ディズニー ツイステッドワンダーランド

登録日:2025/03/18 Tue 00:00:01
更新日:2025/04/23 Wed 12:43:57
所要時間:約 38 分で読めるんだゾ







ツイステッドワンダーランドへようこそ
本当のハッピーエンドを見せてやる









ディズニー ツイステッドワンダーランド』とは、f4samraiが開発・運営し、アニプレックスより配信されているソーシャルゲームである。
略称は『ツイステ』。


【概要】

2020年3月18日にサービス開始。
開発協力はウォルト・ディズニー・ジャパン。
サポートにスクウェア・エニックスが協力している為、コミカライズなどのメディアミックスはスクエニから出ている。
原案・キャラクターデザイン・シナリオは、ダークファンタジー漫画黒執事』の作者である枢やなそのため、同作を読んでいると既視感を覚える展開やセリフ回しが度々ある。同じ作者がガッツリ関わっているのでそれはそう。

ディズニーとタイトルにあるように、ディズニーヴィランズをモチーフとしている学園(魔法学校)もののアドベンチャーゲーム。
基本的にディズニーヴィランズをモチーフとした人物達がメインの為、既存のディズニーキャラクター自体はあのネズミを除いて登場しなかった……が、2023年以降はイベントで登場するようになった。
2025年3月現在、キャラクター本人が登場する作品は『リロ&スティッチ』、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が該当。ただし、全て本の中の世界という別世界扱いになっているが。*1
インスパイア元以外にもマニアックなものも含めて様々なディズニー映画からネタを引っ張ってきており、ディズニー映画に詳しい程遊んでいて楽しい構造になっている。

他にも度々『ディズニーツムツム』とコラボしており、作中キャラクターのツムとのツーショットカードが実装されている。

2021年にアニメ化が発表されている。2025年10月よりDisney+独占配信予定。


【ストーリー】


この物語が描くのは、「悪役達」の真の姿———。

魔法の鏡に導かれ、異世界「ツイステッドワンダーランド」に召喚されてしまった主人公。辿り着いた先は名門魔法士養成学校、ナイトレイブンカレッジ。

行く当てのない主人公は、仮面の学園長の保護を受け、元の世界へ帰る方法を探し始める。しかし、そこで待ち受けていた生徒達は、才能豊かだが、協調性皆無の問題児ばかりだった!

果たして主人公は、彼等と協力し、元の世界へ帰る事が出来るのか?そして、ヴィランズの魂を持つ、生徒達の秘密とは?

(公式サイトより引用)


【世界観、用語】

  • ツイステッドワンダーランド
本作の舞台。人間、獣人、人魚、妖精、ゴーストなどの様々な種族が暮らす地。通貨はマドル。
魔法と科学が混在しており、スマートフォンもネットもある。

また、この世界では
以上からなる7人のディズニーヴィランズが『グレート・セブン』として崇められており、ナイトレイブンカレッジの寮の名前も彼らに由来する語から来ている。
しかし長い時を経て彼らの名前は忘れられており、功績も物は言いようとばかりに捻じ曲がって伝わっている。
逆にディズニープリンセス&プリンスや善人キャラは童話などの存在しない人物として知らされており(プリンセスモチーフの人物はいる)、さらにはアラジンに至ってはこそ泥呼ばわりされている。


  • ナイトレイブンカレッジ
本作の主な舞台で、通称『NRC』。賢者の島の北側の山の上に建っている。
全寮制の男子校で4年制高等専門学校。欧米圏風グレード制度を採用しているので、新学期は9月からで1年生は入学時点で全員16歳。
入学条件・資格は、魔法士の資質を持ち闇の鏡(CV:堀内賢雄)に選ばれること。見出された者は黒い馬車に乗せられた棺桶に入れられ学園まで連れていかれる。
入学時には闇の鏡の判断により、7つの寮から自身の気質に合った寮に配属されるホグワーツ形式
一応名門校……だが、ヴィランズをモチーフにしたキャラクターだらけな学校だけあり、揃いに揃ってプライドが高く我が強い生徒ばかりなので大変治安が悪い。 やっぱりホグワーツじゃねえか!
一応転寮は可能だが、大変面倒な手続きが必要らしく実際に転寮した人物はネームドに1人、モブに数名と少ない。
寮長となるには前寮長からの指名か、決闘で寮長の座を勝ち取るかの方法がある。
ちなみに作中に4年生は全く出てこないが、これは4年に進級すると就職に向けた学外実習で学園を空ける事が多くなるから。
部活動への参加は必須とされている。


  • ロイヤルソードアカデミー
NRCのライバル校で、こちらも恐らく男子校。通称『RSA』。賢者の島の南側の海沿いに建っており、校舎の外観はシンデレラ城っぽい。学園長アンブローズ63世(CV:井上和彦)の元ネタは恐らく『王様の剣』のマーリンだが、外見は『ファンタジア』のイェン・シッドに近い。
レオナ曰く「キザったらしい優男ばっかりのお坊ちゃま学校」らしく、制服もディズニープリンスを思わせる白と青を基調とした爽やかなもの。個人主義者ばかりのNRC生とは逆に協調性に優れている上、生徒同士も仲がいい。作中では白雪姫や7人の小人が元ネタの生徒が確認でき、リドルとトレイの幼馴染チェーニャも本来はここの在籍。たまに侵入されるが。
なぜかほぼ全員がNRCの人間を気に入っており、彼らとお近付きになりたがるが、当のNRCの人間たちもマジフトなどで負けてばかりなため、彼らと関わるのが嫌なので避けるか追い掛け回すことが多い。


