『野球しようぜ!』
コナミデジタルエンタテイメントより発売されている『実況パワフルプロ野球シリーズ』(以下パワプロ)及び、
『パワプロクンポケットシリーズ』(以下パワポケ)のマスコットにしてサクセスモード、及びマイライフモードの主人公。
サクセスモードの彼は様々な立場でその野球人生を生きる熱い男。
どの作品でもキャラ造形は同じで、通称も一貫してパワプロくんだが、パワポケ1と3を除き
全て他人。
またパワプロ5(ある意味パワポケ5も)を除き、通称はあれど特定の名前を持たない。
*1
そのため「3主」「6主」など「(シリーズ番号)+(主)」で呼ばれることが多い。
ちなみに、初めて公式で「パワポケ(ぱわぽけ)」という名前が使われたのはパワポケ4のアルバム。
各キャラごとのアルバムを見る際は主人公の名前が「パワポケ」で固定される。
それまでは『パワプロ』『こなみ』『小波』等と呼ばれていた。
現在パワプロシリーズは2014、パワポケシリーズは14まで発売されており、
以下断り無く出てきた数字はシリーズ番号を表すものとする。
概要 『実況パワフルプロ野球』とは
実在のその年のセパ12チーム+オリジナルの4チーム(後に+2チーム)、その選手を操作し、実況付きの野球ができるゲーム。
初出となるのは1994年にSFCで発売された「実況パワフルプロ野球'94」。
このシリーズが登場した1994年当時、他社の野球ゲームでも実在チームのデータを使用したり、年ごとでの最新データの更新と
いったものは存在していたがこのゲームの場合、「実況」という、テレビ中継を意識した、より「視聴者側に身近なスタイル」
としての野球ゲームを確立し、後に同社スポーツゲームシリーズの大きな特徴となっている。
当時の実況パターンは16Mbit(2MB)の容量しかなかったROMカセットの容量から、あくまで場を盛り上げるキーワードのみを
絞り込んで繋げていくという感じだったが、時代とともに容量も上がっていき、そのパターンは多彩な物になってきている。
システム自体も、他社野球ゲームとは一線を画し、より緻密なバッティングとピッチングが可能となっている。
これはパワプロ発売以前に出していた、MSX2用ソフト「激突!ペナントレース2」やX68000用ソフト「生中継68」のシステムを
ベースとして改良されたものである。
そして、このゲームの選手として動くのが、このデフォルメキャラ「パワプロくん」である。
派生作品にメジャーリーグを題材にした「実況パワフルメジャーリーグ」、下記の「パワプロクンポケット」等も存在する。
3以降、一流のプロ野球選手になることを目標にした育成シミュレーション「サクセスモード」が実装され、
どのチームに入るか最初に決め、そこで相棒キャラの矢部君と会い、選ばなかったチームが対戦相手になる流れとなる。
その主役がパワプロくんで、野球の能力を伸ばしていくことになるが、
学業や家賃等をおろそかにすると野球どころではなくなるため、
現実との折り合いをつけつつ野球に打ち込む必要がある。
フィクションなので女性のプロ野球選手・球児がいたり、個性的な設定や登場人物も存在する。
また彼女を作ることも可能で、作品にもよるが育成に有益なイベントや特定の彼女からしか取れない能力が得られたりする。
さらに作品によっては二股をかけることができ、近作では
六股、シナリオによっては最大十二股も
かけることも可能である。
変わったサクセスでは一回負けると「冥球島」送り等がある。
ここで負けると
選手生命が絶たれるとはいえ、早々作中で人は死なない。
たまに男塾風の大学に入って妨害工作と超スパルタ練習に精を費やしたり、
プロ野球OB選手の最盛期だった頃を模したアンドロイドと野球対決するハメになったり、
相撲部屋風の会社に入社して、留守中に押しかけてきた腹を空かせた社長に飼ってる犬を喰われたり、
