機甲盤古 第七章
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<1Pずつ翻訳して編集しております、翻訳の追記・修正・お手伝い大歓迎です>
<下の方に原文を書いております。>
<11ページ 修正をさせていただきました。>
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<11ページ 修正をさせていただきました。>
- 1ページ目
(偶而偷閒一下=ちょっと一休み!)
- 2ページ目
盤古「主人、ダメです、それがしはもう動けません」
魯泉「盤古、充電が必要なのかい?」
盤古「すみません…」
魯泉「盤古、充電が必要なのかい?」
盤古「すみません…」
- 3ページ目
魯泉「今電池は持って無いよ!」
魯泉「買いに行って来るから、盤古はここで待ってて!」
盤古「うう…」
(パーパパ パーパパパ【クラクションの音】)
女性「なぜ道のど真ん中に鉄クズの塊があるの? ホント邪魔だわ!」
盤古「え」
(廢鐵=鉄クズ)
魯泉「買いに行って来るから、盤古はここで待ってて!」
盤古「うう…」
(パーパパ パーパパパ【クラクションの音】)
女性「なぜ道のど真ん中に鉄クズの塊があるの? ホント邪魔だわ!」
盤古「え」
(廢鐵=鉄クズ)
- 4ページ目
魯泉(盤古の事が本当に心配だ。)
魯泉(このままだと最悪、故郷に辿り着く前に盤古は壊れてしまう。)
魯泉(戦車との闘いの後、盤古の様子がすごく悪くなっているみたいだ。)
店主「全部で60文だよ」
魯泉「どうも」
(山窮水盡=これは困ったぞ)
魯泉「店主さん、もう一つ欲しいものを思い出したんだけど。」
魯泉「廃乾電池の回収用の袋を貰えませんか?」(台湾では廃電池を買い取ってもらえるらしい)
店主「ほいよ」
魯泉(このままだと最悪、故郷に辿り着く前に盤古は壊れてしまう。)
魯泉(戦車との闘いの後、盤古の様子がすごく悪くなっているみたいだ。)
店主「全部で60文だよ」
魯泉「どうも」
(山窮水盡=これは困ったぞ)
魯泉「店主さん、もう一つ欲しいものを思い出したんだけど。」
魯泉「廃乾電池の回収用の袋を貰えませんか?」(台湾では廃電池を買い取ってもらえるらしい)
店主「ほいよ」
- 5ページ目
魯泉(じっちゃんがくれた旅費ではとても盤古の電池代はまかなえないよ…)
魯泉(ああ困った、今後の旅費はどうしよう。)
魯泉(日雇いのアルバイトをしながら方法を考えるしかないな。)
(咻=ピュー)
魯泉「あれ?盤古は?」
おばさん「アンタはあのデカい鉄くずの持ち主かい?」
魯泉「な、鉄くずじゃないよ!あれはメカ亀…盤古は!?彼は何処に行ったの!?」
おばさん「あれ亀だったのかしら…」
魯泉(ああ困った、今後の旅費はどうしよう。)
魯泉(日雇いのアルバイトをしながら方法を考えるしかないな。)
(咻=ピュー)
魯泉「あれ?盤古は?」
おばさん「アンタはあのデカい鉄くずの持ち主かい?」
魯泉「な、鉄くずじゃないよ!あれはメカ亀…盤古は!?彼は何処に行ったの!?」
おばさん「あれ亀だったのかしら…」
- 6ページ目
おばさん「ああ、工場に連れて行かれたんだわ。」
(啊=え?)
魯泉「こ…工場?」
おばさん「さっきトラックが来て載せて行ったわよ。」
(廢鐵回收 工廠再製 環保金龜車=鉄くずの廃品回収 工場で再加工 環境保護の亀車)
おばさん「そう、さっき連れて行った人にあなたにこの事を伝えるよう頼まれてたの。」
魯泉「その工場はどこにあるの!?早く教えてよ!」
おばさん「え?ええ…」
魯泉「盤古!今助けに行くよ!」
(噠=ダッ!)
おばさん「あの子、まだ私の話終わってないのに…」
(啊=え?)
