機甲盤古日本語翻訳wiki

第百二十一章

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kikoubanko_jp

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<翻訳者コメント>




  • 1ページ
呉鎮「何だって!?」
  「仙試科舉に落ちたら処分される!?」
守芬「ええ、これが最後のチャンスかもしれない」
呉鎮「どうして言わないんだあいつ? あまつさえ、俺と親父に筆まで向けて…!」
守芬「…わからないわ」
  「ただ…」
  「それについては、盤古もひどく堪えてたみたい」
  「だから珠をひとつ渡して、あなたを通過させたのね」
呉鎮「………!」

  • 2ページ
呉鎮(俺が気絶してたのに倉頡迷宮を通過できたのは…)
  (盤古のおかげだったのか…?)
  「だが…どうして霍安を助ける?」
  「それなら尚更、自分の試験に集中すべきじゃ…」
守芬「それが盤古なのよ」
  「試験中でも他人を放っとけない。知ってるでしょ?」
  「霍安に不審を抱くのはわかるわ。けど…」
  「盤古だけは…」
  「信じてほしいの」

  • 3ページ タイトル:月牙泉武舉[二十一]

  • 4ページ
馬賢「くっ…」
羅剛「が…」

  • 5ページ
羅剛「アニキ…」
馬賢「取り乱すな! 立て直せ!」

  • 6ページ
馬賢「ありゃただの借りもんだ! 回避に集中しろ!」
  「効果が切れるまで凌ぎきれ!!」
黄雷「文字幻術…」

  • 7ページ
羅剛「!!」
  「しま…」
  (リングの裏側から…!?)
黄雷「捉えた!」
  「文字幻術・運字訣!!」

  • 8ページ
羅剛「う…!」
馬賢「チッ!」
黄雷「メカ亀、畳み掛けるぞ!」
盤古「…はい!」
馬賢「……!!」

  • 9ページ
羅剛「ダメだ、アニキ!」
  「これじゃあ…避け切るなんて到底無理だ!」
馬賢「…心配すんな」
  「俺には俺の考えがある」
  「お前はお前で、やれることやってりゃいい」

  • 10ページ
馬賢「お前が新入りの牛頭か?」
  「俺は馬賢…何だってこんな所に来た?」
羅剛「あ…う…その…あの…」
  「俺…自分は何の取り柄もなく」
  「馬鹿力ぐらいでして…」
馬賢「力抜けよ。俺もまだ1年目だ」
  「わからねえことはどんどん聞け」

  • 11ページ
羅剛「茹で釜の使い方…」
  「何だっけ…こうだったか?」
鬼「馬鹿が!」
 「どこのどいつだ?」
羅剛「あ…ああ…」
鬼「お前か? 新入り!」
 「死んじめえ! 叩き直してやらあ!」
馬賢「待った」

  • 12ページ
馬賢「俺…俺がやりました」
  「すいません」
羅剛「馬賢のアニキ、俺のせいで…」
馬賢「まあ、気にすんな」
  「俺はお前の先輩なんだ」
  「何かあったら…俺がフォローしてやるからよ」

  • 13ページ
罪人「お助け!」
  「ああぎぃいいいーー」
馬賢「っ…ずっとこんな調子なんで?」
  「地獄じゃ、改心させたり、刑を終わらせたりしないんですか?」
鬼「そういうんは、判官の管轄じゃき」
 「わしらがやるんは「懲罰」のみ」

  • 14ページ
羅剛「あ! とっ…」
鬼「羅剛!はよせい!」
 「このトンマ!」
馬賢「貸せ。俺がやる」
羅剛「あ! アニキ…」
罪人「ゴ…ア…」
  「〜〜〜…」
馬賢「……!」
鬼「終わり終わりっと! 犬っコロ、いっちょ芸頼まあ。面白えやつ!」
裘青「へいへいへい。始めさしていただきやす!」

  • 15ページ
管幽「牛頭馬面の仕事はハードでな」
  「しばらく居てやってくれんか」
羅剛「早くアニキを楽しませろ! お前の仕事だろうが!」
裘青「や…やってますってば〜〜」
馬賢(罰を…罪人に罰を…俺の仕事は…)

  • 16ページ
馬賢「ハッ…」
  「ハッ…」
  「次だ…」
  「次はどいつだ?」
管幽「馬賢、来なさい」
  「新しい仕事だ」

  • 17ページ
管幽「文書力を、羅剛に付けたい」
  「午後はこやつの教育係だ」
馬賢「ちょ、文書? こいつが? 柄じゃないですよ!」
管幽「労働緊縮中でな。役割分担だ」
羅剛「アニキ…」
  「何かあればフォローしてくれるって前に…今、いいッスか?」

  • 18ページ
羅剛「管幽さま。仕事の調整、感謝するッス。これでアニキの気も休まるッス」
管幽「しかしその分、馬賢の仕事はお前が負担せにゃならん。大丈夫か?」
羅剛「ウス」
「頑張るッス」

  • 19ページ
羅剛(俺には、この腕っぷしだけだ)
  (いくら考えたって、脳筋の俺じゃアニキの気持ちは汲み取れねえ…)
  (なら…考えるのは止めだ)
  (罪人共の悲鳴…歪んだ表情(かお)…)
  (それが何だ!)
  (全部耐えてやるさ。アニキのためなら…)
  (それが、今の俺にできること…!)

  • 20ページ・21ページ 台詞なし

  • 22ページ
盤古(全て…命中した!!)
  (これで…羅剛は立ち上がれない!)

  • 23ページ
畢輔「カカカ、ザマァねえな!!」
  「牛頭馬面め。身の程を知れってんだ!」
  「残るは馬面だけだ!」
  「機甲兵! やっちまえ!」
趙牙「機甲兵は強い」
  「なあも心配いらんべ」
簡威「ノンキなもんやな」
畢輔「あん?」
趙牙「何だべそれ?」
簡威「一字籤や。暇やさかい、ちょっと占うてみたんや…」

  • 24ページ
簡威「機甲兵の…」
  「この試験の今後を…」
趙牙「…へ?」
黄雷「チャンスだ!」
  「メカ亀、馬面をリングから叩き出せ!」
盤古「………」

  • 25ページ
盤古「馬賢さん…」
  「羅剛さんをつれて治療に降りてください」
  「これ以上ケガを負いたくなければ…」
  「それが一番でしょう?」
魯泉(盤古がふるえてる…)
  (やっぱり…「攻撃」は嫌なんだ……)

  • 26ページ
盤古「!?」
馬賢「フ…」
  「フフフ…」

  • 27ページ
馬賢「あーあ…」
  「機甲兵…路線変更だ」
  「勝つだけじゃ、足んねえや」
  「ちょっと芽生えちまってヨォ…」
  「「殺意」ってヤツガ……」

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