作中ではマジカルペンなる道具で発動するもの。マジカルペンの宝石の色は寮ごとに異なり、魔法を使う者は作中で魔法士と呼ばれている。
ユニーク魔法は1人につきひとつ持っている固有の魔法。発現する時は呪文が頭に浮かぶため、ぼくのかんがえたさいきょうのまほうは出来ない
魔力の強さはイマジネーション力に左右されるため、NRCなどの養成学校では魔法を正確に発動する為のイマジネーション力も育てている。


  • ブロット、オーバーブロット
魔法を使いすぎると発生する排気ガスのようなもの。毒素が強く、溜めすぎると心身を悪くし、休息を取ればいずれ治まる。
それでもさらに溜めすぎると魔力と感情が暴走(オーバーブロット)し、ケイト曰く『闇堕ちバーサーカー状態』になる。
オーバーブロットした人物には後ろにモチーフ元のディズニーヴィランのような影が現れるが、この影はファントムと呼ばれ、オーバーブロットした人物が魔力切れを起こした場合後ろのファントムに吸われる形で死亡する。まだ取り返しのつく魔女化だと思ってくれればいい。


【ゲームシステム】

カード

所謂ガチャ要素で入手。R、SR、SSRの3種類が存在する。100連でSSR確定で、200連でピックアップSSR確定(誕生日ガチャのみ100連で確定)。
1人につき2つの魔法カードを持っており、5人のパーティ(1枠はフレンド、入れられない戦闘もある)を編成して戦う。
主な育成要素はレベル、エピソードレベル、魔法レベル、バディレベルの4つ。
エピソードレベルは上げると固有エピソードを読む事ができるが、エピソードがないカードもある。
レベルをある程度とエピソードレベルを最大(SSRでLv3)まで上げるとグルーヴィーが出来るようになる。所謂覚醒。
魔法レベルは上げると魔法の火力が上がる他、2枚目の魔法カードはレベル5まで上げると特定の組み合わせのキャラ同士を選択すると魔法がパワーアップするデュオ魔法が使えるようになる。
バディレベルは上げると特定の人物と組み合わせた時の効力がパワーアップする。
ちなみにガチャ時の演出でNRCのテラスにグリムがいる、もしくは闇の鏡が「いざ導かん!」と叫びだしたらSSR確定演出。


戦闘

主に5ターン制限と制限なしがある。
5ターン制限は5ターン耐久した上で相手のHPを削りきるか、互いのHPバーの下にあるバーを自分側のパーセンテージを51%以上にすると勝利。このゲージは攻撃を与えると上昇し、攻撃を受けると下降する為できるだけ相性有利のカードを選ぶと勝ちやすくなる。
制限なしはシンプルに相手のHPを0にすれば勝利。
草、水、炎、無の4種類の魔法が存在し、草→水→炎→草とポケモン』でお馴染みの3すくみで、無属性は相性の影響を受けない。
自分のターンにランダムに5枚選ばれた魔法カードのうち2枚を選出し攻撃する。相手の選択カードは1枚は確定で見え、もう1枚は候補だけ見える。


授業

学園もののため授業ももちろんあり、このゲームの主な育成要素。カードLvの魔法史、エピソードLvの飛行術、バディLvの錬金術の3種類が存在する。
魔法史と飛行術は最初に主に育てたい生徒1名を選択し、他に育成したい生徒4名を編成する。錬金術は育てたい生徒からバディレベルを上げたい相手を選ぶ形。オートループに対応している。
授業が進むとゲージが溜まっていき、MAXになるとどこからともなく学園長が降ってきて、所謂ボーナスタイムに突入する。
後のアップデートで1日10回だけ可能な、常時学園長がおり育成効率の良い特別授業が追加された。


リズミック

所謂音ゲー要素。メインストーリー、イベントストーリーで選べる曲が増えていく。
曲中で一度インターバルが挟まるのが特徴で、それまでのスコアでストーリーが分岐する。
かつてはウィークリーミッションでプレイを要求されていたが廃止された。
権利の都合か、2024年ハロウィンイベントでプレイできた『This Is Halloween』のみアーカイブに残らず現在プレイ不可。
紫ノーツにキレるのはだいたいの監督生が通る道。


ゲストルーム

アップデートで追加された要素。所謂ハウジング機能で、オンボロ寮の一室を好きなようにリフォームし、キャラクターを呼ぶ事で絆を深めレベル上限を高める事ができる。
素材は1日5回まで可能な収集バトルで集めるが、集める素材により編成固定のキャラクターがいる為注意。
時折訪れた生徒たちが喧嘩をしていることがあり、組み合わせによって異なるセリフを発する。*2


【登場人物】

オンボロ寮

異世界転移してしまった主人公の仮の住まいとして提供された、その名の通りオンボロな廃寮。ゴースト達の住処と化しているが、なんだかんだで仲良く共存している。
ゴーストがいる事と、外観が似ている事から元ネタは恐らく『ミッキーのお化け退治』。

●主人公
CV:後述(ゲームだとなし)
ツイステッドワンダーランドに召喚されてしまった異世界人。デフォルト名は「ユウ」。グリムの監督役としてボイス上は「監督生」と呼ばれる。なお、この語は転じて現実世界での『ツイステ』のファン・プレイヤーも意味する。

魔力を持たないので、当初は雑用係として保護されていたが、その後紆余曲折を経て生徒として入学を許された。学業では筆記科目はちゃんと受けているが実技科目はグリム任せな模様。
魔法が当たり前の世界にいきなり飛ばされたのに、それを行使する能力を持たないという大きなハンデを抱えているが、そんな状況で厄介事に巻き込まれがちながらも言いたい事はきちんと物申す肝の据わった人物。
その他、何故かグレート・セブンの元ネタのディズニーヴィランズの夢を見る事が度々ある。
当初はグレート・セブンを偉大だと思っていたが、話が進むにつれて疑念を抱くようになる。

