大判
P159
P159
P160
斜歯流派ブック
鞍馬流派ブック
ハグレ流派ブック
比良坂流派ブック
御斎流派ブック
隠忍流派ブック
概要
「仕掛け」は奥義改造する際に、奥義に追加される特殊な効果のことです。
仕掛けには「強み」と「弱み」があり、必ず対になるよう追加する必要があります。
一見して奥義改造は複雑そうで敷居が高く、取っつきにくい印象があるかもしれません。
しかし、シンプルに強い定石さえ学べば、初心者でも十分に使いこなすことができます。
ここではまず、奥義を強化させる「強み」について考察していきます。
仕掛けには「強み」と「弱み」があり、必ず対になるよう追加する必要があります。
一見して奥義改造は複雑そうで敷居が高く、取っつきにくい印象があるかもしれません。
しかし、シンプルに強い定石さえ学べば、初心者でも十分に使いこなすことができます。
ここではまず、奥義を強化させる「強み」について考察していきます。
※改訂版の内容には※がついています。
明文化や表記の変更のみの改訂に関しては考察しませんのでご了承ください。
※9月26日に行われたエラッタに関してもの内容にも※がついています。
明文化や表記の変更のみの改訂に関しては考察しませんのでご了承ください。
※9月26日に行われたエラッタに関してもの内容にも※がついています。
仕掛け考察
大判
【くらまし】
おそらく最も使用率が高い仕掛け。単純に奥義破りされにくくなるため、奥義を連打しやすくなる。
どんな奥義にも使用でき、どんな奥義に着けても強い。
これより有用か否かが、他の「強み」の採用基準になる。
【沈黙】と併用すればさらに奥義破りされにくくできる。
【くらまし】
おそらく最も使用率が高い仕掛け。単純に奥義破りされにくくなるため、奥義を連打しやすくなる。
どんな奥義にも使用でき、どんな奥義に着けても強い。
これより有用か否かが、他の「強み」の採用基準になる。
【沈黙】と併用すればさらに奥義破りされにくくできる。
【断ち】
【クリティカルヒット】の威力を高められる仕掛け。
悪い効果ではないのだが、そもそも【クリティカルヒット】の素の威力が高く、
どちらにせよ大抵のシノビは2確であるため、1点増えたところで蛇足になりやすい。
この強みを運用をする場合は、奥義以外の攻撃手段を用意しておき、確実に相手の生命力を減らせる状況を作ってから使うこととなる。
【頑健】+兵糧丸といったケースや初撃を【絶対防御】で防がれる場合では確定3発になるのを1撃減らせるのでその点でも優位性がないわけではない。
ただし【錬気】があるなら話が別。
威力を6点まで上げられるため、大抵のシノビを1確で倒せるようになる。
【撃ち】
【範囲攻撃】の威力を高められる仕掛け。3確が2確になるので、結構強いと思う。
大判のみで【範囲攻撃】を改造する場合は、大抵これか【くらまし】の2択だろう。
合せる「弱み」は、【射程低下】か【人数限定】あたりが扱いやすい。
【貫き】
攻撃奥義を【絶対防御】されても、1点貫通するようになる仕掛け。
堅実な効果ではあるのだが、ダメージ効率自体はあまりよくない。
つけるなら、複数対象を狙える【範囲攻撃】の方が合計ダメージが増えて相性が良い。
【クリティカルヒット】なら貫通効果が累積する【凶剣】の方がダメージ効率が良い。
【滅び】
攻撃奥義を対奥義限定の【絶対防御】の様に扱える仕掛け。
通常の【絶対防御】とは異なり「目標全て」を守れるため、協力型シナリオや従者型では恩恵が大きい。
特に【根】で大量の「草」を使う様なビルドなら優先して付けておきたい。
【目覚め】
【不死身】で回復すると【獣化】同様の効果が付く仕掛け。