ボールに当たった衝撃で戦国時代にタイムスリップして戦国武将らと野球をしたり、
挙句の果てには
洗脳されて怪しげな宗教にはまったりもする
が、
基本的にやる事は野球であり、世界を揺るがす危機が起こるわけでもなく、できる彼女は普通の人間(一人幽霊疑惑のあるキャラもいるが、
告白までいっても彼女にはならずに終わる)である。普通の野球ゲームなので当然と言えば当然だが。
しかし、コナミの野球ゲームは「普通のもの」だけではなかった。
概要 『パワプロクンポケット』とは
パワプロのサクセスモードを独立させたもので、シリーズ第1作はパワプロ5の外伝的内容だった。
(開発当時の仮題は『パワフルプロ野球ポケットサクセス外伝』)
しかし、シリーズを重ねるごとに独自の世界観を築き上げ、現在ではほぼ独立した存在となっている。
シナリオは「パワプロ」を初めとする一般的な野球育成シミュレーションとはかなり毛色が異なり、
野球に拘らず、キャラが織りなすドラマにも重点が置かれている。
特にヒロインとの交流が重視されているため、
「パワポケはギャルゲー」
と揶揄されることも。
*2
なおパワポケの表サクセスは繋がっており、最新作で一旦の完結編となる14時点で1から31年経過しているらしい。
また、
ブラックジョークや性的なものを匂わせるネタ
など
大人向けな表現が多い。
にも関わらず、CEROの判定は全て
A(全年齢)
。
このためよく
「CERO仕事しろ」「全年齢対象(笑)」
などと言われる。
どの作品でも必ず何らかの事件が発生し、それを解決すれば大団円となることが多いが、
解決できなければクリアしても友人、彼女が失踪・
洗脳される・
死亡・植物人間化、
または
とてもここにはかけないことをされるいう振れ幅の大きなシナリオである。
ゲームオーバー時は主人公がそうなるのは言わずもがな。
大半の作品で2本以上のシナリオがある(1は表のみ。9は表1つと裏2つ)。
2本目のシナリオは「裏サクセス」と呼ばれ、(内容こそカッ飛んではいるが)あくまで野球中心の「表サクセス」と異なり、
殆どが野球と関係無い話であるため
「おい、野球しろよ」
とよくツッコまれる。
とはいえ、奴らは野球やってられる状況でもないが。
*3
ナンバリングタイトルの表サクセスは高校野球編>プロ野球編>社会人野球編>高校野球編~の順に出ていた。
が最新作14ではプロ野球編ではなく少年野球編となっている。
初期作品ではハードの制約上、野球は投球と打撃しかできないミニゲーム的なものだったが、
ハードの性能向上に伴い守備が可能になり、さらにウグイス嬢・実況といった音声による演出が導入されるなどの向上が図られている。
現在は投球・打法のモーションが大幅に追加され、全体的な操作感が向上したことでパワプロと大差ないほどにゲーム性も上がっている。
(それでも十字キー操作のため慣れ・不慣れなどはあり、改善のため「ロックオン」という機能が追加された)
また野球下手の人のために「カード野球」や「フルダケ」などが用意された。
作中のBGMについて、パワプロシリーズでは「パワプロ音楽館」というサントラCDが発売されていることもあり、
10の公式HPの質問コーナーでは「パワポケのサントラを出す予定はないのか」との質問が多く寄せられた。
これを受け、2009年に1・2・3と12のBGMが収録された「パワプロクンポケット音楽館」が発売された。
MUGENにおけるパワプロくん
付属テキストによれば、球八高校野球部キャプテンという設定。
「地方大会のエントリー用紙と取り違えてMUGEN大会にエントリーしてしまい、部員に愛想を尽かされ自分を除き野球部員は全員退部。
部員は自分一人だけになったが、それでもプロ野球選手の道を諦めず、プロ野球のスカウトの目に留まるため、
MUGEN大会にて名を上げるために奮闘する」というもの。このくらいなら
パワポケではよくあること