性別も声も外見も年齢も公式からは一切明かされていない為プレイヤーの想像に委ねられており、コミカライズ版では章ごとに人物が丸ごと異なるという措置が取られている。
アニメ版はコミカライズを基にしている為、コミカライズ版の主人公がそのまま出演する模様。


●グリム
CV:杉山紀彰
大魔法士を目指すネコのようなモンスター。体長70cm前後で灰色の体をしており耳から青い炎が出ている。好物はツナ缶。
一人称は「オレさま」で、二人称は「オマエ」。語尾によく「〜だゾ」と付け、尊大な口調で話す。また驚いたときなどに「ふなッ!?」と口走ることも。
主人公と2人で1人の学籍扱いになっているが、食いしん坊、目立ちたがり、生意気……と、トラブルメーカー的な面もあり厄介事を持ち込む事も多い。主人公の事は子分扱いしているが、「親分」として最後まで面倒を見ようとするあたりちゃんと絆はある。
ユニーク魔法は持たないが、自身の耳と同じ青い炎を吐くことができる。体型柄マジカルペンを持てないため、首輪のように加工されている。
一方、オーバーブロット時に発生する黒い石を食べたり、この石が絡むと暴走したり、と様子がおかしい姿を見せ、チュートリアルで暴れていた謎の怪物にもよく似ているが……?

カードとしては毎年周年の時期に配布されていたが、5周年ではイベントに合わせてガチャ産SSRとして実装された。期間限定カードだからか、デュオ先はロロやクロウリーなどの期間限定キャラクターばかりとお財布に優しくない
他に、ディズニー100周年を記念したプラチナジャケット版も実装され、部屋の鏡越しの彼と一緒に写っているが、こちらはあくまで記念カードの為復刻はないと公式からアナウンスされている。こちらのデュオ先はマレウス。


ハーツラビュル寮

ハートの女王の厳格な精神に基づく寮。全部で810の法律が存在しており、ルールを守らなければならない……が、割と意図と意味が不明な法律も多い。
寮長の気まぐれで『なんでもない日のパーティ』が不定期に開催されている他、その準備としてバラをペンキで塗るなどの業務もある。
寮長以外の生徒は顔にトランプのスートを塗るが、この柄は寮長が決めている。

●リドル・ローズハート
CV:花江夏樹/佐藤みゆ希(幼少期)
ハーツラビュルの寮長。2年生。
入学1週間で寮長の座を決闘で奪い取った、成績優秀で2年生内では1位の成績を持つ真面目な生徒で、勉強を苦と思わないタイプ。ただ煽り耐性が低く、よく怒りで顔を真っ赤にする。
ルールや規則に大変厳しく、ハートの女王の法律を破った者は即首をはねてしまう。(勿論実際に首をはねるわけではなく、後述のユニーク魔法。)
万一にも規則を破らないためにハートの女王の法律を全て暗記している。
魔法医術師の両親を持ち、自身も厳しい母親から優秀であれと育てられたため、娯楽から遠ざけられ勉強だけをさせられていた過去を持ち、ケーキも禁じられ家にテレビもなかったという。前述の通り勉強は好きだったので苦ではなかったが、普通の子供が普通に遊んでいる光景や自分の両親と異なり夫婦仲がいい夫婦に憧れを抱く事もある。ケーキ禁止だった反動か、イチゴのタルトが大好物。
モチーフは『ふしぎの国のアリス』のハートの女王。リドル以外の4人のモチーフは全員トランプ兵。


●エース・トラッポラ
CV:山下誠一郎
主人公とグリムのクラスメイト。1年生。跳ねた癖毛と目元についたハート型のスートが特徴。
物事をハッキリと言い優柔不断を嫌う。要領良く頭の回転が早く、またNRC卒業生な7歳年上の兄がおり、年上に甘えるのが上手い。更に手先が器用で手品や、他にも風の魔法も得意。
しかし怠け癖があり物事に対する熱意が薄く諦めが早いタイプ。
一応主人公らとは親友ではあるが、グリムと並ぶトラブルメーカーでもあり、主人公に厄介事を持ってくる事も度々ある。
苗字が『Trappola(裏切り)』と不穏で、ファンから度々裏切り説を挙げられているが、7章現在そのような伏線は特にない。


●デュース・スペード
CV:小林千晃
エースと同じく主人公達のクラスメイト。1年生で、スペードのスートが特徴。エースと共に『エーデュース』とまとめて呼ばれる事も多い。
エースとは逆に要領が悪いが、真面目(であろうとしている人物)で、友情に厚くダチは決して見捨てない主義。運動は得意で機械類にも強いが、騙されたり乗せられたりでエース共々トラブルを持ち込む事も多い。
実は元ヤンで、昔は髪を脱色してマジカルホイール(要するにバイク)で峠を荒らしていたとか。その後、電話先で泣いている母の姿を見て改心し優等生になろうとしている……が、寮長を『カシラ』と呼んでしまうなど、語彙や言動に度々ヤンキーの名残が出るのは御愛嬌。


●トレイ・クローバー
CV:鈴木崚汰/渡谷美穂(幼少期)
ハーツラビュルの副寮長。3年生。クローバーのスートと眼鏡が特徴。
ハーツラビュルのお兄さん的ポジションで、実際弟妹がいる根っからの長男属性。
実家がケーキ屋ゆえかスイーツ作りが得意で、何でもない日のパーティ用のケーキをよく作る。また家業柄歯磨きには超がつくほど厳しい
穏やかで面倒見が良いが、とはいえ怒らせると怖い。また堕落を嫌うヴィルからは「良かれで人を甘やかしてダメにする一番気をつけるべき男」と警戒されている。
自称『普通の人間』だが、面倒事を避けるために実力を隠す傾向があり決して普通ではない。 そもそもNRCの生徒である時点で普通なものか。
実はリドルとは幼なじみだが、彼の母親絡みでちょっと複雑な関係があり……。


●ケイト・ダイヤモンド
CV:小林竜之
3年生。ダイヤモンドのスートが特徴。
自称『けーくん』の陽キャで、マジカメなるインスタグラムのようなアプリのヘビーユーザー。
気配り上手だが計算高く、後輩を上手く使って楽する事もある。表面上は明るく振舞っているが、その真意を他人に見せる事は滅多にない。
ちなみにリドルの入学から1年と数ヶ月の間、一度も首をはねられた事がないらしい貴重な人物。
実は甘い物が苦手で、パーティ時はトレイのユニーク魔法で上手いこと避けている。
姉が2人おり、実家ではこき使われているらしい。シンデレラかな?



