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水中戦闘
 本項で紹介されているのは水中戦闘に関するハウス・ルールである。

水中戦闘とは

 陸に住むクリーチャーにとって、水中での戦闘は厄介な仕事だ。水中は動きづらく、泳ごうとしても水流に流され、嵐ともなれば泳ぎの達人でもない限り身動きできなくなってしまう。
 ここで言う水中戦闘とは、戦闘参加者たちが水中ないし何らかの液体中にいるような遭遇を扱うものであり、船の甲板上での遭遇は対象外である(この2つが1つの遭遇で同時に発生しないとも限らないが)。
 水中戦闘に適用されるルールを以下に示す(なお、下線部分は、それが古蛇卓における独自裁定であることを示している)。

移動速度

 水中での移動には水泳移動速度を用いる。瞬間移動を除く、他の特殊な移動モードは使用できない。水泳移動速度を持たないクリーチャーは泳がなければならない。
 

攻撃

 水泳移動速度を持つクリーチャーは、これを持たないクリーチャーに対する攻撃ロールに+2ボーナスを得る。
  • 近接武器:水泳移動速度を持たないクリーチャーが近接武器を用いた[武器]攻撃を行う場合、“ジャヴェリン、ショート・スピアショート・ソード、スピア、ダガー、またはトライデント”以外の武器を用いる攻撃ロールに-2のペナルティ1を受ける(攻撃ロールが発生しない場合、半減ダメージしか与えない)。
     
  • 遠隔武器:遠隔武器を用いた[武器]攻撃を行う場合、通常射程より遠くの目標に対する攻撃は自動的にミスする(攻撃ロールが発生しない場合、攻撃自体を行なえない)。通常射程内の目標に対しても、“クロスボウ類、ネット、またはジャヴェリンに類似する投擲武器(ショート・スピアトライデントなど)”以外の武器を用いる攻撃ロールに-2のペナルティ1を受ける(攻撃ロールが発生しない攻撃の場合、半減ダメージしか与えない)。
     
  • [火]:(1)起点マスが水中であるか、(2)“起点マスが水の外であるが、完全に水の中にいる目標に対する”か、のいずれかである[火]攻撃は、攻撃ロールに-2のペナルティ1を受ける。
     また、“[火]キーワードを持つ攻撃や継続的ダメージ”は、“起点マスが水中である”か、“完全に水の中にいるクリーチャーや物体に対するものである”か、のいずれかである場合、すべて半減ダメージになる。
1……選択ルール“有利”と“不利”選択ルールを導入している場合、ペナルティを受ける代わりに“不利”を得る。

水棲のクリーチャーとそうでないクリーチャー

 ウォーター・エレメンタルやシャーク(鮫)のような(水棲)クリーチャーは水中での呼吸が可能である。
 (水棲)でないクリーチャーは、水の中では息を止めて戦う必要がある。これは〈持久力〉判定を要する激しい活動である(戦闘参加者がダメージを受けた時には特に)。息こらえの項も参照のこと。
最終更新:2023年02月09日 04:43