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無双OROCHI2 Ultimate
【むそうおろちつー あるてぃめっと】
ジャンル
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タクティカルアクション
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対応機種
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プレイステーション3 プレイステーション・ヴィータ プレイステーション4 Xbox One Nintendo Switch Windows(Steam専売)
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メディア
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【PS3/PS4/One】BD-ROM 【PSV】PlayStation Vitaカード 【Switch】ゲームカード 各1枚 【Win】ダウンロード専売
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発売元
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コーエーテクモゲームス
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開発元
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コーエーテクモゲームス(オメガフォース)
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発売日
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【PS3/PSV】2013年9月26日 【PS4】2014年6月26日 【One】2014年9月4日 【Switch】2017年11月9日 【Win】2022年7月12日
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定価
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通常版 / ダウンロード版 / プレミアムボックス 【PS3】6,615円 / 5,800円 / 9,765円 【PSV】6,090円 / 5,400円 / 9,240円 【PS4/One】7,480円 / 6,600円 【Switch】7,480円 【Win】5,280円
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プレイ人数
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1~2人
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インストール (ダウンロード容量)
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【PS3】18.5GB 【PSV】3355MB 【PS4】20.5GB 【One】19.6GB 【Switch】13.5GB 【Win】20.4GB
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レーティング
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CERO:B(12才以上対象)
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コンテンツアイコン
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暴力・セクシャル
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備考
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【PS3】3D立体視&ボイスチャット対応 【PSV】カスタムサウンドトラック対応 【PS4】SHARE機能対応 【One】ゲーム録画機能対応 【Switch/Win】一部コラボを除く全DLC収録済み 【Win】マルチ含む一部オンライン機能に非対応 【Win?】5.1chサラウンドシステム対応
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判定
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良作
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ポイント
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『無双OROCHI2』の集大成と言える完全版 発売日から数ヶ月は遊べる超ボリュームの大作
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無双シリーズ
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概要
前作の『無双OROCHI2』に新シナリオや新モード、新キャラクターを追加した事実上の完全版。
妖蛇を討伐した英傑達は遠呂智亡き世界で平和に暮らしていた。
ある日、英傑達に協力していた妲己はどこからか聞こえた謎の声に導かれて戦を起こす。
それをきっかけに不可解な事件が連鎖的に発生。新たな争乱が始まる。
また、これまでの作品では描かれなかった「遠呂智誕生」のエピソードも詳細に追加されている。
これにより、世界の融合前に仙界で何が起きたのか、シリーズの真の元凶が判明する。
追加・変更されたモード
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ストーリーモード
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前作は4章までだったが、今作のストーリーとして新たに5章~8章が追加されている。
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また、1章~4章にもそれぞれステージが追加されている。
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フリーモード
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ストーリーモードとの違いがステージ選択後の戦闘前会話、戦闘後会話が無いことぐらいだけだったのが、本作ではこのモードのみ陣地マップではなくPSP版のようなメニュー選択式になった。
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ロード時間を待つ必要がなくなり、武器屋などはワンボタンで行くことができるなど快適さがアップした。その代わり、陣地会話を聞くことはできない。
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余計な会話イベントを省いた分だけプレイ時間を短縮できるため、トロフィー、実績獲得や各アイテム収集時にプレイする機会が増えるだろう。
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ただし、ストーリーモードよりも先にフリーモードで新しいステージをクリアした場合、次のステージはストーリーモードでクリアするまで出ない。
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デュエルモード
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WiiU版『無双OROCHI2 Hyper』で復活した、『無双OROCHI 魔王再臨』に存在した対戦モード。
このモード専用要素として、特殊スキルを持つ収集カードを4つセットして使用できる。
3対3のチーム対戦となり、コンピュータ戦やオンライン対戦も可能。
コンピュータ相手にどれだけ連勝できるかを試すサバイバルモード搭載。
