失われた羊

神が一人一人の人間を大切にすることを、一匹の羊にたとえたものである。失われたコインに共通する教えである。

マタイ18:12-14
(イエスは言った。)「あなたがたはどう思うか。ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、迷い出た一匹を捜しに行かないだろうか。はっきり言っておくが、もし、それを見つけたら、迷わずにいた九十九匹より、その一匹のことを喜ぶだろう。
そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない。」

ルカ15:3-7
そこで、イエスは次のたとえを話された。「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。
言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」

トマス107
イエスは言われた。「神の国は百匹の羊を持つ羊飼のようなものである。それらの中の一匹を捜した。彼は苦しみの果てに羊に言った、『私は九十九匹以上にお前を愛する』と。」

最終更新:2017年04月15日 10:55