。
実況はパワプロ10からパワポタ4まで担当した河路直樹氏。
ドットの元は9のミニゲーム「夕日に向かってパンチDEポンチ」より。
数々の演出、技、そしてパワプロくんだけに実況が追加され、かなりアレンジされている。
中でも目を引くのがバッティング。
バット自体の攻撃力は大したことはないが、相手の
飛び道具を打つとボールになり
ピッチャー返しをお見舞いできる。
打ち返したボールに相殺効果はないため、多少リスキーだがそのまま飛び道具を使い続ける相手に直撃させられる。
そしてverUP版である
超必殺技のライジング・インパクトは威力、打球のスピードが大幅に増強された他、
発動からスイングするまで時間の流れが遅くなるため、より打ちやすい。
そのため
弾幕キャラに比較的強く、プレイヤー操作が光るキャラになっており、
他にも無敵時間のあるスライディングや、画面貫通攻撃の矢部君系列技など、使いやすい技が揃っている。
また、ダイジョーブ博士の手術などがあり、成功すると攻撃防御upで
ゲージ技使い放題。
失敗すると「攻撃防御downでゲージ0に固定+ダメージ」などまさに
原作再現の天国と地獄である(成功率は33%)。
完成状況は99%で、度々更新されている。
現在ではカラー別に所属高校、性能が変わるようになった。
+
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大会ネタバレ |
ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】では初戦から大活躍。
超必殺の追尾弾を惜しみなく使い相手の攻撃力にも負けずに同点まで追い込む。
そしてピンチに逆転サヨナラホームランを打ち込むという素晴らしいバッティングを見せた。
前大会の盟友「左中間にバラ撒いてやるッ!」
|
エルリク氏のパワプロくんを参考に製作されたパワポケくん。簡易AIが搭載されている。
上記のパワプロくんと見た目は(当然ながら)同じだが、中身はほとんど別物となっている。
こちらの実況はパワポケ10から最終作のパワポケ14まで担当した堀江良信氏。
最新版は1.70で、最新版の使用を推奨している。
『パワポケ14』に登場した「魔球」と「魔打法」がゲージ技として使用可能な他、
最大の特徴は同じくゲージ技の「特殊能力発動」で、これらの技は
現在のゲージ量によって発動する技のLvが変化する。
「特殊能力発動」は1ラウンドにつき一回限定で現在ゲージ量に応じた性能変化を発生させる技で、
「サヨナラ男」や「三振」など有利な変化もあれば不利な変化も起こりうる博打技。
Lv3は「アベレージヒッター」「パワーヒッター」「ジャイロボール」「闘志」「威圧感」といった
原作における高ランクの特殊能力しかなく、マイナス特殊能力が発動しないため、狙うならLv3か。
ver1.50以降は原作の調子補正が追加され、絶不調の時に特殊能力を発動できなくなったが、
絶好調or11P・12Pにかぎりマイナス特殊能力が発動しないように変更された。
バット使用技はパワプロくん同様飛び道具の反射は可能だが、バントと魔打法以外はカーソル位置とタイミングによって
ゴロ・フライ・弾丸ライナーの三種類と変化するので見極めが肝心。
1/27にて大幅な修正・調整が施されたver1.10では、パワポケシリーズの「超特殊能力」が実装された。
超特殊能力は通常の特殊能力よりもかなり強力なもので、
攻撃力倍加の「豪力」・常時ハイパーアーマーの「気迫」・相手のライフ・ゲージを大幅減少の「奪力」・「闘気」など幅が広い。
しかし超特殊能力は3ゲージ技のうえ、ライフが1/4以下でないと発動できないので、披露される機会は少ないだろう。
4/1に公開されたver1.30では簡易AIが実装され、コンボルートなどの大幅な見直しがされている。