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アンリミテッドモード
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概要
任意の5人の武将でパーティを組んで次第に強くなる敵を撃破しながらダンジョンを探索・踏破するモード。
ダンジョンは複数の戦場で構成され、敵や宝箱からアイテムを収集しながら各戦場内に隠された脱出地点を見つけ出す。
発見した脱出地点から脱出すると次の戦場に進み、全ての戦場を脱出するとそのダンジョンをクリア。
そうしてダンジョンマップを進んでいくことで、最深部に存在する強大な敵に挑むことになる。
オンライン協力プレイ、画面分割オフライン2人協力プレイも可能。
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龍穴
ダンジョンの各地に点在。龍穴を活性化させることでそのダンジョンにおける脱出地点を開放したり新たな宝箱を出現させたりする。
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要石
未開のダンジョンを開放するために必要な石。ダンジョンをクリアすると入手出来る。
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宝珠と真武器
このモードでしか手に入らない素材を使って武器に属性を付加する「宝珠」や、真と名の付く強力な武器(例:真・昇龍槍、真・黄龍偃月刀など)を作成可能。
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強力な武器が取得可能
ストーリーモードやフリーモードで手に入る武器の馴染みは最大で+18だが、
このモードでは馴染みの数値が最初から高い武器が手に入ることがある(例:馴染み+81の☆4武器を拾えば+99まで上昇する)。
※馴染み
戦闘で武器を使うことによって上昇する。一定値に達するごとに、攻撃力やクリティカルヒットの確率が増す。
馴染みは個々の武器にある。例えば☆1武器の馴染みゲージをMAXにして、
もう1個☆1武器を手に入れたとしても、手に入れた武器の馴染みゲージは0である。
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異界の強者
探索を続けていると、「異界の強者」と呼ばれる5人の無双武将軍団がダンジョンに乱入する。オプションで「異界の強者受け入れ」をONにすると、これらの編成は主に他プレイヤーがアンリミテッドモードで使用しているパーティーとなる。
この異界の強者は撃破時に質の良いアイテムや武器を落としてくれる。
ただし無双アクションだけでなく陣形技も使ってくるため強力で、操作武将のレベルが低かったり武器が弱かったりするとあっけなくやられてしまう。
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瘴気レベル
このモードには「瘴気レベル」という概念が存在し、敵の撃破や時間経過で周辺のレベルが上昇する。
レベルが高いエリアにいる敵は大幅に強くなり、レベル30で難易度:難しい相当に、40で難易度:修羅相当、最大のレベル100では敵の攻撃力が難易度修羅を遥かに超える強さになる。
ただし敵の落とすアイテムや武器も比例して質の良い物になり、瘴気レベルが高いほど、ストーリーモードでは得られない強力な性能の武器やアイテムが手に入る。
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渾沌
このモードのラスボスとして追加された新キャラクター。割合ダメージも含む武器属性が無効・一定のダメージで体力が数回も全回復・掴むことができずチャージ攻撃すらにも怯まない常時ウルトラアーマーと衝撃的な性能で初登場した彼から逃げるという展開があり、専用BGMも相まって初見は絶望感があるが、頑張れば倒せないこともない。
決戦時は先述の耐性はなく、体力減少時に攻撃力倍加・時間経過で瘴気レベル大幅上昇に変更されている。
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陣形
ダンジョンに進む際、陣形を3つ選ぶことが出来る。
プレイヤーが操作をしていない無双武将は陣形に従って行動する。
また、陣形ごとに無双武将のステータスに正負の補正がかかり、特殊な効果(スーパーアーマーなど)も得られる。
さらに陣形ごとにプレイヤー武将に技が割り振られており、陣形技ゲージを使用して使用できる。
陣形は、仲間を呼び出して増やしていくことで種類が増えていく。
見落としがちなのが陣形効果で、背水(攻撃↑防御↓)、瘴気増小(瘴気LVの上昇を抑えるなど)などがある。
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陣形技
このモード限定の「陣形技ゲージ」が存在する。ゲージを消費することで陣形技を発動できる。
脱出地点に瞬時に移動する技や、落雷や竜巻、強力な斬属性の攻撃を発生させたりする技など多数存在。
陣形技の発動中に操作武将や陣形を切り替えて特定の陣形技を続けて発動すると、陣形技が連携して強力な効果を発動する。
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真・無双の戦場
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クリアした戦場の武将やBGMなどを置換して自分オリジナルの戦場を作るモード。
前作までの無双の戦場に比べ、より自由にカスタマイズできるようになった。
オンラインに繋げばアップロードしたりダウンロードも可能。
パーツなどはストーリーモードをクリアしていくと出現する。
前作ではコスト制だったが、本作ではノーコストで行うことができる。
以上、無双OROCHI2 Ultimate Wikiより一部引用
評価点
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『無双OROCHI2』時点で存在した問題点の改善
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テクニックタイプの強化
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アクション面の救済として、『真・三國無双6 猛将伝』における「転身」の要素が取り込まれ、地上で攻撃を受けた時にもステップができるようになった。×ボタンを押すことで、無双ゲージを消費せずに喰らい抜けができる。
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このタイプ向けの新アイテムとして、チャージ攻撃をステップでキャンセルできる「天雲羽衣」が登場。
これも『真・三國無双6 猛将伝』の無影脚よろしく攻撃後の隙を消して次の攻撃に繋げられるので、スイッチコンボ無しでもコンボが繋がる。
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後述の転生システムの条件であるレベル100に達する度にアイテム装備枠を2つから最大6つに拡張可。また「赤兎鐙」などの鐙系装備は別枠で装備可能になり、装備枠を圧迫しなくなっている。
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さらにアンリミテッドモードでの属性攻撃をする敵の増加など、単なるコレクション要素でしかなかったアイテムの多くも出番が増やされ、選択肢を大幅に広げている。
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縁を使った友好度上昇機能の追加
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アンリミテッドモードでは瘴気レベルが低い時に無双武将を撃破すると、縁と呼ばれるアイテムを落とす。
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この縁を手に入れることでアンリミテッドモードで使用可能なキャラを増やしていくのだが、仲間になった後も縁は手に入る。
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縁を使うことで友好度が目盛1つ分と大幅に上昇するため、貴石を消費して宴をする必要性などがかなり下がった。
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一部のキャラクターに上方修正が成された。
