機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
魔界戦記ディスガイア | ||||
PS2 | 魔界戦記ディスガイア |
「史上最凶のやり込みSRPG」の元祖。 HPSPは4000万、他は2000万まで強化できる圧倒的やり込み要素が話題を呼んだ。 |
良 | |
PSP | 魔界戦記ディスガイア PORTABLE | 新シナリオ「エトナ編」を収録した移植作品。 | ||
魔界戦記ディスガイア PORTABLE 通信対戦はじめました。 | 通信対戦機能を追加した廉価版。 | |||
DS | 魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月 | 初の任天堂ハード。移植に伴い、ボイスの削除や音質の低下などの改悪点が多い。 | 劣化 | |
Win | 魔界戦記ディスガイア PC (*1) | 日本一初のPC(Steam)進出。PSP版をベースに新インターフェースを採用。 | 良 | |
Switch/PS4 | 魔界戦記ディスガイア Refine | 初代『ディスガイア』のリマスター版。 | ||
魔界戦記ディスガイア2 | ||||
PS2 | 魔界戦記ディスガイア2 | 基本的なシステムはそのままに、裏面・修羅といった新要素を追加。 | 良 | |
PSP | 魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE | 新シナリオ「アクターレ編」を収録し、バランス調整を施した移植作品。 | ||
Win | 魔界戦記ディスガイア2 PC (*2) | PSP版のDLC全部入り移植。 | ||
魔界戦記ディスガイア3 | ||||
PS3 | 魔界戦記ディスガイア3 |
「学園」がテーマのナンバリング第3作。日本一ソフトウェアの初PS3参入作品。 インフレ度合いもさらにパワーアップ(攻撃魔法を除く)。 |
良 | |
魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。 | 大型DLC「ラズベリル編」を収録した拡張ディスク。 | |||
PSV | 魔界戦記ディスガイア3 Return | PS3版で配信された全てのDLCに加え、複数の新シナリオを収録した移植作品。 | 良 | |
魔界戦記ディスガイア4 | ||||
PS3 | 魔界戦記ディスガイア4 |
「政治」がテーマのナンバリング第4作。 キャラクターグラフィックがドット絵から3Dの精密なイラストに進化。 |
良 | |
魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。 | 大型DLC「フーカ&デスコ編」を収録した拡張ディスク。 | |||
PSV/ Switch/PS4 |
魔界戦記ディスガイア4 Return | PS3版の全DLCと追加シナリオを収録し『ディスガイア4』が帰ってきた。 | 良 | |
Win | 魔界戦記ディスガイア4 Return (*3) | 『4 Return』のWin移植版。オンライン要素もアップデートで追加された。 | ||
ディスガイア D2 | ||||
PS3 | ディスガイア D2 | シリーズ10周年記念作品。『1』のグッドエンド直後の物語を描く。 | 良 | |
魔界戦記ディスガイア5 | ||||
PS4/Switch | 魔界戦記ディスガイア5 |
「復讐」がテーマのナンバリング第5作。 全体的には『D2』の流れを汲む初心者にもプレイしやすい作品。 Switch版にはPS4版で配信されていた有料DLCが全て最初から収録されている。 |
良 | |
Win | 魔界戦記ディスガイア5 (*4) |
英題が『コンプリート』であるにもかかわらず削除要素がある移植版。 PS4版の有料DLCは最初から収録されている。 |
||
魔界戦記ディスガイア6 | ||||
Switch/PS4/ PS5/Win |
魔界戦記ディスガイア6 (*5) |
「超転生」がテーマのナンバリング第6作。 新規層の取り込みを目指したが、ファンの求める作品とは相容れなかった一作。 |
シリ不 | |
魔界戦記ディスガイア7 | ||||
PS5/PS4/ Switch/Win |
魔界戦記ディスガイア7 |
シリーズ初の和風な世界観が舞台となる作品。 『6』とは打って変わって、『5』をベースに正統進化を遂げている。 |
良 | |
PS5/PS4/ Switch |
魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
