<翻訳者コメント>
- 1ページ タイトル:混沌創世[十]
- 2ページ
魏恩・戴逢『お前が…機甲兵か?』
葛涅『機甲兵は処分せねばならない』
馬賢『俺達の仕事は…』
『機甲兵を落とすことだ』
声『機甲兵…機甲兵…』
『機甲兵…』
盤古「ハァ…」
「ハァ…」
葛涅『機甲兵は処分せねばならない』
馬賢『俺達の仕事は…』
『機甲兵を落とすことだ』
声『機甲兵…機甲兵…』
『機甲兵…』
盤古「ハァ…」
「ハァ…」
- 3ページ
盤古「た!」
「ああ…あああああ!」
「ああ…あああああ!」
- 4ページ
薛慶「気ぃつきました?」
盤古「……え?」
盤古「……え?」
- 5ページ
盤古「……せ……薛慶さま…」
「ど…どうして…」
「ここは…一体…」
薛慶「そのまま…どこまで覚えてます?」
盤古「………? 魯泉が…死んで…」
「後は…何も……」
薛慶「…ワイが見せたります」
「ど…どうして…」
「ここは…一体…」
薛慶「そのまま…どこまで覚えてます?」
盤古「………? 魯泉が…死んで…」
「後は…何も……」
薛慶「…ワイが見せたります」
- 6ページ
盤古「…………!?」
- 7ページ
薛慶「妖怪が機甲兵3体引き連れ襲来…」
「あんはんは心を封じられ、機体を乗っ取られたんや」
「あんはんの力は利用され、霍安が死亡」
「妖怪どもは神明達を皆殺しにせんと動いとります——」
寗荒「ああ!」
「あんはんは心を封じられ、機体を乗っ取られたんや」
「あんはんの力は利用され、霍安が死亡」
「妖怪どもは神明達を皆殺しにせんと動いとります——」
寗荒「ああ!」
- 8ページ
申屠西「くっ…」
柴拓「うう…」
盤古「ああ…」
「どうして…こんな……」
柴拓「うう…」
盤古「ああ…」
「どうして…こんな……」
- 9ページ
盤古(魯泉も、霍安さまも死に)
(他の方々にも危険が及んで…)
(全部…全部それがしが……)
声『機甲兵——』
盤古(それがしが…魯泉と旅になんて出なければ……)
(…いや…)
(そもそもそれがしさえ…)
(生まれてこなければ…)
(他の方々にも危険が及んで…)
(全部…全部それがしが……)
声『機甲兵——』
盤古(それがしが…魯泉と旅になんて出なければ……)
(…いや…)
(そもそもそれがしさえ…)
(生まれてこなければ…)
- 10ページ
薛慶「……しっかりしなはれ」
「ここはあんはんの心の中」
「自責の念はそのまま己を攻撃します。加えて、逃げてばかりやと、ここは永遠に閉ざされたままや」
盤古「いえ…」
「それがしは逃げてるつもりは…」
「ここはあんはんの心の中」
「自責の念はそのまま己を攻撃します。加えて、逃げてばかりやと、ここは永遠に閉ざされたままや」
盤古「いえ…」
「それがしは逃げてるつもりは…」
- 11ページ
薛慶「認めなはれ…あんはんは自分が見えてへんのや」
「あんはんは己が機甲兵やいう恐怖を」
「善行を行うことで、切り離してきた」
盤古「……!」
「そうです…それがしはそれがしが怖かった」
「ですが…ならば…どうすればよいというのですか……」
「あんはんは己が機甲兵やいう恐怖を」
「善行を行うことで、切り離してきた」
盤古「……!」
「そうです…それがしはそれがしが怖かった」
「ですが…ならば…どうすればよいというのですか……」
- 12ページ
盤古「え…?」
公羊善『まさか…機甲兵に救われるとはね』
