Training Grounds(旧名称:TERRORIST HUNT)とは



Y4S3で名称が「テロリストハント」から「訓練場」に変更された。通称テロハン。
世界規模で展開する謎のバイオテロリスト集団「ホワイトマスク」から人々を守るべくレインボーチームの一員となって奮闘するPvEモード。
ソロプレイのほかマルチプレイにも対応しており、最大5人チームでの共闘が可能。
作戦種別はPvP同様「人質回収」、「爆弾解除」の他、テロリストハント独自のモードとして「人質防衛」、「エリミネーション」の全4種類で構成されている。
「設定」の「マッチメイキング設定」から遊びたいモード・ステージだけを選択することも可能で、マルチプレイ時はホストの設定のみが適用される。


難易度は「ノーマル」、「ハード」、「リアル」の3種類。
難易度による違いは多岐にわたり、時間制限の有無、敵の数、弾薬箱の補給可能回数、
敵の反応速度、エイム精度、被ダメージ量(=敵の銃による攻撃力)、敵が投げるグレネードの種類、音の感知範囲。


PvPと異なる点は
  1. プレイヤーが攻撃側に限り監視カメラが存在しないこと
  2. ドローンでの索敵を行う準備フェーズが存在しないこと
  3. 敵が外へ出てきても警告が出ないこと
  4. マップ上に配置されているニトロセルが敵味方を識別する感知起爆式であること
  5. 人質を除く味方への誤射ダメージ(HS含む)がかなり抑えられていること(難易度により軽減率は変動する)
  6. DOCのスティムピストルの所持数が2つ増え5つになっていること
の以上6点。


設定上はPvPが「演習」であるのに対し、こちらは正真正銘の「軍事作戦」である。


敵AIについて

敵であるAIテロリストたちは非常に賢く作られており、特に「音」に対して敏感に反応する。
銃声や爆発などの派手な音はもとより、プレイヤーの足音からドローンの駆動音、位置関係や場所によってはブリーチングチャージなどの設置音ですら感知し、対応してくる。
場合によってはウォールハックよろしく壁を貫通して撃ってくることも。
対応の仕方も、目視確認に赴く者を筆頭に壁の補強に取り掛かる者のほか展開型シールドや木製バリケード、ニトロセルを設置する者まで多岐に富み、行動の選択はPvPさながら。
銃声に限ってはサプレッサーを銃に装着することで大幅に感知されにくくなる。
しかし難易度を上げていった場合、敵の命中精度も高いため手早く倒さないと被弾は避けられない為DPSを取るか隠密性を取るかが悩みどころとなる

プレイヤーを感知した際の行動パターンはそれぞれ、

  1. 何があっても持ち場を離れない「堅守」
  2. 隣の部屋ないしは廊下辺りまで出てくる「迎撃」
  3. 異変を感知し次第現場へ急行する「即応」

の3タイプに分かれていて、テロリストが着用している服で判別可能。
特に「即応」タイプは非戦闘時には建物内を巡回していることが多く、突入するタイミングが悪いと奥から次々と加勢され絶え間のない攻撃に晒されることもあるため要注意。後述するボマーまでもが加わると戦況はいよいよ混沌と化す。

巡回兵 工作兵 警備兵 ボマー
見た目
No Image
プレイヤーが 攻撃側 防衛側 攻撃側 防衛側(※1) 攻撃側 攻撃側 防衛側
感知時の反応 即応 即応 迎撃 即応 堅守 即応 即応
装備 L85A2
F2
AUG A2
552 COMMANDO
M590A1(※2)
L85A2 バリスティックシールド
M45 MEU(SOC)
L85A2
M590A1
552 COMMANDO
6P41(※3)
ガジェット フラググレネード(※4) スモークグレネード
ブリーチングチャージ
フラググレネード(※4)
バリケード
有刺鉄線
ニトロセル
ヒートチャージ
フラググレネード(※4)
スタングレネード
展開型シールド
自爆
スモークグレネード(※5)
自爆
ヒートチャージ
スモークグレネード(※5)
壁の補強 × × × × ×
(※1)爆弾解除ルールでのディフューザー設置後にも登場することがある。
(※2)装備している事は非常に稀。
(※3)シチュエーション戦闘「第五条」や防衛ルール時の最終ウェーブでのみ装備。現在では前者のみ確認可能。
(※4)プレイヤーが展開盾を利用して籠もっているか展開盾がテロリストの動線上にあって移動が邪魔されている場合のみ
   難易度を問わず投げてくるが、プレイヤーへの攻撃手段としてはリアルでしか投げてこない
(※5)自分で使用した場合のみ、スモークの遮蔽効果を一方的に無視してプレイヤーを察知する。