8/3に公開されたver1.50では野球要素を排除した裏モードが仮実装された……が、
9/27公開のver1.60で撤廃され、裏モードの技が通常モードに統合された。
ボールの代わりに爆弾を投げ、バットの代わりにハンマーで殴りつけるなど
原作における野球バラエティの要素を盛り込んだ内容となっている。
ver1.70で追加された1ゲージ技はパワポケ7のバッドEDで主人公が変身するオウドとなって乱舞を叩き込むロック技で
2ゲージ技は『パワポケ11』の裏サクセスにおけるハタ人間がストライカーとして大量に押し寄せてくる。
ストライカーには矢部や亀田などのメガネ一族や彼女候補、戸井と猪狩兄弟のパワプロのキャラが登場しており、
中にはパワポケ屈指の色物キャラの鬼鮫コーチやアルベルトの他、
猪狩兄弟の派生キャラであるアフロ猪狩や野球マスクが登場し、
パワポケ史上最悪の正史彼女
こと荒井紀香もガード不能キャラとして参戦している。ふふふ~ん。
3ゲージ技はガンダーロボが出現し、相手を打ち上げるガード不能技となっている。
なお、低確率でガンダーロボではなく
ほるひす
が召喚される。
ほるひすだよ。mugenでもほーむらんをうつけど、ひっともうつよ。
1~6Pはパワポケ、7~12Pはパワプロで登場するチームのユニフォームカラーとなっており、
11Pの私立パワフル学園(パワプロ2013)はキャプテンの戸井鉄男の所有する特殊能力の再現で、
12Pのパワフルナイン(パワプロ2012決定版)では11Pの効果に加え、ライフ・ゲージ常時MAXとなっている。
また、configでは調子設定やジングル・実況・
野次歓声などをON/OFF可能。
この他、魔打法で相手をKOすると
場外ホームランを決める
。決着ラウンドだとサヨナラホームランに。
このときジングルONでホームランで決めると
パワプロシリーズのOPやパワポケシリーズのBGMが流れる。
ヒーロー戦の「ガッツだー!」とか
誰得の「ラブラブビッグバン」とか
弾道が 1上がった
余談だが、弾道がイベントで上がる時は「異性と楽しく過ごした」という内容が多く、
他には朝起きたらなぜか弾道が上がったというイベントも存在する。
そのため「パワプロくんの
シンボルの状態を表しているんじゃないか?」等と言われる事もしばしば。
もちろん弾道自体はシンボルと何の関係もないパラメーターなのだが…このゲームだしなぁ…
このほか、彼方氏により
お覇王の改変としてパワプロに登場する巨大ロボット『Zガンダーゴーレム』が作成されている。
中身は改変元ほぼそのままだが、射出物が前述のバッドEDシーンになっているのが特徴。
出場大会
【パワプロくん】
削除済み
凍結
【パワポケくん】
出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
古くはSFC版3やそれのリメイクの97年&セガサターン版のパワプロで、
主人公と同じポジションの大物後輩として出てくる「
戸井鉄男
」がパワプロ5の主人公と同一人物である。
最初は「戸井が5の主人公と思うと年表が合うので、名前入力で「戸井」と入れると「センス○」がつく」という
裏技的なものだったが、パワプロ5のシナリオと密接に関連するパワプロ98やパワポケ1にもパワフル高校の強敵として登場。
98での甲子園決勝で戦う戸井の選手能力はパワプロ・パワポケの歴代サクセスで
最強のオールA(全能力カンスト)
のうえ、
凶悪な特殊能力持ちの4番バッターのファースト。
また彼以外の選手も化け物揃い。あの矢部君でさえ。
「パワプロ5でパワフル高校ここまで強くならねーよw」と思うこと請け合い。
現在は公式で「パワプロ5の主人公=戸井」と明言された。
だが10超決定版のサクセスオールスターズに契約選手として出る戸井は平凡な能力…なぜだ。猪狩のライバルじゃなかったのか。