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特に無印時代、満場一致で最弱扱いされた五右衛門のC1の強化がめざましく、前述のテクニックタイプの救済要素もあり、『無双OROCHI Z』の頃の様に、再び強キャラの位置に返り咲いた。
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五右衛門の他には左慈のC4やN攻撃〆のビームの飛距離が伸びたり、孫策に『無双OROCHI2 Special』以降に追加された、チャージ攻撃中に□ボタンを押すことでニュートラルに戻るチャージキャンセル機能が搭載されたりなど様々。
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…ただし、宮本武蔵だけは除くが。「C4の入力タイミングがシビア」「C3と通常攻撃の〆に属性が乗らない」などの問題点が放置されたせいで一気に最弱候補にまで落ちてしまい、作中の台詞「援軍は、援軍はまだかよ!」でそのまま揶揄されてしまっている。
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真・無双の戦場
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前作ではコスト制で、その割には余りにも低すぎるコスト上限により、肝心の自由度が低いという問題点があったのたが、本作ではノーコストで行うことができるように。
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他にも台詞作成、戦況メッセージの変更可能により自由度が格段に増したが、それでも未だに幾つかの問題点があるのが非常に惜しいところ(後述)。
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過去最大のボリューム
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前作の80%分に渡る大量の新ステージが追加。新たなストーリーが展開されるため、前作ではほとんど出番の無かった多くのキャラクターにも推奨ステージが用意されている。
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『真・三國無双6 Empires』から徐庶が新登場。PSP版の『無双OROCHI2 Spcial』に登場した安倍晴明とレイチェル、WiiU版の『無双OROCHI 2 Hyper』に登場した神農と紅葉も本作に登場し、新たな推奨ステージを与えられている。
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さらに、本作のオリジナルキャラクターとして玉藻前、九尾の狐、渾沌、応龍、改造前のナタが新登場。
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コラボキャラも追加され、『DEAD OR ALIVE 5』からかすみ、『アトリエ』シリーズの『アーランド』シリーズからステルケンブルク、『ソウルキャリバー』シリーズからソフィーティアが参戦。
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登場キャラクターはこれで140名を突破した。
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今作最大の評価点と言える程に出来の良いハック&スラッシュモード「アンリミテッドモード」
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従来の『無双OROCHI』シリーズのチーム3人制と違い、操作可能キャラが5人に。このチームメンバーは操作している武将以外は陣形によって行動パターンが変化する。
(例:探索型なら敵と戦闘せずに散開してマップの全容を明かしていくなど)
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さらにこのモード最大の特徴として、操作武将が倒されても即敗北にはならない。設定された次のチームメンバーに強制交代され、チームメンバー全員が倒れてようやく敗北扱いとなる。
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倒されたキャラも一定時間後に復活するので全滅さえしなければひたすら逃げ回ることで持ちなおしが可能で、操作武将が即死してもストレスの溜まりにくい仕様になっている。
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ストーリーモード同様の視点、やや離れた視点(アンリミテッドモードでのデフォ視点)、俯瞰視点の3段階で視点変更が可能なのもポイント。
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周囲の状況把握が容易になり、弱いキャラクターでもある程度は戦えるようになってくれるという利点もあれば、純粋に画面が見やすいというのもある。
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ただし、屋内部分(本能寺や樊城など)に入ると強制的にストーリーモードの視点に切り替わってしまうため、視建物に入るたびに視点が変わってしまう。
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終われるタイミングが完全にプレイヤーの任意。
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従来の無双シリーズと違い、この武将が倒されたら敗北、この武将を倒したらクリアといった制限が一切なく、脱出ゲート扱いの龍穴の上でガードボタンを押さえ続けることでやっとクリアになる。
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これによってプレイヤーの飽きるまでダンジョンに潜り続けることが可能に。ある陣形を使えば即座に脱出できる龍穴にワープという陣形技もあるので、プレイヤーの好きなように遊べる。
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やり込み要素が非常に豊富。
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ゲーム攻略を数段楽にしてくれる専用の新アイテム(後述)の収集、宝珠や真・武器の素材稼ぎ、仙女から受けられる無数の依頼、全ダンジョン制覇等、全てこなそうとすれば軽く100時間は超えるだろう。
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しかしマップと登場するNPCがある程度ランダムで、敵は一定時間ごとに沸き続けるなど、飽きさせない工夫が幾つも見られるので、作業感は余りなく、純粋に没頭できる。
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空中タイプアクション
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操作キャラが空中にいる時に発動可能な、全キャラ搭載の2つ目のタイプアクション。立ち回りの幅を大きく広げる事が可能(特に忠勝、大喬)。もちろん、非常に強い空中TAを持つキャラクター(曹操、信長、鍾会など)もいたりする。
喰らい中でも発動できるが、ある程度条件がある模様で、低空で通常攻撃を受け続けている場合など、発動しない時もある。
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戦闘スタイルチェンジ
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ストーリーモードで方向キーの下を押すことで控えのキャラクターが出てきて、3人で同時共闘出来るというもの。戦闘スタイルチェンジ中でも操作キャラクターは切り替えられる。
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真・無双バースト
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『無双OROCHI 魔王再臨』よりアレンジ復活。戦闘スタイルチェンジ中、仲間の近くで無双攻撃を行うと、最大6人で一斉に真・無双乱舞や無双秘奥義が発動する。友好度が高ければステージ中の味方無双武将とも発動できる。
