ナシュ・パピルス

ナシュ・パピルスは、エジプトのファイユムで発見された一葉のパピルスで、 大きさは125×50mm。内容は十戒(出エジプト記201-17または申命記56-21) とシェマの祈りの最初(申命記64)が書かれている。 これはテフィリーム(ユダヤ教徒が週日毎朝毎晩シュマーの祈りを唱えるときに額と腕に巻きつける小箱のこと、英語でPhylactery) に入れられていた聖句と考えられる。前一世紀頃の小さな断片である。

最終更新:2017年03月31日 15:12