陶隱『人生ってやつは、まっこと不思議なことばかりだな』
焦猛『機甲兵!』
『そっちこそ落ちんじゃねえぞ!』
公羊善『まさか…機甲兵に救われるとはね』
陶隱『人生ってやつは、まっこと不思議なことばかりだな』
焦猛『機甲兵!』
『そっちこそ落ちんじゃねえぞ!』
- 13ページ
謝亨・夏凌『盤兄! 盤兄!』
呉鎮『どんな神明になりたいか…』
『と言うが…お前はどうなんだよ?』
呉鎮『どんな神明になりたいか…』
『と言うが…お前はどうなんだよ?』
- 14ページ・15ページ
黄雷『お前が…』
『「盤古」だからだ!』
魏恩『保証人は、儂が引き受けよう』
守芬『私はあなたを助けたい』
東・西『うたお!』
『うたお!』
班『待っているぞ…』
『あの特異な玉が、徳行の彩を放つ日を』
『「盤古」だからだ!』
魏恩『保証人は、儂が引き受けよう』
守芬『私はあなたを助けたい』
東・西『うたお!』
『うたお!』
班『待っているぞ…』
『あの特異な玉が、徳行の彩を放つ日を』
- 16ページ
陸文『「盤古」は…』
『世界を創り給うた神明の名だ』
『これをお前にやろう』
『ひょっとすると…』
『お前は本当に、この世界に明るい未来をもたらすのかもな』
霍安『盤古…キミの力が必要だ』
『ボクと共に、魔都をつくろうぜ!』
盤古(霍安さま…陸文さま…)
(黄雷さん…守芬さん…皆さん……)
薛慶「お」
魯泉『ぼくは…』
『盤古と一緒に戦いたいんだ!』
『世界を創り給うた神明の名だ』
『これをお前にやろう』
『ひょっとすると…』
『お前は本当に、この世界に明るい未来をもたらすのかもな』
霍安『盤古…キミの力が必要だ』
『ボクと共に、魔都をつくろうぜ!』
盤古(霍安さま…陸文さま…)
(黄雷さん…守芬さん…皆さん……)
薛慶「お」
魯泉『ぼくは…』
『盤古と一緒に戦いたいんだ!』
- 17ページ
盤古「魯泉…」
「魯泉…」
薛慶「あきまへん…」
盤古「あ…ああ…」
薛慶「チ…!」
「魯泉…」
薛慶「あきまへん…」
盤古「あ…ああ…」
薛慶「チ…!」
- 18ページ
薛慶「まだ足らへんのか?」
盤古「う……!」
盤古「う……!」
- 19ページ
薛慶「あんはんは…」
「親友が全てやったんか? 親友を悼むだけが……違うやろ」
「まだ…沢山ありますやんか」
「思い上がるんも大概にしなはれ…!」
「あんはんは…」
「今こそ目を背けてきたもんと、向き合うべきや」
「親友が全てやったんか? 親友を悼むだけが……違うやろ」
「まだ…沢山ありますやんか」
「思い上がるんも大概にしなはれ…!」
「あんはんは…」
「今こそ目を背けてきたもんと、向き合うべきや」
- 20ページ
薛慶「したら見えてくる…」
「自分が何者なんか」
「自分が何者なんか」
- 21ページ 台詞なし
- 22ページ
盤古「?!」
「魯泉!? ど…どうして…!」
「え?」
「わ…わ!」
「魯泉!? ど…どうして…!」
「え?」
「わ…わ!」
- 23ページ
魏恩「流字訣!!」
「まともにぶつかるな!!」
「角度を利用し、うまく受け流すのだ」
黄雷「は…」
「はい!」
「まともにぶつかるな!!」
「角度を利用し、うまく受け流すのだ」
黄雷「は…」
「はい!」
- 24ページ
馬賢「小農夫! 下がっとけ!」
「命ってのはポンポン拾えるもんじゃねえんだぞ!」
「命ってのはポンポン拾えるもんじゃねえんだぞ!」
- 25ページ・-26ページ 台詞なし
