|w・) 本項において
ルルブとある場合、基本ルールブックのうち
キャラクター作成に必要なルールに加え、クラスや種族、特技や装備品などのデータが掲載されているルールブック――すなわち『
PHB』、『
HoFL』、および『
HoFK』の3冊――を指します。
|w=) あらかじめご了承ください。なの
冒険者の作成
|w・)ノ 古蛇卓において、プレイヤーさんには
クイックスタートまたは
フルスクラッチのいずれかの方法で冒険者(以下、
PC)を作成してもらうことになります。
また、決定した項目は
データを書き写すを参考にキャラクター・シートに記入して下さい。
クイックスタート
お試し卓に参加する方などで
ルルブを所持していない、またはビルドしている時間がない方は、クイックスタート形式でPCを作成してもらいます。
クイックスタートとは、
プレロールド・キャラクターの中からひとつを選択して、
キャラクターの詳細を加味することで、PCを完成させる作成方法です。
クイックスタートの手順
クイックスタートでは、次の手順でPCを作成していきます。
①プレロールド・キャラクターの選択
クイックスタート最初の手順として、セッションで使用するプレロールド・キャラクターをDMが指定する。
プレイヤーである君は、トレーラーや主要クエストと導入案を参考に、他のプレイヤーと相談しつつ、プレロールド・キャラクターの中からひとつを選択する。
なお、古蛇がDMの際はデータに関する要望――『こういうイメージなので、これはできるようになりたい』『この部分は変えてほしい』等を早めにいただければ可能な限り対応します(。 *˘w˘)。
フルスクラッチ
ルルブを所持しており、かつビルドしている時間がある方は、ご自分が参照できるルールブック、サプリメント掲載のルール、データを使用してフルスクラッチ形式で自分のPCを作成していただけます。
フルスクラッチはゲームで使用するデータをプレイヤーさん自身が決定することで、より細かく自分の望むイメージのPCを作る方法です。
フルスクラッチの手順
フルスクラッチでは、次の手順でPCを作成していきます。なお、順番は前後しても構いません。
- 高レベル・スタート:下記の手順のうち、※xレベル以上で冒険を開始する場合のみとある場合、該当するレベル以上でPCを作成する場合にのみ必要な手順となります。
- 種族の選択
- クラスの選択
- 能力値の決定
- 背景の決定 ※DMが背景のルールを導入している場合のみ
- キャラクター・テーマの選択 ※DMがキャラクター・テーマのルールを導入している場合のみ
- 修得技能の選択
- パワーの選択
- 特技の選択
- レベルアップ ※2レベル以上で冒険を開始する場合のみ
- 伝説の道の選択 ※11レベル以上で冒険を開始する場合のみ
- 神話の運命の選択 ※21レベル以上で冒険を開始する場合のみ
- 装備品の選択UP
- キャラクターの詳細の決定
①種族の選択
②クラスの選択
③能力値の決定
君は
ルルブの記述に従って、
規定値割り振りまたは
ポイント購入のいずれかの方式でPCの
能力値を決定する。
このサイトに掲載されたデータを導入することによって、種族による能力修正値がマイナスになってしまう場合もある。そのような場合でも、
PCを作成する(注:1レベルの)時点で、“種族による能力修正値を適用した後の能力値”のいずれかが6未満になってしまうような能力値の割り振りはできない。
④背景の決定 ※DMが背景のルールを導入している場合のみ
君のPCの出自、冒険者になる以前の職業、D&D世界における立ち位置などを表す
背景を1つ決定する。
背景を決定することで、君のPCは(ゲーム的利益が厳密に決まっていない)
“特徴”1つを得、2つの技能が“修得済み”になる。さらに、追加の
言語や
道具に対する習熟を与えてくれる背景もある。“
背景の利益”の項も参照のこと。
背景を決定するにあたり、君は以下の3通りの方法の中から1つが使用できる。
- “汎用的な背景”を使用する:汎用的な背景から自分のPCにあったものを1つ選択すること。
