機甲盤古日本語翻訳wiki

第二章

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だれでも歓迎! 編集
機甲盤古第二章
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翻訳者コメント
<下の方に原文を載せておきました、翻訳上書き、加筆歓迎>
<3ページ 魯泉の台詞を修正させていただきました>
<盤古の文字補遺②を載せました>


  • 1ページ
竹溪寺
  • 2ページ
魯泉 「あれ」
魯泉 「雨が降ってきた」
魯泉 「盤古、キミは機械だ。雨に濡れても大丈夫なのかい?」
盤古 「心配しないでください」
盤古 「それがしは完全防水ですから」
  • 3ページ
魯泉 「どうしたの」
盤古 「あれ?あれ?どうしてなんだ?」
盤古 「まずいです。暫くメンテナンスをしていないから、防水機能がなくなってます。」
魯泉 「めんどうだな、僕は傘を持って来てないぞ」
盤古 「ご主人、私が傘を作り出すのを手伝って下さい」
魯泉 「作り出す?ああ、君の文字幻術を使うんだね、でも、その法術をやるには字が書けなきゃいけないんだよね?」
魯泉 「僕、「傘」の字書けない…」
盤古 「あなたは「人」という字を書けますか?」
盤古 「ニ画のみで書く「人」という字です」
魯泉 「ああ!「人」なら書けるよ!どうしたらいい?」


  • 4ページ
盤古 「画面の上半分には「人」の字を書き、下半分には「十」の字を書きます。」
魯泉 「わぁ!痛い!」
盤古 「申し訳ない、少しだけ我慢してください。」
盤古 「十の字の左上と右上の空間に「人」の字を書けば完成します。」
魯泉 「4個の「人」か」
魯泉 「これでいいのかな?」
盤古 「素晴らしい!間違いありません!」

  • 5ページ
盤古 「文字幻術・傘字訣!」
魯泉 「この法術はとても便利だね、何でも書いた物を作り出す事が出来る」
盤古 「これで大丈夫です!これは幻術なので消えていきます」
盤古 「つまり、雨宿りする場所を探さねばなりませんね」

  • 6ページ
盤古 「幸いにもお寺が有りました…」
魯泉 「あ、傘は本当に消えるのか」
魯泉 「でも、見たところ雨はすぐには止みそうにないね」
魯泉 「今日はこの寺院に留まることになりそうだ」

  • 7ページ
「あら、誰か居る」
「本当に珍しいわ、この寺に子供が来るなんて。」
魯泉 「あ、私達は旅のものです、雨やどりにココに来ました。」
魯泉 「私は魯泉といいます。」
魯泉 「後ろのこれは機械亀の盤古。」
盤古 「こんにちは」
「これはこれは」
「こんなに若いのに旅に出るなんて、本当に凄いわ」
「今日はあなた達はここに泊まる予定なの?」
魯泉 「はい。」


  • 8ページ
「私達の家に一緒に来ませんか?」
魯泉「え」
「来て来て!」
「おばさん、美味しい料理を作ってあなたに食べてもらうわ」
魯泉「そんな、悪いですよ。」
「あら、遠慮することは無いのよ」
「私達の家はこの寺院のすぐ側でとても近いの。」
魯泉「ありがとう」
魯泉「盤古、このおばさんはもしかして…」
盤古「ええ、夫婦のようですね」

  • 9ページ
「そうだ、あなたに紹介するのを忘れてたわ。」
「これは私の夫。名を燕観と言います。」
聖闕「私は彼の妻の聖闕」
聖闕「あなた達は多分気づいたでしょうね」
聖闕「私は目が見えず、夫は耳が聞こえません。」
魯泉「あ…」
聖闕「気にする必要はないわ。」
聖闕「見て、私の家についたわ。」
魯泉「これは…」

  • 10ページ
魯泉「油紙傘?」
聖闕「そう、私達は紙傘を作る仕事をしているの。」
魯泉「わあ!凄いですね!」
魯泉「あぁ、そうだ!」
魯泉「ちょっとお聞きしますが、あなた達に特注の大きな傘をお願いできますか?」
魯泉「盤古が水に塗れてしまうと故障してしまうので。」
魯泉「今後の為にも、彼には傘が必要です。」

