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ハーフリング

追加ルール

追加特技

英雄級特技

か行
《ゴーストワイズ流武器訓練》  Ghostwise Weapon Training
  • 前提条件:ゴーストワイズ・ハーフリングレンジャー(クラス特徴“野獣使い”)、または任意の原始系クラス
  • 利益:君はすべてのスピア類への習熟を得る。さらに、君はスピア類を用いた[武器]攻撃のダメージ・ロールに+2の特技ボーナスを得る。このボーナスは11レベルで+3に、21レベルで+4に増加する。
     さらに、君はスピア類を“小型”特性を持つ武器として扱うことができる。

は行
《ハーフリングの荒々しき戦士》  Halfling Wild Warrior

《ハーフリング流武器訓練》  Halfling Weapon Training

代替ルール

代替種族:ハーフリングAL

 代替種族版のハーフリングのキャラクターは以下の特徴を持つ。この代替ルールを使用する場合、その一部だけを使用することはできない。

ハーフリングALの種族的特徴

  • 能力値:+2【敏捷力】;+2【耐久力】または+2【魅力】
  • サイズ:小型
  • 移動速度:6マス
  • 視覚:通常
     
  • 言語:共通語ハーフリング語
  • 技能ボーナス:+2〈軽業〉、+2〈盗賊〉
  • 豪胆:[恐怖]攻撃に対する意志防御値に+2種族ボーナスを得る。加えて、[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+5種族ボーナスを得る。
  • すり抜け移動:君は、自身よりもサイズ分類が(2段階ではなく)1段階大きい敵の接敵面を通過することができる。
  • ハーフリングの幸運:攻撃ロール、技能判定、能力値判定、セーヴィング・スローで1の目を出したなら、そのダイスを再ロールできる。ただし、新しい結果は必ず使用しなければならない。
  • セカンド・チャンス:同名のパワーを有する。
  • 亜種族ハーフリングはスタウト(頑丈な者)とライトフット(身軽な者)の2種類に大別される。けれどもこの2種類は、本当の亜種族というよりは親しい親戚のようなものである。フォーゴトン・レルム世界においては、これらに加えてゴーストワイズ・ハーフリング(幽霊の如きハーフリング)という少数亜種族もいる。
     これらの亜種族のうち1種類を選ぶこと。
セカンド・チャンスAL
Second Chance/二度目の正直 ハーフリング/種族/汎用
[遭遇毎]
アクション不要  使用者
トリガー:使用者に1回の攻撃がヒットする。
効果:攻撃者はその攻撃ロールを再ロールする。たとえ2度目のロールのほうが低かったとしても、必ず2度目の結果を適用しなければならない。

ハーフリングAL追加可能な種族的特徴

  • 能力値:冒険者は同じ種族の“普通の人々”から抜きんでた存在だが、君は同じ種族の“典型的な冒険者”と比べても非凡な存在である。
    • 利益:君の種族(または亜種族)の種族的特徴による“能力値”は以下に置き換えられる:好きな能力値1つに+2

ハーフリングの亜種族:スタウト・ハーフリング

 スタウト・ハーフリングである君は、平均よりも頑丈で、毒に強い。一説に、スタウト・ハーフリングはドワーフの血を引いているのだともいう。
 フォーゴトン・レルム世界では、これらのハーフリングはストロングハートとも呼ばれ、南方に多く住んでいる。

スタウト・ハーフリングの種族的特徴
  • スタウトの毒耐性:[毒]攻撃に対する頑健防御値に+2種族ボーナスを得る。加えて、[毒]効果に対するセーヴィング・スローに+5種族ボーナスを得る。

ハーフリングの亜種族:ライトフット・ハーフリング

 ライトフット・ハーフリングである君は、気づかれずに身を隠すのがうまく、他の者を隠れ蓑に使うこともできる。ライトフット・ハーフリングは他のハーフリングよりも放浪癖が強く、ごく気さくで誰ともうまくやっていけるのでしばし他の種族の間に住み、あるいは旅暮らしをしている。
 フォーゴトン・レルム世界では、ライトフット・ハーフリングはずいぶん遠くまで移動して広がり、最も一般的なハーフリングとなっている。グレイホーク世界では、これらのハーフリングはヘアフィート、トールフェロウなどと呼ばれている。

ライトフット・ハーフリングの種族的特徴
  • 隠密の天性:君よりもサイズ分類が1段階大きいクリーチャーは、(それが敵であっても)君に部分遮蔽を提供する。また、君はそのような遮蔽を得ていれば“隠れ身”のために〈隠密〉判定を行うことができる。
     さらに、君は隠れ身を維持するために、他のクリーチャーを遮蔽として用いることができる。

ハーフリングの亜種族:ゴーストワイズ・ハーフリングFR  ※この亜種族は一般的でない種族とみなされる

 君はフォーゴトン・レルム世界におけるハーフリングの少数亜種族であるゴーストワイズ・ハーフリング、あるいはそれに類する亜種族に属している。

ゴーストワイズ・ハーフリングの種族的特徴
  • 能力値:君の種族的特徴による“能力値”は以下に置き換わる:+2【敏捷力】;+2【耐久力】または+2【判断力】
  • 音無き言葉:君は自分から6マス以内にいるどのクリーチャーとでもテレパシーで会話できる。そのクリーチャーが君の修得している言語を1つも修得していない場合、そのクリーチャーは君の言葉を理解できない。また、君はこの特徴を使って同時に複数体のクリーチャーとテレパシーで会話することはできない。

コラム:ゴーストワイズ・ハーフリング
 ゴーストワイズ・ハーフリング(幽霊のごときハーフリング)は野蛮であり、ほとんど野生と言っていい。彼らは深い森に隠れ住み、滅多にそこから出てこない。彼らは緊密に結びついた共同体を組織し、余所者を歓迎していない。
 このハーフリングの家系図は、ハーフリングの諸部族が戦争をしていた時代まで辿ることができる。彼らの祖先はその戦いで敗走してルイレンの地を去ったのだ。ゴーストワイズ・ハーフリングはヒン――ハーフリングたちが自分たちを呼び表す際に用いる言葉。彼らも自分たちのことを“ヒン”と呼ぶ――の中で最も数が少なく、チョンダルウッド森と、いくつかの人里離れた森林の中で、緊密に結びついた氏族ごとに分かれて暮らしているのが確認されているだけである。
 ゴーストワイズの氏族の多くは、自然のランドマーク(陸標。目印になる地形や木など)を1つ選び、そこを縄張りの中心に定めるとともに、氏族の構成員はその陸標のかけらを常に持ち歩く。氏族の戦士たちはジャイアント・アウルを乗騎にしており、“夜の滑空団(ナイトグライダーズ)”として知られている。
 ゴーストワイズは氏族中心主義で余所者を信用しないため、ゴーストワイズ・ハーフリングの冒険者は稀だ。



代替特技

英雄級特技

た行
《タレンタの武器訓練AL, E  Talenta Weapon Training
最終更新:2022年12月10日 09:43

*1 『EPG』P141