- “汎用的な背景”をカスタマイズする:汎用的な背景から自分のPCにあったものを1つ選択し、選択した背景の“特徴”などの一部をより君のキャラクター・コンセプトに沿った形に微調整する。背景のカスタマイズの項も参照のこと。
- “背景”を自作する:汎用的な背景から選択するのではなく、君とDMが協力して君のキャラクター・コンセプトにぴったりの背景を自作する。背景の自作の項も参照のこと。
⑤キャラクター・テーマの選択 ※DMがキャラクター・テーマのルールを導入している場合のみ
⑥修得技能の選択
君は
ルルブの記述に従って、PCの
修得技能(“修得済み”の技能)を選択する。
⑦パワーの選択
君は
ルルブの記述に従って、PCの
パワーを選択する。
⑧特技の選択
君は
ルルブの記述に従って、PCの
特技を選択する。DMが
キャラクター・テーマのルールを導入している場合、追加で特技を選択できるものもある。
⑨レベルアップ ※2レベル以上で冒険を開始する場合のみ
君は
ルルブの記述に従って、PCを規定のレベルまで
レベルアップさせる。
⑩伝説の道の選択 ※11レベル以上で冒険を開始する場合のみ
君は
ルルブの記述に従って、PCの
伝説の道を選択する。
⑪神話の運命の選択 ※21レベル以上で冒険を開始する場合のみ
君は
ルルブの記述に従って、PCの
神話の運命を選択してもよい。
⑫装備品の選択UP
君は
ルルブの記述に従って、PCの
装備品を選択する。DMが
背景のルールを導入している場合、君は追加の装備品として
背景の
初期装備も得る。
このサイトに掲載されたハウス・ルールを使用することで、君のPCには中型サイズ用でない鎧や盾、武器が入用になるかもしれない。
武器とサイズ分類、
『鎧と盾』とサイズ分類の項も参照のこと。
データを書き写す
以下に示されているのは、決定したデータなどをキャラクター・シートに書き写す際の指針です。
- 原則:
- 代替ルール版を使用する:既存データの代替ルール版を使用する場合、『AL』の上付き表記を以って示すこと(『UA』を除き、他の上付き表記を記入する必要はない)。
- UA版を使用する:UAルール版のデータを使用する場合、『UA』の上付き表記を以って示すこと(他の上付き表記を記入する必要はない)。
- 計算済みのデータを書き写す:“セーヴへの修正値”欄、“抵抗”欄、“パワー・特徴一覧”欄、そして“パワーのデータ・ブロック”内に記入する数値は計算済みの数値を記入すること。その上で計算した数値の算出方法は該当セルのコメント欄に記載する。
- 例:「(6+使用者の【魅力】修正値)の[光輝]ダメージ」を与える効果を【魅力】修正値が+6のPCが有する場合
→12の[光輝]ダメージ
- 信仰:
- 表記形式:
- 特技:
- 特技名は《 》で括る →例:《ワンド練達》
- 特定のデータを選択する特技:《武器習熟》特技のように、修得時に特定のゲーム的データを選択する特技の場合、《武器習熟:》のように特技の名称の後に:をつけ、選択したしたデータを:の後に記入すること。
この時、選択したデータが技能(〈 〉で括る)やキーワード([ ]で括る)などであっても、その括弧は省略すること。
また、複数のデータを選択する特技の場合、選択したデータのうち1つ目は:の後に記入し、2つ目以降は;を付け、その後に記入する。
- 例1:《武器習熟:バスタード・ソード》
- 例2:《門派の弟子:軽業;ストーン・フィスト・フラリー・オヴ・ブロウズ》
- どのレベルで修得したかを明記する。
- 例1:《ワンド練達》特技を1レベルで修得した(あるいは“再訓練”によって1レベルで修得した特技と交換した)場合
→1レベル:《ワンド練達》
- 例2:《盾の妙技》特技をボーナス特技として修得した(あるいは“再訓練”によってボーナス特技として修得した特技と交換した)場合
→ボーナス特技:《盾の妙技》
- アイテム名:
- 魔法の鎧、武器、装具:魔法の鎧ならその名称のアーマーの部分を、魔法の武器ならその名称のウェポンの部分を、魔法的特性を付与するアイテムの名称に置き換える