その後、長らく登場しなかったが、パワプロ2013の最後のサクセスであるラグナロク分校編の甲子園決勝で戦う私立パワフル学園のキャプテンとして再登場を果たした。
このときの選手構成は、これまでのサクセスで登場する選手達が集結した
サクセスオールスターズ
状態で
矢部君はベンチだけど
猪狩兄弟を始め、別シナリオのライバルである友沢や神童など豪華絢爛で、自分のチームに該当する選手がいた場合の代わりも
強力な固有選手や2011決定版に登場した
戦国編の選手などが控えていたりと、中々の強敵ぞろい。
さらに戸井自身も98の時ほどではないが、かなり高い能力を持つ。
その他、リメイク作「サクセス・レジェンズ」や派生作品の「熱闘!パワフル甲子園」では固有選手として「パワプロ」が登場しており、
パワフル甲子園での選手能力は投手・野手ともにオールA、150キロの直球に三方向の変化球を操る。
さらに他人と入れ替わるところから始まるパワポケ5では、入れ替わる前の本名が「小杉優作」となっている。
+
|
パワポケの先祖? |
「余談ながらパワポケ以前にもコナミは、 相棒の妖精が実は主人公の妄想が 実体を持ったものだったり、
選択肢しだいで、テロに巻き込まれて死ぬヒロインがいたり、変質者に誘拐されて 殺害されるヒロインがいたり、
(主人公と添い遂げずに)「このまま消えるなんてイヤ」と泣き叫びながら消滅するのがグッド(!?)エンドな ヒロインがいたり(救済不可能)、
実は敵のスパイだった ヒロインに勝利した後「自分の始末は自分でつけろ」と言って自決させる事が出来たり、
事故にあった ヒロインを見捨てて(死にかけている ヒロインを目の前に「放って置く」と言う選択肢がある)死なせたり出来るギャルゲー
(ただし舞台は近世で戦争中な欧州の小国で、表向きの目的は聖騎士に叙勲されること。
尤も叙勲されても最後は外国人排斥法成立で 東洋人傭兵の主人公は国外退去させられるのだが(回避不可能)。
一応聖騎士に叙勲されることがグッドエンドの条件になっているキャラもいるため無意味なわけではない。)
『みつめてナイト』を作った前科があったりする。シナリオは レッドカンパニー。
と言うか一般的なギャルゲー的な意味でのまともな(キャッキャウフフな)キャラが少ないゲームで、
前述の「敵のスパイ(それ以上の裏要素有り)」や「妄想が実体化した妖精」、「亡霊(人魚説もあり)」の他にも
「マッドサイエンティスト」、「戦死した上官の妻(未亡人)」等々。
王道属性の「不良から助けた女の子」や「お姫様」ですら抱えてる事情が重いわ、
「お金持ちのお嬢様(実は努力家)」は親が破産するわでヒロインの死亡抜きでも容赦ない。
お姫様お付のメイド(サブキャラだが十分可愛い)も
過去の不正を訴えようとしたら投獄された(ただし投獄されても仕方が無いやり方だった)上で、口封じとばかりに獄中で毒殺される。
更にモブかと思われていた神父やシスターまでまともではないというオチがつく。
(前者は本物を殺害してなりすましたテロ屋、後者は歴としたシスターだが元傭兵で教会に現役時代に使ってた銃を隠し持ってる)
更に通常デートにも相手に喧嘩売ってる選択肢がある(牧場での乳搾りで「お前のを搾らせろ」とか)。
ラスト出国前にわざわざ手紙で呼び出しておいて、見送りに来た女の子からの告白を蹴る事もできる。まさに外道。
確実にパワポケスタッフにみつめてナイトの関係者が混じっているらしく、いろいろな試みをされている。
「ハンガリアの狼」(上記戦死した上官の通り名)にありえないデマがついた「7」、「最高の聖騎士」の意味と正体がおぼろげだが理解できたる「12」
等スル―されても仕方ないことにみつめてナイトネタが使用されている。
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+
