汝の保護の下に(ギリシャ語: Ὑπὸ τὴν σὴν εὐσπλαγχνίαν; ラテン語: Sub tuum præsidium) は、神の母(テオトコス)として祝福された処女マリアに関する最も古い現存する聖歌である。
最初期のテキストはコプト正教会のクリスマス典礼の中で見られる聖歌である。そのパピルスはギリシャ語で記録されており、3世紀~4世紀のものと考えられている。
ここでは11世紀頃につくられたとみられるラテン語のテキストを紹介する。
ラテン語
Sub tuum praesidium
confugimus,
Sancta Dei Genetrix.
Nostras deprecationes ne despicias
in necessitatibus nostris,
sed a periculis cunctis
libera nos semper,
Virgo gloriosa et benedicta
和訳
我々は汝の保護へ飛ぶ。
嗚呼、聖なる神の母よ、
我々の請願を侮らないでください、
我々の必要とする(請願を)。
しかし我々をいつも運び出してください、
全ての危険から。
栄光の祝福された処女よ。
最終更新:2017年07月04日 21:37