- 例:“フレイミング・ウェポン”の魔法的特性をロングソードに付与した場合、ウェポンをロングソードに置き換える
→フレイミング・ロングソード
- 中型サイズ用以外の武器、上級装具:上記の名称の前に(1)どのサイズ用か、(2)上級装具の種類、の順に表記する
- その他の魔法のアイテム:“装備品/装備品の効果・パワー”欄の“その他”欄にカテゴリ(その他の魔法のアイテム、ドラゴンシャード・オーグメント、代替的報酬など)を記入する。
- 「レベル5ごとにより強力な版」のある、消費型アイテム:冒険用具および消費型アイテム欄に、アイテム名の後に( )で括ってそのレベルを入れて記述する
- 例:レベル8のアルケミスツ・スパークの場合
→アルケミスツ・スパーク(レベル8)
- 初期装備:キャラクター・シートの初期装備欄にはアイテム名を以下のように記入すること(装備品/装備品の効果・パワー欄、および冒険用具および消費型アイテム欄に記入する際は省略する)。
- 選択する魔法のアイテム:レベルが(PCのレベル+1)の、永続的な魔法のアイテム、レベルが“PCのレベル”の、永続的な魔法のアイテム、レベルが(PCのレベル-1)の、永続的な魔法のアイテム
→アイテムの名称の前に“レベルXのアイテム:”を付ける(Xの値はそのアイテムのレベル)
- 強化ボーナスを持つアイテム:アイテム名の後に( )で括って+Xの形で強化ボーナスを記入する。
- 例:強化ボーナスが+2のラッキー・チャームの場合
→ラッキー・チャーム(+2)
- 「“級”ごとにより強力な版」のあるアイテム:アイテム名の後に( )で括ってその“級”を記述する
- 例:伝説級のブレイサーズ・オヴ・ザ・パーフェクト・ショットの場合
→ブレイサーズ・オヴ・ザ・パーフェクト・ショット(伝説級)
- 「レベル5ごとにより強力な版」のある、永続的なアイテム:アイテム名の後に( )で括ってそのレベルを記述する
- 例:レベル8のコアロンズ・ブーン・オヴ・アーケイン・マイトの場合
→コアロンズ・ブーン・オヴ・アーケイン・マイト(レベル8)
- 特徴名は“ ”で括る →例:“戦闘指揮官”
- パワーのデータ・ブロック:
- 攻撃ロール:攻撃ロールの判定値は+X、目標の防御値はAC以外は「防御値」を省略し、“ ”で括る。
- 例1:ACに対する、判定の修正値が+8の攻撃ロール →攻撃:+8対AC
- 例2:反応防御値に対する、判定の修正値が+6の攻撃ロール →攻撃:+6対“反応”
- ダメージ・ロール:ダメージ・ロールは#ダメージ・ロール(crit:#クリティカル時のダメージの値)[#ダメージ種別]ダメージ。の形で記入すること。
クリティカル時に追加ダメージを与える場合、crit:の後ろに追加ダメージを記入し、その後ろにダメージ・ロールの最大の結果を記載する。もし、追加ダメージのうち、そのパワー本来のダメージ種別とは異なる種別の追加ダメージを発生させる場合、crit:の後ろの一番最初にその追加ダメージを記入し、「、」で区切り、その後ろに本来のダメージ種別のダメージ・ロールの最大の結果を記載する。- 例1:「(2d8+【知力】修正値)の[冷気]ダメージを与える」パワーを、【知力】修正値が+5のPCが使用する場合
→2d8+5(crit:21)[冷気]ダメージ
- 例2:「(8d6+【知力】修正値)の[火]ダメージを与える」[装具]パワーを、【知力】修正値が+6のPCが、強化ボーナスが+2で「クリティカル:プラスの数値ごとに+1d8[電撃]ダメージ」の魔法の装具を用いて使用する場合
→8d6+8(crit:2d8[電撃]ダメージ、および56)[火]ダメージ
- 魔法のアイテムのパワー名:魔法のアイテムのパワー名は、(1)[アイテム名]の(2)[使用回数の種別(無限回/遭遇毎/一日毎/回復力/消費型)](3)[パワーの種別(攻撃パワー/汎用パワー)]の順に表記する
- 例:“キャプテンズ”の魔法的特性が付与されたグレートスピアの攻撃パワー(注:このパワーは[一日毎]パワーである)の場合
→キャプテンズ・グレートスピアの一日毎攻撃パワー
最終更新:2023年03月06日 20:14