<翻訳者コメント>
- 1ページ
盤古「あ……アア……」
「魯泉……」
「たす…」
「ケテ!」
「魯泉……」
「たす…」
「ケテ!」
- 2ページ
盤古「………………」
- 3ページ
艾方「え?」
羅剛「何だ?」
魏恩「試験場で…」
「何が起こっている?」
羅剛「何だ?」
魏恩「試験場で…」
「何が起こっている?」
- 4ページ・5ページ タイトル:混沌創世[三]
- 6ページ
薛慶「文字幻術・恢字訣!!」
黄亙「…ウっ!」
「あなたは…?」
薛慶「薛慶。柳河縣で心輔司やってます」
「…妖怪にやられはったんやな」
黄亙「…ウっ!」
「あなたは…?」
薛慶「薛慶。柳河縣で心輔司やってます」
「…妖怪にやられはったんやな」
- 7ページ
薛慶「助けになりまっせ。対策を練りましょ」
「あんはんらを襲った妖怪。どない能力持ってはりますの?」
黄亙「…能力…」
「わからない…解する間もなく敗れた故…」
薛慶「何でもええどす。気付いたことはありまへんか?」
黄亙「………」
「奴ら…釘字訣で串刺しにするも、易々と抜け出し…」
「防字訣も…奴らの攻撃は、バリアを介さず「内側」へ……」
「そう、まるで…手袋を脱ぐように…あの妖怪どもは…」
「あんはんらを襲った妖怪。どない能力持ってはりますの?」
黄亙「…能力…」
「わからない…解する間もなく敗れた故…」
薛慶「何でもええどす。気付いたことはありまへんか?」
黄亙「………」
「奴ら…釘字訣で串刺しにするも、易々と抜け出し…」
「防字訣も…奴らの攻撃は、バリアを介さず「内側」へ……」
「そう、まるで…手袋を脱ぐように…あの妖怪どもは…」
- 8ページ
黄亙「「内」と「外」とを…」
「いとも容易く裏返す――」
「いとも容易く裏返す――」
- 9ページ
黄雷「あ…」
呉鎮「ば…」
「盤古!?」
公洋善「こ、これって…?」
申屠西「あれが…本来の機甲兵…?」
葛涅「よ…」
「4体……」
??「葛涅さま!」
「いかがします?」
葛涅「ぜ…全員一斉攻撃!」
「妖怪諸とも、機甲兵を粉砕しろ!!」
呉鎮「ば…」
「盤古!?」
公洋善「こ、これって…?」
申屠西「あれが…本来の機甲兵…?」
葛涅「よ…」
「4体……」
??「葛涅さま!」
「いかがします?」
葛涅「ぜ…全員一斉攻撃!」
「妖怪諸とも、機甲兵を粉砕しろ!!」
- 10ページ・11ページ
焦猛「オイ…!」
謝亨「ば…」
「盤兄!」
謝亨「ば…」
「盤兄!」
- 12ページ 台詞なし
- 13ページ
孫諏・刑普「な…」
黄雷(神官の文字幻術が…)
(消えた!?)
禹殊「あの機甲兵…文字幻術を消す能力があんのか?」
華酌「葛涅さま、あれは…!」
葛涅「わからない…」
「公文書にも、そんなことは書かれていなかった!」
黄雷(神官の文字幻術が…)
(消えた!?)
