<翻訳者コメント>
- 1ページ
馬賢「フ…」
「ハ…」
盤古「ご注意を! 黄雷さん!」
黄雷「ビビるな。馬部で攻撃できるのは「駮」くらいのもんだ」
「駮が妖怪なら…」
「封魔骰で対処できる…!」
馬賢「フ…」
「ハハ…」
「ハ…」
盤古「ご注意を! 黄雷さん!」
黄雷「ビビるな。馬部で攻撃できるのは「駮」くらいのもんだ」
「駮が妖怪なら…」
「封魔骰で対処できる…!」
馬賢「フ…」
「ハハ…」
- 2ページ・3ページ タイトル:第百二十二章 月牙泉武舉[二十二]
- 4ページ
黄雷「!」
「封魔骰が…」
魯泉「龍と虎!?」
「馬部にそんな字あるの?」
盤古「「異体字」!!」
「まさかこんな使い方が…」
「封魔骰が…」
魯泉「龍と虎!?」
「馬部にそんな字あるの?」
盤古「「異体字」!!」
「まさかこんな使い方が…」
- 5ページ
盤古「しまった!」
(奪字訣の効果が…!)
黄雷「な…」
「メカ亀! 気をつけろ! 下がれ…!」
盤古「?」
(奪字訣の効果が…!)
黄雷「な…」
「メカ亀! 気をつけろ! 下がれ…!」
盤古「?」
- 6ページ
謝亨「盤兄ぃ!!」
「助太刀しますよお!!」
盤古「謝亨さん!? 陶隠さん!」
馬賢「ハ…」
「テメェら仲良ク…」
「地獄行キダアア!!」
盤古「いけない…魯泉、「氵」を! 早く!」
魯泉「あ! うん…」
「助太刀しますよお!!」
盤古「謝亨さん!? 陶隠さん!」
馬賢「ハ…」
「テメェら仲良ク…」
「地獄行キダアア!!」
盤古「いけない…魯泉、「氵」を! 早く!」
魯泉「あ! うん…」
- 7ページ
陶隠「ぬぅ…!」
謝亨「い…あ…」
黄雷「な…」
「ん…」
謝亨「い…あ…」
黄雷「な…」
「ん…」
- 8ページ・9ページ 台詞なし
- 10ページ
陶隠「みぎゃ!」
盤古「!!」
守芬「黄雷!」
盤古「!!」
守芬「黄雷!」
- 11ページ
謝亨「と…」
「とと…陶隠さん…!!」
馬賢「ヒハ…」
「マァダくたばんネェかぁ?」
謝亨「あ…ああ……」
「とと…陶隠さん…!!」
馬賢「ヒハ…」
「マァダくたばんネェかぁ?」
謝亨「あ…ああ……」
- 12ページ・13ページ
盤古「やめなさい!」
「あなたの相手はそれがしでしょう?」
「謝亨さん! 夏凌さんと離れて!」
謝亨「でも…」
盤古「早く! このままでは夏凌さんも危ない!」
謝亨「す…すみません…!」
「すみません、盤兄!」
「うわ…わわわわわわ…」
「あなたの相手はそれがしでしょう?」
「謝亨さん! 夏凌さんと離れて!」
謝亨「でも…」
盤古「早く! このままでは夏凌さんも危ない!」
謝亨「す…すみません…!」
「すみません、盤兄!」
「うわ…わわわわわわ…」
- 14ページ
盤古「……!」
魯泉「え?」
魯泉「え?」
- 15ページ
呉鎮「魯泉だけ庇って…」
「自分の防御を捨てた!?」
盤古(今の馬賢は尋常じゃない!)
(防御は…最低限に止め……)
「う…」
(ありったけを、ぶつけなければ!!)
「自分の防御を捨てた!?」
盤古(今の馬賢は尋常じゃない!)
(防御は…最低限に止め……)
「う…」
(ありったけを、ぶつけなければ!!)
- 16ページ
馬賢「あ?」
「チィ!」
「チィ!」
- 17ページ
守芬(電流!!)
魯泉「やった…」
魯泉「やった…」
- 18ページ・19ページ
盤古「!!」
(は…速い!!)
(は…速い!!)
- 20ページ
魯泉「わあ!!」
馬賢「っしょ……」
馬賢「っしょ……」
- 21ページ
盤古「ハァ…」
「ハァ…」
「魯泉!」
魯泉「大丈夫…でも盤古が……」
盤古(凄まじい…! これでは…それがしはともかく…)
(魯泉を抱えたまま勝つのはまず不可能だ!)
馬賢「フ…フフ……」
「ヒャハ…ハハ…」
盤古「………魯泉…」
「ひとつお願いが…」
「ハァ…」
「魯泉!」
魯泉「大丈夫…でも盤古が……」
盤古(凄まじい…! これでは…それがしはともかく…)
(魯泉を抱えたまま勝つのはまず不可能だ!)
馬賢「フ…フフ……」
「ヒャハ…ハハ…」
盤古「………魯泉…」
「ひとつお願いが…」
- 22ページ
盤古「そこから…跳び降りていただけませんか?」
魯泉「え?」
盤古「制限の3文字は尽きました。あなたには今、リング上で危険に晒される理由はありません」
「あとは、それがしに任せてください」
魯泉「で…でも…」
盤古「お願いします」
魯泉「え?」
盤古「制限の3文字は尽きました。あなたには今、リング上で危険に晒される理由はありません」
「あとは、それがしに任せてください」
魯泉「で…でも…」
盤古「お願いします」
- 23ページ
盤古「状況は切迫し、多くの方が傷付いてしまった」
「もう沢山です」
「せめて…あなただけでも、無事でいてください」
魯泉「盤古…」
「……ぼく、ここにいる」
盤古「魯泉!」
魯泉「ぼくが居なきゃ盤古は自分の身を守れないじゃないか! そんなのいやだ!」
「もう沢山です」
「せめて…あなただけでも、無事でいてください」
魯泉「盤古…」
「……ぼく、ここにいる」
盤古「魯泉!」
魯泉「ぼくが居なきゃ盤古は自分の身を守れないじゃないか! そんなのいやだ!」
- 24ページ
魯泉「ぼくは…」
「盤古と一緒に、最後まで戦うんだ!」
馬賢「一…諸…」
「ニ…」
盤古「………!」
「盤古と一緒に、最後まで戦うんだ!」
馬賢「一…諸…」
「ニ…」
盤古「………!」
- 25ページ
魯泉「盤…!」
盤古(すみません、魯泉…)
(これで良いのです…)
(これで…馬賢との一騎打ちに)
盤古(すみません、魯泉…)
(これで良いのです…)
(これで…馬賢との一騎打ちに)
- 26ページ・27ページ
魯泉・盤古「……え…?」
馬賢「最後…マデ…ナァ…」
馬賢「最後…マデ…ナァ…」
