ゼンカイジャーにおける並行世界

登録日:2021/05/09 Sun 08:31:32
更新日:2025/02/11 Tue 22:59:02
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この項目では特撮テレビドラマ『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場する並行世界について紹介する。


概要

『ゼンカイジャー』の世界観は、人間が住んでいる世界や機械の世界など多種多様な並行世界が無数に存在するというもの。

その中には歴代スーパー戦隊シリーズの世界も含まれているが、今作では世界観が1つに統一・共有されることが多い今までの戦隊シリーズと異なり、各スーパー戦隊が1つの世界に独立しているという『仮面ライダーディケイド』のA.R.WORLDと似た設定になっている。
ちなみに『ゼンカイジャー』以外で、スーパー戦隊シリーズの他作品とは別の並行世界と明確に分かる描写になっていたのは(2021年当時では)『宇宙戦隊キュウレンジャー』のみ。

これらのスーパー戦隊の世界を含めた全ての並行世界はキカイトピア王朝トジテンドによって機械歯車「トジルギア」に閉じ込められてしまった。
そして最後の1つである五色田介人が暮らす世界を狙うも、何らかの不具合で人間世界とキカイトピアの一部が融合する事態が起きてしまう。

そして介人と4人のキカイノイド達によって、この世界を守るために機界戦隊ゼンカイジャーが結成され、トジルギアに閉じ込められた全ての並行世界を解放することも大きな目的となった。

また、トジルギアに閉じ込められた世界は主にワルドダイワルドの力の元となる。

ただし、あくまで異世界ではなく並行世界であるため、東映公式から
よく聞かれます。
ゾックスさんたちゴールドツイカー一家、カイゾクトピアの人なのに、日本語わかるの? 日本語読めるの?
わかります。読めます。
だって、カイゾクトピアの日本人だから。
それが並行世界。異次元とか異世界じゃない。ちょっとだけ何かがちがう、この世界と似て非なる世界。
「ifの世界」みたいなことです。
その「if」が、カイゾクだったりキノコだったり、カシワモチだったりゴミだったりレトロだったりするのが問題かもしれませんが。
……と解説されている。
つまり「あり得たかもしれない別の可能性の世界」と言った方が正しい模様。


劇中に登場した並行世界

特筆すべき世界

  • キカイトピア
機械生命体・キカイノイドが暮らしているキカイの世界で、有機生命体は存在しない。
悪徳王朝のトジテンドが支配するディストピアめいた世界でもあり、トジテンドに属する選民思想に染まった富裕層が自国民であるキカイノイドを「庶民キカイノイド」と侮蔑し、奴隷か家畜としか見ておらず、その腐敗と暴虐っぷりから、一般のキカイノイド達から忌み嫌われている。
世界を丸ごと閉じ込めるトジルギアを使った並行世界への支配を開始するも、最後に残った世界がキカイトピアの一部を持っていかれる異常事態が発生してしまう。
その余波で人間界に転移されたキカイノイド達は、トジテンドが支配していた故郷の世界よりも平和な暮らしを謳歌していた。
美意識や文化などは2021年時点の日本とさほど変わらないようで、名物はキカイたこ焼き
またキカイノイドの生態は「機械人である」こと以外は人間と変わらず、生殖も可能なようでハーフもいる。たださすがに初期のガオーンとかになると本wiki内で言うところの「特殊性癖」と似たような扱いになるらしく、ほんとに一応は別種族であるというのは前提にされる模様。
ただ社会通念的にもほぼ変わりはなく、おおよそ「戦隊シリーズ基準で普通とされる人間」の世界にある職業であればほとんどがキカイノイドの社会人たちも携わることができる様子。あれ、そうなるとゼンカイジャーメンバーの職って…
法律上どういう定義がされているのかは不明だが、バカンスワルドの回とかでは「双方の種族の議員が文字通りひとつの公的システム内に混在する国会」が映っており、議員制度・代議制度の概念とかも(おそらくは「昔は」だろうが)あった模様。