魯泉「こ…工場?」
おばさん「さっきトラックが来て載せて行ったわよ。」
(廢鐵回收 工廠再製 環保金龜車=鉄くずの廃品回収 工場で再加工 環境保護の亀車)
おばさん「そう、さっき連れて行った人にあなたにこの事を伝えるよう頼まれてたの。」
魯泉「その工場はどこにあるの!?早く教えてよ!」
おばさん「え?ええ…」
魯泉「盤古!今助けに行くよ!」
(噠=ダッ!)
おばさん「あの子、まだ私の話終わってないのに…」
- 7ページ目
男性「入り口で子供が入れてくれと喚いております。」
女性「来たの?彼を入れてあげて。」
(唰ー=サーッ)
魯泉「盤古はそこにいるの!?」
魯泉「彼は鉄くずじゃないよ!彼を廃品回収しないであげて!」
女性「え?」
女性「来たの?彼を入れてあげて。」
(唰ー=サーッ)
魯泉「盤古はそこにいるの!?」
魯泉「彼は鉄くずじゃないよ!彼を廃品回収しないであげて!」
女性「え?」
- 8ページ目
盤古「あ、主人。来ましたか。」
魯泉「あれ?」
女性「心配する必要は無いわ」
女性「これはあなたのメカ亀でしょ?私は彼を充電する為に連れて帰っただけよ。」
女性「さっきこのデカブツとぶつかったの…」
女性「彼が突然話し始めるからびっくりしたわ。」
女性「でも、話を聞いてあなた達の状況を知った後、時間を有効に使うためにまず私の家の工房に連れてきたの。」
魯泉「それで工場に連れてきたのか…」
女性「あなたは私が何の為に連れてきたと思ったの?」
(不是回收喔=廃品回収のためかなぁと…)
魯泉「あれ?」
女性「心配する必要は無いわ」
女性「これはあなたのメカ亀でしょ?私は彼を充電する為に連れて帰っただけよ。」
女性「さっきこのデカブツとぶつかったの…」
女性「彼が突然話し始めるからびっくりしたわ。」
女性「でも、話を聞いてあなた達の状況を知った後、時間を有効に使うためにまず私の家の工房に連れてきたの。」
魯泉「それで工場に連れてきたのか…」
女性「あなたは私が何の為に連れてきたと思ったの?」
(不是回收喔=廃品回収のためかなぁと…)
- 9ページ目
女性「ここは私の家の洋服工場よ。
女性「私はその辺の事を全てあのおばさんに話しておいたわ、あなたは聞いてないの?」
魯泉「あ…」
(話をちゃんと聞く前に走りだしてしまったんだった)
魯泉「ご、ごめんなさい! 誤解でした。」
魯泉「お姉さんは盤古を助けてくれてたんですね、それなのに僕は誤解して…」
魯泉「そうだ、ちょっとお聞きしますがお姉さんの名前はなんて言うのですか?」
守芬「私の名前は鐘守芬。この工場の機械整備師よ。」
魯泉「こんにちは、僕は魯泉と呼ばれています。」
守芬「ええ知っているわ、さっき盤古から聞いていたの。」
女性「私はその辺の事を全てあのおばさんに話しておいたわ、あなたは聞いてないの?」
魯泉「あ…」
(話をちゃんと聞く前に走りだしてしまったんだった)
魯泉「ご、ごめんなさい! 誤解でした。」
魯泉「お姉さんは盤古を助けてくれてたんですね、それなのに僕は誤解して…」
魯泉「そうだ、ちょっとお聞きしますがお姉さんの名前はなんて言うのですか?」
守芬「私の名前は鐘守芬。この工場の機械整備師よ。」
魯泉「こんにちは、僕は魯泉と呼ばれています。」
守芬「ええ知っているわ、さっき盤古から聞いていたの。」
- 10ページ目
守芬「盤古の充電が終わるまで、あなたは待ってなさい。」
魯泉「でも、なんで盤古に充電が必要だって分かったの? キミは彼が電池を食べる所を見てない筈でしょ。」
守芬「あなた、何言ってるの?」
守芬「盤古にはプラグがあるでしょう?コンセントに差し込んで充電したわ。」
魯泉「プラ…待ってよ!!それ尻尾じゃなかったの!?」
守芬「あなたにはこれがプラグに見えてなかったの?」
盤古「イタタ!」
