『マカバイ記』は、ヘレニズム時代のユダヤの歴史を描く
歴史書の1つ。『マカバイ記』は教派によって扱いに違いがあり、ユダヤ教と
プロテスタントでは外典として扱い、カトリック教会では1と2を正典(第二正典)に収め、正教会では1と2に加えて3と4までも正典に収めている。
マカバイ記3は、内容的にはマカバイ戦争とはなんの関連もない。プトレマイオス朝エジプトを舞台に、エルサレム神殿に入ることができなかったことに憤慨した王が、アレクサンドリアのユダヤ人を集めて虐殺しようとするが、神の力によってユダヤ人が助けられるという内容である。
最終更新:2016年09月11日 22:11