受け身過ぎるという【不死身】の欠点を克服でき、ダメージも接近戦でシンプルに強い。
間違いやすいがバフを受けるには「1点以上回復する」必要があるため、【回復低下】とは嚙み合わせが悪い。
【鎮め】
【不死身】で回復すると「汚れ」1つを取り除ける仕掛け。
間違いやすいが「汚れ」を取り除くには「1点以上回復する」必要があるため、【回復低下】とは嚙み合わせが悪い。
【独創性】で【慰め】と併用すれば、無限に「汚れ」を取り除けたりする。
【破り】
【絶対防御】を【破術】の様に運用できる仕掛け。
あれば便利な効果ではあるのだが、特定の分野を指定特技にしたものしか止められず、
都合よく相手が対象のサポート忍法を使用してくるとは限らない。
さらにこの奥義の使用者を目標にしたものでなければ発動すらできない。使い辛っ。
不確実性が高く、安定しない。
明確に止めたい忍法があるのなら、【追加忍法/巡らし】で【忍法研究】を指定した方が確実。
【張り】
【絶対防御】で防げる点数を増やす仕掛け。
実質的なメタ対象は【絶対防御/断ち】くらいであり、蛇足になりやすい。
【朽気】【開祖】【朽気】型等なら意味はあるが、逆にそこまで高火力な相手なら、1点は誤差だろう。
総じて取る恩恵が薄い仕掛けだと思う。
【返し】
奥義でダメージを軽減したり回復した時、間合1以内の相手に接近戦ダメージを与える背景。
攻撃を防いだりしつつ、相手の生命力を減らせるのは悪くはない。相手に判定を振らせない点も〇。
接近戦なのはいいが、間合が狭い点が気になる。
一番の欠点として「奥義による生命点減少はダメージではない」ため、【クリティカルヒット】には効果が無い。
ただし、【断ち】で追加された1点はダメージ扱いのため、効果対象になる。
【流し】
奥義でダメージを軽減したり回復した時、間合3以内の相手に射撃戦ダメージを与える背景。
攻撃を防いだりしつつ、相手の生命力を減らせるのは悪くはない。相手に判定を振らせない点も〇。
射撃戦になったが、間合は広いため不発になることは少ないだろう。
一番の欠点として「奥義による生命点減少はダメージではない」ため、【範囲攻撃】には効果が無い。
ただし、【撃ち】で追加された1点はダメージ扱いのため、効果対象になる。
【響き】
判定を振った後でも、神通丸の様に【完全成功】を使用できる仕掛け。
逆凪を防げるので、高プロットで戦う場合の保険になる。
便利な効果ではあるのだが、やや受け身過ぎる気もする。
上忍以上で2個目の奥義として使うなら良い感じかもしれない。
【驚き】
【判定妨害】に対して忍具の使用を禁じられる仕掛け。
殺傷力が段違いで高くなるため、【判定妨害】を使うなら是非つけておきたい。
【判定妨害】につけられる仕掛けの中では、最も採用率が高いだろう。
【続き】
【完全成功】/【判定妨害】の次の判定に、+2修正/-2修正がつく背景。
補正値は悪くないが、やや地味に感じる。
【完全成功】であれば、メインフェイズの情報判定に使用し、その後のサポート忍法の失敗を減らすという使い方になるだろう。
【判定妨害】ならば、連続で攻撃する系統(【土竜吼】【式神】等)で2回目の攻撃を当てやすくする使い方が良いだろう。ただ、逆凪させてしまえば結局は回避できないので態々【続き】を採用するか...?という疑問は残る。
流派専用仕掛け考察
各流派ブックでは、基本的に対応流派でしか使用できない流派専用の「仕掛け」が複数追加されました。
使用に制限がある代わりに、強力な物も多く、今迄以上に奥義を強化する事が出来ます。
また【裏忍器】や【四天脳候補】があれば、他流派専用の仕掛けを1種類だけ利用できるようにもできます。