禹殊「あの機甲兵…文字幻術を消す能力があんのか?」
華酌「葛涅さま、あれは…!」
葛涅「わからない…」
「公文書にも、そんなことは書かれていなかった!」
- 14ページ 台詞なし
- 15ページ
華酌「ま…マズイ!!」
柴拓「い…!?」
守芬「盤古!」
黄雷「クッ…」
柴拓「い…!?」
守芬「盤古!」
黄雷「クッ…」
- 16ページ・17ページ
呉鎮「伏せて!!」
焦猛「グッ!」
林棟樑「キャア!」
焦猛「グッ!」
林棟樑「キャア!」
- 18ページ
黄雷「…みんな、無事か?」
趙牙「おっかねえだ……こんなんどうにもならんべ!」
黄雷「「遁」字訣でとっさに地底へ潜って正解だったな……」
葉圖「あなた達、今の内に城外へ逃げるヨ」
趙牙「おっかねえだ……こんなんどうにもならんべ!」
黄雷「「遁」字訣でとっさに地底へ潜って正解だったな……」
葉圖「あなた達、今の内に城外へ逃げるヨ」
- 19ページ
守芬「ダメ!」
「盤古を放って行くなんてできない!」
畢輔「…鐘ちゃんよ」
「ありゃもう盤古じゃねえぜ」
「正真正銘の「機甲兵」だよ」
趙牙「取り戻そうにも」
「あっこにゃ妖怪ん操る機甲兵4体が待ち構えてる」
「オラ達ゃ無力だ…」
「我が身が優先だっぺ!」
守芬「けど…」
「盤古を放って行くなんてできない!」
畢輔「…鐘ちゃんよ」
「ありゃもう盤古じゃねえぜ」
「正真正銘の「機甲兵」だよ」
趙牙「取り戻そうにも」
「あっこにゃ妖怪ん操る機甲兵4体が待ち構えてる」
「オラ達ゃ無力だ…」
「我が身が優先だっぺ!」
守芬「けど…」
- 20ページ
刑普「大字訣…」
伍佰「夸父! 助かりました…」
爺「こ、腰が…! これでは陛下のご迷惑に…!」
允玄「ああまあ…おっと…全然、全く、そんなことはないぞー」
禹殊「掛彩(ケガ)人は二人か」
伍佰「いけません。機甲兵の攻撃を凌ぐなんて、無茶にも程がある……」
華酌「夸父、あなたなら倒せますか?」
夸父「こいつは…」
「1体でも骨が折れる。4体なんて尚更だ……」
伍佰「夸父! 助かりました…」
爺「こ、腰が…! これでは陛下のご迷惑に…!」
允玄「ああまあ…おっと…全然、全く、そんなことはないぞー」
禹殊「掛彩(ケガ)人は二人か」
伍佰「いけません。機甲兵の攻撃を凌ぐなんて、無茶にも程がある……」
華酌「夸父、あなたなら倒せますか?」
夸父「こいつは…」
「1体でも骨が折れる。4体なんて尚更だ……」
- 21ページ
孫諏「天界へ緊急通報を出した」
「援軍が…1時間内には来てくれるはず」
刑普「その間どうします?」
林默娘「時間稼ぎね。妖怪達と戦闘を続けるの」
「このままだと郭煌を壊されちゃう。あるいは、機甲兵の隠匿」
「それは何としても避けなくちゃ……」
刑普「しかし…我々だけでどうしろと?」
「文字幻術が通じないんですよ!?」
「援軍が…1時間内には来てくれるはず」
刑普「その間どうします?」
林默娘「時間稼ぎね。妖怪達と戦闘を続けるの」
「このままだと郭煌を壊されちゃう。あるいは、機甲兵の隠匿」
「それは何としても避けなくちゃ……」
刑普「しかし…我々だけでどうしろと?」
「文字幻術が通じないんですよ!?」
- 22ページ
葛涅「神明の力がダメならば…」
「妖怪の力を使おう」
??「!」
葛涅「神官へと上がるまで、妖怪であった…」
「禹殊、古伏」
「今度は…」
「お前達二人を、対機甲兵用の主力に据える」
「妖怪の力を使おう」
??「!」
葛涅「神官へと上がるまで、妖怪であった…」
「禹殊、古伏」
「今度は…」
「お前達二人を、対機甲兵用の主力に据える」
- 23ページ
古伏「いいのかよ…その主力様は、好き放題暴れちまうぜ?」
禹殊「できれば、ああいうのはもう、まっぴらごめんですがね」
葛涅「天界はお前達妖怪風情を、神官へと召し上げた」
「緊急時に、その力を以て恩に報いるのは当然の流れだと思うが?」
禹殊「…了解」
「上の命令とあらば」
禹殊「できれば、ああいうのはもう、まっぴらごめんですがね」
葛涅「天界はお前達妖怪風情を、神官へと召し上げた」
「緊急時に、その力を以て恩に報いるのは当然の流れだと思うが?」
禹殊「…了解」
「上の命令とあらば」
- 24ページ
林棟樑・岳墉「え? ええ?」
柴拓「あの人たち、何がどうなってるの?」
仇厲「変わるのさ…妖怪に」
柴拓「あの人たち、何がどうなってるの?」
仇厲「変わるのさ…妖怪に」
- 25ページ
仇厲「妖怪神靈は、仙具の一種によって」
「主に「秩序」という封印を施される」
「その仙具を外してしまえば」
「封印は解かれ、秩序無き姿に逆戻りってわけだ」
「主に「秩序」という封印を施される」
「その仙具を外してしまえば」
「封印は解かれ、秩序無き姿に逆戻りってわけだ」
- 26ページ・27ページ
禹殊「イっでェなぁ……」
「クソがぁ…殺ス…殺してヤル!」
古伏「ヒハハ…食いモン食いモン食いモン食いモン」
「喰イ尽クしてヤンぜェ!」
「クソがぁ…殺ス…殺してヤル!」
古伏「ヒハハ…食いモン食いモン食いモン食いモン」
「喰イ尽クしてヤンぜェ!」
