ソロモンの詩篇

旧約聖書偽典中唯一の詩篇。18編より成る。表現、文体からみて正典の『詩篇』を参考にしたのは明らか。前70~40年頃、パリサイ派のユダヤ人によって書かれた。18の詩の内容は賛歌、感謝の詩、哀歌、教訓詩に分かれ、『詩篇』と相似している。特に17:21-32はメシアがダビデの子孫であることを明言する箇所としてよく知られる。
新約聖書外典であるソロモンの頌歌は『詩篇』だけでなく『ソロモンの詩篇』も参考にしている。


最終更新:2018年01月20日 09:44