コロサイの信徒への手紙

伝統的に使徒パウロがコロサイの共同体へあてて書いたものであるとされるが、近代以降異論もある。

伝統に従えばパウロが、ローマで最初に投獄されていた期間(『使徒言行録』28:16)、おそらく紀元57年に(62年という説をとなえる学者も)『エフェソの信徒への手紙』(エフェソ書)のあとに書いたと考えられる。

構成

本書簡は神学的考察と実践的なすすめの二部構成になっている。

  • 神学的考察(1-2章)
  • 実践的なすすめ(3-4章)
最終更新:2016年10月01日 16:25