  • 人間世界
五色田一家とサポートメカ・セッちゃん達がいる世界で、本作の主な舞台でもある。
ある日キカイトピアの一部と融合してしまい、それが原因で人間とキカイノイド達が共存する世界へと変わりさらには侵略のためにワルドやダイワルドを送り込むトジテンドと世界を守るゼンカイジャーの戦いが繰り広げられている。
この世界の特徴としては、この世界の人間は突然自分たちの世界に現れたキカイノイドとたった1か月で共存する、頭にキノコが生える事態に対して「キノコが生えるくらいいいでしょ」と気にしないなど何かと適応力が非常に高く、中には人間とキカイノイドの女性で二股をかけて修羅場になった男性がいるほど。
逆を言えば人間とごく普通に交際するキカイノイドの方も適応が早いと言えるのだが。
最終カイ!で並行世界との行き来が可能となり、ゼンカイジャー達の活躍により「ゼンカイトピア」と命名された。

  • カイゾクトピア
海賊だけが存在し強い者が全てを手にする海軍が存在しない『ONE PIECE』の世界観な弱肉強食の世界で、巨大戦艦で並行世界を股にかける世界界賊・ゴールドツイカー一家の出身地。
劇中では回想シーンでのみ描写されていたが、トジルギア完成前のトジテンドに一度武力侵略されたものの、返り討ちにした挙句逆にゴールドツイカー一家がトジルギアを始めとしたアイテムのデータを強奪したという強豪過ぎる世界である。
その結果としてツーカイザーの変身アイテム・ギアダリンガーが発明された。
しかしその後の第44カイ!にてトジテンドによってトジルギアにされていたことが発覚。
SDトピアへと向かうゾックス達を見送ったステイシー(神)の手で解放された。

  • SDトピア
住民全員がスーパーデフォルメ状のミニキャラの姿をして暮らしているSDの世界。
一見すると可愛らしい世界を思わせるが、別の世界の人間が安易に赴くとこの世界の住人と同じSDキャラの姿に変えられてしまう一種の呪いにかかってしまう危険性がある。
ゴールドツイカー一家がこの世界に侵入した際に双子のカッタナーとリッキーがしくじって世界の「呪い」が発動し、二頭身で手のひらサイズの姿に変えられてしまう。
さらにその直後にSDトピアはトジルギアに閉じ込められてしまい、それ以降からゴールドツイカー一族がトジデンドを狙う原因になっている。
SDワルド及びダイSDワルドの力の源となり、ダイSDワルドの撃破により解放された。

  • スーパー戦隊それぞれの世界
秘密戦隊ゴレンジャーから魔進戦隊キラメイジャーまでの45の歴代戦隊が存在するそれぞれの世界。
『ゴーカイジャー』の世界を彷彿とさせるが、別世界に当たるキュウレンジャーも含まれていることからこちらもまた既存のスーパー戦隊の世界とはまた違うらしく、戦隊それぞれと世界一つが対応しているわけではないらしい*1
五色田夫妻が並行世界を研究する過程でスーパー戦隊の存在を知り、彼らを参考にして開発したのがセンタイギアである。
最終回後は本作の舞台である人間世界(ゼンカイトピア)もこちらに分類されると思われる。
ちなみにセンタイギアが存在するため『非公認戦隊アキバレンジャー』の世界観に相当する並行世界も組み込まれてはいるようだが、アキバトピア(仮称)がこのあたりの設定上どういう扱いになっているのかは不明。セッちゃんのリアクションを見る限り、45戦隊それぞれの世界観にあたる世界とは区別されている様子ではある。

  • ゴーカイトピア
Vシネクスト『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』で判明した名称で、海賊戦隊ゴーカイジャーが活動する世界をゼンカイトピアから見た場合の呼称。
ゴーカイジャーから騎士竜戦隊リュウソウジャーまでの「センパイジャー」が属する。
なお、上記したスーパー戦隊本編の世界群とは完全なパラレルワールドに当たる。
もっとも『ゴーカイ』作中でも「本編中では再封印に使ったことで喪失したはずのドロンチェンジャーをサスケ・鶴姫たちが持っている*2*3「何の説明もなくペガサスを退職どころか忘れていることになった恭介」「地球人のはずの恭介が「チーキュ」呼びを使用する」*4など厳密には「特定ひとつの戦隊作品の世界観とはパラレル」とは扱われており、このあたりを再整理しただけとも言える。

  • キラメイトピア
同じく『ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』で登場した名前で、クリスタリアおよび魔進戦隊キラメイジャーが活動する世界をひとまとめにした呼称。