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トリプルラッシュ
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チャージ攻撃を当てた直後にキャラ切り替えをすると、スイッチコンボの代わりに控え武将が打ち上げ攻撃を行いながら切り替わる。無双ゲージを消費せず、最大で3回連続攻撃が可能。
今作では劉備、関羽、張飛や司馬懿、司馬師、司馬昭等の特定のチームメンバーが一定の順番で使うと固有演出のラッシュが発動するようになった…が、この演出に関しては賛否両論(後述)。
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自動馬乗り
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『真・三國無双7』で追加された馬乗り機能。騎乗ボタンを押しっぱなしにすることで自動で馬に乗る。移動中でも可能で、なかなかスタイリッシュ。
が、本作では騎乗ボタンが十字キー上固定されておりキーコンフィグで変えられないため、移動しながらの自動騎乗はなかなか難しい。
しかし、『真・三國無双 7』に比べると移動速度が上がったり馬が若干遠くに呼び出されるため、目的地に移動しながら呼び出しても、馬に乗れる頃にはもう目的地間近…ということも珍しく無いのが難点。特に転生して移動速度を180以上に上げると頻発する。
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転生システム
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キャラクターのレベルが100に到達すると、転生をすることでキャラクターのレベルを1にすることが出来る。最大で3回(Ver.1.05で9回)使用可能。
これは単なる成長初期化ではなく、転生することによって得られるメリットが幾つか存在する。
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新たなスキルの獲得
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1回目の転生で2つ目のスキルが開放される。
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成長玉によるステータスの上昇
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転生後はレベルが1上がる度に「成長玉」というアイテムが1つ手に入る。成長玉は自分の好みで各ステータスに振り分けることができる。
キャラクターによっては、成長玉をうまく振り分ければ装備アイテム無しでも体力・攻撃力・防御力を999まで上昇させることが可能。
また、前作ではどれだけレベルを上げても一切上がらなかった素早さも最大で180まで上昇させることが可能になった(Ver.1.05で転生を4回行うことで最大が200に)。
元々鈍足キャラだったのが凄まじい速度で戦場を駆け回るようになるのはユーモラス。
ちなみに200まで上げると駄馬と同じ速度に、アイテム等で260を超えると赤兎馬や松風を追い抜く無双武将なる珍妙な光景を目にすることに。
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装備できるアイテムの枠が増加
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前作までは装備できるアイテムが2つだけと非常に少なかったが、レベルを100にすることでアイテム枠が4つに、さらに転生してもう一度レベルを100に上げれば6つにまで増える。
ちなみに松風や赤兎馬などの鐙系装備が、装備アイテム枠と別枠扱いになったため、最大で7つのアイテムを装備可能。
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カラーエディット機能の追加
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ストーリーモードを8章までクリアすると、全キャラの肌や髪、服装の色を変えられるようになる(DLCコスチュームは変更不可)。
ただしコラボキャラクターに関しては色が変えられない部分が存在する(特に『NINJA GAIDEN / DEAD OR ALIVE』勢力のコラボキャラクターが顕著)。
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新属性の登場
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炎と雷を併せ持つ炎雷属性、風と斬を併せ持つ風斬属性などの複合属性が新登場。今まで5属性をすべて入れようとすると5枠使っていたのが、「三極(炎雷氷)」+「風斬」の2枠で済むため、武器に付加できる属性の数を事実上2つ増やすことが出来るようになった。
ただし、普通にプレイしていたらまずドロップしない上、武器屋に並ぶ確率も希少、並んでも値段が高くさらに希少石も消費するので、属性を育てるのに時間は掛かるがその分リターンが非常に大きい。
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また、無双ゲージではなく体力が最大の時に全ての攻撃に属性が乗る「天攻」属性や、200コンボ毎に戦神の斧(一定時間攻撃力が倍になる)が得られる「進撃」属性等が新登場。
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無印時点で酷かったパワーインフレをさらに酷くしたとも取れるが、複合属性は武器の枠の節約になる上に、属性対応のチャージ攻撃に頼れない弱キャラや一部キャラクター、アンリミテッドモードでの特定状況にとっては(属性は進撃などヒット数に依存するため)大きな助けになったり、自分の好きなキャラクターで無双できるパワフルな底上げを得られることから、プレイヤー達からは概ね好印象。
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新アイテムの登場
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アンリミテッドモードでしか取得できないが、『無双OROCHI 魔王再臨』にあったほぼすべてのチャージ攻撃後の隙をジャンプキャンセルできる飛龍玉や、敵が落としたアイテムを自動で回収してくれる五十鈴、操作武将が受けるダメージをチーム内のメンバーに分割する形代など非常に便利なアイテムが追加された。
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通常アイテムでは、攻撃力、もしくは防御力を下げることによって素早さを大幅に上昇させるもの、徐々に体力、無双ゲージが回復すると言った過去作を参考にしたであろう物などもある。
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特に五十鈴はアイテム回収で走り回る手間が省けるため、『無双OROCHI3』や『ファイアーエムブレム無双』など、以降の無双シリーズでは戦闘後報酬アイテムについての標準仕様となるほどに諸手を挙げて歓迎された。
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形代に関しても受けるダメージすら多めな『無双OROCHI2』において、難易度を一回り下げるほど非常に強力な防御効果を発揮する。
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特にアンリミテッドモードではこれと陣形補正を前提にしているかのように敵の攻勢も激烈。
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開眼の書
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1ステージ中で1回だけ敵武将を倒すと得られるアイテム。一定時間全ての敵がEXP+300の巻物を落とし、五十鈴同様自動回収される。
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どの相手が落とすかどうかはランダムであり、状況によって得られる経験値量が大きく増減するが、レベル上げに掛かる手間を大幅に省けるので、キャラクターの育成が数段楽になった。