サバナクロー寮

百獣の王の不屈の精神に基づく寮。獣人と体育会系の生徒が多い。
副寮長はいないが、これはレオナ本人が「サポートは不要」と言っているのと、過去の副寮長全員がレオナに下克上を挑むも惨敗して去っていったせい。

●レオナ・キングスカラー
CV:梅原裕一郎
サバナクローの寮長。ライオンの獣人。3年生だが、1年遅れて入学&1年留年しており実年齢は20歳
夕焼けの草原の第2王子で常に誰にでも態度がでかく、口を開けば皮肉ばかり出る。また、10歳上の兄が(病床に伏せている父の代理とはいえ)王位に就き、次期王位継承者である甥のチェカ(CV:柴田芽衣)も既に生まれていることから自身が王位を継げない事がわかっているため、あらゆる事に怠惰で無気力、授業をサボって昼寝している事も多い。
ただ能力は高くやればできる人ではあり、チェスが得意なのもあり部長を務めるマジフト部では司令塔となっている。
また、甥からは「おじたん」と呼ばれ大変懐かれている他、女性上位の土地柄か義姉にも頭が上がらない。
モチーフは『ライオン・キング』のスカー。左目に傷がついているのも共通。


●ラギー・ブッチ
CV:市川蒼
ハイエナの獣人。2年生。
副寮長ではないが、実質サバナクローのNo.2のようなポジションにいる。
スラム街育ちでちゃっかりしており、レオナの指示を聞いては褒美を貰っている。私物も制服などレオナのお古を譲り受けた物が多い。
お金が好きで、隙あらばバイトを入れている他金目のものにも目がない。タンポポを食べていた事もある。
母は死亡、父は蒸発したためおばあちゃんと二人暮らしで、帰省した時はスラムの子供達の面倒も見ている。
モチーフはハイエナ3人衆ことシェンジ、バンザイ、エド。


●ジャック・ハウル
CV:坂泰斗/森優子(幼少期)
の獣人。1年生。寒冷地出身で5歳下の弟と9歳下の妹がおり、面倒見はいい方。狼のため嗅覚が鋭く、ネギが苦手。
まさに一匹狼な不良だが、実力主義で力ある者には従う。
卑怯な行いを嫌い正々堂々を好む性格で、普段から勉学も怠らないストイックさを持つ。
不良という設定に反して真面目で作中でも常識人寄りだが、割と頭が固く自分の感情重視で動くところがある。でもなんだかんだで助けになってくれる事も多い
1年生ながら作中屈指の筋肉質体型。マジフトもできるが、本人はデュースと同じ陸上部。
『ライオン・キング』に狼が登場しないのもあり、モチーフが不明瞭で複数の説がある。



オクタヴィネル寮

海の魔女の慈悲の精神に基づく寮。海中にある為かここのネームドキャラは全員人魚で、普段は変身薬を飲んでいる。成績優秀な者が多い。
寮長のアズールはここで『モストロ・ラウンジ』というカフェを運営している。

●アズール・アーシェングロット
CV:田丸篤志/日岡なつみ(幼少期)
オクタヴィネルの寮長で2年生。タコの人魚だが、リーチ兄弟とは異なり人魚姿は人前で見せない。
計算高く抜け目のない合理主義者で油断ならない。成績優秀で頭も口もよく回るため胡散臭いと言われる事も多い。あらゆる事象で「対価」を絶対視しており、絶対他人に借りを作らない。交渉のネタの為に他人の弱みをかき集めがち。
また取引用のテスト対策ノートを作るために過去100年の出題傾向を調べあげるという努力の天才とも呼べる。
先述の通り『モストロ・ラウンジ』のオーナーでもあり、実家はリストランテ。法知識は母の再婚後、養父に叩き込まれたもの。飲食店経営とは別にお悩み相談も受け付けているが、高い対価を求められる。
体型にも気を使いカロリー計算にも余念が無いが、好物は唐揚げあと、タコなので暗くて狭いところが好き。
だが、陸生活2年目なのもあり飛行術だけは大の苦手。同じボードゲーム部のイデアと同じく運動全般が苦手らしい。ただし筋力は強い。タコなので。
モチーフは『リトル・マーメイド』のアースラ。こちらも口元にホクロがあるがアースラとは逆位置。


●ジェイド・リーチ
CV:駒田航/越野奏(幼少期)
オクタヴィネルの副寮長で2年生。ウツボの人魚で、フロイドとは双子。(どちらが兄かは不明)
右目が暗く、左目が明るい金色オッドアイが特徴。
アズールの補佐役で、エレメンタリースクールからの同級生でもある。
一見物腰柔らかな性格だが実際のところはフロイドから「優等生の擬態だけは上手い」と言われるほど腹黒く、ルークからは『ムシュー・計画犯』と呼ばれ、シレッと相手を罵ったり悪巧みに積極的に乗っかっていったりする事も多い。身内からも人の話を全く聞かない一番ヤバい人物だと思われている節がある。
「山を愛する会」なる珍妙な部活*3に所属しており、日々山を登ってキノコを育ててはフロイドに嫌がられている。
こちらも飛行術が苦手で、本人は「アズールよりはマシ」と言い張っているが、正直どんぐりの背比べ
ちなみにフロイド共々アズールに心から忠誠を誓っているわけではなく、一緒にいると退屈しないから共にいるに過ぎない関係。
モチーフはアースラの部下のジェットサム。