暴太郎戦隊ドンブラザーズが活動する現実世界や脳人レイヤー、イデオン、獣人の森をひとまとめにした世界。

仮面ライダーセイバーソードオブロゴスの剣士達が世界の均衡を保つために、ワンダーライドブックや『全知全能の書』を巡って本の魔人メギドと戦いを広げている世界。
スーパー戦隊とは違う『仮面ライダー』と呼ばれるヒーローが存在する世界線の1つでもある。


トジルギアの存在によって示された世界

これらの世界の特徴はワルドの法則改変でどんな世界なのかが示されているが、ワルドの能力はトジルギアを通じて引き出した世界の力を悪用して発揮されるものであるため、その世界本来のものとは厳密には違う可能性が高い。

  • スーパー悪者トピア
映画『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』で存在が示唆された世界。
トジルギアに閉じ込められていた事からこういう世界が存在すること自体は確実だが、詳細は不明。
ただし、悪者だらけの世界ということは今までスーパー戦隊が戦ってきた秘密結社、帝国、宇宙人、魔人、ロボットといった邪悪な怪人が跋扈している怪獣墓場じみた世界だと思われる。いくつか世界の壁を超えられる組織があるが、大丈夫だろうか……
スーパー悪者ワルドの撃破により解放されたと思われたが……。
その後、フリント・ゴールドツイカーの描いた世界分布図に「スーパー悪者トピア」とひっそりと記載されていた事で正式名称が発覚した。
スーパー悪者ワルド及びノーマル悪者ワルドの力の源となり、ノーマル悪者ワルドの撃破により解放された。いいのかな解放して……

  • キノコトピア
「キノコトジルギア」に閉じ込められたキノコの世界。
あちこちが巨大なキノコで覆われているだけでなく、住人の頭にまでキノコが生えている奇天烈な世界であり、キノコ栽培もしている様子。
キノコワルド及びダイキノコワルドの力の源となり、ダイキノコワルドの撃破により解放された。

  • コオリトピア
「コオリトジルギア」に閉じ込められたコオリの世界。
氷河期のように氷に覆われた世界で、全住民は普段から防寒着を身に着けて暮らしている。
コオリワルド及びダイコオリワルドの力の源となり、ダイコオリワルドの撃破により解放された。

  • ボクシングトピア
「ボクシングトジルギア」に閉じ込められたボクシングの世界。
ボクシングで全てが決まる世界であり、その世界に住む人間全てが日夜ボクシングで戦い続けていると思われる。
ボクシングワルド及びダイボクシングワルドの力の源となり、ダイボクシングワルドの撃破により解放された。

  • キックボクシングトピア
「キックボクシングギア」に閉じ込められたキックボクシングの世界。
キックボクシングで全てが決まる世界であり、その世界に住む人間全てが日夜キックボクシングで戦い続けていると思われる。「ボクシングトピアと被ってる」というツッコミはNG。ゼンカイジャー…というかワルド怪人ではよくあることだ。
キックボクシングワルド及びダイキックボクシングワルドの力の源となり、ダイキックボクシングワルドの撃破により解放された。

  • プレスキトピア
「プレスキトジルギア」に閉じ込められたプレス機の世界。
全ての住人がプレス機に頼って暮らしている世界なのか不明。
プレスキワルド及びダイプレスキワルドの力の源となり、ダイプレスキワルドの撃破により解放された。

  • スシトピア
「スシトジルギア」に閉じ込められたスシの世界。
寿司職人の世界であり、世界中には回転寿司などの寿司料理店が多く点在していると思われる。ちなみに別の世界線にもスシトピアと似た世界がある。
スシワルド及びダイスシワルドの力の源となり、ダイスシワルドの撃破により解放された。
後にトジテンドから脱走した美都子がここで板前修業を積んでいた事が判明。

  • ゴミトピア
「ゴミトジルギア」に閉じ込められたゴミの世界。闇の帝国ヨドンヘイムの別名ではない。
ゴミだらけの汚れた世界で、ベーダー一族蛮機族ガイアークがその存在を知ったら侵略対象をこっちの世界に変更しそうである。というかこいつらたぶん平和的に移民できるだろ。
ゴミワルド及びダイゴミワルドの力の源となり、ダイゴミワルドの撃破により解放された。