同様に独自流派でも条件を満たせば最大3つまで使用できます。
使用に制限がある代わりに、強力な物も多く、今迄以上に奥義を強化する事が出来ます。
また【裏忍器】や【四天脳候補】があれば、他流派専用の仕掛けを1種類だけ利用できるようにもできます。
同様に独自流派でも条件を満たせば最大3つまで使用できます。
斜歯ブックにのみ収録されている「忍法強化」と呼ばれる特殊な仕掛けは、【追加忍法】限定の仕掛けです。
使用する場合、追加忍法のうち1つにだけ「忍法強化」の「強み」と「弱み」双方を付ける必要があります。
間違いやすいのですが、別々の忍法に「強み」と「弱み」たり、「忍法強化」以外の仕掛けと併用はできません。
例外的に、これは装備忍法である【忍法開発】でも使用することができます。
使用する場合、追加忍法のうち1つにだけ「忍法強化」の「強み」と「弱み」双方を付ける必要があります。
間違いやすいのですが、別々の忍法に「強み」と「弱み」たり、「忍法強化」以外の仕掛けと併用はできません。
例外的に、これは装備忍法である【忍法開発】でも使用することができます。
【届き】
【範囲攻撃】の間合をシーン外まで広げる、ある意味脅威の仕掛け。
【奥義情報】や「奥義破り判定」の処理は通常と変わらないのだが、
戦闘に参加していない相手を一方的に殴れる点は特筆に値するだろう。
真っ当な戦闘であればルールの都合により1撃程度で済むはずなのだが、
従者や味方PCと談合すれば、自分は安全圏にいながら、1戦闘で敵陣営の生命力だけを0にすることもできてしまう。
狙いたい相手(達)だけピンポイントで削れるという点で、【流行禍】以上の凶悪さを誇る。
【重なり】
【絶対防御】で集団戦ダメージも防げる様になる仕掛け。
【絶対防御】の弱点を1つ克服できるので、あれば結構便利ではある。
ただ通常のダメージと同時に防ぐことまではできず、変調を直接与える効果にも無力。
完全に隙が無くなる訳でもないため、過信は禁物。
とはいえ強い方の仕掛けだとは思う。
【認め】
【不死身】で回復したら忍具がもらえる仕掛け。
間違いやすいが忍具を獲得するには「1点以上回復する」または「変調を1つ以上回復する」必要があるため、【回復低下】とはやや嚙み合わせが悪い。
そのため単独で使うと、思いの外忍具を増やせない。
ただ【慰め】と併用すると途端に扱い勝手が上昇する。ハグレなら【独創性】があるため実践しやすい。
忍具を無限に生成できるため、「遁甲符」をコストとして消費する【式神】などとは相性が良いか。
【描き】
【完全成功】ついでに変調を回復できる仕掛け。
有って困る効果ではないが、変調を回復したいだけなら【不死身】の方が効率が良い。
集団戦を使ってくる敵が必ずいるとも限らず、無駄になることもある。
正直中途半端な効果で、使い難いなと思ってしまう。
【かわし】
「忍法強化」。使用後回避判定しやすくなる仕掛け。
相手よりも高プロットを取らなければ意味がなく、そうなるとファンブル値も上がってしまう。
効果が噛み合っておらず、扱い難い。
合わせるならば【飛筒】だろうか。斜歯忍軍には【裏方】もあるし、元々ついている回避のプラス修正との相乗効果が期待できる。
鞍馬流派ブック
【凄み】
サポート忍法を無効化できるようになった仕掛け。
【破り】に近いが、間合が限定された代わりに、指定特技を選ばなくなった。
読み合いが必要な場合もあるが、【破り】よりは対象が広くまだ扱いやすいと思う。
【凄み】
サポート忍法を無効化できるようになった仕掛け。
【破り】に近いが、間合が限定された代わりに、指定特技を選ばなくなった。
