本稿ではセガの体感ゲームシリーズ及びその続編・関連作品について取り扱う。
また、大型ムービング筐体「R360」の対応ソフトについては
クリーム色
で表示している。
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
ハングオンシリーズ | ||||
AC | ハングオン |
セガ・体感ゲームシリーズの記念すべき第1弾。GP500(*1)をモチーフにしたバイクレースゲーム。 リアリティの高いバイク型筐体による操作感と迫力ある3D表現で多くのプレイヤーを魅了。折からのバイクブームもあり大ヒット。 |
良 | |
AC | スーパーハングオン |
セガ・体感ゲームシリーズ第5弾にして『ハングオン』の正統続編。 BGMセレクトや難易度別のコースセレクト、スーパーチャージャーによる急加速システムなどあらゆる方向でパワーアップ。 |
良 | |
SS | ハングオンGP'95 | SSで発売されたハングオンの続編的作品。フルポリゴン化されよりリアルなレースゲームへと進化。新たに車両選択の要素も加わった。 | ||
SS | デリソバデラックス | 東京フレンドパークの番組中のアトラクションの1つをソフト化したもの(*2)で、視聴者プレゼント用の非売品。 | ||
エンデューロレーサーシリーズ | ||||
AC | エンデューロレーサー |
セガ・体感ゲームシリーズ第3弾。現実のモトクロスレースであるエンデューロレースをモチーフにしたバイクレースゲーム。 筐体の持ち上げによるジャンプ操作による迫力あるモトクロスレースを体感できたが、操作での身体的負担も大きいのが厳しいところ。 |
なし | |
SMS | エンデューロレーサー |
上記のSMS移植作品。ハードの性能差が大きすぎるためにクォータービューのレースゲームとなった。 完全に別物になったシステムには賛否両論あるものの、ゲーム自体の完成度は非常に高い良作。 |
シリ不 | |
AC | スタジアムクロス |
体感ゲームの対戦筐体のラインナップ拡充としてリリースされたエンデューロレーサーの続編的作品。8人同時プレイ可能。 『ロードラッシュ』シリーズの要領で対戦相手を攻撃するアタックボタンが実装された。 |
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32X | Motocross Championship | 上記の32X移植作品。 | ||
スペースハリアーシリーズ | ||||
AC | スペースハリアー |
セガ・体感ゲームシリーズ第2弾。超能力戦士ハリアーのドラゴンランドでの戦いを描く。 疑似3DグラフィックやBGM等、1985年製とは思えない秀逸さ。セガの3Dシューティングにおける一つのマイルストーンとなった作品。 |
良 | |
SMS | スペースハリアー3D |
3D立体視を導入したスペースハリアーの家庭用続編。時系列的には前作の前日譚となる。 スペースハリアーと立体視の相性の良さに目を付けシリーズ初の立体視を採用したが、前作のセガ・マークIII版よりバランスが悪化してしまった。 |
不安定 | |
MD | スペースハリアーII | スペースハリアーの正式な続編でMDローンチタイトルの一つとして発売。 | ||
AC | プラネットハリアーズ | 2人同時プレイやアイテムショップ要素を導入した続編。 | ||
アウトランシリーズ | ||||
AC | アウトラン |
セガ・体感ゲームシリーズ第4弾。 美しいグラフィックと名曲BGM、そして大型可動筐体が魅力な「ドライブ」ゲーム。 |
良 | |
AC | ターボアウトラン | ターボチャージャーの要素を追加したアウトランの続編。 | ||
MD | アウトラン2019 | MDで発売されたアウトランの未来世界というコンセプトで開発されたアウトランの家庭用続編。 | ||
AC | アウトランナーズ | 8人対戦が可能になったアウトランの続編。 | ||
AC | アウトラン2 | 原点回帰に立ち返ったアウトランの続編。 | ||
アフターバーナーシリーズ・G-LOCシリーズ | ||||
AC | アフターバーナー | セガ・体感ゲームシリーズ第6弾の未完成版。 | 良 | |
AC | アフターバーナーII |