●フロイド・リーチ
CV:岡本信彦/武田愛菜(幼少期)
2年生。勿論種族はウツボの人魚で、ジェイドとは左右逆のオッドアイ。「絞める」が口癖。
とんでもない気分屋ゆえ行動が予測不可能で、大変飽きっぽい。気分のムラも激しく成績が安定せず、このせいで上司であるアズールでも制御が不可能。兄弟揃って予定調和が嫌いな快楽主義で、常に刺激を求めている。
とはいえセンスはあるので気分が乗りさえすれば優秀な人物ではあり、運動神経も優れている。
根は素直なので感情をすぐ表に出す為、本意が読めないまま悪い方向に話を持っていくジェイドに比べたらまだマトモという説もある。ジェイドのキノコ趣味に付き合わされるなど痛い目を見る事も結構多い。
また、二人称として他人を海産物・水棲生物に例えて呼ぶのも特徴。例えば主人公のことは『(小さい*4から)小エビちゃん』、グリムなら『アザラシちゃん』など。ただしアズールとジェイドはそのまま名前で呼ぶ。
モチーフはアースラの部下のフロットサム。



スカラビア寮

砂漠の魔術師の熟慮の精神に基づく寮。思慮深い生徒が多く、現寮長のカリム主催で宴が頻繁に開かれる。
砂漠の真ん中にある宮殿のような建物だが、これはセキュリティ強化の為カリムの入学後に改装したもの。
何故か2人とも制服を着崩している。

●カリム・アルアジーム
CV:古田一紀/内山茉莉(幼少期)
スカラビアの寮長。2年生。
商家アジーム家*5の長男。親戚に王族がいる超がつくほど裕福な家庭で、下に弟妹が30人以上いる。金銭感覚も狂っており、寮内の宝物庫には鍵がかかっていない。純粋な好意で他人に何かを恵み与えようとする事が多い、NRCでは珍しい光属性タイプ。シュラウド兄弟から「漫画のような金持ちキャラ」と例えられた事も。
楽しい事が大好きで明るく人を惹きつける人間だが、出身柄刺客に命を狙われたり誘拐に巻き込まれる事もしょっちゅうで、毒殺されかけたのもありジャミル以外が作った料理は口にしない。
本人はなんだかんだまだ生きているのもあり刺客や誘拐の事はあまり気にしていないが、かつて自分の食事の毒味をしたジャミルが倒れた事は本気でトラウマになっており、未だに原因であるカレーが苦手。*6
望んだ事はだいたい叶う育ちをしてきた為か割と人の話を聞かず自分の意見を押し通すところがあり、トラブルの元になるが悪気がある訳ではない。
実はジャミルの入学から1ヶ月後に入学通知が届き、2ヶ月遅れで編入してきた。
モチーフは『アラジン』のサルタン、もしくはアラジン本人か。


●ジャミル・バイパー
CV:二葉要/織江珠生(幼少期)
スカラビアの副寮長。2年生でカリムの従者兼幼馴染。
先祖代々アジーム家に仕えている一族の出身で、護衛も兼ねている為共に行動する事が多い。主人であるカリムに手を焼かされている苦労人体質。ただ従者を置いておいても妹がいるためか元から割と世話焼き気質とツッコミ気質ではある。
カリムとの関係は大雑把な息子に振り回されるカーチャンを想像すれば大体あってる。
先述の通りカリムの食事は全て彼が作っているが、本人はカリムという強い光の陰に隠れる生活に割とウンザリしており自由になりたがっている。
また、虫が大の苦手。どれくらい苦手かというと子供の頃虫にビビってボヤ騒ぎを起こしかけた程。
モチーフはジャファー。その為、オウムに興味を持つという一幕があった。



ポムフィオーレ寮

美しき女王の奮励の精神に基づく寮。NRCで一番古い寮でもある。
美しさにこだわりを持つ生徒や魔法薬学や呪術に長けた生徒が多く、ここの寮長は最も毒薬作りが上手な者が就く決まり。
事あるごとに手袋を投げつけ決闘を仕掛けてくるモブ寮生の所属もここ。

●ヴィル・シェーンハイト
CV:相葉裕樹/遠野ひかる(幼少期)
ポムフィオーレの寮長。3年生。
名俳優エリック(CV:江原正士)の一人息子で*7、美形悪役に定評のある俳優兼フォロワー500万人越えのトップモデル。ただ本人は自分は美形悪役ばかりで、ライバル意識を向けているRSAのネージュ・リュバンシェが主役ばかりなのは不満な模様。
その上悪役ばかり演じていたせいで幼少期は周りに避けられることが多く、虐められていたのを庇ってくれたジャックとは昔からの顔見知り。
一人称は「アタシ」と女性的な喋り方をする。
自身の美しさに絶対の自信を持ち、自分にも他人にも厳しく、手を抜く人間が嫌いな性格。寮長らしく後輩に対しての面倒見は良い。
ポムフィオーレの寮長を務めている事から毒薬作りが得意で、スキルを生かし自身の化粧水も自作している。
そのカリスマ性から作中世界でも現実でも「ヴィル様」と呼ばれることが多い。
モチーフは『白雪姫』の女王ことイーヴィル・クイーン。