魯泉「ボクの家には電気用品が無いから…」
盤古「それがしも言うのを忘れておりました…」
魯泉「でも、なんで盤古に充電が必要だって分かったの? キミは彼が電池を食べる所を見てない筈でしょ。」
守芬「あなた、何言ってるの?」
守芬「盤古にはプラグがあるでしょう?コンセントに差し込んで充電したわ。」
魯泉「プラ…待ってよ!!それ尻尾じゃなかったの!?」
守芬「あなたにはこれがプラグに見えてなかったの?」
盤古「イタタ!」
魯泉「ボクの家には電気用品が無いから…」
盤古「それがしも言うのを忘れておりました…」
- 11ページ目
男性「守芬!」
守芬「あ、父さん。」
親父「翁友俊がお前に会いに来たよ。」
友俊「こんにちは、守芬」
親父「この亀は一体何だい?」
守芬「えっと…」
親父「じゃあ俺は先に行くよ、あんたらはゆっくりしていきな。」
守芬「急いでるの?」
親父「工場の西区で機械がショートしたらしい。ちょっと様子を見に行くよ。」
守芬「それなら私が修理に行くわ。どの道父さんじゃ修理できないでしょ。」
(㕷=パッ)
守芬「あ、父さん。」
親父「翁友俊がお前に会いに来たよ。」
友俊「こんにちは、守芬」
親父「この亀は一体何だい?」
守芬「えっと…」
親父「じゃあ俺は先に行くよ、あんたらはゆっくりしていきな。」
守芬「急いでるの?」
親父「工場の西区で機械がショートしたらしい。ちょっと様子を見に行くよ。」
守芬「それなら私が修理に行くわ。どの道父さんじゃ修理できないでしょ。」
(㕷=パッ)
- 12ページ目
親父「バカお前、年寄りは黙って、後は若い二人に任せるって言ってんだよ!」
守芬「父さん、また余計な事を…。」
親父「お前も機械ばっか弄ってないで、もっと女の子らしいことやんな!」
守芬「べ――」
友俊「守芬、あのさ……」
守芬「あ、ごめんごめん……」
守芬「これが父さんが書いた服の設計と、私がやった機械の設計図よ。」
守芬「友俊、これあなたにお願いしていいかしら?」
友俊「いいよ、任せといて。」
守芬「ありがと!」
守芬「父さん、また余計な事を…。」
親父「お前も機械ばっか弄ってないで、もっと女の子らしいことやんな!」
守芬「べ――」
友俊「守芬、あのさ……」
守芬「あ、ごめんごめん……」
守芬「これが父さんが書いた服の設計と、私がやった機械の設計図よ。」
守芬「友俊、これあなたにお願いしていいかしら?」
友俊「いいよ、任せといて。」
守芬「ありがと!」
- 13ページ目
守芬「先に座ってて、私はまずこの調節ネジを修理するわ。」
友俊「キミ達の工場は本当に様変わりしたね。」
守芬「ええ、この数年は景気がいいわ、父さんはどんどん工場を拡張するの。」
守芬「今はこの工場の機械整備の仕事で手が一杯だわ。」
友俊「あなたはこの工場主の娘だ、そんなに働く必要は無いのでは。」
友俊「何人か代わりの機械整備師を雇えばいい筈ですよ。」
友俊「キミ達の工場は本当に様変わりしたね。」
守芬「ええ、この数年は景気がいいわ、父さんはどんどん工場を拡張するの。」
守芬「今はこの工場の機械整備の仕事で手が一杯だわ。」
友俊「あなたはこの工場主の娘だ、そんなに働く必要は無いのでは。」
友俊「何人か代わりの機械整備師を雇えばいい筈ですよ。」
- 14ページ目
友俊「若いキミが一人でこのような仕事を受け持って苦労している。しかもキミはボクの婚約者なのにだ。」
友俊「これ以上見ていられないよ。」
守芬「でも、私この仕事が好きなの。あなたが私をからかってた頃から十数年こうしてきたわ、友俊だってその事は知ってるでしょう?」
友俊「好きか嫌いかは問題じゃないよ、キミは一生こんな仕事を続けるつもりかい?」
守芬「え?」
守芬「友俊、私あなたに聞きたい事があるの」
友俊「これ以上見ていられないよ。」