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歴代主人公の簡易まとめ 嘘みたいだろ?野球ゲームなんだぜ、これ… |
初代:プロ入りを目指す野球部員。
パワプロ5本編とも繋がっている、一見普通の野球の話である。
が、野球とあまり関係ないミニゲームとか秘密組織の暗躍とか人体改造とか死亡者の発生とか、後の作品における
暴走の片鱗は既に存在する
。
2:弱小球団「ドリルモグラーズ」の大卒の新人選手。解散寸前の球団再建に挑む。
パワプロとパワポケで複数の彼女を持つ事が可能な数少ない主人公のうち一人。 5股を掛けた
ハーレムエンド
もある。
ここから
急激にオタクネタが増える
。
2(裏):戦時中の日本に タイムスリップしたプロ野球選手。
旧日本軍に対するブラックジョークが多数含まれ、
かなり黒い
。
おまけに題材が「戦争」のせいかパワポケ全サクセスで
最凶クラスの難易度
を誇り、エンディングによってはクリア率が1%を切るレベル。
3:初代主人公と同一人物だが、つまらないことで死んでしまい、 サイボーグとして復活させられた。
ここからプロペラ団とその関係者達による長い戦いが続くことになる。
練習は必要なく、能力を得るパーツを集めることで能力を上げるという育成方法が導入され、以降裏サクセスの野球人形がそれとなっている。
オカルトやSFが当然のように語られ、選手や彼女候補にまともじゃない人間や人外が混じり始めたのもここから。
4:島の慰霊碑を倒して呪われてしまった野球部員。
呪いにより野球部員たちが次々と「 いなかったこと」になると言うホラー物。
4(裏):過去に幾度となくキングダム王国を救った勇者で、野球人形を動かす珠を集める旅に出る。
一見王道だが貧困層の描写や魔王の立ち居地など、やはり通常の和製RPGとは何処かずれている。
5:万年2軍のお荷物選手とぶつかって、 体が入れ替わってしまったプロ野球のスター選手。
自分の体を取り戻すため、相手が元に戻りたくなるようにその体を鍛える。
5(裏)日本の 戦国時代の忍者の一人。内容的には 三国志も加味されている。
「風賀の国」の野球人形を探す依頼がきっかけとなり、自分達の里の威信をかけて戦争をすることに。
ここからユニフォーム以外の服を着るようになった。
6(表・裏):未来で新しいバッテリーを開発することになる工場を潰そうとする 時空犯罪者を捕まえるため、 未来からやってきたタイムパトロールの隊員。
表では倒産の危機を救うために和桐製作所へ入社、野球部に入る事になる。
裏は表でバッドエンドを迎え、会社の借金の肩代わりをして「しあわせ島」に送られた後の話。
後のシリーズにおいて、本来はバッテリーは発明されず、実は彼のいた未来こそが「改変された歴史」であることが明かされる。
そしてこのバッテリー、及びしあわせ島で作られる「しあわせ草」が深く関わってくることになる。
7:突然現れて野球部に参加するヒーローに翻弄される、花丸高校野球部員。
終盤のヒーローとの試合に負けた時のバッドエンドのアルバムは、多くの人のトラウマになった。
現在、本作以降の正史は公式には語られていない。
7(裏):大正時代がモデルの世界を又にかける、有名な
冒険探偵
。
借金返済のために野球人形コンテストの出場を決意する。
8:サイボーグ対策室(通称CCR)に勤務しているエージェント。
任務中に手に入れた情報によりサイボーグがプロ野球チーム「大神ホッパーズ」に潜入している事を知り、サイボーグ達を阻止するためにホッパーズへ 潜入することに。
11の質問コーナーにおいて、8主がCCRの真実を突き止め崩壊させた事が正史であることが判明した。
8(裏):7裏の主人公と同一人物で、今作では 冒険家。
依頼により黄金像を探しに秘境へと訪れる。
プラットフォームが初のDSという事も有ったのか、開発期間が短かったのか、前作よりかなりシンプルな内容になっている。
