古蛇のD&D第4版＠wiki
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言語
　本項で紹介されているのは言語に関するハウス・ルールである。

アップデート

言語UP

　このアップデートでは、D&D第4版における通常の“10種類の基幹言語”の代わりに、第5版のものと同じ、より多くの言語を君のゲームに導入する。
  • 好きな言語：君が種族的特徴の言語によって“好きな言語”を修得できる場合、標準的な言語から選択しなければならない。これらの言語の中から好きなものを選択できる。ただし、DMの許可があれば、標準的な言語に加えて、珍しい言語からも選択することができる。

標準的な言語

　標準的な言語は誰でも修得できる一般的な言語である。もし冒険の舞台となる世界に民族言語が存在する場合、その言語も“標準的な言語”とみなされる。
標準的な言語 話者 文字
共通語 ヒューマン 共通語文字1
エルフ語 エルフ エルフ文字2
オーク語 オーク、ハーフオーク ドワーフ文字3
巨人語 ゴライアス、オーガ、ジャイアント ドワーフ文字3
ゴブリン語 ゴブリン類(ゴブリン、バグベア、ホブゴブリン) ―（主にドワーフ文字3で記される）
ドワーフ語 ドワーフ ドワーフ文字3
ノーム語 ノーム ドワーフ文字3
ハーフリング語 ハーフリング 共通語文字1
1……“暁の戦”世界では共通文字と呼ばれている。
2……“暁の戦”世界ではレラニック文字と呼ばれている。
3……“暁の戦”世界ではデイヴェック文字と呼ばれている。

珍しい言語

　珍しい言語は通常、クラス特徴や特技、背景の利益によってのみ修得できる。
珍しい言語 話者 文字
始原語1 ジェナシ、元素精霊 始原語文字2
地獄語3 インファーナル・ティーフリング、“九層地獄”との関わりが深いフィーンド(デヴィルなど) 地獄語文字4
深淵語 異形 ―（主にエルフ文字で記される）
地下共通語 アンダーダークの住人 エルフ文字
天上語 アアシマール、エンジェルなどのセレスチャル、デーヴァ 天上語文字
奈落語 サヴェジ・ミノタウロス、アビスとの関わりが深いフィーンド(デーモンなど)やフェラル・ティーフリング 地獄語文字4
ノール語 ノール ―5
森語 フェイ エルフ文字
竜語 コボルド、ドラゴンボーン、ドラゴン、リザードフォーク 竜文字6
1……この言語には4つの元素界(地の元素界、水の元素界、火の元素界、そして風の元素界)でそれぞれ使われている方言がある：地界語(地の元素界の住人が用いる)、水界語(水の元素界の住人が用いる)、火界語(火の元素界の住人が用いる)、そして風界語(風の元素界の住人が用いる)。
　始原語を修得することでこれらの派生言語を話す者の言わんとするところを解し、それらの者に君の言わんとするところを伝えることができる。
2……“暁の戦”世界ではバラザード文字と呼ばれている。
3……この言語は、天上語を地獄らしい邪悪な流儀でねじ曲げ歪めたものであると言われている。その証拠に地獄語を話すことができる者は天上語を話す者の言わんとするところを解し、それらの者に君の言わんとするところを伝えることができる。
　とはいえ、地獄語によって意思の疎通を試みる者に対して良い顔をするセレスチャル(天上の存在)はいないだろうが。
4……この文字は、天上語文字を地獄らしい邪悪な流儀でねじ曲げて歪めたものであると言われている。
5……ノール語には文字がないため、ノールの指揮官たちは奈落語の乏しい知識を活かして地獄語文字で書き記す。
6……“暁の戦”世界ではイオカリック文字と呼ばれている。

秘密の言語

　秘密の言語は通常、クラス特徴や特技、あるいは背景の利益によって特別に許可されている時のみ修得できる。
秘密の言語 話者 文字
ドルイド語 ドルイド 特殊
盗賊の符丁 ローグ、アサシン 特殊

言語の修得

　より多くの言語を導入することに伴い、言語の修得する手段も拡張される。背景の利益の追加言語の項も参照のこと。
　また、高い【知力】を持つ者は追加の言語を選択できるようになる。
  • 言語の修得：君の冒険者の【知力】値が13以上の場合、【知力】修正値のプラスの数値ごとに“標準的な言語か珍しい言語”から1つを選ぶこと。君は選択した言語を流暢に話し、読み書きすることができる。
    　君はレベルアップなどによって能力値が増加した際にも、上記の条件を満たすたびに、追加の言語を得ることができる。
  • 民族言語OP：フェイルーン(フォーゴトン・レルム世界の主要な冒険の舞台となる大陸)のヒューマン諸民族の多くはその民族独自の言語を有している。そのような民族の出身であるPCが共通語は話せるのにその民族言語を話せない、というのもおかしな話だろう。
    　よって、固有の言語を持つ民族(あるいはそのような民族と交流している地域)出身の冒険者は皆、種族的特徴の“言語”によって得られる言語に加えて、自分の民族言語も知っているものとする。もし、複数の民族言語を有する民族の出身であれば、そのうちの1つを知っている。君のDMがこの選択ルールを導入した場合、地域特典を得ることによる“その地域に関連した言語”1つをボーナス言語として得るボーナスを得られない。
    　この選択ルールは通常、ヒューマンの冒険者向けのものだ。しかしながら、君がヒューマン以外の種族であったとしても、自分たちと交流があるヒューマンの母語たる民族言語を学ぶべきだと考えることもあるだろう。

削除される言語

神界語
　D&D第4版において、神界語に関するルールは曖昧な点が多い。幸いにも神界語に関わるゲーム要素は少なく、また、神界語の語彙の中にある“力ある言葉”(あるいは“創造の言葉”)のフレーバーはゲーム的には言えばインヴォーカーのパワーなどによって表現することができる。そのため、古蛇卓では神界語という言語が存在しないとものとする。
　これによって、以下の変更が行われる。
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最終更新：2023年01月09日 16:29