ポケモン博士

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ポケモン博士 - (2021/05/09 (日) 21:45:13) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/09/26(日) 14:05:57
更新日:2023/10/27 Fri 22:28:45
所要時間:約 8 分で読めます




ゲームやアニメで展開される『ポケットモンスター』シリーズに登場する、ポケモンを研究する博士達。


共通の特徴としては、ニューゲーム時に一番最初に現われ、プレイヤーにポケモン世界の簡単な世界観を説明し(ウツギ博士のみ解説しない)、
そして旅に向かう主人公に最初のポケモンポケモン図鑑を授ける。

大体初めの町で研究所を開いているが、なぜか何も施設がない辺鄙な場所にあるのはツッコんではいけない。



【博士一覧】

CV:石塚運昇→堀内賢雄/戸田恵子(幼少期)

だいたい50~60歳くらい。
本名は「オーキド・ユキナリ」で、ポケモン世界では珍しくフルネームが明かされている人物の1人。

第一世代の博士で、アニメ版でも準レギュラーということもあり、作中か現実か問わず殆どの人がポケモン博士といえばオーキド博士を思い浮かべるのでは。
「ときわたり」して映画のゲストキャラになったことも。

中の人はナレーションの他、よく他のキャラも演じている。

ポケモン研究の権威であり、主人公と自分の孫であるライバルに図鑑とポケモンだけ渡して世界中のポケモンを集めてこいとドラクエの王様並の無茶ブリをする。
独自設定だが、ゲーム版以外ではマサラにあえて研究所を建てた理由が明かされている。

ナナミという孫娘もおり(ライバルの姉)、彼女はタウンマップくれるわ、ポケモンマッサージしてくれるわでマジ天使。

アニメのミニコーナーでは毎回ポケモンに攻撃されながらも怪我一つせずに余裕で川柳を詠む。
ヒカリからは川柳の人だと思われている。

第6世代以前では唯一名前の由来が英語な博士である。
まあ日本語でも「大木戸」として通用しそうなので違和感は薄いけど。
後にプラターヌ博士、ククイ博士と登場したことで唯一ではなくなった。

そんな著名な凄い博士だがゲーム冒頭で孫の名前をうっかり忘れてたり、
アニメ初代EDの中で“それは え~と わすれた”等歌っており爺さん若干ボケてうわちょ何をすry

何気に「ポケモンは151匹いる」という学説を唱えたら、どんどんあとから新種が発見されているなどからネタにもされることが多いが、オーキド博士自身が本編で151匹を直接明言したことは一度もない。
初代アニポケのED『ひゃくごじゅういち』の影響ではないだろうか。



眼鏡をかけた優しそうな顔立ちの野菜のヘタみたいな髪型をしたおじ…お兄さん。
年齢は不明だが三十路っぽい感じで、HGSSでは無精髭が生えている。

「ピカチュウは既に進化したポケモンである」とする論文を発表したことで学会に旋風を巻き起こした新鋭の若手研究者、と作中で言及されており、そのことからピチューを初めて発見、もしくはその存在を予言した人と思われる。
最近ではポケモンの連れ歩きに関する研究をしている。
研究所を赤毛のDQNに襲われポケモンを奪われるなどちょっと頼りない面も。おい他の研究員達どうした。

他博士と比べるとキャラが薄く、プラチナでは公式で影が薄いとネタにされた。
まあ、冒頭の挨拶役や殿堂入りお祝い役をオーキド博士に奪われたからしょうがない…。

金銀はあくまでも初代の続編と言う位置付けであり、初代との繋がりを意識した作品だったため、
新博士が案内役を務めるというパターンが確立されていなかった。
お陰でゲーム内にオーキドの立ち絵はあってもウツギの立ち絵はありません。哀れ。
おまけにHGSSだとメイン研究が変わったためより存在意義がうすれて…泣くな。

金銀とHGSSではポケモンのタマゴに対する態度が違いすぎる。

金銀「ポケモンがタマゴを持っていたって!?これは貴重な発見だ!!