  • 11ページ
聖闕「なるほど、そういうことですか!」
聖闕「問題ありません、私達はあなたに素晴らしい傘を差し上げましょう」
聖闕「でも、そんなに大きな傘を作るには、3日程必要でしょう」
聖闕「完成するまで私達の家にお泊まりなさい。」
魯泉「ええ・・・?」
魯泉「宜しいのですか?」
魯泉「ありがとうございます、私達は何日かあなたたちにご飯を作るのを手伝います柴を切り、家事を手伝いましょう。」
魯泉「大丈夫だよね、盤古」
盤古「問題ありません、それがしは万能機械亀ですから。」

  • 14ページ
魯泉「あの二人は本当にすごい」
魯泉「片方は見えず、片方は聞こえず、力を会わせるにはうってつけだ。」
魯泉「まるで二人はお互いの目と耳みたいだ。」
盤古「彼らの名前もそれを表しているかのようです」
魯泉「え?」
盤古「あなたは彼らの名前を覚えてますか?」
魯泉「聖闕おばさんと、燕觀おじさんだね。」
盤古「聖闕はこのように書きます。」
盤古「燕觀はこんな風に。」
魯泉「ひぇ、画数が多いよ。」


  • 15ページ
盤古「旦那さんの名前には「見」の字があります。」
盤古「奥さんの名前にはつづり合わせで「聞」の字があります。」
魯泉「聞という字は鼻で嗅ぐ事では?」(中国語では「聞」は嗅ぐの意で使われるらしい)
盤古「それは元の意味が変化したものです。」
盤古「ここには耳があり、本来の意味は「聽」です。」
魯泉「なるほど」
魯泉「貴重な機会だ、ちゃんと彼らの名の文字を学ぼう。」
魯泉「盤古、頼むけど僕に字の書き方を教えてくれ。」
盤古「了解です、ご主人様!」
盤古「あ、ご主人様と呼んでもいいですかね?」
魯泉「だめ!」

  • 16ページ
聖闕「どうでしょうか?」
盤古「これは良い傘ですね!」
魯泉「この傘のお代はどれくらいになりますか?」
聖闕「お金は結構ですわ。」
魯泉「ええ?」
聖闕「あなた達はこの数日大いに手伝ってくれました。」
聖闕「盤古は数ヶ月分の竹を切るのを手伝ってくれました」
魯泉「な…」
魯泉「まだ宿泊費と食事代の費用があります」
聖闕「自分の為にとっておきなさい。」
聖闕「あなたはお金を返すにはまだ幼いです。お金は沢山持っておきなさい。」

  • 17ページ
魯泉「結果的にあの人達にお金を払わなかっただけでなく、更に一晩泊まっちゃったよ。」
盤古「本当に客好きな夫婦だ!」
魯泉「あ、彼らがお参りに来たよ。」
聖闕「私達は今日結婚して5年目になりました。」
聖闕「今年は私達以外の人と一緒です。」

  • 18ページ
聖闕「その子供は本当に良い子です。」
聖闕「神様が私達にもそのような子供を授けてくれる事を望みます。」
魯泉「盤古、君に聞きたいんだ。」
魯泉「あの夫婦は聞こえない方がいいんだろうか?」
盤古「え?」

  • 19ページ
魯泉「ほら、おばさんは誰か聞く人が居るかのように喋っている。」
盤古 「…」
魯泉「盤古、僕には考えがある。」
魯泉「でも、僕はそれが彼らにとっていいのかどうか心配だ…。」

  • 20ページ
聖闕「魯泉ー、昼ごはんの準備が出来たわよー!一緒に食べましょう!」
盤古「では、もう一回復習しますよ」
盤古「「見」は目という字の下に2つの足です。」
盤古「「聞」は門という字の中に耳です。」
魯泉「よし、ちゃんと覚えたぞ、いくぞ!」

  • 21ページ
文字幻術、見字訣!聞字訣!

