ユダヤ教と
プロテスタント諸派では外典として扱い、カトリック教会と正教会では旧約聖書に含めている書物の1つである。『
バルク書』の第6章として含まれることもある。『哀歌』の後続の小編として位置づけられている。
散文体で書かれており、クムラン近くの洞窟でギリシア語の断片が見つかっていることから、遅くとも1世紀には成立していたと考えられる。
序によるとこの手紙の著者はエレミヤにだが、ヒエロニムスはその可能性を否定している。後世の執筆者によるものだというのが通説である。
内容
預言者エレミヤが捕囚地バビロンのユダヤ人に偶像崇拝を改めさせるために送った手紙とされる。
最終更新:2017年09月10日 10:17