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アンリミテッドモードでは紫色の龍穴を開放するとこの効果を得られる。本作ではレベルアップでHPが全回復するが、これは全滅判定よりは優先されないが死亡判定よりは優先される。
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そのため1人でも後続が生き残っている場合「敵を倒して巻物を出す → 後ろから刺されて死亡 → 断末魔を吐きながら巻物を回収してレベルアップ → 次キャラに切り替わらずひょっこり起き上がる」という臨死が起こってしまうのはご愛嬌。なおこれが後続0人で起こった場合は全滅のBGMが鳴りながら起き上がるので全滅ちゃうやんという状況になる。
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ストック経験値の上限値を99999から999999に拡張(Ver.1.05でさらに上限が9999990になった)
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無印の時点で多すぎるキャラクターの割には、ストックできる経験値が余りにも少なかったのでこれもまた嬉しい機能である。
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デュエルモード
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PS3/PS4/One版はほぼ常時60fpsなのでさながら格ゲーのように戦える。秘技カードを使った駆け引きも楽しい。
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サバイバルモードも手っ取り早く経験値を稼ぎたい際に重宝する。
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5.1chサラウンドサウンドシステムに対応。対応環境であれば、臨場感溢れるオーディオ体験を味わうことができる。
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なお、正式に5.1サラウンドシステムへの対応が明記されているのはWin版のみため、Win版以外では利用できないと考えたほうが良いだろう。
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アップデートによる改善と追加もそこそこ頻繁に行われていた。
問題点
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ストーリーモードの7章について
この章では遠呂智誕生の謎について明かされるが、色々問題がある。
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ネタバレになるので詳しくは記述しないが、新キャラの応龍も七章の重要人物であるにもかかわらず出番が少ない。もう少し掘り下げれば感情移入が出来たキャラクターなだけに勿体無かった。
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また、応龍自体後付け設定感が強く、酒吞童子と真・遠呂智自体の設定とあまり合わない。また哪吒(人型)も登場即退場みたいな扱いで存在意義が薄く、さらに仙界の超重要人物も出てくるが過去の話なのに未来への影響が無く七章自体が無理やりつけた設定にすら思える。
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現在の無双の例に漏れず多いバグ・フリーズ、そして不具合。
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進行不能になるバグやフリーズが発売当初から多数報告されていた。
例を上げれば特定のキャラクターでDLCシナリオをプレイするとローディング画面から進まなくなるというものから、今作から追加された新イベントが流れるシーンで、映像は流れず音だけ流れ、進行不可能になるもの、突如特定のワンダータイプ型のキャラが影技を使えなくなる、アンリミテッドモードの4、5人目の熟練度が上がらないなど、枚挙に暇がない。
2013年12月25日時点までに何度も大型アップデートが行われたので、これらの不具合はほとんど改善されたとはいえ、それでも多すぎると言わざるを得ない。
一部のユーザーからは「ユーザーにデバッグさせるな」と怒りの声も上げられた。
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特にアップデートパッチを当てられないオフラインユーザーはこれらの不具合に怯えながらのプレイになってしまうのが非常に手痛い。とあるマップの進行不能バグは簡単な条件で起こる割には、PS4版でもまだ残っている。
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後発のPS4版とSwitch版は最初からこのPS3版における1.06パッチが適用された状態になっている。
またPS4版では2020年頃より本体のファームウェアアップデートに伴い「異界の強者が登場した際、異様な処理落ちが発生する」というバグが発生していたが、2021年にまさかのバグフィックスパッチが発行された。既に『無双OROCHI3 Ultimate』すら発売済みという時期である。
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謎の仕様
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竹中半兵衛、紅葉、かすみの走り始めの速度が遅くなるという現象(かすみは稀におこる程度だが)。
それに対するコーエーからの返答は「仕様」とのこと。
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前述の転生システムの成長玉により、速度を大幅に上げられる様になった上に馬を使えないアンリミテッドモードがある今作では、この「仕様」は違和感を感じることが多い。
原作に忠実にしたためとの声があるが、それを含めたとしても修正が欲しいとの声多数。
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アンリミテッドモードについて
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ダンジョンの各地にある宝箱はマップに表示されているのだが、宝箱は茶色いので地面や城壁の色に溶け込んで発見しづらい。
特に古志城や真・古志城、火河などの暗いステージは操作キャラのすぐ近くに宝箱があるのにひと目で発見出来ないことがある。
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ただし、マップを拡大すれば宝箱の位置がより細かくわかるので、絶対に発見できないというわけではない。
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宝箱の中には物見櫓の上に設置されているものもあるが、物見櫓が攻撃によって壊されても宝箱は浮いたまま放置されるため、入手が不可能になってしまう。
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味方が倒した敵エネミーには五十鈴や調達が適用されない。
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特に無双奥義・皆伝は最終段まで敵を倒せないものがほとんどのため、チームメンバーの横槍で倒されてしまうことが非常に多い。
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敵エネミーのドロップ率や内容が要石の色に関係なく瘴気Lvに依存するため、無双武将の縁や各兵科の低レア素材が入手し辛い。
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各兵科の素材はただでさえ3段階ずつ存在する上に瘴気Lvが低いと確定ではドロップしなくなるため、尚更集めにくい。