  • 22ページ
「わぁ!」
聖闕「一体これは何事なの…?」
燕勸「うぅ…」
聖闕「え?」

  • 23ページ
聖闕「あなた…私はあなたが見えています…!」
聖闕「これは夢…?」
魯泉「夢なんかじゃないよ!」
魯泉「聖闕おばさん!燕勸おじさん!」
魯泉「あなた達が見聞きする事が出来る時間は長くはないのです!」
魯泉「このチャンスを逃さないで!」

  • 24ページ
(あなたが見える、話すことが出来る…)
(いつもなら出来ない事が出来る…!)
聖闕「私、ついにあなたを見ることができました。」
燕勸「俺はどうしてもお前に一言伝えたかった。」

  • 25ページ
燕勸「お前と夫婦になれて、俺はとても幸せだよ」
聖闕「うん‥うん…」

  • 26ページ
魯泉「ごめんなさい、あなた達の目と耳が治ったわけではないのです。」
魯泉「あれは盤古の力です、あなた達を一時的に目が見え、耳が聴こえる状態に出来ました。」
魯泉「あなた達は今とても落胆しているでしょう。」
魯泉「でも、僕にはこの方法しかあなた達の恩に報いる術が思いつかなかった。」

  • 27ページ
聖闕「もし時間ができたら、またおばさんに会いにおいで。」
魯泉「うん…」
盤古「ね!それがしの案はとても良かったでしょう!」
魯泉「でも、おじさん達は元々使えなかった目と耳がまた使えなくなって、辛いんだよ!」
盤古「大丈夫、大丈夫!」
盤古「幻術の効力は数分だけですが、得た物は追憶として一生残るでしょう。」

  • 28ページ
魯泉「傘とこの数日の間の事、本当にありがとう。」
聖闕「私達は永遠に覚えているでしょう。」
魯泉「あ、そうだった。」
魯泉「聖闕おばさん、燕勸おじさん、あなた達二人は夫婦になる運命だったのです、お互いに助けあうために。」

  • 29ページ
魯泉「言うまでも無く、あなた達の名前がそれを語ってますね!」




<盤古の文字補遺②>
盤古 「「見」の字は昔このように書かれていました」
魯泉 「聞きたいんだけど、「見」と「看」ってどう違うの?」
盤古 「今では大差ありませんが、以前の「看」は目の上に手を置いていました」
魯泉 「聖闕おばさんの「聖」の字には「耳」と「口」が入ってるよね。これは関係あるの?」
盤古 「ありますとも」
   「以前は「話をする口」とそれを聴く「耳を持つ人」を書いていました。聖人は人の意見に耳を傾けられるべき存在だったのでしょうね」
   「それから、口に歯が生えて「齒」の字」
   「このように人付きのものも!」
魯泉 「わあ―…昔の人って何を考えてたんだろうね…」



下雨了
盤古、你是機器、淋雨不要緊嗎?
這你不要擔心
敝人是完全防水的

怎麼了
咦?咦?
怎麼會這樣
糟糕、一定是太久沒維修、防水功能變弱了
傷腦筋、我又沒帶傘出來
主人 請幫敝人變一把傘吧 
喔、用你的文字幻術啊
可是那法術要寫得出來オ行吧 
我不會寫「傘」這個字
這個嘛、你會寫「人」這個字嗎
只有兩劃的那個「人」字
喔、那個就是「人」啊!那我會、怎麼樣?


在面版上半寫上「人」字。
下半部寫出「十」字。
哇、好痛
抱歉、再忍耐一下
在「十」的右上和左上的空間各寫上兩個小小的「人」字、就完成了
4個「人」啊
是這樣子嗎
很好沒有錯


文字幻術・雷字訣!
這法術好方便喔,寫什麽就能變什麽耶!
也沒有啦!因為是幻術、這把傘等下就會不見的
總之,得先找個地方躱雨…

還好這裡有間寺廟 
啊、傘真的消失了!
不過・看起來雨會不很久
今天可能必須往在這間寺廟了。

啊,有人呀
真難得,這寺廟很小人来呢
啊,我們是旅行路過這裸躱雨的
我叫故魯泉
後面的這隻是機器亀盤古
午安
這樣啊
年紀這麽小就出來旅行,真了不起
今天你們打算這間寺廟嗎
是的



