機甲盤古日本語翻訳wiki

第百二十四章

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kikoubanko_jp

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<翻訳者コメント>





  • 1ページ タイトル:月牙泉武舉[二十四]

  • 2ページ・3ページ
魯泉(盤古……)
  (どこ?)
  (ぼく…)
  (盤古と試験に…)
  (あれ?)
  (ああ…)

  • 4ページ
魯泉(そっちに…)
  (行くんだね?)
盤古「ハァ…」
  「ハァ…」
  「行かないで…」
  「魯泉…戻って…お願い!」

  • 5ページ
盤古「あ…」
  「啊…」
  「ああ啊あ啊啊…」

  • 6ページ 台詞なし

  • 7ページ
徐梅「魯泉…」
  「ウ…ウ…」
焦猛「何でこうなった!?」
  「くそ! 馬賢のヤロウ、ブッ飛ばしてやらあ!」
畢輔「もういねーっつの」
魏恩「何故…儂の閉じ込められている間に、こんな…」
黄雷「…すみません…」
  「魏恩様…」
  「あなたの「活」字訣で、魯泉を救えないでしょうか?」
魏恩「…無理だ。魯泉の魂はすでに陰間へと離れてしまっておる」
  「儂は…陰間へ介入する権限を持たぬのだ」

  • 8ページ
黄雷「クソッ…」
  「クソッ…クソォ!!」
宿華「□□□!」
宿平「黄雷くん、落ち着いて!」
魏恩(魯泉…無念だ……)
  (この肝心な時に、儂は何もしてやれぬとは……)

  • 9ページ
趙牙「機甲兵は?」
陶隠「修理中だって。奴も相当ダメージあったから」
  「こんな状況で」
  「試験を続けられるかは不明だけど……」
呉鎮(魯泉……盤古……)
  (俺がもっと早く手を差し伸べてれば…)
  (また違ったんだろうか……)

  • 10ページ
羅剛「呉鎮さん」
呉鎮「羅剛?」
  「何しに来た?」
羅剛「仕事は失敗だ。報酬は受け取れねえ」
  「親父殿の姿が見えねえんで、アンタに返しとくぜ」
呉鎮「仕事…?」
  「何のことだ?」

  • 11ページ
羅剛「………知らされてねえのか?」
  「親父殿に聞け! 奴がアンタの為にしたことを」
呉鎮「ちょ…待て!」
  「………!」
裘青「羅剛…」
羅剛「動くな。しばらくはここで療養だ」
  「仕事は終わったんだ」
  「治ったら…ちゃんと帰してやるからよ」

  • 12ページ
守芬(魯泉……)
  「ウ…」
  (魯泉……)
  (泣いちゃダメ…)
  (そんな暇ない…)
  (あと2日しかないんだから…)
  (けど、盤古のこの損傷具合…以前とは比べ物にならない……)
  (私一人じゃ……直すにも限度がある)

  • 13ページ
守芬(このままだと…盤古を試験になんて送り出せない……)
  (今までの努力も、全部水の泡に……)
允玄「鍾嬢」
守芬「あ…陛下」
允玄「今日のこと、聞き及んでおる。朕に任されよ」
守芬「え?」
允玄「緊急に…甘陜トップクラスの技士を10名、手配しておいた」

  • 14ページ
守芬「何ですって!?」
允玄「案ずることはない」
  「盤古はそなたの大切な友人」
  「1人抱え込みなさるな」
  「盤古のため…朕も一肌脱ごうぞ」
守芬「陛下……」
允玄「技士達には、盤古の構造を把握してもらわねばならぬ」
  「設計図等の類はお持ちか?」
守芬「ここに」
  「盤古の取扱い説明書です」


  • 15ページ
允玄「安心なされよ。盤古は助かる」
  「そなたには技士への指導をお願いしよう」
守芬「はい……!」
  (よかった!)
  (これだけいれば、十分間に合う…)
  (じゃあ、私も頑張らないと!)

  • 16ページ
守芬「え?」
  「ヨーゼフ?」
  「どうしてここに?」
ヨーゼフ「ヘルプネ!」
守芬「……機械わかるの? コードとか…」
ヨーゼフ「ノープロブレム!」
    「ココデ名乗リヲ上ゲルガ、コノ「ミー」ネ!」
    「盤古ノ修理。「ミー」ニモヤラセテ下サーイ!」
老「陛下! お出になられて丸一日どちらへ?」
允玄「調べ物だ。じいは杞憂がすぎるぞ」

  • 17ページ
允玄「異国の方、今日のことは他言無用で頼むぞ。後は朕が…」
ヨーゼフ「ハ…ハア」
允玄「よろしい。先に戻られよ」
  「それから…」
  「そち等に命じる」
  「機甲兵は修理と同時に…」
  「その構造を余すところなく調査せよ」
  「部品…回路…諸々をより詳しく」
  「一部始終を動画に収められれば尚良い」

  • 18ページ
允玄「機甲兵は神明に対抗しうる兵器」
  「この技術が手に入れば、大清帝國に多大な利益をもたらそう。そち等はこの偉大なる功績に立ち会えるのだ」
ヨーゼフ(大清帝國皇帝…)
    (さらなる軍備拡張を狙っていようとは…)
    (何としても…)
    (阻止しなければ!)

  • 19ページ
刑普「まさか死人が出るなんて…」
禹殊「気にするこたあねえ。凡間から陰間に移っただけの話だ」
葛涅「生やら死やら、生身あるモノならではの悩みだな」
刑普「そんなものですか?」
禹殊「お前さんはまだ若い。後200年もすりゃわかるさ」
葛涅「試験を早く終わらせなければ」
  「機甲兵が…また面倒を起こさぬ内に」

  • 20ページ
霍安「盤古、第4次試験通過を祝して、カンパーイ!」
  「肴に洪魚膾を用意…」
薛慶「いらへん」
霍安「ん…?」
薛慶「誰や!」

  • 21ページ
霍安「痕字訣!!」
  「あ……」

  • 22ページ
霍安「百ちゃん…百ちゃんじゃなーい!」
  「生きてたんだ!?」
薛慶「お友達?」
霍安「そうとも!」
  「あのクソ道士に出くわす以前からの仲良しさんさ!」
  「彼は道士の襲撃を免れたってわけだ。よかった!」

  • 23ページ
霍安「クク、嚙みつくなって」
  「ボクは天界側の神明じゃないからさ」
  「計画の拠点確保のため、神官に甘んじちゃいるが」
  「心はいつまでもキミ達の味方だ」
  「そんで? 何で敦煌にいんのよ?」
  「ここは神官だらけだ。危ないぞ」

  • 24ページ
霍安「!」
薛慶「これは…」
霍安「工場行って…機甲兵堀ろうとして……」
  「ジャマな神官やっつけた?」
  「なーるほど」
  「てことは…キミ達も機甲兵の力を求めて来たわけだ」

  • 25ページ
霍安「いい事教えてやろう」
  「ボクはすでに、機甲兵を一体探し出している!」
  「何をする事もない」
  「待ちゃあいい…仙試科舉を終えれば、ソイツは仲間になってくれる」
薛慶「霍安はん、まだどう転ぶかわからへんさかい…」
霍安「なあに、盤古の実力なら大丈夫だろ」
  「ボク達の悲願も…すぐそこまで来ている」

  • 26ページ・27ページ
霍安「魯泉亡き今、盤古に逃げ場はない」
  「約束に従うしかないのさ。造ろうぜ盤古。「魔都」を……!」

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