●ルーク・ハント
CV:糸川耀士郎
ポムフィオーレの副寮長。3年生。
愛の狩人(ル・シャソゥ・ドゥ・アムール)』を自称し、この世のあらゆる美しいものを愛しており、誰よりも美しいヴィルに心酔している…が、それと同時にネージュの最古参ファンでもある
人並外れた視力と観察力を持ち、他人の変化にすぐ気づく。珍しいものをストーキングする癖があり周囲からはもっぱらマイペースな変人扱いされている。ヴィルなら『毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)』、エペルなら『ムシュー・姫林檎』などと他人に自身の観察眼を活かしたあだ名をつけて呼び、フランス語を多用する。
褒め上手で、彼が人を褒める時に多用していた「ボーテ!100点!」は汎用性の高さからLINEスタンプ化した。
実家は別荘がたくさんある程裕福で6人兄弟の3番目だが、本人がプライベートをあまり話さないのもありどういう家なのかは不明。少なくとも集まる機会は少ないが兄弟仲は良い模様。
実は元々はサバナクローの所属で、当時の外見も今とはまるで違う無頓着なものだった。
モチーフは『白雪姫』の狩人。


●エペル・フェルミエ
CV:土屋神葉
1年生。パッと見儚げで可愛らしい外見の持ち主だが、本人はバルガス先生や同じクラスのジャックのような筋肉質に憧れており、サバナクローに入りたかったと嘆いている。7章で夢が叶い筋肉質になった姿を見る事ができるが、KICK BACKのMVの米津玄師みたいな事になっていた。
輝石の国の片田舎にある豊作村のリンゴ農家の大家族出身で、感情的になると東北弁らしき方言が出る。
地元では外見に騙され女扱いしてきた相手を叩きのめす不良少年だったが、現在はヴィルに厳しく躾られており儚げ美少年キャラを強要されている。
一応ヴィルに勝てば自由にしていいと約束しているのだが、毎度毎度挑んでは返り討ちにされ、それでも諦めずに寮長に対抗する根性の強い負けず嫌い。
地元でリンゴの収穫に使っていた為か箒の扱いと乗り物の運転が上手く、所属しているマジフト部でも活躍している。
モチーフは毒林檎。中の人の名前が「しんば」だが、別にライオン・キング要素はない。



イグニハイド寮

死者の国の王の勤勉な精神に基づく寮。冥府のようなおどろおどろしい雰囲気とサイバーチックな雰囲気が両立している。
デジタル系に強い人物や大人しい人物が多めで、オタク気質な生徒も多い。
こちらも副寮長不在だが、理由は不明。

●イデア・シュラウド
CV:内山昂輝/松井暁波(幼少期)
イグニハイドの寮長。3年生。
自他共に認める根暗で陰キャのオタクだが、魔導工学の天才でオルトを作ったのも彼。普段はタブレット越しにリモートで行動しており、同じクラスのケイトなどの陽キャが大の苦手。
人見知りしている相手にはオドオドしているが、好きなものを侮辱されるとガチギレし、NRC生の中でも屈指の煽りスキルを持つ。一人称は「拙者」(素は「僕」)で、一昔前のオタクのような口調で話すことが多い。引きこもりがちで交友関係は狭い。
運動音痴だが意外と体力はあり、深夜に中庭でオタ芸を打っていた事も。老年齢アイドル『崖っぷちもいらす』(通称がけも)のファン。*8
何かとスキルが豊富で作中で諸事情ありこれまでのあらすじとこれからの作戦を解説する事になった時は、わざわざいらす●や風の絵で3分の解説動画を作った事も。*9
モチーフは『ヘラクレス』のハデス。こちらもちゃんと感情が昂ると髪が発火する。某シリーズの常連でお馴染みだが、イデアの中の人的にはどちらかというとこっ


●オルト・シュラウド
CV:蒼井翔太/伊吹誓乃(幼少期)
イデアの『弟』であるヒューマノイド。主人公&グリムと同じく2人で1人扱いになっているらしく、引きこもりがちな兄の代わりに式典などに出たりしている。
兄とは違い社交的で好奇心旺盛。基本的に温厚で人懐っこいが、兄を馬鹿にする者には容赦しない。
ヒューマノイドのためユニーク魔法は持たないが、自身をデータ化して電子世界を行き来するなどの様々な便利機能を搭載している。
また、衣装違いは全て○○・ギアという名になっている。
モチーフは恐らく兄と同じくハデスだが、ベイマックスの要素も強い他、7章での出来事からケルベロス要素もある。



ディアソムニア寮

茨の魔女の高尚な精神に基づく寮。魔法が得意な生徒が多い。

●マレウス・ドラコニア
CV:加藤和樹/井上麻里奈(幼少期)
ディアソムニアの寮長でドラゴンの妖精。頭に生える大きなツノから、主人公やグリムからは「ツノ太郎」と呼ばれる。某アニメは関係ない。
3年生だが、実年齢は178歳。 *10
茨の谷の次期国王かつ世界で5本の指に入るレベルの強力な魔法士で、イデアからは「MP自動回復持ちのチートキャラ」扱いされているが、その為本人は比較的温厚な性格なのだが近寄り難いオーラを発し人が寄り付かずにいる。元ネタ通り式典などの招待を忘れられる事もしょっちゅうで、本人は気にしていないと言うがリリアからは否定されている。
普段は滅多に外に出る事の出来ない身分な為世間知らず、かつ母を産まれる前に亡くし父も産まれる前に行方が知れなくなり、さらに友達も少ないからか寂しがり屋な面も。ただ自身の感情が周りの天候に影響を与えてしまう為、表に出す事は少ない。
に弱い妖精故に機械音痴で、昔から愛用している『がおがおドラコーンくん』なるおもちゃの修理を機械に強い人物に頼む事も多い。
ちなみにこの項目冒頭の文は彼の台詞。(ティザーPVより)
モチーフは『眠れる森の美女』のマレフィセント。それ繋がりで彼の母マレノアのCVは『マレフィセント』で吹き替えを担当していた深見梨加だったりする。