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前述の異界の強者には黒い牛鬼たちがたまに登場するのだが、彼らは何故か倒してもアイテムを何も落としてくれない。
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ちなみに、異界の強者は1つの戦場に1チームしか存在できないため、他の異界の強者と戦いたい場合は黒牛鬼たちを無視することはできず、倒さなければならない。
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内容が内容なので長丁場になりがちなのだが、ストーリーモードと違い途中保存機能がないせいで、時間に余裕がないプレイヤーに優しくない。
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特に連結ダンジョン(2~5連戦のダンジョン)ですら途中セーブが不可な仕様は結構うんざりしてくるだろう。境界層と言われるストーリーを進めるためのダンジョンはどの階層も3連結なのでなおさら時間がかかる。
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ストーリーモード同様、敗北(チームメンバーが全滅)してしまうと拾ったアイテムは一切持ち帰ることが出来ない。
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一応武器だけは持ち帰ることが出来るのだが、Ver.1.03により素材錬金によって作られる真武器の方が拾える武器よりも価値が高くなってしまった。
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そのため、希少武器だと攻撃範囲が異常に伸びる一部のキャラ(女媧や伏儀、武蔵、小次郎など)や、第四武器+伸長属性でのみ飛び道具並のリーチを得られるキャラ(呂蒙、関羽)以外はありがたみがほとんど無い。
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戦闘スタイルチェンジの弊害
ストーリーモードやフリーモードと違い、このモードではプレーヤーの操作キャラは常に同時出撃状態である。
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なので、真・合体技・スイッチコンボ・本作から追加されたトリプルラッシュが一切使用できない。おまけにこのモードでは馬や熊に乗ることはできない。
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武将がばらける探索型の陣形以外の場合は固まって行動するため、敵の無双乱舞や陣形技で一掃されることが多い。
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ただし、視界にいなくてもチームメンバーの周囲に敵が集まりやすい仕様上、操作キャラが倒されると別のキャラにカメラが移動している間に倒されてしまうことがあり、探索陣形でも油断は禁物。
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また、基本的に高火力の殴り合いになるため、シリーズをやり始めたばかりの初心者や、レベルや武器が弱い状態でプレイするとあっという間に全滅させられるので最初の内は手を出すべきではない。
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一応、初期メンバーに特定のキャラ2名を入れればかなり早期のクリアは可能。ただレベルが低いと1人死亡 → 他のキャラでちょっと行動して死亡 → 3人目が死んだ辺りで1人目が生き返る → 4人目が死んだ辺りで2人目が生き返る → 以降ループで、何も出来ないのに無駄にプレイタイムが伸びて瘴気Lvがガンガン上がって詰む…という状況に陥りやすいのだが。
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Ver.1.03のアップデートによって大幅に変わった武器の価値
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本作で新登場したレア度5の仙界武器は元々の攻撃力は第四武器より高いのだが、Ver.1.03後は何故か仙界武器だけ馴染みが最大で+18のままである。
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つまり、馴染みが最大の時の攻撃力はアンリミテッドモードで手に入る希少武器にすら劣るため、実用性がほとんど無くなってしまった。
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以下はアップデートの前後の武器の攻撃力を不等号で表したものである。
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1.02まで…アンリミ第四武器+99>真武器+18>仙界武器+18>通常希少武器+18>通常第四武器+18
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1.03以降…真武器+99>アンリミ第四武器+99>アンリミ希少武器+99>仙界武器+18>通常希少武器+54>通常第四武器+18
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DLC 導入…真武器+99>アンリミDLC仙界武器+99>アンリミ第四武器+99>アンリミ希少武器+99>仙界武器+18>通常希少武器+54>通常第四武器+18
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現在、馴染みに+補正の付いた仙界武器を入手できるDLCが配信される形でフォローがされている。それでも真武器+99の方が強いので、仙界武器+99を入手した所で見た目以外にはさほど利点はないのだが。
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真・無双の戦場について
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相変わらず武将の名前や地名は変更できない。せっかく大きく改善され、自由度も格段に上がったと言うのに、この問題点だけはそのまま。
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相変わらず雰囲気がぶち壊される事が多いので、結果盛り上がらずじまいになってしまった。本当に勿体無い。
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検索機能がないままなので、狙った戦場を探しにくいのもそのまま…本当に勿体無い。
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ソフトリセットの仕様(PS4版のみ)
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ソフトリセットが「OPTIONボタン+タッチパッド」の同時押しという、互いに隣り合いかつ、非常に同時押ししやすい位置にあるボタンであるため、戦場マップを切り替えようとしてソフトリセットがかかることが多い。
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そのため、マップの切り替え時には常に気を付けながら操作する必要がある。いうならばコントローラーにリセットボタンがついているようなモノである。
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ただ両方で硬さがかなり違うので、よほどあせってなければ同時押しはしないとは思うが、やってしまう時はやってしまうことも。
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デュエルモードの仕様
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このモードは3vs3で制限時間中に4枚のカードを使用して相手チームを全滅させるというもの。
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しかし、制限時間を調節したり、2vs1で開始したりということができない。