読み合いが必要な場合もあるが、【破り】よりは対象が広くまだ扱いやすいと思う。
【刻み】
攻撃奥義を当てた相手への、奥義破りが楽になる仕掛け。
補正値は小さくなく、長期戦においては無視できない効果だろう。
効果的には対象が多い【範囲攻撃】の方が相性が良い。
割と強い方の仕掛けだとは思う。
【絶対防御】を貫通できる【貫き】や【断ち】とは相性が良い。2重改造の際はそれらを入れてみるのも面白いだろう。
【尖らし】
【殺し】と【崩し】を足して2で割ったような仕掛け。
悪い効果ではないのだが、【追加忍法】で攻撃忍法を使う場合、
相手に奥義破り判定と回避判定の2回チャンスを与えるため、そもそも当たり難い欠点がある。
あちらと違い装備忍法で持ってくる手段が無いのが痛い。
【努め】
逆凪を回復できるようにする仕掛け。
【業力】と異なりライフコストが無く、【朔風】と異なり回数制限も無い。
【響き】と異なり【春香】や【震々】等、忍法の効果による逆凪も防げる点が優秀。
かなり強い方の仕掛けだと思う。使用タイミング的に、【完全成功】の方が無駄がなく相性は良い。
ハグレ流派ブック
【荒らし】
【試し】の上位互換。対象が自身以外全体になり、ラウンド中継続するようになった。
ファンブル型が運用すればかなり強いと思う。当然【判定妨害】とは相性が良い。
味方の巻き込みには要注意。
【荒らし】
【試し】の上位互換。対象が自身以外全体になり、ラウンド中継続するようになった。
ファンブル型が運用すればかなり強いと思う。当然【判定妨害】とは相性が良い。
味方の巻き込みには要注意。
【いただき】
【クリティカルヒット】で忍具を奪える仕掛け。
【悪党】等と異なり奥義は非公開情報のため、相手に対策の隙を与えにくい点は優秀。
渡す忍具は相手が選ぶが、特殊忍具でも奪える点も〇。
相手がドラマシーンで忍具を使いきっていない限りは、大抵1個は奪えると思う。
見せた後は対策されやすいが、逆に言えば忍具の消費を急かせられるだけでも意味はある。
クリティカルヒットはランダムに失われる特技を選ぶので、兵糧丸が奪たならそれだけで機能停止に追い込める可能性を秘めている。
あまり見かけないが、割と強い仕掛けではなかろうか。
【潜み】
効果自体は【かわし】と変わらないが、付けられる対象が増えている。
あちら同様の問題を抱えており、やや扱いづらい部類。
なおテキストには誤記があり、実際は【範囲攻撃】以外にも問題なくつけられる。
【慰め】
【不死身】で無限に回復できるようになる脅威の仕掛け。
【不死身】につけられる仕掛けの中では最強だと思う。
最低値が保証されるため、【回復低下】と特に相性が良い。
回数制限が無くなるため、これを付けたら【生命力】が減る度連打しよう。
【揺らぎ】
【判定妨害】で【完全成功】を上書きできるようになる仕掛け。
勘違いされやすいが、通常の【完全成功】は「サイコロを振っていない扱い」のため、
素の【判定妨害】や「遁甲符」は使用できない。
有って困る効果ではないのだが、そもそも【完全成功】自体あまり使用率が高くない。
「神通丸」や「遁甲符」の方が遭遇率ははるかに高いため、【驚き】の方が使い勝手は良い。
比良坂流派ブック
【分かち】
【完全成功】を他者に使える仕掛け。
協力型なら、難しい回避判定に対し【絶対防御】の様に扱える。
ただ奥義破りされた場合判定は自動失敗になってしまうため、
ダメージ以外に持続する効果や変調が無いなら、【絶対防御】の方が扱いやすい。
逆に言えば、それらに対する対策にはなる。
【分かち】
【完全成功】を他者に使える仕掛け。
協力型なら、難しい回避判定に対し【絶対防御】の様に扱える。