…のだが、 やたらメタ発言が多く、元々カオスな裏サクセスでも別の意味でカオス。
9: 各地を旅し、 放浪していたさすらい人。
偶然立ち寄った遠前町にてブギウギ商店街の危機を知り、その復興のために奮闘する。
どう見ても ホームレスだが歴代の中でもかなり イケメンらしく、「 ハンサム」という独特のパラメータもある。
なお、7表のヒーローの1人「レッド」に関係がありそうな伏線が漂っているものの、真相は不明。
9(裏1):父の仇を討つため、自ら設計した宇宙船で連邦に立ち向かう男。通称「スペースキャプテン」。
そんな経歴と「巨大な爆弾を宇宙野球ロボットが打ち返す」シーンがあるにもかかわらず、
やけに熱血していて
ある意味一番野球している裏サクセス
と言われる。
9(裏2):小森寺と間違え少森寺に来て入門、修行する羽目になった野球少年。
初めは何度も少森寺からの脱出を試みるも全て失敗。
結局40日間誰も迎えに来ないが、その理由が「おもしろそうだから」というので尚更不憫。
10:親切高校野球部員。
公式で認めるアホだが、久しぶりに ただの人間。
甲子園を目指す王道の話だが一部彼女候補が問題で、超人と女子高生同士で戦ったり、まるっきり 某エロゲだったりする。
二股をかけられる主人公の一人(成功するとフルボッコにされるが)。
7以降では数少ない正史がほぼ明るみになっている主人公なのだが、妻子持ちなのに別の彼女候補が彼氏とヨリを戻した発言があるせいで不倫疑惑が立っているという…
10(裏):遺跡探検を生業とし、自前の「バトルディッガー」と呼ばれる 戦車のような乗り物で怪物やライバルと戦う「モグラ乗り」。
キングダム王国の勇者(4裏)の話を聞いて育ったらしい。
どことなく 某RPGに似た世界観。
今までの裏サクセスはなんだかんだで野球人形が物話に絡んでいたが、10裏と12裏では
野球は完全に浮いた存在
である。
11:「ジャジメントナマーズ」に入団した高卒の無名選手。
魔人に騙され、自力で 3つの願いごと(『今年中に1軍になる』『1年後に年俸5000万円選手になる』『2年後にナマーズを優勝する』)を実現しないと
死んでしまう
魔法をかけられる。
本作は10の親切高校が夏の甲子園に優勝した約5ヵ月後であり、一部キャラは10から続投している。
そのため、10の時点で野球どころじゃなかったキャラは11でもやっぱりそんなストーリーになる。
11(裏):パライソタウンのマンションに両親と3人で住む中学2年生。
一学期の終業式の日、 宇宙人の仕業で両親をハタ人間にされた主人公が、
友人と一緒に行方不明になったクラスメイトを救出するため、宇宙人を倒すために戦う。
ハタは立てないけどフラグは立てるよ!
12:内定取り消しを喰らった フリーター。
先輩と友人(眼鏡)が 呪いのネトゲで消えてしまい、事件の解決を目指す事に。
しかしネトゲなので鍛えるよりも課金した方が強い。
野球?そんな暇はねえ!!
12(裏): 魔物ハンターの 秘密結社の一つ「銀の盾」に所属する 錬金術師。突如現れた空飛ぶ城の調査に赴く。
二人の女性キャラを孕ませたって「CERO A」です。
13:13の高校が合併して出来たエリート校の混黒高校の生徒。
しかし入学して約2ヶ月後に大怪我をしてド田舎の開拓分校に転校させられてしまい、本校に逆襲する為甲子園を目指す。
本筋のストーリーは正統派だが、一部の彼女関連のほうは相変わらずである。ちなみに彼女候補7人中6人と弾道が上がるイベントがある。
そして最後の1人も全年齢とは思えない結末が待っている。本当に
CERO仕事しろ
。
13(裏):世界一周を果たした伝説の 船乗り。自分の一族が彼の人生を滅茶苦茶にしたことを知り、父の遺志を継いで海洋冒険の旅に出る。
相変わらず世知辛く考証された世界を回り、3つの玉を集めて野球人形を作り、いつも通りカメダを倒すのだ!