  • ドアトピア
「ドアトジルギア」に閉じ込められたドアの世界。
なんと空中にドアが沢山浮いており、潜った先がどうなっているかは不明。
ドアワルド及びダイドアワルドの力の源となり、ダイドアワルドの撃破により解放された。

  • カシワモチトピア
「カシワモチトジルギア」に閉じ込められたカシワモチの世界。
劇中でカシワモチワルドが柏餅中毒者が出る現象を引き起こしたが、この世界でも同じ中毒者が出てきているのだろうか?
当初はダイカシワモチワルドの能力から毎日がこどもの日みたいな世界…と思われていたが、なんと柏餅を被っていない人間は、こちらでいうパンツを穿いていない変質者に等しいというこれ以上にぶっ飛んだ世界であった。
柏餅が文化の中心になっており、専用の自販機まで存在し、更にに緑色に染まった空には柏餅が葉をはためかせて鳥のように空を飛んでいる。どうなっているんだ……
カシワモチワルド及びダイカシワモチワルドの力の源となり、ダイカシワモチワルドの撃破により解放された。

  • マヒルトピア
「マヒルトジルギア」に閉じ込められた真昼の世界。
マヒルワルドの能力を考えると、日が傾かず、夜の概念自体がない世界だと考えられる。まさにアカルイセカイ
マヒルワルド及びダイマヒルワルドの力の源となり、ダイマヒルワルドの撃破により解放された。

  • タイヨウトピア
「タイヨウトジルギア」に閉じ込められた太陽の世界。
もしかしたら、この世界の惑星は全て太陽になっているかもしれない…。
タイヨウワルドの力の源となった。撃破された描写はないが、おそらくはどこかのタイミングで倒されて解放されたものと思われる。
もちろん『太陽戦隊サンバルカン』の世界観にあたる並行世界とは全く別。

  • サクラモチトピア
「トジルギア」に閉じ込められた桜餅の世界。
桜餅が文化の中心になっている世界だと思われる。こちらでは桜餅を頭に被らないと変質者扱いされるのか?
サクラモチワルドの力の源となった。撃破された描写はないが、おそらくはどこかのタイミングで倒されて解放されたものと思われる。

  • オニゴッコトピア
「オニゴッコトジルギア」に閉じ込められた鬼ごっこの世界
鬼ごっこで全てが決まり、ローカルルールを含め全ての鬼ごっこが集まっていると思われる。
オニゴッコワルド及びダイオニゴッコワルドの力の源となり、ダイオニゴッコワルドの撃破により解放された。

  • カタツムリトピア
「カタツムリトジルギア」に閉じ込められたカタツムリの世界。
全てがカタツムリのようにスローなのか、住民がカタツムリみたいな姿なのか、カタツムリの上で生活しているのかは不明。
カタツムリワルド及びダイカタツムリワルドの力の源となり、ダイカタツムリワルドの撃破により解放された。

  • リサイクルトピア
「リサイクルトジルギア」に閉じ込められたリサイクルの世界。
ゴミトピアとは逆にあらゆるものがリサイクルされているものと思われる。
リサイクルワルド及びリサイクルドアワルドの力の源となり、ダイリサイクルワルドの撃破により解放された。

  • ジシャクトピア
「ジシャクトジルギア」に閉じ込められた磁石の世界。
磁石だらけの世界もしくは磁力が発達した世界なのかは不明だが、劇中では至る所に磁石のモノリスや磁力線のようななにかが建ててある描写がある。
ジシャクワルド及びダイジシャクワルドの力の源となり、ダイジシャクワルドの撃破により解放された。

  • レトロトピア
「レトロトジルギア」に閉じ込められたレトロの世界
レトロな風景が広がっており、まさに永遠に昭和時代のままのような世界である。ノスタルジーな街並みに反し、警官(あるいは憲兵)が厳しく街を巡回しており、あまりのびのびとした雰囲気とは言えない模様。
レトロワルド及びダイレトロワルドの力の源となり、ダイレトロワルドの撃破により解放された。

  • トウメイトピア
「トウメイトジルギア」に閉じ込められた透明の世界。
あらゆる人や物が透明になっている世界と考えられる。いくらなんでも不便じゃないのだろうか?
トウメイワルド及びダイトウメイワルドの力の源となり、ダイトウメイワルドの撃破により解放された。

