機甲盤古日本語翻訳wiki

第四十四章

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kikoubanko_jp

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だれでも歓迎! 編集
<翻訳者コメント>




  • 1ページ
守芬「お邪魔しました!」
市民「頑張ってね!」
守芬「答えは「笨拙」! 書いて早く!」
黄雷「私が答えたのこれで6問目よ? 誰の試験なんだか…」
黄雷「スマン……」
  「お?」

  • 2ページ
黄雷「ば…盤古がまだ通過してないぞ!?」
守芬「え?」
魏恩「盤古の邪魔をする受験生だと!?」
  「きやつらは今どこに?」
徐梅「西の方に、走っていきました…」

  • 3ページ
魏恩「追うぞ。案内せい!」
ヨーゼフ「ハイ!」
魏恩「霍安! 握り飯いじってないで、さっさと食ってしまわぬか!」
霍安「へーへー」
  (……邪魔?)
アナウンス『通過! 通過! 462人目の受験生が––』

  • 4ページ タイトル:神都字謎[六]

  • 5ページ
裘青「つーかまえた! つかまえた!」
  「馬賢さま、こういう悪い子にはたーんとオシオキしてやりましょうゼェ」
馬賢「お前にもやってやろうか? 毎度毎度口出しがウゼェ」
樂石「っ…っ!」
魯泉「うあ…」

  • 6ページ
魯泉(お題版は簡単には手に入らない…)
  (早く盤古に届けないと!)
馬賢(このガキ…)
  (首を引っ張られても、一向に題版を放しやがらねえ)
魯泉『盤古! お題板はぼくが探してくる! 待ってて!』
馬賢「……」
樂石「っ!」

  • 7ページ
魯泉「樂石!」

  • 8ページ
魯泉「樂石…!」
馬賢「心配はむなしいだけだぞ?」
  「今…1対3だからな」
裘青「あや」
魯泉「……3?」
馬賢「ソイツ…樂石っつったか」
  「起きろ…」
  「樂石!」

  • 9ページ
魯泉「ら…樂石?」

  • 10ページ
馬賢「文字幻術––馴字訣…」
  「ルールじゃ観客を「傷つけるな」とあるが…これなら違反にはならねえ」

  • 11ページ
馬賢「今こいつはただのあやつり人形」
  「もしこいつに手を出しゃ、お前らは即脱落だ」
魯泉「ああ…」
  「樂石! ねえ樂石!」
  「目を覚まして!」
  「ウァッ…」
馬賢「かみつけ」
魯泉「ま…待って…」

  • 12ページ
魯泉「ギ……」
  「アアアア!!」
  「ア、アア…」

  • 13ページ
馬賢「痛えか?」
  「命令すりゃ…」
  「腕の一本くらい、食いちぎらせることだってできるんだぜ?」
魯泉「いやだ…樂石にそんなことさせられない!」
  「樂石! 樂石!」
  「やめてよ樂石!」
  「………!」

  • 14ページ
魯泉「お肉きらいなんじゃなかったの!?」
馬賢「は?」
樂石「………っ?」

  • 15ページ
樂石「っ……っ!」
馬賢「!!」
魯泉「ら…樂石!」
馬賢(馴字訣の効果が弱まっただと?)
  「こ…このガキ…!」

  • 16ページ
盤古「魯泉!!」

  • 17ページ
魯泉「ば…盤古!!」
裘青「機甲兵!?」
  「羅剛は?」
  「足止めしているはずでは?」
馬賢(チッ……)
  (羅剛のヤロウ……)
魯泉(今だ!!)
  (ぼくの力いっぱい…)

  • 18ページ・19ページ
魯泉「っ…だああああ!!」

  • 20ページ
魯泉「盤古!!」

  • 21ページ
盤古「魯泉、ご無事ですか?」
魯泉「うん! 早く答えを…!」
アナウンス「464人目、通過!!」
魯泉「はやく! 時間がない!」
盤古「は…」
  「はい!」
  「な…!」

  • 22ページ
盤古「血でお題が見えなく…これでは答えられません!」 
魯泉「え?」
  (あ…)
  (あの時お題板をはなさなかったから…)
盤古「魯泉! お題を覚えていませんか?」
  「教えてください!」
魯泉「お…お題?」
  (このお題…ぼく、わかる気がする)
  (でも…どうして「こう」なんだ?)
  「…ウ…」

  • 23ページ
魯泉「………答えなら…」
  「お題はおぼえてないけど、答えなら…」
  「たしか…「水」と「水」…それか、「水」と「魚」。この二つ!」
盤古「二つ…? どちらでしょう?」
魯泉「わ…わからない…」
盤古(………)
  (魯泉の話だと…)
  (組み合わせはこう…どちらが正解なのでしょう?)

  • 24ページ
盤古(まさか…このお題は…)
  (しかし…これは魯泉の回答が正しければの話……)
アナウンス「通過! 466人目!」
盤古(これを間違えば…)
  (後の二問を消化する時間は、もう残されていない…)

‐25ページ
魯泉『たしか…「水」と「水」…それか、「水」と「魚」。この二つ……』
盤古「……」
裘青「大丈夫ですか、馬賢さま?」
馬賢「…ああ、ちぃとズキズキするだけだ」
裘青「しばしお休みを!」
  「その間、小生が奴らめに……」

  • 26ページ・27ページ
アナウンス「通過!!」
     「盤古さん、468人目の通過者となりました!!」
裘青「へ?」
  「な…なあ!?」

  • 28ページ
裘青「八ポイント止まりだったのに? 今の一問で通過? 何で? どうして?」
馬賢「…チッ」
魯泉「ば…盤古…」
盤古「魯泉、答えは…」
  「「海洋」と「海鮮」…ですね?」
魯泉「あ…それだ!」
盤古「やはり」
  「あなたはわからないものはわからないと言う」
  「ですが、あなたは答えを二つおっしゃった」
  「それはこのお題が、元々「二つの答え」を用意したものだったからです」
  「一問で二ポイント獲得の可能性…魯泉が気づかせてくれました」
  「そしてそれは正しかった」
  「それがしが通過できたのは魯泉…」
  「あなたのおかげなのです!」

  • 29ページ
魏恩「魯泉! 盤古!」
  「無事か?」
徐梅「通過したの?」
魯泉「うん! ありがとうみんな!」
ヨーゼフ「ヨカッタヨカッタ!」
霍安「……」

  • 30ページ
魯泉「霍安さま、これは?」
霍安「やる。イラネ。」
徐梅「…霍安さま……」
魯泉「?」
魏恩「……」
盤古(魯泉のか弱い身が傷つくのを、それがしは良しとしません)
  (ですがあなたはもう…)
  (それがしの考えるほど、弱くはないのかもしれませんね)

  • 31ページ
裘青「すみません、馬賢さま。奴らを二次試験に進ませちゃいました…」
馬賢「フフフ………」
  「だからどうした? 最終的に機甲兵を落とせりゃ、それでいい」
  「一次だろうと二次だろうと、かまいやしねえ」
裘青「で…」
  「でもぉ…」

  • 32ページ
馬賢「小農夫のヤロウ…」
  「人間のくせに…いい度胸してやがる」
  「見せてみろよ…」
  「その気持ちがいつまでもつか……!」

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