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セカンド・チャンスAL | |
Second Chance/二度目の正直 | ハーフリング/種族/汎用 |
[遭遇毎] アクション不要 使用者 トリガー:使用者に1回の攻撃がヒットする。 | |
効果:攻撃者はその攻撃ロールを再ロールする。たとえ2度目のロールのほうが低かったとしても、必ず2度目の結果を適用しなければならない。 |
ゴーストワイズ・ハーフリング(幽霊のごときハーフリング)は野蛮であり、ほとんど野生と言っていい。彼らは深い森に隠れ住み、滅多にそこから出てこない。彼らは緊密に結びついた共同体を組織し、余所者を歓迎していない。
このハーフリングの家系図は、ハーフリングの諸部族が戦争をしていた時代まで辿ることができる。彼らの祖先はその戦いで敗走してルイレンの地を去ったのだ。ゴーストワイズ・ハーフリングはヒン――ハーフリングたちが自分たちを呼び表す際に用いる言葉。彼らも自分たちのことを“ヒン”と呼ぶ――の中で最も数が少なく、チョンダルウッド森と、いくつかの人里離れた森林の中で、緊密に結びついた氏族ごとに分かれて暮らしているのが確認されているだけである。
ゴーストワイズの氏族の多くは、自然のランドマーク(陸標。目印になる地形や木など)を1つ選び、そこを縄張りの中心に定めるとともに、氏族の構成員はその陸標のかけらを常に持ち歩く。氏族の戦士たちはジャイアント・アウルを乗騎にしており、“夜の滑空団(ナイトグライダーズ)”として知られている。
ゴーストワイズは氏族中心主義で余所者を信用しないため、ゴーストワイズ・ハーフリングの冒険者は稀だ。
*1 『EPG』P141