  • レンアイトピア
「レンアイトジルギア」に閉じ込められたレンアイの世界。
劇中描写が無かったが、恐らく住民全員が性別、種族、無機物問わずに愛し合っている世界と考えられる。ブルーンの反応からして凄まじい世界だった様子。
レンアイワルド及びダイレンアイワルドの力の源となり、ダイレンアイワルドの撃破により解放された。

  • カブトムシトピア
「カブトムシトジルギア」に閉じ込められたカブトムシの世界。
世界中にカブトムシが大量に生息しているのか、住民がカブトムシのような姿なのかは不明。
もしかしたらスペードのカテゴリーA、あるいはカテゴリーKがバトルファイトに勝利した世界線なのかもしれない。仮にそれなら始や一部の高位アンデットがそうであったの同様、キカイトピアと同じく社会通念や価値観は介人たちとそんなに変わらない…?
カブトムシワルド及びダイカブトムシワルドの力の源となり、ダイカブトムシワルドの撃破により解放された。

  • オリヒメトピア
「オリヒメトジルギア」に閉じ込められたオリヒメの世界。
文字通り、七夕の織姫たちが存在する世界かもしれない。
オリヒメワルドの力の源となり、オリヒメワルドの撃破により解放された。

  • ヒコボシトピア
「ヒコボシトジルギア」に閉じ込められたヒコボシの世界。
文字通り七夕の彦星たちが存在する世界かもしれない。フリントの描いた世界分布図においても、やはりオリヒメトピアと隣り合っていた事が判明。
ヒコボシワルド及びダイヒコボシワルドの力の源となり、ダイヒコボシワルドの撃破により解放された。

  • コピートピア
「コピートジルギア」に閉じ込められたコピーの世界。
何もかもがコピーされている世界だと考えられる。商標権とかどうなっているんだろう。
コピーワルド及びダイコピーワルドの力の源となり、ダイコピーワルドの撃破により解放された。

  • カイトウトピア
「カイトウトジルギア」に閉じ込められたカイトウの世界。
全ての住人が怪盗で窃盗が頻繁に起きている世界だと思われる。
カイトウワルド及びダイカイトウワルドの力の源となり、ダイカイトウワルドの撃破により解放された。
こちらももちろん『ルパ・パト』の世界とは別。

  • トウギュウトピア
「トウギュウトジルギア」に閉じ込められたトウギュウの世界。
世界中にが沢山生息しているのか、闘牛が盛んな世界なのかは不明。
もしかしたら先述のと同じくスペードのカテゴリー8がバトルファイトに勝利した世界線か、それともライモンちゃんが大好きなギャングラー怪人の出身世界なのかもしれない。
トウギュウワルド及びダイトウギュウワルドの力の源となり、ダイトウギュウワルドの撃破により解放された。

  • バカンストピア
「バカンストジルギア」に閉じ込められたバカンスの世界。
住民全員がビーチでバカンスを満喫している世界である。
バカンスワルド及びダイバカンスワルドの力の源となり、一時は介人たちの世界兼現キカイトピアが飲み込まれてしまう事態になったが、最終的にはトジテンド側の自滅に端を発するダイバカンスワルドの撃破により解放された。

  • ヒドケイトピア
「ヒドケイトジルギア」に閉じ込められたヒドケイの世界。
日時計で時間を決めている世界だと考えられる。
ヒドケイワルドの力の源となり、ヒドケイワルドの撃破により解放された。

  • マンガトピア
「マンガトジルギア」に閉じ込められた漫画の世界。
住民が皆漫画家の世界だと考えられる。おそらく史実よりももっと大きな声で萬画宣言がなされたのであろう*5
かつてゴールドツイカー一家によってお宝ともいえる漫画を強奪されている。
マンガワルド及びダイマンガワルドの力の源となり、ダイマンガワルドの撃破により解放された。

  • テニストピア
「テニストジルギア」に閉じ込められたテニスの世界。
上述のボクシングトピアやキックボクシングトピア同様、日夜テニヌテニスの試合に励む世界だと思われる。
テニスワルド及びダイテニスワルドの力の源となり、ダイテニスワルドの撃破により解放された。

