神のいつくしみへの祈りの花束

神のいつくしみへの祈りの花束(かみのいつくしみへのいのりのはなたば)は、聖ファウスティナ・コヴァルスカによって始められたカトリック教会の祈り。神のいつくしみのチャプレット、慈しみのチャプレットとも呼ばれる。「神のいつくしみへの礼拝」と云われる信心に属する。
ロザリオを用いて祈るのが特徴。

祈り方

聖母マリアへのロザリオの祈りと形式は似ているが、祈祷文が異なる。

十字架から環の始まりまで

  • 初めに主の祈り、アヴェ・マリアの祈り、信仰宣言を1回ずつ唱える。
  • 環の始まりのところにくる

環の始まりから終わりまで

  • 主の祈りの珠で次の言葉を1回唱える
永遠の父よ、私たちと全世界のすべての罪のあがないのために、あなたの最愛の子、私たちの主イエス・キリストのおん体とおん血、ご霊魂と神性をみ前に捧げます。
  • アヴェ・マリアの祈りの珠で次の言葉を10回唱える
イエスの痛ましいご受難によって、私たちと全世界にいつくしみを注いで下さい。
  • これで一連が終わる。
  • 同様にして第2玄義の瞑想から2連目を行う。
  • 同様にして5連目まで行う
  • 最後に次の言葉を3回唱える
聖なる神、聖なる全能の神、聖なる永遠の神よ、私たちと全世界を憐れんで下さい。
最終更新:2017年07月08日 07:39