守芬「でも、私この仕事が好きなの。あなたが私をからかってた頃から十数年こうしてきたわ、友俊だってその事は知ってるでしょう?」
友俊「好きか嫌いかは問題じゃないよ、キミは一生こんな仕事を続けるつもりかい?」
守芬「え?」
守芬「友俊、私あなたに聞きたい事があるの」
- 15ページ
守芬「あなたと結婚したら、私、この仕事続けさせてもらえないのかしら?」
友俊「……それは…」
守芬「ごめん、ここでする話じゃないわね…」
守芬「修理までもう少しかかるわ…友俊、先に行ってて…私も後で行く。」
友俊「…うん」
魯泉「聴こえてませんよ…じゃまだったら、すぐに出ていきますので…」
守芬「いいわよ別に!」
友俊「……それは…」
守芬「ごめん、ここでする話じゃないわね…」
守芬「修理までもう少しかかるわ…友俊、先に行ってて…私も後で行く。」
友俊「…うん」
魯泉「聴こえてませんよ…じゃまだったら、すぐに出ていきますので…」
守芬「いいわよ別に!」
- 16ページ
守芬「終わるまで2、3時間ってとこか……じゃあちょっと休憩! お茶にしましょう。」
魯泉(え――婚約者さん待ってるんじゃ…いいの?)
魯泉「あ、そうだ…守芬姉さん。」
魯泉「守芬ねえさんの名前ってどう書くんですか?」
守芬「え?」
守芬「へえ、字の勉強をしながら旅をねえ…大変ね。あんな大きい連れがいると。」
魯泉「いえ、盤古もぼくの面倒を見てくれますから。」
盤古「エネルギー全快!!」
盤古「ああ、こんなにハツラツとした気分は久しぶりです!」
魯泉「守芬姉さん、ありがとう!」
守芬「本当に面白い子ね、こいつ。」
魯泉(え――婚約者さん待ってるんじゃ…いいの?)
魯泉「あ、そうだ…守芬姉さん。」
魯泉「守芬ねえさんの名前ってどう書くんですか?」
守芬「え?」
守芬「へえ、字の勉強をしながら旅をねえ…大変ね。あんな大きい連れがいると。」
魯泉「いえ、盤古もぼくの面倒を見てくれますから。」
盤古「エネルギー全快!!」
盤古「ああ、こんなにハツラツとした気分は久しぶりです!」
魯泉「守芬姉さん、ありがとう!」
守芬「本当に面白い子ね、こいつ。」
- 17ページ
守芬「でも……私こんな高い知能を持ったロボットは見たことないわ。」
守芬「最新型にだってこんなモデルはなかったはず。」
守芬「けど、盤古はどう見ても古い時代の型なのよね……」
守芬「教えてくれない? この子一体なんてブランドなの?」
魯泉「よくわからないんです。ぼくんちの畑で見つけただけだから……」
守芬「きゃ!」
守芬「な、何? こいつ漏電してるの?」
魯泉「ちょっと前に戦車にうたれちゃって、それからずっとこんな感じで…」
守芬「最新型にだってこんなモデルはなかったはず。」
守芬「けど、盤古はどう見ても古い時代の型なのよね……」
守芬「教えてくれない? この子一体なんてブランドなの?」
魯泉「よくわからないんです。ぼくんちの畑で見つけただけだから……」
守芬「きゃ!」
守芬「な、何? こいつ漏電してるの?」
魯泉「ちょっと前に戦車にうたれちゃって、それからずっとこんな感じで…」
- 18ページ
守芬「じゃあ、私が分解……じゃなかった。修理してあげましょうか?」
盤古「え?」
盤古「いえ、点検や整備は元の工場の方が確実ですので。」
守芬「いいから診せなさいって! 私その機体の中がどうなってるか気になるのよ!」
盤古・魯泉「ダメです!」
守芬「何の音?」
盤古「え?」
盤古「いえ、点検や整備は元の工場の方が確実ですので。」
守芬「いいから診せなさいって! 私その機体の中がどうなってるか気になるのよ!」
盤古・魯泉「ダメです!」
守芬「何の音?」
- 19ページ
守芬「工場の機械が爆発したの?」
男性「はい、今丁度工場から避難してきた所です。」
守芬「父さんは?友俊はもう避難したの?」
男性「すみません、俺達は何も…。」
