ディダケー

使徒教父文書に含まれる一文書。

ディダケー(12使徒の遺訓、コイネーギリシア語: Διδαχή)は、教えを意味する、初期キリスト教の論述である。12使徒を通して与えられた主の教え(教訓)と伝えられるが、多くの学者によって1世紀後半から2世紀初頭に成立した文書と考えられている。文書は最初のカテキズム(教理問答)と見なされ、洗礼(バプテスマ)と聖餐、キリスト教の組織についての三つのおもな項目からなる。

最終更新:2016年09月26日 12:48