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そのため、例えば「呂布と貂蝉チーム(カードあり)」vs「桃園義兄弟チーム(カードなし)」どちらかが全滅するまで…といったことが出来なくなっている。
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また、カメラも若干遠く、キャラクターが小さくなってしまう他、範囲の広い攻撃が非常に強くなっている。
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Switch版のみの問題点
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据置機レベルのワラワラ感と携帯性を両立しており、DLCがほぼ全て入っているなど評価すべき点も多いのだが…。
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まず、自動馬乗りの項目で述べた通り、ボタン配置の都合で馬呼びがやりづらいため、一部ボタン配置の変更ができない本作の仕様が地味に堪えるものになってしまっている。
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実機イベントでは遠近や焦点をぼかして表現しているのだが、一部のイベントが酷いことになっている上、キャラの声が妙に小さくて聞こえづらい場面も少なくない。
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また、Proコンをテーブルモードで使う際、ジョイコンを本体に装着したままだとProコンを認識してくれないという地味に面倒な仕様が存在する。
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Win版のみの問題点
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Switch版と同様にDLCが同梱、要求スペックもさほど高くなく手に取りやすいのは魅力だが、オンラインプレイ、リモートプレイなどは非対応。
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Win版特有のバグとして、30fps、60fps以外のフレームレートに設定してプレイすると、表示がおかしくなる仕様が存在している。
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これは本作に限らず、家庭用ゲーム機向けに開発されたゲームのPC移植版全般に言えることだが、ゲーム開発者はゲーム機向けにゲームを作る際、そのゲーム機でどれぐらいのフレームレートを出すことを前提にゲームシステムを構築するかを決めるため、それ以上のフレームレートに設定する事で内部処理との同期が正常に行われず、結果としてPC特有の不具合として現れるモノである。
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そのままでも見た目が悪いだけで当たり判定がおかしくなるなどはないし、気になるならリフレッシュレートを60hzまで下げれば解決するのだが…このゲームを遊ぶ時に一々リフレッシュレートを変更するのはやはり面倒ではある。
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一応、ゲーム内の設定で描画フレームレートの上限を決めることができるが、それよりリフレッシュレートの設定の方を優先してしまうので、ハイリフレッシュレートディスプレイが普及しているPCゲーム界隈において、この設定はあまり意味がない。
NVIDIA GPUならGeForce Game Ready Driver側の設定で、AMD GPUならRadeon Chillで本作のみフレームレートのリミットを60fpsに設定してしまうという手は一応あるが、グラフィックスドライバーの設定を弄る関係上、ある程度のPC知識を要する上に、環境によってはこの設定をしてもダメという報告もあるため、確実な手段ではない点に注意が必要。
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結局の所はベタ移植であるため、バグ、フリーズ、クラッシュなどの問題点はそのままで、PC特有の事情に最適化されていない印象が根強いモノとなってしまっている。
賛否両論点
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『真・三國無双7』よりも後に発売されたことによる弊害
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2013年2月に発売された『真・三國無双7』よりもグラフィックで劣り、本作では処理落ちやステルスも多く見られる。
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しかし、本作も『無双OROCHI2』と同じでベースになっているのは『真・三國無双6』であるため、仕方がないと割り切るしかない。また可変60fpsでかなり幅が大きく、人によっては目にキツイかもしれない(これは『真・三國無双6』ベースの作品全てに言える)。
PS4Proでブーストモードを使用しても、60fpsを割ってしまうシーンが多い。
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当然のことながら『真・三國無双7』の新キャラやEX攻撃2は登場しない。『真・三國無双6』とは基本システムが違うのだから当然ではあるが、ガッカリした人は少なからずいる。
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ちなみに『戦国無双 Chronicle 2nd』の藤堂高虎、井伊直虎、柳生宗矩も本作には登場しない。こちらも発売前は期待されていた。
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なお、本作で追加されたシナリオでは『真・三國無双7』や本作の発売後に発売される『真・三國無双7 猛将伝』の新キャラと同名のモブ武将に出番が与えられる配慮がされている。
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『真・三國無双6 Empires』より徐庶が参戦したというのに、同作で得意武器が変更になった武将の武器は変更なし。
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『無双OROCHI2』で新規にモーション調整が成されたキャラが多い為、それを尊重するため仕方ないとはいえ、やはりこれもガッカリ要素の1つではある。
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特に『無双OROCHI2』の司馬師のモーションを元に作られたという、『真・三國無双6』の追加DLC武器の強武器の1つである「迅雷剣」が司馬師に逆輸入されなかったのが槍玉に挙げられる。
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もちろん、『無双OROCHI2』で新規にモーション調整された結果、変更された得意武器よりこちらの武器(モーション)のほうが良いというプレイヤーも当然ながら居るので、新モーションが良いとは一概には言えない。
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だが、『真・三國無双6 Empires』によって得意武器が変更され、こちらの方が(モーションが変更された武将の)イメージに合っているという意見が多いのもまた事実。
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双方の意見をいい方向に収める形として、「スタイル変更」や「2種の武器アイテムの採用」というような要素が搭載されているのであればまた話は違ったのかもしれない。
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実際に『真・三國無双7 Empires』基準となり、『無双OROCHI2』や無印の『真・三國無双7』から武器の差し替えを受けた『無双OROCHI3』では、逆に武器が変わった事による批判が相次いでいる。
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PSV版のグラフィックやワラワラ感について