親父(工場の西区で機械がショートしたらしい。ちょっと様子を見に行くよ。)
守芬「あぁ、やっぱり私が様子を見に行くべきだったのよ。」
守芬「中に誰か居たら大変だわ。私、様子を見に行くね!」
男性「姐さん!」
盤古・魯泉「あ…。」
男性「はい、今丁度工場から避難してきた所です。」
守芬「父さんは?友俊はもう避難したの?」
男性「すみません、俺達は何も…。」
親父(工場の西区で機械がショートしたらしい。ちょっと様子を見に行くよ。)
守芬「あぁ、やっぱり私が様子を見に行くべきだったのよ。」
守芬「中に誰か居たら大変だわ。私、様子を見に行くね!」
男性「姐さん!」
盤古・魯泉「あ…。」
- 20ページ
守芬「ついて来たの?」
魯泉「一人じゃあぶないと思って…」
盤古「お手伝いした方がよろしいかと」
守芬「火も上がってないし、大したことないと思うわよ?」
盤古「念のためです!」
守芬「あ!」
魯泉「一人じゃあぶないと思って…」
盤古「お手伝いした方がよろしいかと」
守芬「火も上がってないし、大したことないと思うわよ?」
盤古「念のためです!」
守芬「あ!」
- 21ページ
守芬「友俊!?」
守芬「友俊! 友俊!」
守芬(どうして友俊がここに?)
守芬(まさか、設計図を拾おうとしてローラーに巻き込まれた……?)
友俊「う…」
守芬「友俊!」
守芬「じっとしてて、すぐに助ける!」
守芬「友俊! 友俊!」
守芬(どうして友俊がここに?)
守芬(まさか、設計図を拾おうとしてローラーに巻き込まれた……?)
友俊「う…」
守芬「友俊!」
守芬「じっとしてて、すぐに助ける!」
- 22ページ
守芬「ダメ、故障してる! 全く反応しない!」
守芬「長居するのは危険だわ……」
守芬「救援を呼んでる時間もない!」
守芬(どうすれば?)
盤古「守芬さん、これは…この機械を逆回転させて彼を助ければいいのですよね?」
守芬「ええ。けど…これ盤古でも動かせないんじゃないかしら?」
守芬「長居するのは危険だわ……」
守芬「救援を呼んでる時間もない!」
守芬(どうすれば?)
盤古「守芬さん、これは…この機械を逆回転させて彼を助ければいいのですよね?」
守芬「ええ。けど…これ盤古でも動かせないんじゃないかしら?」
- 23ページ
魯泉「盤古、それじゃあ……」
魯泉「「倒」か「轉」はどうかな?」
盤古「いえ、その2つはまだ教えておりませんし、難しいので……」
盤古「それがしが別の字を考えましょう!」
守芬「あなた達何を言ってるの…?」
盤古「…よし! ご主人様、まず画面一杯に大きく「口」と書いてください。」
魯泉「わかった!」
盤古「そしてその「口」の中にもう1つ「口」を!」
守芬「な…!」
魯泉「「倒」か「轉」はどうかな?」
盤古「いえ、その2つはまだ教えておりませんし、難しいので……」
盤古「それがしが別の字を考えましょう!」
守芬「あなた達何を言ってるの…?」
盤古「…よし! ご主人様、まず画面一杯に大きく「口」と書いてください。」
魯泉「わかった!」
盤古「そしてその「口」の中にもう1つ「口」を!」
守芬「な…!」
- 24ページ
盤古「文字幻術・回字訣!」
- 25ページ
守芬「ローラーが動いた!?」
盤古「さあ、今の内に!」
守芬「あ…うん!」
盤古「さあ、今の内に!」
守芬「あ…うん!」
- 26ページ
盤古「やりました! 救出成功です!」
守芬(……)
守芬(何なの、今の!?)
守芬(どう見ても「科学」の力なんかじゃない……)
守芬(盤古って一体何者なの!?)
友俊「守芬……」
守芬「友俊、無理しないで!」
友俊「おじさんが…鍾洋さんが、まだ……早く助けないと……」
守芬(……)
守芬(何なの、今の!?)
守芬(どう見ても「科学」の力なんかじゃない……)
守芬(盤古って一体何者なの!?)