  • ホシガキトピア
「ホシガキトジルギア」に閉じ込められた干し柿の世界。
世界中で干し柿が作られている世界だと思われる。このへんから視聴者の想像力が足りなくなってくる
ホシガキワルド及びダイカキワルドの力の源となり、ダイカキワルドの撃破により解放された。

  • ギュウニュウトピア
「トジルギア」に閉じ込められた牛乳の世界。
世界中に乳牛が沢山生息しているのか、全ての住人が牛乳を毎日飲んでいるのか、世界中のあらゆる水が牛乳になっているのか不明。
ギュウニュウワルド及びダイギュウニュウワルドの力の源となり、ダイギュウニュウワルドの撃破により解放された。

  • サカサマトピア
「トジルギア」に閉じ込められた逆さまの世界。
何かかもが逆さまになっている世界だと思われる。逆さまとあるので恐らくは住人の性格も真逆になっているのかも……
サカサマワルド及びダイサカサマワルドの力の源となり、ダイワルドの撃破により解放された。

  • ガクエントピア
「ガクエントジルギア」に閉じ込められた学園の世界。
全ての住人が生徒と教師の関係になっている世界だと思われる。
ガクエンワルド及びダイガクエンワルドの力の源となり、ダイガクエンワルドの撃破により解放された。

  • ハロウィントピア
「ハロウィントジルギア」に閉じ込められたハロウィンの世界。
ハロウィンが毎日行われる世界だと思われる。
ハロウィンワルド及びダイハロウィンワルドの力の源となり、ダイハロウィンワルドの撃破により解放された。

  • ダイヤトピア
「ダイヤトジルギア」に閉じ込められたダイヤモンドの世界。
何もかもがダイヤモンドで出来ている世界だと思われる。
ダイヤワルド及びダイダイヤワルドの力の源となり、ダイダイヤワルドの撃破により解放された。

  • ビックリバコトピア
「ビックリバコトジルギア」に閉じ込められたびっくり箱の世界。
何もかもがびっくり箱になっている世界だと思われる。
ビックリバコワルド及びダイビックリバコワルドの力の源となり、ダイビックリバコワルドの撃破により解放された。

  • ダイコントピア
「ダイコントジルギア」に閉じ込められた大根の世界。
あらゆる所で大根が栽培されている世界なのか不明。
ダイコンワルド及びダイダイコンワルドの力の源となり、ダイダイコンワルドの撃破により解放された。

  • ボントピア
「ボントジルギア」に閉じ込められたお盆の世界。
世界中のあらゆる場所が墓地になっている世界なのか不明。
ボンワルド及びダイボンワルドの力の源となり、ダイボンワルドの撃破により解放された。

  • ショウガツトピア
「ショウガツトジルギア」に閉じ込められた正月の世界。
全ての住人が一年中、正月で賑わっている世界だと思われる。
ショウガツワルド及びダイショウガツワルドの力の源となり、ダイショウガツワルドの撃破により解放された。

  • メントピア
「メントジルギア」に閉じ込められた麺の世界。
全ての住人が麺職人になっているのか、あるいはこのエピソードのように麺料理について論争が年中行われているのか不明。
メンワルド及びダイメンワルドの力の源となり、ダイメンワルドの撃破により解放された。

  • コタツトピア
「コタツトジルギア」に閉じ込められたこたつの世界。
全ての住人がこたつで温まっている世界だと思われる。
コタツワルド及びダイコタツワルドの力の源となり、ダイコタツワルドの撃破により解放された。

  • ムカイカゼトピア
「ムカイカゼトジルギア」に閉じ込められた向かい風の世界。
どこからでも向かい風が絶えず吹いている世界だと思われる。
ムカイカゼワルド及びダイムカイカゼワルドの力の源となり、ダイムカイカゼワルドの撃破により解放された。

  • オミクジトピア
「オミクジトジルギア」に閉じ込められたおみくじの世界。
全ての住人がおみくじで運試ししている世界なのか不明。ソシャゲじゃないんだから…
オミクジワルド及びダイオミクジワルドの力の源となり、神がダイオミクジワルドからパワーを吸い出して消滅させた。

  • ニンジントピア
「ニンジントジルギア」に閉じ込められた人参の世界。
あらゆる場所で人参が栽培されている世界なのか不明。
ニンジンワルド及びダイニンジンワルドの力の源となり、ダイニンジンワルドの撃破により解放された。