PSP/Switch | プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~ | 史上最凶やみつきACT。残機1000は伊達ではない。 | 良 |
プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦っス!!~ | 残機1000あっても全然足りないっス! | 不安定 | |
PSP | ディスガイア インフィニット | 『インフィニットループ ~古城が見せた夢~』のキャラ差し替え品。 | なし |
Switch | プリニー1・2 | 『プリニー』『プリニー2』をカップリングしたパッケージ版。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
PS/Win/Switch | マール王国の人形姫 | マージョリーの初出作。 | 良 |
マールじゃん!! | ラハール、エトナ、フロンがゲスト出演。 | ||
PS2 | ラ・ピュセル 光の聖女伝説 | プリエの初出作。ゲームシステム面では『ディスガイア』の前身と呼べる。 | 良 |
PS2/Wii/PSP/ Switch/Win/PS5 |
ファントム・ブレイブ |
ラハール、エトナ、フロンがゲスト出演。 ゲームシステム面では『ディスガイア』の要素がいくつか受け継がれている。 |
良 |
PS2/PSP/ Switch/Win |
ファントム・キングダム |
ディスガイアシリーズと世界観を共有。ラハール、エトナ、フロンがゲスト出演。 主人公ゼタはDS・PSP版『ディスガイア』にも登場。 また「次回作の主人公」アサギはこの作品が初出。 |
なし |
PS3 | クロスエッジ |
コンパイルハート開発、ゲーム会社5社のクロスオーバーRPG。 エトナ、プリニーがゲスト出演。 |
なし |
360 | クロスエッジ ダッシュ | ||
PS3 | トリニティ・ユニバース | エトナ、フロン、プリニーがゲスト出演。 | |
PSP/Switch/Win | 絶対ヒーロー改造計画 |
いわゆるローグライクゲーム。装備が防具も外見とBGMに反映されるユニークな要素も。 セーブが強制的に上書きであるのに、フリーズ・進行不能等のバグが足を引っ張った。♪付いたあだ名は「へっぽこ」(*6) プリニー族、珍茸族、寝子猫族、邪猫族の各種と、ラハール、エトナ、フロン、アサギ、バルヴォルガがゲスト出演。 |
不安定 |
PSP | 流行り神3 警視庁怪異事件ファイル | プリニーがカメオ出演。 | なし |
DS | ジグソーワールド ~大激闘! ジグバトル・ヒーローズ~ |
ジグソーパズルを早解きするゲーム。操作キャラクターとしてエトナが登場。 PSの同社製同名ゲームとはシステムが違い、ピースがライバルと共用で、同じマップ内で完成させる。 正しい位置に嵌めた数を競うというルールがあり、ライバルを妨害する要素も存在している。 パズルの内容はどれも小学館の『21世紀こども百科』(現在における『図鑑NEO』の前身)のような内容となっている。 実際にクリアしたステージの画像を閲覧する際に、描かれているものについての知識を得ることができる図鑑機能(*7)あり。 |
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3DS | ビックリマン漢熟覇王 三位動乱戦創紀 |
ラハールやエトナを始め多数のキャラクターが登場。実物シール(入りビックリマンチョコ仕様のお菓子)も数回販売された。 後に増加した「〇〇マンチョコ」(コラボ系シリーズ)の元祖とも言える(*8)。 |
|
ブラウザ | webファントムブレイブ |
運営はGamania。『ファントムブレイブ』のキャラクター(*9)やアイテム、そしてプリニア(*10)が登場。 途中まで課金要素がそこそこ強かったが、後にダメージ計算式を大幅に変更するという暴挙に。 それまでの課金がある日突然無に帰す(*11)アプデとなり、それと対照的に元来の処理の重さ等の問題は解決していない始末。 このような運営が続いた結果、サービス開始からわずか8ヶ月で終焉を迎えることとなった。 |
執筆禁止 |
Switch/PS5/PS4 | ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄 | 2025年4月30日以降記事作成可能。 |
機種 | タイトル | 概要 |
iOS/Android | 魔界ウォーズ |
スマートフォン専用ゲームアプリ。2022年10月21日サービス終了。 当初はアサギのデビュー作品になる予定だったが、13年の時を経て初の正式な主人公に。 |
ディスガイアアプリ | スマートフォン専用ゲームアプリ。詳しくはこちら公式サイト。 |
日本一ソフトウェアから販売されているSRPGシリーズ。