●リリア・ヴァンルージュ
CV:緑川光
ディアソムニアの副寮長でコウモリの妖精。こちらも3年生で外見は可愛らしい少年だが、実年齢は約700歳ショタジジイ。一人称は「わし」の老人口調で、自分の可愛さに自覚がある。
コウモリらしく日光が苦手で、よく逆さまにぶら下がった状態で登場する。
長生きしているのと一時期長い旅をしていた事もある為、世界に対する見識が深い。
中の人同様かなりのゲーマーで、イデアこと『ネクラ侍』のネトゲ友達『マッスル紅』でもあるが、お互いの正体は知らない。
かつては茨の国の右大将で、セベクとシルバーの師匠でもありセベクの祖父バウル(CV:子安武人)は当時の部下。また、マレウスの両親であるマレノアとレヴァーンとも幼馴染で、かつてマレノアに告白した事もあるとか。
メシマズ属性持ちだが、自覚はない為ディアソムニアの他の3人からはなるべく厨房から遠ざけられている。
モチーフはマレフィセントの配下グーン(コウモリ)。


●シルバー
CV:島﨑信長花守ゆみり(幼少期)
リリアの義理の息子でマレウスの護衛。2年生。養父とは異なり人間で、実の親子でない事を知っているためかリリアの事は「親父殿」と呼ぶ。*11
頻繁に居眠りしてしまう妙な体質持ちで、動物にも好かれやすく居眠りしている彼の隣に野生動物が集まる事も多い。
冷静沈着で騎士らしい人物だが割と天然ボケの気があり、人の言葉を素直に受け取る為嫌味が多いNRC生と話が噛み合わない事もたまにある。同じクラスのカリムとは仲が良く、「周りはいらいら、本人たちはふわふわ」な空気になるので「いらふわコンビ」と呼ばれている。
銀髪にオーロラ色の瞳と王子様のような美しい外見を持っているが、普段から鍛錬している為脱いだらすごい。更に結構思考が脳筋寄り。
モチーフは真実の剣と、オーロラ姫
マレフィセントがモチーフのマレウスはおろか、ミッキーとも深く関わっていることからの要素もあるらしい。



●セベク・ジグボルト
CV:石谷春貴/大地葉(幼少期)
シルバーと同じくマレウスの護衛。1年生。ワニの妖精と人間とのハーフ。ワニなので非常に大食いで、寒いところが苦手。
真面目で率直だが直情的で、マレウスに心酔しているが言動が空回りしがち。マレウスの事は「若様」と呼ぶ。
育った環境柄妖精至上主義で周囲を「人間」と呼び下に見がちだが、一度認めた人間には気を配るようになるなど根は悪い人間ではない。態度が素直じゃないが。普段から若様の隣に立つ為の努力を欠かさない努力家で、読書好きなのもあり成績は良い。
種族の壁を越えて生まれた子のため、家族に愛されている自覚は強い末っ子気質。人間の父(歯科医)と妖精の母(バウルの娘)と兄と姉がおり、姉からは「セベクちゃん」と呼ばれ可愛がられている。
あとやたらと声がでかく、作中でも大きなフォントを使われがち。
モチーフはマレフィセントの配下グーン(アリゲーター)、もしくはマレフィセントの雷。



教職者・スタッフ

●ディア・クロウリー
CV:宮本充
ナイトレイブンカレッジの学園長。仮面を被り付け爪や羽飾りをつけた怪しい人物で、「私、優しいので」が口癖。出身地も年齢も不明。
主人公の身元を引き受け衣食住を提供しているが、その代わりに厄介事を押し付けてくる。
主人公が元の世界に戻る方法も探している……と本人は言っているが、アロハシャツを着て南国満喫モードになりながら言うあたり説得力皆無と中々無責任でいい加減な人物で、生徒からもあまり頼りにはされていない。
2024年にプレイアブル化した。

モチーフは『マレフィセント』のディアボロ説が有力。プレイヤーからはカラス繋がりで行方不明なマレウスの父親レヴァーンとの関わりを疑われているが……?


●モーゼズ・トレイン
CV:小山力也
魔法史を始めとした文系科目担当。58歳。輝石の国出身。
常に使い魔である猫のルチウスと一緒に行動している。妻とは死別しているが2人の娘たちとの仲は良好。
厳格な性格で、生徒たちから怖がられる事も多いが、生徒に恨まれてでも彼らを守る責任感の強い教師らしい人物。
こちらもプレイアブル化している。
モチーフは『シンデレラ』のトレメイン夫人。
ちなみにルチウスのCVは名前が近いからかトレイと同じ鈴木崚汰。


●デイヴィス・クルーウェル
CV:伊東健人
錬金術を始めとした理系科目担当。32歳。薔薇の王国出身。
主人公やエーデュースの担任で、NRCのOBでもある。
生徒を扱いし、「仔犬」「駄犬」などと呼ぶ。噛みつかなくなるまで躾けるのが信条で、生徒の才能はきちんと尊重する為か信頼は厚い。ただ犬扱いが不服なのか、獣人が多いサバナクロー生からは苦手意識を持たれている。また犬派と猫派なのもありトレインとは反りが合わない。
美的センスに優れており、服装への拘りが強い。一部イベントでは衣装をデザインしてくれることも。
こちらも(略)
モチーフは『101匹わんちゃん』のクルエラ・ド・ヴィルただし愛犬家の為クルエラ本人との相性は恐らく最悪。