友俊「守芬……」
守芬「友俊、無理しないで!」
友俊「おじさんが…鍾洋さんが、まだ……早く助けないと……」
- 27ページ
友俊「さっき主電源を落としに行ったまま戻らないんだ! まだ管制室の中に…!」
守芬「父さん……」
友俊「守芬!」
守芬「父さん……」
友俊「守芬!」
- 28ページ
守芬「!!」
友俊「あ…!」
友俊「あ…!」
- 29ページ
守芬「盤古、ありがとう。」
盤古「いえ…何にしても、1人では危険です。」
盤古「この現状では…」
盤古「救出へ行くならば」
盤古「4人全員で向かいましょう!」
盤古「いえ…何にしても、1人では危険です。」
盤古「この現状では…」
盤古「救出へ行くならば」
盤古「4人全員で向かいましょう!」
主人,敝人走不動了
啊盤古你又要充電了嗎?
對不起
啊盤古你又要充電了嗎?
對不起
沒有電池了!
我現在去買,你在這等我!
鳴
( 叭ー叭叭 叭ー叭叭叭 )
鳴怎麽有塊廢鐵檔在路中間 真礙事!
呃
我現在去買,你在這等我!
鳴
( 叭ー叭叭 叭ー叭叭叭 )
鳴怎麽有塊廢鐵檔在路中間 真礙事!
呃
真擔心盤古。
這樣下去搞不好到他的故鄉前,他會先壞掉
自從被担克打到後,盤古的狀況看起來就一直很差
一共是六十文
好的
山窮水盡
老闆,我改變主意了。
回收桶的廢電池給我
自己拿
這樣下去搞不好到他的故鄉前,他會先壞掉
自從被担克打到後,盤古的狀況看起來就一直很差
一共是六十文
好的
山窮水盡
老闆,我改變主意了。
回收桶的廢電池給我
自己拿
爺爺給我的路費裡很本就沒有盤古的電費。
慘了,接下來的旅程怎麽辦?
只好邊打零工邊想辦法了
(咻=ピュー)
咦?盤古呢?
你是那塊大廢鐵的自人嗎。
那不是廢鐵啦,那是機器龜
盤古呢?他跑去哪裡了?
那隻鳥龜嗎
慘了,接下來的旅程怎麽辦?
只好邊打零工邊想辦法了
(咻=ピュー)
咦?盤古呢?
你是那塊大廢鐵的自人嗎。
那不是廢鐵啦,那是機器龜
盤古呢?他跑去哪裡了?
那隻鳥龜嗎
被帶去廠工廠了喔
啊?
工,工廠?
剛才有卡車來載走了
對了,剛才運走的人要我跟你說
那工廠在那裡?快告訴我!
呃?這
盤古,我立刻去救你
小弟、我話還沒說完啊
啊?
工,工廠?
剛才有卡車來載走了
對了,剛才運走的人要我跟你說
那工廠在那裡?快告訴我!
呃?這
盤古,我立刻去救你
小弟、我話還沒說完啊
有個小孩在門口哭著說要進來
來了嗎?讓他進來吧
唰ー
盤古在那裡?
他不是廢鐵啊!求求你們不要回收他!
啊?
來了嗎?讓他進來吧
唰ー
盤古在那裡?
他不是廢鐵啊!求求你們不要回收他!
啊?
啊,主人 你來啦
咦
不用擔心啦
這是你的機器龜吧?我只是帶回來幫你充電已
剛才在路上碰到這大塊頭
雖然一開始看他會說話,嚇了一跳
不過知道狀況後,為了爭取時間,就先搬回我家的工廠。
那,工廠是
你以為這裡是什麽工廠?
不是回收喔
咦
不用擔心啦
這是你的機器龜吧?我只是帶回來幫你充電已
剛才在路上碰到這大塊頭
雖然一開始看他會說話,嚇了一跳
不過知道狀況後,為了爭取時間,就先搬回我家的工廠。
那,工廠是
你以為這裡是什麽工廠?
不是回收喔
我家是 成衣工廠
我有請那裡的老老闆傳話呀!你怎麽會不知道啊
啊
因爲他話沒聽完就跑掉了
對 對不起! 誤會妳了!