武器もプレイヤーが用いるものと遜色ないため、所詮AIと舐めてかかると痛い目を見る。クリアリングとドローンでの索敵、味方との連携を密にして作戦を達成しよう。
なおプレイヤーが負傷(ダウン)した際、ボマーの自爆及びフラググレネードが投擲されていた場合を除いて敵が故意にオペレーターを殺害することはない。味方が負傷しても落ち着いて周りの敵を排除してから助け起こしてあげよう。


+ ボマーについて(Y4S3以降はシチュエーション戦闘限定)
テロリストハントの特色のひとつとして「ボマー」の存在がある。人質防衛を除く全モード、全難易度において最初からステージ内に必ず2体が配置されており、以降は一定の条件を満たすと増援として出現する。人質防衛についても難易度によって数は異なるが全難易度で出現する。
白い化学防護服に身を包み、ニトロセル満載の爆弾ベストを着用した特攻要員で、その巨躯と白い防護服に青白いライト、背中の起爆装置より発せられる電子音から見分けることは容易い。IQのデバイス検知器にも映る。
しかしその重装備ゆえか耐久力が他のテロリストと比べ格段に高く、BOSG.12.2レベルの威力でないとヘッドショットしても一撃では致命傷にならないといった違いがある。
加えて積極的に自爆しようとする特性から、一度視認されると全力で撃ちながら距離を詰めて来るため、グレネードで安全に排除することも難しい。
近づく毎に間隔の短くなる電子音で非常に焦るが、戦う際は可能な限り直線距離が取れる場所へ誘導した上で正確に頭へ2発の弾丸を叩き込もう。幸いにして的は大きい。
BLITZのフラッシュやスタングレネードも効果があるので、緊急時に惜しんではいけない。
裏を取ることが出来たときは頭に一発入れた後に前のめりになるのを追わず、同じ位置へ戻って来た頭を撃ち抜いてやろう。

Y4S3のアップデートで、「マルチの状況と乖離している」とのことでシチュエーション以外ではスポーンしなくなった。

ゲームモード解説


攻撃側ルール

難易度 敵の数 制限時間 弾薬箱の使用
ノーマル 22人 なし 無制限
ハード 26人 12分 7回まで
リアル 30人 15分 5回まで

エリミネーション(旧名称:テロハントクラシック)

勝利条件 敗北条件
敵の全滅 オペレーター全滅
時間切れ(難易度ハード以上のみ)

配置されたテロリストを殲滅することが達成目標。
難易度「リアル」の場合、敵数30人のうち初期配置は10人ほどで、一定の人数まで減る毎に建物の外に湧出することから一種のウェーブ戦である。
ラペリングや窓・ドア越しに戦っていると後ろから強襲されることもままあるため、速やかに内部へ突入ないしは屋上へと避難することが望ましい。
とはいえそのまま何も考えずに進み続けると敵が新たに湧出し続けることとなり、逆にこちらが包囲されかねない。折を見てこれまで進んで来たルートをドローンでこまめに索敵し直そう。

残敵数が3人以下(難易度「リアル」では5人以下)になるとAIがアクティブとなり、こちらの位置を正確に捕捉してラッシュをかけてくる。
出入り口が限定されている小部屋に予めアタリをつけておいて待ち伏せると労せず凌ぐことが可能。

目標が敵を倒すことのみと単純なため、エイム合わせに便利。ランクマッチなどの前だったり、感度や視野角などを変えた時には取りあえずこれを回してみるといい。

人質回収

勝利条件 敗北条件
人質を回収地点まで連れていく オペレーター全滅
人質の死亡
時間切れ(難易度ハード以上のみ)

基本的にはPvP同様、人質を生きて連れ帰ることが目標で、終盤まで敵がスポーンしないことが特徴。
だが如何なる理由であろうと(例え死因が敵のニトロセルやボマーの爆発であっても)人質が死亡した際は問答無用で失敗となるため、PvP以上に敵弾から人質を保護する必要がある。人質確保中はサイドアームしか使えなくなることも含め、盾を装備しているオペレーターが担当すると不幸な事故のリスクを幾分下げることが出来る。
しかし全難易度を通して確保直後に3~4体の敵が回収ポイント付近へスポーンするため、帰り道とて油断は禁物。加えて建物内に敵が残存していた場合は、そのほとんどが外へ繰り出してくるので無闇な強行突破による確保はチームを、ひいては人質を危険に晒すこととなる。
場合によっては確保前に建物内の敵をある程度片付けておくことも視野に入れ、スマートに作戦を遂行しよう。


爆弾解除

勝利条件 敗北条件
爆弾の停止 オペレーター全滅
時間切れ(難易度ハード以上のみ)

