[U] 『混沌のサーペント』/The Serpent of Chaos (Multi 'J')
=== Num:862 Lev:127 Rar:1 Spd:+50 Hp:30000 Ac:200 Exp:5000000
この蛇こそが大ボスである。宇宙が存在する前このサーペントがいた。
『秩序のユニコーン』がこのサーペントと闘い、『審判の宝石』として知られるその片目を奪いとった。
この宝石を使って『ドワーキン』が「パターン」を描き、その影として無限の世界が生まれたのである。
いまや秩序と混沌のバランスが崩れ、「パターン」は損傷を受け、全ての「影」の世界がサーペントに吸収されようとしている。
この動きを止めなければ、我々の知る世界は終わりを告げ、全てが原初の混沌に帰してしまうだろう。
それは通常地下 127 階で出現し、信じ難いほど素早く動いている。
この混沌の勢力に属する存在を倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約211666666.67 ポイントの経験となる。
それは巨大で力強く空を飛んでいる。それは炎と氷とスパークに包まれている。それは矢の呪文を跳ね返す。
それはロケットを発射したり、波動砲を発射することがある。
それは地獄や地獄の業火やカオスや魔力や核熱や分解のブレスを吐くことがある、なおかつ的確に魔法を使うことができ、
純ログルス、破滅の手、魔力消去、モンスター複数召喚、救援召喚、強力なアンデッド召喚、古代ドラゴン召喚、
サイバーデーモン召喚、ユニーク・モンスター召喚、ヘルファイア、*破壊*の呪文を唱えることがある(確率:1/3)。
それは壁を掘り進み、弱いモンスターを倒すことができる。それは光っている。それは素早く体力を回復する。
それに乗ることができる。それには破邪でダメージを与えられる。
それは酸と稲妻と炎と冷気と毒と地獄とカオスと時空攻撃の耐性を持っている。
それは朦朧としないし、恐怖を感じないし、混乱しないし、眠らされないし、テレポートされない。
それは侵入者をかなり警戒しており、 1110 フィート先から侵入者に気付くことがある。
それは 20 個までの特別なアイテムを持っていることがある。
それは 22d15 のダメージで体当たりして粉砕し、 22d15 のダメージで体当たりしてカオスで攻撃し、
15d15 のダメージで噛んで全ステータスを減少させ、 10d10 のダメージで飲み込んで充填魔力を吸収する。
このモンスターはダンジョンの主である。
雑感
本作のラスボス。こいつを倒せばめでたく*真・勝利*の名誉を賜ることができる。
能力値が底上げされているが、基本的な立ち回りは本家と同じ。
厄介な強化点としては、最低でも618ダメージは通してくる軽減不可のヘルファイアと、大ダメージ+広範囲分解の波動砲。
そしてHP半減+アウェイに加え、けしかけたペット達を問答無用で消し飛ばす*破壊*の呪文の存在。
これによって、本家におけるサーペント攻略の裏道とも言えた「物量で潰す」戦術の遂行が極めて困難になった。
ひっそり追加されている核熱ブレスも凶悪で、閃光耐性を抜いているとかなりのダメージを貰ってしまう。
打撃能力も本家から格段と上がりAC/耐性での軽減を加味しても全ヒットでダメージ期待値350点を超える。
Lv127で命中も上がっている都合AC150では全く足りず、AC200程度ないと厳しい(被弾率はAC150/200/250で70%/60%/50%超)。
また、混沌の領域で登場するボスユニークを倒さないでいると、この最終戦の場に出張ってくるようになる。
こちらが*破壊*してもしばらくすれば復活するため、安定を取るのであれば事前に討伐しておきたい。
他にも取り巻きが強力なU・L・Dシンボルのユニークや、隣接テレポが鬱陶しいアンバーの残党(馬がよく喚ぶ)も狩っておくとより安心。
とはいえ、どんなに強固な対策を施しても、死ぬときはあっさり死ぬ。
事故率は決してゼロにはできないものである。
最終更新:2023年03月19日 22:37