注意点
ウォーロックは他のクラスと異なり、6レベル呪文以降は呪文スロットではなく「秘奥義」の特徴として使用することになる。
呪文に高レベルスロットで発動した場合の記述があっても、そのバージョンでは使用できない。
呪文に高レベルスロットで発動した場合の記述があっても、そのバージョンでは使用できない。
おすすめ呪文
〈クラウン・オヴ・スターズ〉は一回の呪文発動で継続して攻撃できる。
〈フォースケイジ〉は、瞬間移動以外では脱出不可能なバリアを作り出せる。
〈プレイン・シフト〉は長距離移動と単体の敵に対する追放攻撃を同一の呪文で行える。
〈フォースケイジ〉は、瞬間移動以外では脱出不可能なバリアを作り出せる。
〈プレイン・シフト〉は長距離移動と単体の敵に対する追放攻撃を同一の呪文で行える。
ダメージを与える
〈クラウン・オヴ・スターズ〉XGtE
7つの星の光のかけらが現れ、ボーナス・アクションで1つずつ射撃する呪文。
それは1つにつき4d12の[光輝]ダメージを与える。
それは1つにつき4d12の[光輝]ダメージを与える。
- ウォーロックは大休憩ごとに1回しか7レベル呪文を唱えられないので、1回の発動で何度も攻撃できるこの呪文の有用性は高い。
- 星は全部合わせれば28d12 (平均182ポイント) ものダメージを与えることができるが、7ラウンドもかかるので、一度の遭遇で使い切ることはまれ。 持続時間は1時間なので、 短時間での連戦が予想されるときに唱えよう。
〈フィンガー・オヴ・デス〉
1体の目標に負のエネルギーを送り込み、7d8+30の〔死霊〕ダメージを与える呪文。
この呪文によって殺された人型生物は、次のターンの開始時にゾンビとして復活し、永続的に自分の支配下に置くことができる。
この呪文によって殺された人型生物は、次のターンの開始時にゾンビとして復活し、永続的に自分の支配下に置くことができる。
- ダメージの平均値は61.5と高い。
- 「永久に支配下に置く」点が強力で、倒した相手をそのまま敵地に送り込めば、(死体がきれいな場合に限るが) 味方だと勘違いして不意を打てる可能性がある。
- なお、アンデッドがモンスター・マニュアルの通りの装備であるとは限らない。公式デザイナーのTwitterでの回答によると、プレイヤー側があらかじめ武器や防具を用意しておいて、新たに装備させることは可能とのこと。ただし、アンデッドがその装備に習熟しているかどうかについては意見が分かれる。(習熟しているとする回答はこちら/習熟していないとする回答はこちら)明確な答えを見つけることはできなかったので、判断はそれぞれの卓のDM諸氏に委ねたい。
自分や味方を支援する(バフ)
〈イセリアルネス〉
体をエーテル化させる呪文。エーテル化すると周囲からは見えなくなり、物体は自分を通り抜ける。
- 隠密、壁抜け、ホバリング移動をすべて同時に行うことができる。 敵地の偵察、退避、戦闘のスキップなどに役立つだろう。
- 物質要素が必要ないので、所持品を奪われた時に脱出するのにも使える。
- ただし、以下の事に気を付けなければならない。
- 〈シー・インヴィジビリティ〉等で探知される。
- 「お互いに影響を及ぼすことができない」ので、相手の呪文発動に対して〈カウンタースペル〉などを発動することができない。
- 味方と意思疎通できない。
- 例え死んだり気絶状態になっても呪文の効果は残るので、味方による回復が困難になる。(そもそも味方に気付いてもらえない可能性がある)
- エーテル界についてはDMGp48を参照のこと。エーテル界には「境界エーテル界」と「真エーテル界」があるが、この呪文によって訪れることができるのは「境界エーテル界」であると思われる。「境界エーテル界」と接しているのは物質界、フェイワイルド、シャドウフェル、内方次元界である。したがって、アストラル界や外方次元界では機能しないものと思われる。
敵を妨害する(デバフ)
〈パワーワード・ペイン〉XGtE
HP100以下の目標1体に激しい痛みを与え、以下の不利益を与える呪文。
- ①移動速度が10フィートになる。
- ②【耐久力】以外の、 攻撃ロール/能力判定/セーヴィングスローに不利。
- ③呪文を唱えようとするとき 【耐久力】 セーヴに失敗すると呪文も失敗する。
- どの効果も優秀で、近接攻撃タイプ、遠隔攻撃タイプ双方に対して有用。
