【どらごんくえすとひーろーず やみりゅうとせかいじゅのしろ】
ジャンル | 3DアクションRPG | ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション3 プレイステーション4 Windows 7~10 |
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メディア | BD-ROM | |
発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 | コーエーテクモゲームス | |
発売日 |
【PS3/PS4】2015年2月26日 【Win】2015年12月4日 |
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定価 |
【PS3】6,800円 【PS4】7,800円(共に税別) 【Win】6,080円 |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
廉価版 |
アルティメットヒッツ:2016年4月28日 【PS3】3,480円 / 【PS4】3,800円(共に税別) |
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備考 | 公式サイト | |
判定 | なし | |
ポイント |
『ドラクエ』と『無双』の高いレベルでの融合 ストーリーは水増し感が強い |
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ドラゴンクエストシリーズ |
『ドラゴンクエストシリーズ』初の3DアクションRPG。
『無双シリーズ』の開発元であるコーエーテクモゲームスの開発チーム「ω-force(オメガフォース)」が本作の開発に携わっており、『無双シリーズ』の開発エンジンが流用されている。
そのため、無双シリーズ同様の3Dアクションとなっており、そこにドラクエならではの世界観やゲーム性を加味した作風となっている。
一方で、本作のジャンルはあくまで「アクションRPG」であり、無双シリーズのエンジン及び大挙して押し寄せる敵を簡単操作でバッタバッタとなぎ倒していく要素を組み込みつつ、全く異なる構成となっている。
世界樹のふもとに位置し、魔物たちと共存する平和な王国エルサーゼに異変が起きる。
温厚だった魔物たちが突如狂暴化し、人々を襲い始めたのだ。
王国親衛隊の若き戦士、アクトとメーアは国王ディルクと共に旅立ち、
行く先々で異世界からやってきたという謎の戦士たちを仲間に加えながら、
異変の真相を突き止め世界の平和を守るべく、戦いに身を投じてゆく。
プレイヤーキャラが参戦しているタイトルは 黄背景 、NPCを含め誰も登場していない場合は 灰背景 で記載。
出典 | プレイヤーキャラ | NPCキャラ |
本作オリジナル | アクト(男主人公)、メーア(女主人公)、ディルク、ジュリエッタ | ホミロン |
ドラゴンクエスト | (なし) | (なし) |
ドラゴンクエストII 悪霊の神々 | ||
ドラゴンクエストIII そして伝説へ… | カンダタ | |
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち | アリーナ、クリフト、マーニャ、ピサロ(DLC) | (なし) |
ドラゴンクエストV 天空の花嫁 | ビアンカ、フローラ | ルドマン |
ドラゴンクエストVI 幻の大地 | テリー | (なし) |
ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち | (なし) | |
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 | ヤンガス、ゼシカ | |
ドラゴンクエストIX 星空の守り人 | (なし) | ルイーダ |
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン | (なし) |
ゲーム面
演出面・キャラクター面・BGM面
ドラクエシリーズ初のアクションRPG・外注作でありながら、そこそこの完成度を誇っている。シナリオ面やシステム面で課題が残る出来ではあるが、決定的に破綻している部分があるわけではない。
一方で、肝心の戦闘部分が単調な出来であることに加え、プレイする上での快適さの欠如が散見されるなど、全体的な評価としては不満が残る出来となった。
*1 演出自体はバトルロードからの引用。
*2 明言されていないが『III』の不死鳥ラーミアと同一の存在である事が本編中で示唆されており、様々な世界を渡り歩く力を持つ。
*3 テリーがバトルレックス相手に戦いにくいという場面はあるが、当然これはドランゴと同じ種族だからという理由であり、エルサーゼの魔物達全般に対する躊躇いではない。またこれを聞いたクリフトはテリーほどの実力者でも苦戦する魔物、と認識しやはり戦う事への戸惑いを察するようなことにならない
*4 一応、魔物を仲間にするシステムの本家でもある『V』出身のビアンカが「どうにかして魔物たちに善良な心を思い出させることはできないだろうか」という趣旨のセリフと共に思案する様子を見せるシーンはあるが
*5 アクセサリーの「ロイヤルバッジ」で体力の最大値を10%~高めることは出来る。
*6 ただ、戦略性云々以前に数の暴力であっさりやられたり、明らかに敵で出てくるときよりも弱くてロクに役に立たないと言う不満も少なくないのだが。
*7 アクセサリー「スライムピアス」を装備したキャラクターを操作していれば体力低下時のホミロン出現率を15%~アップさせることは出来る。
*8 味方全員完全回復の「ベホマ」をリチャージする場合1つにつき4000ゴールド必要。一つ下の「ベホイム」は800ゴールド。
*9 本作では消費したMPは「かしこさ」の値に応じたペースで時間経過で徐々に回復する。つまり、元々保有しているMPが高く、かしこさも高いゼシカの場合は一時的に25のMPを消費してもすぐに消費分を取り戻せるのである。
*10 ちなみに、ハッスルダンス以外に強みがないキャラクターかというとそう言う訳でもない。一部キャラクターのような「ぶっ壊れ」ではないと言うだけで十分な強さを誇るため、ハッスルダンス目的以外でも同行させ、時に操作キャラクターにするプレイヤーもいる。
*11 ちいさなメダルのドロップ率が2%上昇するが、実際の効果は明らかにたかだか2%なんてレベルでないほどにボロボロ落とすようになる。
*12 オンラインに関連して、現状では週末にPSNに接続してプレイすると時間帯ごとにレア素材のドロップ確率や獲得ゴールド、獲得経験値にボーナスが入るオンラインキャンペーンも存在している。
*13 ひっさつはプレイヤーが操作していないとゲージが空になっても発動せずにハイテンション状態が終了する。この仕様によるものか、NPC操作キャラクターがハイテンション状態に移行することはない。
*14 ただし、サマルトリアの王子とムーンブルクの王女は他作品にゲスト出演する際、一貫して「クッキー」「プリン」の名前が使われており半公式化されている。
*15 一応NPCとしては『III』と『IX』から1人ずつ登場している