<翻訳者コメント>
1ページ タイトル:混沌創世[十三]
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魯泉「機甲兵を傷つけずに」
「倒す…?」
守芬「これは、魯泉も知ってる方法よ」
「覚えてない?」
「歙縣同にいた時、盤古に間違った字を書いてしまって…電撃が走ったのを」
魯泉「間違った字?」
盤古「…あ…」
守芬「修理中にね」
「説明書に目を通してたんだけど…」
「倒す…?」
守芬「これは、魯泉も知ってる方法よ」
「覚えてない?」
「歙縣同にいた時、盤古に間違った字を書いてしまって…電撃が走ったのを」
魯泉「間違った字?」
盤古「…あ…」
守芬「修理中にね」
「説明書に目を通してたんだけど…」
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『習字モードでは、現存しない文字を入力すると電流が流れ』
『短時間、安全停止モードへと移行します』
守芬「ということは…」
「背中に誤字を書いてしまえば」
「機甲兵の機能は停止する!」
ヨーゼフ「オオ…!」
盤古「それは…それがしでも思い付かない方法です」
守芬「私は整備士。あなたのお医者さんよ?」
「機体(からだ)のことは、あなた以上によくわかってるわ」
『短時間、安全停止モードへと移行します』
守芬「ということは…」
「背中に誤字を書いてしまえば」
「機甲兵の機能は停止する!」
ヨーゼフ「オオ…!」
盤古「それは…それがしでも思い付かない方法です」
守芬「私は整備士。あなたのお医者さんよ?」
「機体(からだ)のことは、あなた以上によくわかってるわ」
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盤古「…それでいきましょう」
「では…」
「後はそれがしが…」
「……!」
「では…」
「後はそれがしが…」
「……!」
- 5ページ
魯泉「盤古は座っててよ!」
「無理しないで!」
謝亨「そそ、そうです!」
「神官たちに頼めばちゃんとやってくれます!」
盤古「いえ、これはそれがしが…」
「「我」がしなければならぬこと」
「く…」
魯泉「盤古…」
守芬「………」
「無理しないで!」
謝亨「そそ、そうです!」
「神官たちに頼めばちゃんとやってくれます!」
盤古「いえ、これはそれがしが…」
「「我」がしなければならぬこと」
「く…」
魯泉「盤古…」
守芬「………」
- 6ページ
守芬「自分自身でカタをつけたい」
「その気持ちはわかるわ」
「けど、それなら私にも一枚噛ませなさい!」
「遠慮なんていらないから!」
魯泉「そ…それなら…ぼくも手伝う!」
樂石「っっ!」
謝亨「ぼぼ、僕たちもです! 盤兄の力になりますよ!」
盤古「……ありがとう、ございます」
「では急ぎましょう。まずは守芬さん…」
「確認なのですが…」
「その気持ちはわかるわ」
「けど、それなら私にも一枚噛ませなさい!」
「遠慮なんていらないから!」
魯泉「そ…それなら…ぼくも手伝う!」
樂石「っっ!」
謝亨「ぼぼ、僕たちもです! 盤兄の力になりますよ!」
盤古「……ありがとう、ございます」
「では急ぎましょう。まずは守芬さん…」
「確認なのですが…」
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盤古「魏恩さま!」
「それがしに一つ作戦があります!」
魏恩「……作戦?」
「それがしに一つ作戦があります!」
魏恩「……作戦?」
- 8ページ
允玄「文字幻術・率字訣!!」
- 9ページ 台詞なし
- 10ページ 台詞なし
- 11ページ 台詞なし
- 12ページ
允玄「異国の方…必要あらば、そちも手伝うよう」
ヨーゼフ「ミ…「ミー」ガ? Why?」
允玄「朕が知らぬとでも思うたか?」
「機甲兵の修理に際し」
「そちは何か細工をしたであろう?」
ヨーゼフ「!」
「ノー…「ミー」ハ…」
允玄「他言はせぬよ。互いに利は逃したくないからな。今のはほんの問いかけだ」
「機甲兵が壊れれば、我々は大きな損失を被る」
「ここは、共に盤古に協力しようぞ」
ヨーゼフ「ミ…「ミー」ガ? Why?」
允玄「朕が知らぬとでも思うたか?」
「機甲兵の修理に際し」
「そちは何か細工をしたであろう?」
ヨーゼフ「!」
「ノー…「ミー」ハ…」
允玄「他言はせぬよ。互いに利は逃したくないからな。今のはほんの問いかけだ」
「機甲兵が壊れれば、我々は大きな損失を被る」
「ここは、共に盤古に協力しようぞ」
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允玄「神明の勝手な都合に、付き従ってばかりなどいられぬ」
「見せてやろうではないか…」
「人間の輝きというものを」
ヨーゼフ(この国家の発展は…)
(全て神明の恩顧によるものだと)
(そう踏んでいたが。違ったようだ……)
(この君主は)
(神明をも超える知略を持ち合わせている)
「見せてやろうではないか…」
「人間の輝きというものを」
ヨーゼフ(この国家の発展は…)
(全て神明の恩顧によるものだと)
(そう踏んでいたが。違ったようだ……)
(この君主は)
(神明をも超える知略を持ち合わせている)
- 14ページ 台詞なし
- 15ページ 台詞なし
- 16ページ 台詞なし
- 17ページ 台詞なし
- 18ページ・19ページ 台詞なし
- 20ページ・21ページ 台詞なし
- 22ページ
盤古『機甲兵が一度に使用できるのは最大で8文字』
『それがしでは全て防ぎきれません』
『妖怪達はきっと仕掛けてきます。ですから、魏恩さまには神官(みなさん)と潜字訣で地中からそれがし達と同行し』
『援護をお願いしたいのです』
『それがしでは全て防ぎきれません』
『妖怪達はきっと仕掛けてきます。ですから、魏恩さまには神官(みなさん)と潜字訣で地中からそれがし達と同行し』
『援護をお願いしたいのです』
- 23ページ 台詞なし
- 24ページ
ヨーゼフ(端末操作により、物の行動を少しばかり支配する)
(『電子干渉兵器』。我が祖国の技術だ)
(ドイツをナメるなよ!)
(努力を重ねているのは、中国(そちら)だけではない!)
(『電子干渉兵器』。我が祖国の技術だ)
(ドイツをナメるなよ!)
(努力を重ねているのは、中国(そちら)だけではない!)
- 25ページ
守芬「今よ!」
「行って!」
「行って!」
- 26ページ
魯泉「う」
「おおお!」
「おおお!」
- 27ページ 台詞なし
- 28ページ
盤古「魯泉! 早く!」
樂石「っ!」
樂石「っ!」
- 29ページ 台詞なし
- 30ページ・31ページ 台詞なし
- 32ページ 台詞なし
- 33ページ 台詞なし
- 34ページ・35ページ
盤古「我の身体から…」
「離れなさい!」
「離れなさい!」
- 36ページ・37ページ 台詞なし