ただ奥義破りされた場合判定は自動失敗になってしまうため、
ダメージ以外に持続する効果や変調が無いなら、【絶対防御】の方が扱いやすい。
逆に言えば、それらに対する対策にはなる。
【気づき】
【完全成功】で成功した特技で判定を行う際、スペシャル値を下げられる仕掛け。
下げられる値はまずまずだが、スペ型で【完全成功】を使うなら【輝き】がある。
【水晶眼】なら奥義枠を使わず、そのラウンド間効果も持続する。
弱いとは言わないが、他に選択肢が多く選びにくさがあるように思う。
【裁き】
シーン外から【判定妨害】を扱える仕掛け。
自身が参加していないドラマシーンに介入できる為、最低でも各PCの情報収集を一度ずつは妨害できるし、
特定の誰かの判定を延々と妨害し続けるようないやらしい動きもできてしまう。
当然メイン戦闘にも介入できるため、できることはかなり多い。
逆に言えば、クライマックス戦闘では恩恵を受けられない。
【祟り】
【惟神】を【範囲攻撃】として扱える仕掛け。
使い終わった【漂流神】を再利用できたりするので、効果自体は便利。
ただ付けられる「弱み」で扱いやすいものが【術式開示】くらいしかないのが欠点。
奥義破りされず忍法枠を増やせる、【漂流神】の長所を潰してしまうのが悩みどころ。
【結び】
【惟神】を【不死身】として扱える仕掛け。
32Pの追補に記述があるが、【不死身】として参照する使用回数は「【惟神】として使った回数も含む」。
そのため生命力回復目的で採用すると安定しないかも。それでも変調対策にはなる。
【炎神】や【海神】等の攻撃的な【惟神】につければ、状況に合わせて器用に使える。
ある種の抜け道として、この強みを付けてもその時点ではこの奥義は【不死身】扱いではないので、【発動条件】の弱みを付けることができる。
が、普通に回数制限の不死身でいいと思う。
御斎流派ブック
【均らし】
【範囲攻撃】で生命力を減らすと、そのラウンド中逆凪しなくなる仕掛け。
簡単な条件で、1ラウンド逆凪を回避できるのは便利ではある。
プロット6に陣取り奥義連打しているだけで安全に戦える。
ただし、逆凪こそしないがファンブル値が上がる影響を受けるため、判定の難易度は上がるし、破られたなら均らしの効果も発揮されない。
【揺音】【秘中の秘】等で奥義破りされ難くするとなお良いだろう。
「逆凪を無効にする」訳ではないため、奥義より先に処理する【設定帖】とは相性が悪い。
【均らし】
【範囲攻撃】で生命力を減らすと、そのラウンド中逆凪しなくなる仕掛け。
簡単な条件で、1ラウンド逆凪を回避できるのは便利ではある。
プロット6に陣取り奥義連打しているだけで安全に戦える。
ただし、逆凪こそしないがファンブル値が上がる影響を受けるため、判定の難易度は上がるし、破られたなら均らしの効果も発揮されない。
【揺音】【秘中の秘】等で奥義破りされ難くするとなお良いだろう。
「逆凪を無効にする」訳ではないため、奥義より先に処理する【設定帖】とは相性が悪い。
【移し】
【範囲攻撃】で生命力を減らすと、任意の戦場にできる仕掛け。
【誘導】などよりも手早く戦場を変更できて便利。
戦場は事前に選んだ1種しか選べないが、最低限甲乙は選べるし、戦場型ならば問題ない。
コスト管理も不要であり、少なくとも初撃は1人くらい通るはずなので割と安定して戦場を変えられるだろう。
戦場型なら十分選択肢に入るだろう。
【清め】
戦闘中持続する効果を無効化できる仕掛け。
【影斬】【大鋸】【喘縄】等、致命的な効果も結構あるので、特に持久型のビルドならばあれば安心できる。
ただし【朱筆】とは異なり、「セッション終了時まで持続する効果」は対象外である事に注意。