  • サファイアトピア
「サファイアトジルギア」に閉じ込められたサファイアの世界。
何もかもがサファイアで出来ている世界だと思われる。
サファイアワルド及びダイサファイアワルドの力の源となり、ダイサファイアワルドの撃破により解放された。

  • コウモリトピア
「コウモリトジルギア」に閉じ込められたコウモリの世界。
全ての住人がコウモリなのか不明。
コウモリワルド及びダイコウモリワルドの力の源となり、ダイコウモリワルドの撃破により解放された。

  • イワヤマトピア
「イワヤマトジルギア」に閉じ込められた岩山の世界。
あらゆる場所が岩山に囲まれた世界なのかもしれない。
ボッコワウスの力の源となり、ボッコワウスの撃破により他の並行世界と共に解放された。

  • カルビトピア
カルビの世界。
世界中に焼肉料理の店が多く点在していると思われる。
Dr.イオカルはこの世界のパワーを再現した疑似トジルギアを開発し、カルビワルドを誕生させた。

  • マッチトピア
『ゼンカイジャーショー ひらかたパーク』にて「マッチトジルギア」に閉じ込められたマッチの世界。
着火の全てをマッチで済ませる世界なのだろうか?
ドアワルドの力の源となり、マッチワルドの撃破により解放された。

その他の世界

ワルドやトジルギアとして使われなかった世界。
演出上のちょい役としての登場が多い。

  • チョンマゲトピア
住人全員がチョンマゲの世界。
最終回でゼンカイトピアと国交を結んだ。

  • オンガクトピア
音楽の世界。
「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」にて他の世界の柏餅を作る際に登場した。
現状音楽関係の情報よりも柏餅関係の情報のほうが多い。それでいいのがオンガクトピア。

  • キツネトピア
キツネの世界。
Dr.イオカルの出身地。イオカルは仮面をかぶっていたが、その仮面の下は実はキツネ……なのかもしれない。


余談

過去の戦隊シリーズには並行世界を扱った作品がいくつか存在する。
……など。
なお、これらの世界もまた各戦隊世界とは別にトジルギアに閉じ込められてしまったのか、あるいは閉じ込められた各戦隊世界内における人間界に相当する世界と並行して存在していたのかは不明*7




  • アニヲタトピア
「アニヲタトジルギア」に閉じ込められたアニヲタWiki(仮)の世界。
歯抜けもあるが、多くのアニメや漫画の項目が存在する世界で、日々住民達の手で追記・修正されている。

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最終更新:2025年02月11日 22:59

*1 少なくとも『電子戦隊デンジマン』と『太陽戦隊サンバルカン』、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』と先述の『キラメイジャー』は同じ世界(ただしこの世代における激・臨再開戦とかについてはさすがに一般には知られていないとはフォローされた)、設定上『カクレンジャー』『ハリケンジャー』+『世界忍者戦ジライヤ』の続編であることに加え『マジレンジャー』の出来事も起きているのが翼の客演で示唆された『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の存在、『快盗戦隊ルパンレンジャー』と『警察戦隊パトレンジャー』はそもそも『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』という2つで一つの作品であるため、戦隊の数=45のトジルギアがあるわけではないと考えられる。

*2 少なくともレジェンド大戦のためにスーパー変化した時までは所持しているはず。カクレンジャー単体のアフターストーリーとなる『中年激闘編』では明確に「取ってきた」扱い。

*3 これは『ニンニンジャー』へのゲスト参加時にも同じ矛盾が存在する

*4 浦沢先生が基礎設定のほとんどを失念しており、唯一覚えていた「決めセリフは『戦う交通安全』」のみでシナリオを構成したことによるものとのこと。

*5 石ノ森先生による発言というかエッセイ。簡単に言えば「漫画は萬、つまりなんでも描ける。僕もそうするから、みんなでジャンル不問で描こうじゃないか」。

*6 ただし作中の最終エピソード相当部分で大和たちの世界と完全に融合したため、本作で「双方まとめてひとつの世界」と扱うのに比較的筋の通った方ではある。

*7 前者では閉じ込められた範囲をあくまで「主人公の住む世界」に限定し、後者では「当該作品の世界観」そのものと捉えるとわかりやすいか。