妳幫了盤古,我沒有謝妳,還以為
對了,請問大姊姊叫什麽名字?
我叫鐘守芬。是這家工廠的機器維修師
妳好,我叫作魯泉
我知道,剛才聽盤古說了
我有請那裡的老老闆傳話呀!你怎麽會不知道啊
啊
因爲他話沒聽完就跑掉了
對 對不起! 誤會妳了!
妳幫了盤古,我沒有謝妳,還以為
對了,請問大姊姊叫什麽名字?
我叫鐘守芬。是這家工廠的機器維修師
妳好,我叫作魯泉
我知道,剛才聽盤古說了
盤古充電以前 你在這裡待一下吧
不過,盤古有在充電嗎?沒看到他在吃電池啊!
你在說什麽?
盤古不是有插頭?插上去就可以充電了啦。
插…等一下,那不是尾巴喔!?
你連這是插頭都看不出來嗎?
好痛
因為我家都沒電器用品嘛
敝人也忘記提醒是回事了
不過,盤古有在充電嗎?沒看到他在吃電池啊!
你在說什麽?
盤古不是有插頭?插上去就可以充電了啦。
插…等一下,那不是尾巴喔!?
你連這是插頭都看不出來嗎?
好痛
因為我家都沒電器用品嘛
敝人也忘記提醒是回事了
守芬!
啊,老爸。
翁友俊來找你囉!
守芬,午安。
那隻怪龜還在?
嗯
那我先走。你們慢慢聊吧。
怎麽那麽趕?
聽說工廠的西區有機器短路了。我先去看一下狀況。
那我去修就好了啊
反正老爸也不會修吧
㕷
啊,老爸。
翁友俊來找你囉!
守芬,午安。
那隻怪龜還在?
嗯
那我先走。你們慢慢聊吧。
怎麽那麽趕?
聽說工廠的西區有機器短路了。我先去看一下狀況。
那我去修就好了啊
反正老爸也不會修吧
㕷
你先坐一下吧。等我把手邊的機器修好再說
你們家的工廠真的變得的好大啊
嗯,這幾年生意好,老爸擴建得很快
現在光是維修工廠的機器就夠我忙的了
妳是工廠老闆的女兒,大可不必這麽忙的
只要請幾個好的維修師就行了。畢竟…
你們家的工廠真的變得的好大啊
嗯,這幾年生意好,老爸擴建得很快
現在光是維修工廠的機器就夠我忙的了
妳是工廠老闆的女兒,大可不必這麽忙的
只要請幾個好的維修師就行了。畢竟…
光妳一個人做這種粗活太苦了。何況又是自己的未婚妻。
說真的,看不太下去啊!
可是我喜歡這工作啊!你從小看我拆裝機器十幾年了,不會不了解吧?
這不是喜不喜歡的問題。妳打算這樣做一輩子嗎?
咦?
友俊,我想問
說真的,看不太下去啊!
可是我喜歡這工作啊!你從小看我拆裝機器十幾年了,不會不了解吧?
這不是喜不喜歡的問題。妳打算這樣做一輩子嗎?
咦?
友俊,我想問
工廠的機器爆炸了?
是,現在正在疏散人員。
我爸呢?還有友俊到哪去了?
對不起,我們他不知道。
工廠的西區有機器短路了,我去看一下狀況
唉,果然還是應該去看的。
搞不好人在裡頭。我進去看看狀況。
小姐!
啊。
是,現在正在疏散人員。
我爸呢?還有友俊到哪去了?
對不起,我們他不知道。
工廠的西區有機器短路了,我去看一下狀況
唉,果然還是應該去看的。
搞不好人在裡頭。我進去看看狀況。
小姐!
啊。
工廠的機器爆炸了?
是,現在正在疏散人員。
我爸呢?還有友俊到哪去了?
對不起,我們他不知道。
工廠的西區有機器短路了,我去看一下狀況
唉,果然還是應該去看的。
搞不好人在裡頭。我進去看看狀況。
小姐!
啊。
是,現在正在疏散人員。
我爸呢?還有友俊到哪去了?
對不起,我們他不知道。
工廠的西區有機器短路了,我去看一下狀況
唉,果然還是應該去看的。
搞不好人在裡頭。我進去看看狀況。
小姐!
啊。