建物内にランダムで配置されている2つの大型爆弾を「どちらも」解除することが達成目標。
出現する敵の数が非常に多く、加えてチームの連携なくては目標達成し得ないことから最も難易度の高いモード。

とにかくディフューザーを設置したら最後、そこら中から追加でボコボコ湧きまくる上に全てのテロリストがディフューザーを一斉に感知する。
そしてブリーチングにラペリング、ありとあらゆる手段を用いて四方から部屋へと突入をかけてくる。
下手に外へ飛び出すと7~8人の団体と鉢合わせることも珍しくない。狩りに行こうなどと考えるのは避けた方が無難。
ディフューザーを設置した際に追加で現れるテロリストには防衛ルール時に出現するタイプも混ざって出現する。
AIは防衛ルール同様に目標であるディフューザーに向かって真っすぐ侵攻してくるが、1個目の爆弾解除に成功した際に何かしらの理由で生き残った場合はその場で攻撃ルール時のAIに切り替わる。

初期配置の敵を殲滅すればディフューザーを設置するまで敵が湧くことはない。
安全なポジション、お互いのカバー可能な範囲をしっかり確認してから解除を開始しよう。
場合によっては敵の残した展開型シールドや補強壁を活用することも視野に入れ、THERMITEHIBANAは後のことも考慮してガジェットを使うこと。
逆に有刺鉄線は敵には効果がないので破壊して構わない。
なお2つ目の爆弾を停止してしまえば勝ちなので、無理に敵を殲滅する必要はなくスタングレネードで時間を稼ぐのも有効。

また、テロリストがディフューザーを解除し始めた際はプレイヤーに通知が入り、解除の速度もPvPと比べて非常に遅い。
その為、窓際にディフューザーを設置、解除している敵のみを倒していくことで比較的簡単にディフューザーを防衛することが可能。
とにかく長丁場かつ解除中は体力の回復手段がほぼ無いので、所謂"いのちだいじに"で戦おう。
PvPと違い、目標は敵の全滅ではなくディフューザーの設置・防衛のみであることを忘れずに。
その戦闘の激しさから、全てが終わった後の光景は凄惨である。

マルチプレイの爆弾解除と違い、こちらは爆弾を二つ解除する必要がある。
その関係上、一つ目を解除し終わるとディフューザーを回収し、二つ目の爆弾にもう一回ディフューザーを設置する必要がある。
また、ディフューザーがテロリストの攻撃で破壊された場合ミッション失敗となる。

1つ目の爆弾を解除した後テロリストが何人か残っていた場合未補強の壁を補強したりニトロセルや有刺鉄線を設置するので
守りやすい補強状況の爆弾から解除したり逆に補強が少なすぎて守りにくい場合はテロリストを多めに残して補強するように仕向けるのも手。

防衛側ルール

難易度 敵の数 準備時間 弾薬箱の使用
WAVE1 WAVE2 WAVE3 WAVE4 WAVE5
ノーマル 8人 8人 10人 11人 30秒 無制限
ハード 7人 8人 9人 10人 12人 25秒 7回
リアル 11人 9人 12人 12人 14人 25秒 5回

人質防衛

勝利条件 敗北条件
敵の排除 オペレーター全滅
人質の死亡

防衛ポイントへと次々に襲い来る敵を撃退し、人質を守り抜くことが目標のウェーブ戦。 防衛オペレーターを使用出来る唯一のテロリストハント。
PvPと異なり、敵は人質を殺すことを目標としているため、人質を盾や囮にする戦法は逆効果。むしろ展開型シールドを置くなどして射線を塞がないと、あっという間に負傷してしまう。
敵が人質を視認すると侵攻スピードも増すため、まずは人質部屋への侵入を許さない立ち回りを心掛けよう。

テロリストたちはスリーマンセルで動いていることが多く、それぞれフラグ・スタン・スモークグレネードの他にブリーチングチャージを持っている個体がいる。壁や落とし戸をブリーチングされてしまうと高確率でスモークを焚いて雪崩れ込んでくるため、予め補強しておくかMUTEのシグナルディスラプターで阻止しよう。

ボマーと盾持ちの敵がヒートチャージを所持しており、金属壁をブリーチングされてしまうと以降「馬鹿デカい穴」に成す術が無くなってしまうのはPvPと同じだが、EMPグレネードまでは持ってないのでMUTEで完封可能。
但し、殆どの落とし戸はMUTEで守ることが出来ない為、天井に落とし戸がある目標位置は基本的に不利となる。
また、X-KAIROSやショックドローンもない上に決め撃ちという概念も知らないのでMIRAが非常に有効。
爆弾解除の増援と同様に盾を持った敵も出現するので、部屋へ辿り着かせないよう互いにカバーし合える位置取りで広く守ろう。