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本作のPSV版は発売前は『真・三國無双 NEXT』並みのグラフィックとワラワラが期待されていたが、実際は『NEXT』よりも劣っていたためガッカリした人が多かった。
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特に川のグラフィックは角度によっては油絵の具をそのまま塗ったかのような青一面に見えることもある。厳島だと特に顕著になり、実機イベントにおける地面に映る人物の影もPS3版より粗い。
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特に七章のとある実機イベントでは影がもはや人の形をしておらず、『テトリス』のような四角形の塊になってしまっている。
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ワラワラもPS3版やNEXTには劣るものの、10分前後で1000人斬りが可能なレベルであるため、PSP版の『無双OROCHI2 Special』より雑魚敵は大分多い。
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一応雑魚が少ない分、仙界武器の入手に必要な撃破数が3/4に割り引かれているのだが、何故か隠しアイテムはそれが考慮されていない。
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ちなみに、PSV版はPS3版と違ってスリープ機能やカスタムサウンドもあるので、一概に「PSV版はダメ」と決め付けることはできない。
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そもそも、『真・三國無双 NEXT』はPSV専用ソフトであるため、2種類のハードで同時発売された本作と比較すること自体が間違っているという意見も多数ある。
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ストーリーモードにおけるキャラクターの出番と扱い
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六章のシナリオでは、『無双OROCHI2 Hyper』で登場した神農の活躍が目立つ。その代わりに太公望はほとんど出番が無い。三皇(神農、伏儀、女媧)が全員登場する八章のエンディングにも太公望はおらず、完全に出番が奪われている。
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前作で活躍していたので仕方が無いという意見もあるが、「伏儀と女媧はいるのに太公望だけいない…」と思ったプレーヤーは多いだろう。
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渾沌はアンリミテッドモードで仲間にすればフリーモードでも使えるようにはなるが、ストーリーモードには一切登場しない。
遠呂智、牛鬼、百目鬼、九尾の狐と陣地会話はある。
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一部異様に難しいステージの存在
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6章「厳島の戦い」では毒霧でプレイヤーとその付近の味方全員の体力が高速で削られていく中、伏犠とかぐやを救援しながら目的地に向かうというステージだが、伏犠とかぐやの戦意は低く、早いうちに敵を迅速に倒して戦意を回復させなければあっという間に敗走してしまう。
そのため難易度「易しい」でもレベルや武器が弱い武将でクリアするのはかなり困難を極める。
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故に『無双OROCHI』シリーズでも屈指の高難易度ステージと称する人も多い。
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トリプルラッシュ
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チャージ攻撃中に交代すると強制的に発動する。スイッチコンボほど邪魔と言うことは無いが、こちらは発動時に空中で硬直するので結局時と場合によっては邪魔。何故任意発動ではなく強制発動なのか。
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度重なる完全版商法
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『無双OROCHI2』のタイトルで出されたものは無印の後、PSPの『無双OROCHI2 Special』に加えWiiUの『無双OROCHI2 Hyper』経て今回の『無双OROCHI2 Ultimate』と3作目となり、さすがに「何回も『無双OROCHI2』の焼き直しをするのはいい加減にしろ」「これが最後の完全版なんだろうな?」などといった不信感を露わにするユーザーが多く発生している。
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元々コーエーと言えば「コーエー商法」に代表される一種の完全版商法はいわゆる十八番の部分はあるが、さすがにハードを変えて3度小出し小出しの完全版の販売というのは少なくとも無双シリーズでは前例がなく、売り方の部分で印象を悪化させているのは否めない。
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もちろん、本作で無印の不満点を大きく改善している個所があったり、内容も大きくボリュームアップしていることもあって、歓迎する声も無いわけではない。
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その一方で「最初から入れられた要素を(今回のような売り方をするために)あえて削って不完全にしていたのでは」といった疑念の声も少なくないのが現状である。
総評
ディレクターの野田氏の「(発売日から)正月まで遊べるゲーム」という言葉に偽りはなかった(参照)。
それどころか、『真・三國無双』『戦国無双』全ての無双シリーズ屈指のボリュームとなっている。
本作の発売が発表された時は、またコエテクに有りがちな完全版商法かと不安がられていた。
ものの、大幅な追加要素とボリューム増加により、新規のプレイヤーはだけでなく無印をプレイ済みのプレイヤーでも存分に楽しめる出来で、それらの声を十分払拭出来たと言えよう。
現時点で無双シリーズをまとめて広く楽しむには最適と言える一本と言える。
アップデート+DLCが導入済みのSwitch/Win版を除き、これらの要素(特に大幅な仕様変更がされたアンリミテッドモード)を最大限に楽しみ、余りにも多すぎる不具合を治すためには、アップデートパッチを当てるためのオンライン環境が必須なのが非常に残念なところではある。
DLCを我慢できるのであれば、PS4版もPS3版の最終アップデートが済んだ状態で入っているので選択肢にしてもいいだろう。
プレミアムボックスについて
本作のプレミアムボックスの中には『無双OROCHI』シリーズで使用された楽曲のサウンドトラックが同梱されている。
これまでの限定版にもサウンドトラックが付いている例は少なくないが、収録曲数は10曲あるかといった程度で、特に無印ナンバリングに関しては別途発売されているサウンドトラックを買った方がマシという、特典としてあって無いようなものであった。
しかし、本作の場合はディスクが4枚組となり、これまでのタイトルで使われたシリーズオリジナル楽曲はもちろんのこと、本作で新たに追加された曲の他、ダウンロードコンテンツとして別途販売されている楽曲も収録されているという大盤振る舞いとなっている。
その後の展開
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2018年9月27日にシリーズ最新作『無双OROCHI3』がPS4/Switch/Winで発売された。詳細は作品ページを参照。
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一方で、長らく『無双OROCHI2』関連のWin版は発売されなかったが、2022年7月12日に一部を除いたほぼ全てのDLCを収録した本作がSteamで販売を開始した。
最終更新:2025年01月14日 21:56