セガ・体感ゲームシリーズ第6弾。 「擬似『トップガン』」だけでは到底済ませられない名作。ゲーム内外の巧みな演出は現代でも色褪せない。 |
良 | |
AC | G-LOC: AIR BATTLE |
セガ・体感ゲームシリーズ第11弾。 アフターバーナーに酷似しているがこちらは時間内にノルマ分の敵機を撃墜するシステムに変更。 |
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AC | ストライクファイター | 上記のマイナーチェンジバージョン。システムがアフターバーナー寄りになった。 | ||
MCD | アフターバーナーIII | 上記のMCD移植作品。 | ||
AC | AFTER BURNER CLIMAX |
従来のスプライトによる3D表現からポリゴンによる3Dに移行。シンプルなゲーム性はそのままに多数の追加要素を導入。 新時代のアフターバーナーの名に恥じない完成度を見せつけてくれた。 |
良 | |
ギャラクシーフォースシリーズ | ||||
AC | ギャラクシーフォース | セガ・体感ゲームシリーズ第8弾の未完成版。 | ||
AC | ギャラクシーフォースII |
セガ・体感ゲームシリーズ第8弾。 『スペースハリアー』、『アフターバーナー』などで培った、セガの大型筐体の疑似3DSTGの集大成。 |
良 | |
スーパーモナコGPシリーズ | ||||
AC | スーパーモナコGP | セガ・体感ゲームシリーズ第10弾。 | ||
MD | アイルトン・セナ スーパーモナコGPII | MDで発売されたスーパーモナコGPの続編。アイルトン・セナとのタイアップが行われた。 | ||
MCD | ヘブンリーシンフォニー | セガとフジテレビによるリアル志向を目指したF1ゲーム。1993年に開催されたF1チャンピオンシップのデータを忠実に再現。 | 良 | |
AC | F1エキゾーストノート | 通信対戦に対応したF1レースゲーム。 | ||
AC | F1スーパーラップ | 上記作品の続編。FOCAとフジテレビのタイアップで1992年F1に出走したマシンを再現。 | ||
ラッドモビールシリーズ | ||||
AC | ラッドモビール |
セガ・体感ゲームシリーズ第12弾。 同社の看板、ソニックの初出演作品としても有名。 |
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AC | ラッドラリー | 上記の通信対戦バージョン。8人まで対戦可能。 | ||
SS | ゲイルレーサー | 上記のSS移植作品。 | 劣化 | |
単発作品 | ||||
AC | サンダーブレード |
セガ・体感ゲームシリーズ第7弾。 ヘリを主役とした体感ゲームだが打ち切りが…… |
なし | |
AC | パワードリフト |
セガ・体感ゲームシリーズ第9弾。 スプライト描画の極限、ここに極まる。GO FOR No.1! |
良 | |
AC | バーチャレーシング |
セガ・体感ゲームシリーズ第13弾。 ポリゴン・RCG双方においてセガアーケードの源流となったF1レースゲーム。 |
良 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
AC | ターボ | 前作である『モナコGP』をそのまま3D俯瞰視点に置き換えた作品で、セガの3Dレーシングゲームの原点ともいえる作品。 | ||
AC | ズーム909 | 2Dシューティング全盛の1982年という時期に稼働したスピード感あふれる3Dシューティングで、セガの3Dシューティングの原点ともいえる作品。 | なし | |
AC | ウィングウォー | 対戦型フライトシミュレーター。末期のR360対応作品としてもリリースされた。 | ||
ファンタジーゾーンシリーズ |
スペースハリアーの初期タイトル案が「ファンタジーゾーン」であり、一部のボスキャラのモチーフが共通している。 また、共通の年代が使われるなど世界観がスペースハリアーと共通。 |
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SEGA AGESシリーズ | セガ往年の名作を復刻しているプロジェクト。本シリーズ作品も多数収録。 | |||
セガ3D復刻プロジェクトシリーズ |