敵戦力は「爆弾解除」に負けず劣らずの物量だが、こちらは残敵数が表示される上にDOCのスティムピストルで消耗したHPを回復することが可能なので幾分か強気に攻めることが出来る。
なお、FROSTのウェルカムマットは通常のテロリストだけでなくボマーすら一撃で無力化する。彼女を扱う際は頭の片隅に置いておこう。

PvPの防衛側と異なり、このルール中は屋外判定の場所に出るとカウントダウンが開始され10秒後に強制的に死亡する。
ただし10秒以内に戻ればカウントがリセットされるので何度飛び出しても問題無く、マップによってはテロリストをスポーンキルしてしまうことすら可能。

小ネタ

「人質回収」または「爆弾解除」のノーマルを選択し初期配置されているテロリストを殲滅すれば、以降は人質に触れないもしくはディフューザーを設置しない限り自由にマップを探索可能。
カスタムゲームに比べて制限時間が存在しない、補給箱から無限に弾薬と汎用ガジェットを補給出来るなどのメリットがある。基本的に目標地点の近くに補給箱があるので、目標が2つ存在する「爆弾解除」であれば当然補給箱も2つ存在する。
ボマーは近接攻撃とスレッジハンマーを使用した場合3発で殴り殺すことが可能。


  • テロハン周回はZOFIAを使うとすごく捗る 連戦に強いLMG、索敵用コンカッション、ブリーチング用インパクト、自己蘇生といいことずくめ - 名無しさん (2018-06-30 18:20:55)
  • たまに充分に近づかないまま自爆しちゃうボマーいるけど、ありゃどういうことだろ - 名無しさん (2018-08-05 04:33:05)
    • こっちに気付いて走ってくる時に自爆スイッチがあると思わしき左手掲げてるんだけどそれを撃つと大爆発するときがあるっぽい - 名無しさん (2018-08-05 18:27:16)
      • へぇ~普段全然意識してなかった、ありがと - 名無しさん (2018-08-05 20:19:30)
  • 低難易度だとグレネード飛んでこないと思いきや 敵が置いた展開盾で引きこもり戦術とるとたまにグレネード飛ばしてくる奴が都合よく現れる - 名無しさん (2018-08-06 14:50:34)
  • 敵が使う銃は ショットガンがM590 アサルトがAUG<L85<552の順で威力があり最も威力がある武器は盾持ちの1911 例外として防衛の時のボマーが6P41を持っている 威力は恐らくL85相当 - 名無しさん (2018-09-30 05:45:35)
  • マップ解体しようと思ってテロハンの爆弾解除やったら弾薬箱が見当たらなかったんだけど、もしかして削除されてる?マップはヴィラと新ヘレフォード。でもファベーラにはあったんだよなあ - 名無しさん (2018-10-11 06:03:35)
    • 一部の新し目のマップは弾薬箱が設置されてないときがままある(そのうち追加される) 韓国のタワーも弾薬箱の位置が間違ってる部屋があったはず - 名無しさん (2018-10-11 11:05:36)
  • テロハントで「マルチの状況と違いすぎるからボマーやセル部屋鉄線部屋を消した」っていうけどだったら防衛オペでもテロハントくらいやらせてくれって思う - 名無しさん (2019-09-17 03:39:37)
    • テロハントとは違うけどエリア確保みたいなのはあってもいいよなとか思う。数を2つに増やして、人質防衛より人数多めにとかで…。 - 名無しさん (2019-09-17 15:35:29)
    • テロハンに寄せられてる不満の大部分は、PvEモードをエイム練習モードとして代用していることによるものだから練習専用モードを作れば一気に解決! いつか実装されないかな~ - 名無しさん (2019-09-17 16:11:08)
  • ついにテロハントから演習に名前変わって草 - 名無しさん (2020-03-14 22:35:17)
  • 全く人おらん、どの難易度でも20分かけてもマッチせん。 - ps4 (2021-02-24 21:41:48)
    • PvEはしょうもない理由で名前変えた次作に期待するしかねえぞ - 名無しさん (2021-07-30 17:49:38)
  • 今振り返ってみるとボマー失くした辺りから一気に人減ったな。それ以前からでも減り気味だったが、あれで一気にワクワク感がなくなって対人オンリーになった。 - 名無しさん (2023-01-01 23:02:56)
  • ノーマルにも制限時間がついてて、初心者の練習場としての立場もなくなる訓練所はいよいよいらない子に - 名無しさん (2023-10-14 18:47:49)

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最終更新:2021年03月16日 11:18