており、妙に凝っていたりする。初期は新作をリリースするペースがかなり早かったが、『ビートリフレ』以降は一時的に新作のリリースが鈍化していた。
ちなみに、ニンテンドーeショップの分類ジャンルは「実用」である。もっと他に無かったのか(*5)
尚『デュエルプリンセス』『マッサージフリークス(*6)』等、 そのゲーム内容に問題が発覚したことにより、一部プラットフォームでは審査落ちや配信停止の措置が取られたり 、『Oh! 女神様でいず』のように発表以降続報が無いまま有耶無耶になってしまったタイトルも存在する(*7)。
一部のWin版はSwitch版と比べて値段が高いが、公式サイトで配布されているR18パッチを導入することで追加シーンやR18差分のイベントスチルを楽しむことが出来る。FANZA/DLsiteで配信されるものに関しては、最初からR18パッチが導入されている状態となっている。
『でいずシリーズ』においては、『異世界酒場のセクステット』以降Switch版の方が早くリリースされる傾向にある為、「安く先に楽しめるSwitch版」と「両方楽しめるWin版」という立ち位置の明確な区別が行われている。
現在の所『NekoMiko』と『でいずシリーズ』のみにパッチが存在し、それ以外の作品に関しては配信時期に差はあっても、基本的に値段の差やR-18要素の追加はない。なお、『ビートリフレ』もセクシャル要素を強化するパッチが配布されているが、R18というわけではなく、Switch版も存在しない。
iMel株式会社が開発に関わっているqureateの看板作品。ジャンルは恋愛ADV。
シリーズ同士で世界観を共有しており、(特定のエンディングを前提にしたものも含むが)過去作を遊んでいればニヤリとできる描写が存在したり、直接ゲスト出演する場合もある。
また、qureateが手掛けている単発作品やシリーズの他作品も宣伝を兼ねて、でいずシリーズの背景に登場することがある。
シリーズの長所は「一作品辺り千円前後のお手軽な価格設定(*8)(*9)」という点に尽きる。
反面短所も明確で、「背景素材の使い回し(*10)」「シナリオの出来が玉石混淆」「駆け足展開やボリューム不足を感じることが多い」「ヒロインキャラ以外はボイス無し」といった点が挙げられる。
なお、エンディングは基本的に3~4種類で、「選択肢を2回以上ミスしたかどうか」「最後の選択肢でどれを選んだか」の条件によって分岐するが、
後発作品のシナリオ次第で過去作のどのエンディングを迎えたのかが決まることがある点には注意。
2022年には現時点の新作である『NinNinDays2』が配信されているが、同時期に2022年配信予定と発表された新作『Oh! 女神様でいず』は、2024年現在でも配信に至っていない。
前述の通りタイトル発表後に続報が無かったり、開発元であるiMelも独自でゲームを数本リリースするようになっているため、無事に配信されるかは怪しいものとなっている。
※一部作品は判明している時系列情報が少ないため、後発作品によっては前後する可能性がある点は悪しからず。
『くっころでいず』⇒『NinNinDays』⇒『セクステットVol.1』⇒『NinNinDays2』⇒『とらぶるでいず』⇒『セクステットVol.3』⇒『愛怒流でいず(*11)』
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
Switch/Win/ Android |
Vtuberメイドラミエ |
でいずシリーズの開発にも関わっているiMel株式会社が販売している恋愛ADV。 E-moteエンジンを使用した動く立ち絵やシステムUIのデザイン等、でいずシリーズと共通した特徴が多い。 |
良 |
Win |
スイートホームメイド スイートホームメイドR |
ブラウザゲーム。qureateコラボイベントを開催。 | 執筆禁止 |
*1 2021年10月末には新会社である「株式会社qureate」として独立した旨が発表された。
*2 『オメガラビリンス ライフ』には携わっていない。
*3 現在はqureateの代表取締役も兼任。
*4 アーケードケームのCS機移植で知られるM2が開発したアニメーションツール
*5 なお、『閃乱カグラ』等もこの分類である。
*6 ビートリフレの改題前のタイトル。当初はSwitchでも配信予定だった。
*7 発表当初は2022年内に発売予定とされていたが、2024年になった現在でも初報PV以降の続報が一切報じられていない。
*8 Switch版は800~1000円。Steam版はその1.5倍の価格になる。
*9 Switch版は事前の予約購入、Steam版ならロンチセールで20%OFFで買える。また度々セールも行われており、古い作品であればかなり安価で購入することが可能。
*10 世界観を共有しているので、そこを考慮に入れられるのなら気にならない。
*11 現時点では『くっころ』の後である事のみ判明。