要不要來我們家住呢

來嘛!來嘛!
啊姨會煮好吃的菜給你吃喔!
不好意思啦
唉喲,客氣什麽?
我們家就在這寺廟傍近旁,很近的
謝謝。
盤古
這位阿姨難不成
嗯,這對夫妻

對了、忘記跟你們介紹
這位是我丈夫、他叫故做燕観
我是他太太聖闕
你們大概察覺了吧
我的眼晴看不見、我丈夫耳朵聴不到

不必在意
看、我家到了
這是

油紙傘?
是的、我們是做紙傘的。
哇、好厲害!
啊,對了
請問可不可以跟你們訂做一把特大號紙傘呢
因為盤古碰到會故障
為了之後的道程、還是必須準備一把傘給他才行。

原來如此!
没問題、我們會做一把好傘給你
不過那種尺寸的傘、用花兩三天做喔
完成之前就先住我們家吧
咦…?
這樣不好意思
這樣好了,這幾天我就幫你們煮飯、砍柴興做家事吧
好不好,盤古?
沒問題、幣人可是萬能型機器龜呢

他們兩位真了不起
一位看不見,一位聽不到,卻配合得這麽好
彷彿兩人互相是對方的眼睛和耳朵呢
嗯,看他們的名字就是你如此啊
咦?
你記得他們的字吧
聖闕阿姨和燕觀叔嘛
聖闕是這樣寫
燕觀是這樣
哇,筆劃好多喔

先生的名字,裡面有個「見」字
太太的名字則是拼得出「聞」這個字
聞不是用鼻子聞嗎?
那是後來的用法
這裡有個耳朵,原意是「聽」
這樣啊
機會難得,乾脆把他們的名字學會吧!
盤古,麻煩你教我怎麽寫好嗎
了解,主人!
還有,叫我主人好不好…
不好

如何?
好棒啊
清聞這把傘多少錢?
不用了
咦?
你們這幾天幫了很多忙呀...
盤古幫忙砍的竹子夠用好幾個月呢!
那。。。還有住在你們家的食宿費。。。
留著自己用吧。
你還這麽小,多留點錢在身上。

如何?
好棒啊
清聞這把傘多少錢?
不用了
咦?
你們這幾天幫了很多忙呀...
盤古幫忙砍的竹子夠用好幾個月呢!
那。。。
還有住在你們家的食宿費。。。
留著自己用吧。
你還這麽小,多留點錢在身上。

结果不但沒付他們錢,還多留了一晚
真是對好客的夫妻啊
啊,他們來拜拜耶
我們今天結婚就滿5年了
今年多了一個人跟我們一起過呢

那個孩子真是個好孩子
我希望我們有天也能有個那樣的孩子
盤古,我問你
聖闕先生他,聽不見對吧?
嗯?

那…聖闕阿姨在說給誰聽呢
盤古,我有個想法
只是我有點擔心這主意到底好不好

魯泉ー。午飯好了,一起過來吃啊!
總之再複習一次。
「見」是目的下面兩隻腳
「聞」是門裡面有耳朵。
好!我記牢了,開始吧!

文字幻術、見字訣!聞字訣!

哇!
發生了什麽事


老公…我…我看得見你了
這是夢嗎…?
不,這並不是夢!
聖闕阿姨!燕勸叔叔!
你們看得見,聽的到時間沒辦法維持很久!
你們要把握時機!

看著對方,說話給對方聽…
做這些平常無法做到的事
我終於…看到你的瞼了…
我…一真很想告訴你一句話…


能和你成為夫妻
我,真的很幸福
嗯 嗯


對不起,你們的見眼睛和耳朵並不是治好了
那只是用盤古的力量,讓你們一時之間看得見聽得到而己
也許你們會覺得很失望
但我只想得到這個方法報答你們

有空的話,還要再來找阿姨喔!

看吧!敝人就說出的主意很好吧!
可是,我就是伯他們失而復得,反而會更難過嘛!
別擔心!別擔心!
幻術的效力也許只有幾分鐘,可是得到的回憶是一輩子的!

謝謝你們的傘和這幾天的招待
我們會永遠記得的
啊,對了。
聖闕阿姨,燕勸叔叔,你們兩位果然是注定成為夫妻,相互扶持的。

不提別的,光是名字就看得出來呢!


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