チョウズン・オヴ・ヴァラナー・アニマルE
Chosen of Valenar Animal/ヴァラナー・アニマルに選ばれし者
本項のルールは新しい
キャラクター・テーマであるチョウズン・オヴ・ヴァラナー・アニマルに関連するハウス・ルールである。
エベロン世界の
ウッド・エルフであるヴァラナー・エルフによれば、彼らの祖先がゼンドリックの巨人族と戦ったとき、戦場で動物の姿になっていた
エルフの
ドルイドたちに、巨人族の凶猛な皇帝カルシールは
ドルイドたちに呪いをかけ、彼らを
エルフの姿に戻れないようにしたという。ヴァラナーの祖先が戦いでヴァラナーの戦士を導くように、これらの
ドルイドの霊が動物の中に眠る力を目覚めさせ、勇者にふさわしい相棒を生み出すことがある。
ヴァラナー・アニマル(ヴァラナーの動物)は祖先の霊との接触によって目覚めた動物であり、優れた知恵と力を備える。
ヴァラナーのエルフがまたがる軍馬――
ヴァラナー・ウォーホースはコーヴェア最良の
乗騎として知られているが、あくまでヴァナラー・アニマルの一例に過ぎない。祖先の霊はさまざまな動物の形態をとることがあるのだ。
君は、そのヴァラナー・アニマルに選ばれたものたちの1人である。
チョウズン・オヴ・ヴァラナー・アニマルの作成
ヴァラナー・アニマルは
エルフの祖先と動物の祖先の絆に習ってヴァラナー・エルフを
相棒として選ぶのが習いである。ヴァラナー・アニマルに選ばれるのは大きな誉れであり、選ばれた
エルフは大いに敬われ仰ぎ見られる。たまさか、ヴァラナー・アニマルがヴァラナー・エルフの血を引かぬ冒険者を相棒に選ぶことがあったなら、それもおおむね受け入れられる。
チョウズン・オヴ・ヴァラナー・アニマルの特徴
開始時の特徴
- 祖先による特徴:個々のヴァラナー・アニマルは祖先の贈物、すなわち祖先の霊から授かる超自然的な特徴を有する。
レイズ・ヴァラナー・アニマル・コンパニオン |
Raise Valenar Animal Companion/ヴァラナー・アニマルの相棒蘇生 |
チョウズン・オヴ・ヴァラナー・アニマル/汎用 |
[一日毎]✦[原始] 標準アクション 近接・1 構成要素:50gp以上の価値のあるダイアモンド、またはそれに相当する額の希少なハーブ。 発動時間:30分間 目標:(1)死後10日以内であり、(2)老衰で死んだものでない、(3)“生きているクリーチャー”であった、使用者の“ヴァラナー・アニマルの相棒”1体 |
効果:目標の魂が肉体に戻ることを阻害されていないなら、目標は生き返り、hpも1まで回復する。また、死亡した時点で目標が被っていた一時的な効果はすべて終了するが、永続的な効果はそのまま残る。 このパワーは致命傷をすべて塞ぐが、失われた肉体の一部まで回復することはできない。目標が生命維持に不可欠な肉体の一部ないし内臓(たとえば頭部)を失っていた場合、このパワーは自動的に失敗する。 このパワーで生き返った目標は死のペナルティを受け、未使用の回復力をすべて失う。 |
追加の特徴
レベル5の特徴
- 利益:君はボーナス特技として、(1)《騎乗戦闘》か、または(2)《騎乗戦闘》を前提とするものか、または(3)クラス特徴“野獣使い”を前提とするレンジャー専用のものか、のいずれかである特技を1つ修得することができる((2)か(3)の場合、他の前提条件は満たしている必要がある)。
レベル10の特徴
君と“
ヴァラナー・アニマルの相棒”との絆は非常に強いものとなっており、相棒も君に応えてこれまで想像もしなかった離れ業をやってのけるようになる。
最終更新:2023年02月20日 15:13