具体的には、【破幻の瞳】や【真眼】がこれに当たる。
これらの対策をしたいなら【朱筆】を使おう。
【正し】
【完全成功】の達成値を15にする仕掛け。
極端な数値が目を引く。【磔律】と組み合わせろということだろう。後は【艶花】等も相性が良い。
メインフェイズに使用して【百物語】というのもありだろうか。
【騒めき】
【揺らめき】の集団戦版。ファンブル型なら悪くない選択肢だとは思う。
その他にも【武曲】の回避に対して使うなら即座に変調を増やしてダメ―ジを伸ばせる。極地・乙でさらに増やすこともできロマンはある。
例の如く「神通丸」に弱い点は注意。
【澄まし】
仕掛け版の【閻魔】。
判定が多く失敗しやすい【追加忍法】のデメリットを減らしてくれる。
ただ【追加忍法】だと相手に回避だけでなく奥義破り判定もされるため、そもそも発動し難いデメリットがある。
大抵【追加忍法】を使ってまで仕込みたいものは他流派忍法であることが多く、
対抗馬が優秀過ぎる為、あまり使われない仕掛けだと思う。
隠忍流派ブック
【忌み】
奥義破りに失敗した相手に集団戦を与える仕掛け。
スペ狙いで取りあえず振る奥義破りを咎められる。
3人振れば1人くらいは失敗するだろうし、そもそもこれが見えれば特技が近くない相手は振るのを躊躇うだろう。
これ1つで奥義破りをかなり牽制できるため、個人的には【くらまし】より強いと思う。お勧めです。
【忌み】
奥義破りに失敗した相手に集団戦を与える仕掛け。
スペ狙いで取りあえず振る奥義破りを咎められる。
3人振れば1人くらいは失敗するだろうし、そもそもこれが見えれば特技が近くない相手は振るのを躊躇うだろう。
これ1つで奥義破りをかなり牽制できるため、個人的には【くらまし】より強いと思う。お勧めです。
【渇き】
攻撃奥義で生命力を減らしたとき、回復できる仕掛け。
雑に【範囲攻撃】を連打するだけでライフアドバンテージを得られる。シンプルに強い。
生命力を減らす必要があるため、対象が多い【範囲攻撃】につけるのがお勧め。
【障り】
【絶対防御】したとき、攻撃した相手に集団戦を与える仕掛け。
攻守を両立できるので便利。間合いやダメージの種類に制限が無い点も優秀。
決定打にはならないが、個人的にはこの手の反射系の仕掛けで一番使いやすいと思う。
【戒め】
【不死身】で「鬼力」を得られる仕掛け。
この手の仕掛けでは珍しく「生命力を1点以上回復したとき」の記述がないため、回数制限が無い点は優秀。
【不死身】を変調回復の手段として使用するなら、悪くないおまけだとは思う。
「鬼力」を貯めたいだけなら、【縁魔】等の方が効率はいい。
【嘆き】
有りそうでなかった、【判定妨害】を純粋に強化する仕掛け。
「4,1」「1,4」を判定失敗に、プロット次第だが「2,1」「1,2」も逆凪にできるようになる。
シンプルに効果が強くなるので、純粋な殺傷力では【驚き】以上ともいえる。
ただ、忍具を防げる【驚き】の方が汎用性は高いか。
【契り】
生命力をコストに【追加忍法】の奥義破りを封じる仕掛け。
サポート忍法も対象になれば滅茶苦茶強かったのに……残念ながら攻撃忍法限定である。
それでも隠忍は【吸精】等の存在から生命力は回復しやすい。
流派の特性とは噛み合っているし、奥義破りされないのは悪くない効果だと思う。
ただ隠忍の忍法を忍法枠を超えて使いたいだけなら、
【加持祈祷】経由で【漂流神】をとれば装備忍法まで含め特例修得できてしまう。
当然あちらは生命力も必要なく奥義破りもされない。
使う場合の弱みは【停止反動】が良いだろう。
奥義破りされることがないため、あちらのデメリットを無視できる。