●アシュトン・バルガス
CV:竹内良太
飛行術を始めとした実技科目担当。30歳。輝石の国出身。
ナルシストな熱血漢で、何よりも筋肉を重要視している。
生徒たちに筋トレを勧める事も多いため、鬱陶しがる生徒も多いが体育会系の生徒からは慕われている。
モチーフは『美女と野獣』のガストン。その為もちろん好物は生卵で、毎日ダースで飲んでいるらしい。


●Mr.サム
CV:木村昴
ショップ担当。「in Stock(在庫あるよ)!」が口癖。25歳。歓喜の港出身。
生徒たちの事は「小鬼ちゃん」と呼ぶ。
陽気なノリで様々なアイテムを売っている。店には怪しげな物も並んでいる他、職業柄か人脈も広く、客の求めるものを教えてくれる「秘密の仲間」がいるとか。
モチーフは『プリンセスと魔法のキス』のDr.ファシリエ。


その他

ミッキーマウス
CV:星野貴紀
主人公の寝室の鏡から繋がる世界の人物。ビジュアルは白目がなく、所謂クラシックミッキーと呼ばれる古い時代のもの。ストーリー3章から主人公と会話ができるようになったが、主人公にしか鏡越しの姿は見えない。
6章ではシルバーらしき人物とも関係があるらしいが…?
会話からドナルドグーフィーもいる模様。


●スティッチ
CV:山寺宏一
2023年夏イベントで登場。本の中の世界で出会ったお馴染みのエイリアンで、相変わらずガントゥに追われている。
単独でのカード化はされていないが、同イベントのSSRであるリリアとフロイドの肩に乗っており、様々な演出で登場する。
残念ながらガントゥはCVなし。中の人亡くなってるからしょうがないね。


●ロロ・フランム
CV:神谷浩史
2022年ハロウィンイベントで登場。ノーブルベルカレッジの生徒会長。18歳。
短く切り揃えられた銀髪にきつめの目付きが特徴。
ストイックで成績優秀だが、神経質な面もあり独りを好む性格。
自身も魔法士だが、どうやら魔法士というものに良い感情を抱いていないようで…?
当初はNPCだったが、翌年のイベント復刻時にプレイアブルになった。
モチーフは『ノートルダムの鐘』のフロロー判事。ハンカチで口元を押さえる仕草も健在。弟がいたなど、ミュージカル版の要素も多い。


●フェロー・オネスト
CV:杉田智和
2023年ハロウィンイベントで登場。26歳。
キツネの獣人で、喋らない弟分のギデルと共に行動している。
幻の遊園地「プレイフルランド」の管理人で、表面上は愛想の良さと達者な口で人心掌握を得意とする男。
こちらも復刻時にギデルとセットでプレイアブル化した。
モチーフは『ピノキオ』の正直ジョンことJ・ワシントン・ファウルフェローの他、コーチマンの要素もある。
ギデルのモチーフはギデオン。


●スカリー・J・グレイブス
CV:山口勝平
2024年ハロウィンイベントで登場。16歳。
本の中の世界で出会った白い癖毛に黒いサングラスが特徴な長身の男。五条悟ではない。一人称は「我輩」。
ジャック・スケリントンの大ファンで、「ジャック様」と崇めているが、盲信しすぎて視野が狭いところがある。
初対面の人物の手にキスをするキザなところがあるが、あくまでキャラ作りで素は泣き虫。
モチーフは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のジャック・スケリントン。




【余談】

  • 無属性魔法の演出は基本は闇属性らしき暗い色の玉を飛ばしているが、元ネタがヴィランではない人物(カリム、ルーク、シルバーが該当)のみ光属性らしき白い攻撃になる。

  • キャラクターの誕生日とプレイヤーの誕生日には必ず10連分のマジカルキー(ガチャアイテム)をくれるのが特徴。同日のフロイド・ジェイドはちゃんと20連分くれる。
    • また、NRCの創立記念日(サービス開始日である3月18日)にも10連分のキーをくれるが、その前日がセベクの誕生日の為こちらでも実質20連分貰える。

  • ディズニーの例に漏れず、隠れミッキーが背景に存在する。気が向いたら探してみては如何だろうか?



追記・修正は闇の鏡に選ばれてからお願いします。

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  • 2020年
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン
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  • イケメン揃い
  • 残念なイケメン達
  • 夢女子ホイホイ
  • 腐女子ホイホイ
  • 豪華声優陣
  • 異世界転移
  • 結構暗い過去持ち達
  • 25年秋アニメ
最終更新:2025年04月23日 12:43

*1 しかも本から出たら中での記憶は失われてしまう。

*2 教師陣やロロなどのゲストキャラは例外。

*3 部員はジェイド一人の為、厳密には部活ではなく同好会。マレウスのガーゴイル研究会も同様。

*4 フロイドの身長は191cmと相当デカい為、主人公が特別小さいわけでは(恐らく)ないのはご留意を。ちなみに人魚態になると更にデカくなる。

*5 苗字の「アル」は熱砂の国の古い言葉で「息子」を表すため、苗字で呼ばれる場合は大体アジーム呼びされる。

*6 ちなみにジャミルの好物はカレー。強かである。

*7 しかし実力で評価されるためにあまり表にしていない。

*8 老年齢アイドルとは…?と思うかもしれないが、彼の母が可愛い全振りボイスのママな為、ロリ系が守備範囲外の可能性がある。

*9 ちなみにこのいら●とやの絵はLINEスタンプとして商品化された。

*10 ドラゴン族は1000歳で一人前とされており、実際のところ精神的にはまだ子供…どころか年齢を1000歳=20歳として換算するとまだ3〜4歳の幼児にあたる。

*11 不要な混乱を招くため身内以外の人前では「リリア先輩」呼び。