一般的なSRPGと比べると、やり込みを大きなコンセプトとしており、ほかのゲームではあまり見られないような高ステータス、特大ダメージが特徴的。
これらの特徴は同社から発売された『ラ・ピュセル 光の聖女伝説』においても既に確立されていたものの、同作はあくまでストーリーメインの中にやり込み要素も存在するといった程度だったが、本シリーズではやり込み部分に大きなスポットが当てられており、
本編はチュートリアルと呼ばれることも多い。
かつては、やり込みを堪能するためには文字通り途方もない時間が必要という作品も多かったが、この点はシリーズを経るごとにある程度まではそれほど苦労せず到達できるようになっている。
もっとも、少しでもキャラを強くしたり、アイテムを強化したりといった細部までのこだわりを意識し出すと時間がいくらあっても足りないのは近作でも同様といえる。
「魔界戦記」というタイトルが示すとおり、シリーズの舞台は魔界であり、登場人物も大抵が悪魔となっている。そのため、力こそが正義、裏切りも日常茶飯事といった悪魔らしい価値観・倫理観が蔓延る世界となっている(*12)。
一方で、魔界と対になる天界や、人間界も存在しており数こそ少ないが作品によって天使や人間が登場することもある。
舞台となるフィールドは作品ごとに異なっているが、作品ごとにあくまで別の魔界の物語という形式となっている。
物語に直接関わってくることはないが、キャラメイクや名付けができる「汎用キャラクター」と呼ばれるキャラクターがいるのも本シリーズの売りである。
シリーズ通して登場するおなじみの汎用キャラも存在することから、メインキャラクターそっちのけで汎用キャラを愛で、汎用キャラ中心で攻略を行うプレイヤーも少なくない(*13)。
人間タイプの他、モンスターも選べる(*14)のが特徴であり、大抵はゲームの進行に応じて徐々にアンロックされていく。
なお、汎用キャラクターについては同社の『ファントム・ブレイブ』シリーズにおいても登場するが、必ずしも後発の作品になるほど追加されているというわけではなく、特定の1作にしか登場しないキャラクタータイプも多い(*15)。
本シリーズに登場するキャラクターであり汎用キャラクターでもあるプリニーは、本シリーズのマスコットキャラといえる存在である。
しかし本シリーズの知名度が高まることによって、それまでの日本一ソフトウェアのマスコットキャラであったエリンギャーを置き換える形で同社のマスコットキャラクターにもなった。
実際、シリーズ公式サイトとは別にプリニーの専用サイトまで存在する他、グッズからLINEスタンプまで大活躍ッス!…である。
またメーカーの日本一ソフトウェアは地元愛が強く、本社のある岐阜県各務原市ではサッカーの応援や、毎年プリニーデザインの防犯ブザーを配るといった公共性の高い活動も行っているのも特徴。
*1 英語タイトルは『Disgaea PC』
*2 英語タイトルは『Disgaea 2 PC』
*3 英語タイトルは『Disgaea 4 Complete+』
*4 英語タイトルは『Disgaea 5 Complete』
*5 英語タイトルは『Disgaea 6 Complete』
*6 「ぽんこつメカ」シリーズ装備中のBGMの歌詞より抜粋。ちなみに、その後「フリーズ」とか「リセット」といった歌詞が続く…。
*7 ものしり大百科モード。
*8 これ以前のシリーズは基本的にプロ野球コラボ以外はオリジナルデザインで、コラボものでもビックリマンを想起させる名称を使っていなかった(前述のプロ野球コラボ以外は大抵「○○ウェハースチョコ」といった商品名ばかりだった)。
*9 ただし、育成できるのは基本的に汎用キャラのみ。ゲームの世界より後の時代という設定であるため。似ているキャラは登場した他、テコ入れで実装されたキャラはいた(有料のみ)。
*10 プリニーがラハールのマフラーを巻いているようなもの。PSPの『プリニー』シリーズの自キャラによく似ている
*11 比喩などではなくそのままの意味。それまで最強であった射撃武器がSTRでもパワーアップしていた → HITのみ参照するようになった。本来はこ「魔法」が正しいのかもしれないが相当な期間放置してあった上告知もなく突然の修正であった。
*12 逆に、我々にとって日常生活の基本とされること(例えば時間を守る等)はご法度とされるため、「学校に無遅刻無欠席という"とんでもない"札付きのワル」といったキャラクターも存在する。
*13 そのため、すべてのナンバリングタイトルの公式サイトでほとんどのキャラが記載されている他、魔物だけを取り扱った公式LINEスタンプまで存在している。
*14 カラーパターンを選ぶことができ、なんと色によってステータスに違いまである。
*15 類似・同一の物であってもデザインが大きく変更されるキャラクターも稀にいる。