- 欠点は、相手のHPが分からないとうかつに唱えられない点。 DMからの「HPが半分になった」というアナウンスを待つか、DMによっては知識判定に成功すればだいたいのHPを教えてくれるかもしれない。
- ①の効果について:近接攻撃タイプに対する回答となる。 アウトレンジから一方的に攻撃しよう。
- ②の効果について:〈ポリモーフ〉や〈バニッシュメント〉などのセーヴを要求する呪文の前フリとしても使える。
- ③の効果について:呪文使いはHPが低くなりがちのため、 HP100以下という条件も満たしやすい。
〈フォースケイジ〉
射程内の選んだ場所を、いかなる物質も通さない力場の牢獄で取り囲む。
瞬間移動、または次元間移動によって脱出しようとする者は【魅力】セーヴに成功しなければならない。
瞬間移動、または次元間移動によって脱出しようとする者は【魅力】セーヴに成功しなければならない。
- クリーチャーを閉じ込める呪文の中では最強の呪文。味方を守るのにも敵を閉じ込めるのにも使える。
- 味方を守る場合は、強力な精神集中呪文を唱えている味方を守るのに使うとよい。
- 敵を閉じ込める場合は、敵を戦場から隔離するのに使える。また、〈シックニング・レイディアンス〉、〈マッドニング・ダークネス〉などの中に閉じ込めて殺すのもよいだろう。
その他
〈ドリーム・オヴ・ザ・ブルー・ヴェイル〉TCoE
8体までの同意するクリーチャーは、物質界に存在する別の世界の夢を見る。
この呪文が6時間持続したなら、その世界に転送される。
この呪文を発動するには、行きたい世界に由来する魔法のアイテムか、その世界出身のクリーチャーが必要である。
持続時間中にダメージを受けたクリーチャーは転送されない。術者がダメージを受けた場合、全員が転送されない。
この呪文が6時間持続したなら、その世界に転送される。
この呪文を発動するには、行きたい世界に由来する魔法のアイテムか、その世界出身のクリーチャーが必要である。
持続時間中にダメージを受けたクリーチャーは転送されない。術者がダメージを受けた場合、全員が転送されない。
- 他の物質界に行ける呪文。
- フォーゴトン・レルムのキャンペーンの途中でエベロンがやりたくなった時に使える。(もちろん、プレイグループ内でよく相談してから!)
- あるいは、フォーゴトン・レルムで遊んでいるグループとグレイホークで遊んでいるグループが一緒にセッションする時、誰もPCを作り直すことなく、一緒に冒険できる。
〈プレイン・シフト〉
最大8体までの味方と共に、次元を移動する。
あるいは、1体の目標に近接呪文攻撃をヒットさせ、かつその目標が【魅力】セーヴに失敗したなら、異次元に追放することができる。
あるいは、1体の目標に近接呪文攻撃をヒットさせ、かつその目標が【魅力】セーヴに失敗したなら、異次元に追放することができる。
- ①次元を移動する:物語の方針をプレイヤー自らが決定することができる呪文の一つである。この呪文を覚えるということは、きっと君には行きたい次元界があるのだろう。火の次元界のイフリートの王に会って、 叶えてもらいたい願いがあるのかもしれない。九層地獄に行って、堕落した友人の魂を救いに行きたいのかもしれない。セレスティア山に登り、君が信仰する善なる神々に会いたいのかもしれない。実際のところは、DMがシナリオを用意する必要があるため、どこへでも行けるというわけではない。DMと相談のうえ、どの次元に行きたいのか決めよう。いずれにしても、目的の次元界に行くには、その次元に同調した音叉が必要である。 この音叉の入手難易度はDM次第だ。失われた古代の遺跡に眠っているのかもしれないし、ウィザードの学院にいる博士たちの協力を得なくてはいけないのかもしれないし、その次元に住むクリーチャーを召喚術で喚び出して、高価なアイテムと引き換えに譲ってもらわなくてはいけないのかもしれない。なお、費用対効果は悪いが、 同一次元界での移動手段としても使える。一度違う次元移動してから、再度この呪文を発動して、元の次元界の魔法円に瞬間移動するのである。二度手間になってしまうものの、パーティの誰もを〈テレポート〉を覚えていないときは代替手段として使える。
- ②相手を他の次元に追放する:非常に強力な効果だが、 近接呪文攻撃であるため、ミスすると一気にピンチに陥る。また、たとえ攻撃がヒットしても、【魅力】セーヴがあるため、これに成功されても呪文は失敗となる。