まさかのクエスト配信だが野球バラエティだから 大丈夫だ、問題ない。
しかも「 獄炎島」なんてクエストがあるが気にしない。
ダッシュ:小学生向けに作られた外伝的作品で、主人公は小学四年生の野球少年。
野球観戦中に父親が ホームランボールに直撃して死んでしまうが、
野球仙人が魂をボールに封じ「小学生の全国大会で優勝したら生き返らせてやる」と言われ、奮闘する。
だが、実の所小学生向けなのは、
野球部分が単純で、難しい漢字が出てこない所くらい
。
一部仲間や彼女の展開が
明らかに小学生向けの範囲を逸脱
しまくっている。
しかも本作の彼女たちは
ハッピーエンドがある方が少ない
という始末。
+
|
多くのプレイヤーにトラウマを植えつけた縦読みの手紙(ネタバレ注意) |
「パワポケ、げんきでいますか?
母のお仕事を手つだったりしていると、
やけに時間がたつのが早く思えます。
くるしいこともあるけど、
たいせつな思い出をかてに、なんとか
すごしています。
ケガや病気に気をつけて、野球せんしゅ
になれるよう、がんばってください。
きっと、いつの日か、またあなたと
であえる日をしんじて。」
一応、このキャラはハッピーエンド持ちではある(そして、本編シリーズにてハッピーエンドを迎えたのが正史である事が示唆されている)のが救いか。
|
+
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そして最新作では… |
14:メガネ一族の3人に育てられた小学6年生。
魔球を駆使して魔球や魔打法を操る世界各地のライバルと戦いながら世界大会を目指す。
1作目から続く表サクセスの完結編だけあって過去作品のキャラ達も大量に登場し、シナリオに絡んでいく。
その為、例えシナリオ中に
人工衛星からのビーム攻撃
なんてことが起きたとしても一切問題はない。
このゲームは野球バラエティです。
|
ちなみに表サクセスの主人公の強さランクは
8(CCRエージェント)>9(風来人、元ヒーロー?)>6(タイムパトロール隊員)>11(魔人憑き)≧3(サイボーグ)>残り(一般人)
らしい。
そもそも野球ゲームに強さランクとかある時点でおかしいが。
|
野球ゲーム?いいえ、
野球バラエティです。
(ジャンル表記がパワポケ7まではスポーツだったのだが、8から野球バラエティに変更された)
そもそも1からミニゲームで
空手やらサッカーやら手品やらやっているので、今さらどうこう言う問題ではないが…
挙句の果てには
RPG
や
シューティングゲーム、
フットサル
を始める始末。
もはや野球バラエティかどうかさえ疑わしい。
まあこの辺は「
野球バラエティだからしょうがない」というより
「パワポケにはよくあること」なのでしょうがない。
挙句、パワプロくんが
「奇跡は起きないから奇跡ね。いるな、そんなことを言う奴」
と言い出すなど、ライターの趣味全開。
しかもこの台詞が出るシナリオも
とある事情で疎遠になってしまった姉妹が仲直りし、そして奇跡で蘇るというもの。
それなんて原作再現?さすが「
ときメモ」のコナミといったところか。
実際、元々パワプロのサクセスは「野球版ときメモ」を目指していたとの事で、
(その名残か5のサクセスではときメモに登場するきらめき高校が対戦相手として登場した事も。
かなり弱いけど)
パワプロでそれが果たせなかった分パワポケがこうなったのかも…。
パワポケはヒロインの扱いとか見ると「野球版ときメモ」というより「野球版みつめてナイト」な気もするが。
パワプロもパワプロで矢部君が「リアル」とか言ったりあおいちゃんがファンに「俺の嫁」とか言われたりと微妙にカオスだけどな!!
ちなみに本家パワプロ8~11のOPアニメを製作したのは、
涼宮ハルヒの憂鬱等でおなじみの京都アニメーション。
そんな繋がりから製作されたMAD
さらに全くの余談だがパワプロのTAS動画では…
深くは語らないが、まさに「野球しようよ(泣)」である。