HGSS「ポケモンじいさんが新発見だってうるさいけど、どうせポケモンのタマゴとかだから代わりに行ってきて」

時の流れだろうか…ポケモンじいさん涙目。

実は既婚者で息子がいて、自宅はワカバタウンの研究所の南にある。
HGSSではその位置にコトネ/ヒビキの家が立ったため、研究所の上に自宅が増築されている。



研究所にこもるよりフィールドワークに重きを置いた行動派の博士。年齢は35歳。
見た目も顎髭とガッシリした体格なのであまり博士ぽくない*1
主人公の父親であるセンリとは親友同士である。

男主人公ならハルカの、女主人公ならユウキの父親。
最初の草むらでポチエナ(ジグザグマ)に襲われていたところを、主人公に救出される。

その特異な立場から、どちらかというと博士というよりライバルの父親、という感じに受け取る人も多い。
ORASでは主人公とライバルの関係を双方の両親が公認している。

アニメAG編ではジョーイさんから「ポケモン好きの変な人かと思った」等と言われていた。
オダマキマダオ、じゃないよ!

中の人はマチスも演じている。

XY編ではショータの回想で約10年ぶりに登場した。セリフはないが以前と比べると痩せている。

映画の冒頭に度々登場するユウキの父親かは不明。

ポケットモンスターSPECIAL』では女主人公がモデルのサファイアの父親で、野性的な彼女によく研究を手伝ってもらっている。


CV:家弓家正

白い口髭を生やした、顔が怖くて厳しそうな人。御年60歳。
甘い物が好きというカワイイ一面も。
最初の町に住んでいない珍しい博士その1。

ポケモンの進化を研究していて、ポケモンの70%が進化するという持論を持つ。
オーキド博士とは大学時代の先輩後輩の間柄で、シンオウリーグチャンピオンシロナと、後述のプラターヌ博士はナナカマド博士の弟子に当たる。




CV:進藤尚美

ゲーム本編では初の女性博士。
相方はチラーミィ。BW2では進化してチラチーノになっている。
登場時点ではポケモン博士の中では最年少のようだが年齢は多分みそjうわなにをするやm

ポケモンの始祖を研究しており、父親もポケモンを研究している*2
アニメBW編のパパラギ(CV:堀内賢雄)はキャラが濃い。

やたらと「ハーイ!」と挨拶する。
アニメでは名前と掛けてか「あらら」と返事をしていた。

なぜか旅をする主人公の前にもたびたび現れ、時折アイテムをくれる。
髪型がウ○コとかウクライナの前首相に似ている等と言ってはいけない。

昔は父親と一緒にバックパッカーをしていたらしい。
実はさりげなくBWの主人公、チェレンベルとは歳の離れた幼馴染。

『ポケスペ』では割と悪い方に(作風上仕方ないのだが)改変されてたりするなど不遇。


CV:川村万梨阿

ゲームシンクを開発した夢見る乙女。アララギ博士とは大学時代からの親友。PDWで解説をしてくれる。
開発スタッフによると「見た目よりも年齢は上」らしいので、アララギ博士と同い年のバb(ry
中の人はアニメにおいてカンナモミも演じている。


CV:土田大

カロス地方でメガシンカを研究している博士。
以前はナナカマド博士に師事していたという。
歴代博士随一のイケメンで、とあるモブにも色男と言われている。年齢は恐らく30代。専用BGMもオシャレでカッコいい。
最初の町に住んでいない珍しい博士その2。
何気に研究所はシリーズ一の規模と作りになっている。というか田舎ではなくカロス地方一の都会にある。
また、アニメXY編ではソフィーとコゼットという女性の助手が2人いる。


CV:中川慶一

アローラ地方でポケモンの技を研究している博士。
年齢は恐らく30代。研究のために自らも技を受けることがあるという。
さすがポケモン世界の人間、体がやたら強い。あと性格も熱い。しかも素肌に白衣。
技を研究している都合上彼自身も当然トレーナーであり、パートナーはイワンコ。
更に旅の途中ではロイヤルマスクという名前で凄腕のトレーナーとしても活躍していることも明らかになる(本人は否定している)。

研究所はビーチにあり、相変わらず辺鄙な場所だが、建物自体は地上1階+ロフトと地下1階とそこそこに良い造り。
個人宅の割にはけっこう大きく、ポケモンが暴れやすそうな広さがある。

シリーズ恒例の案内役だが、サン・ムーンで御三家をくれるのは別の人。
ウルトラサン・ウルトラムーンでは無事に御三家を渡す役目になれました。
島巡りを通して主人公が成長することを望んでいるが、一方でスカル団ボスのグズマには「キャプテンになれなかった者同士」と因縁をつけられている。

既婚者で、奥さんは『ポケモンARサーチャー』に登場したバーネット博士。

+ 以下、ネタバレ
実は彼こそが『サン・ムーン』初回におけるチャンピオンポジション。
とは言ってもアローラリーグは設立したてのため、いわゆる「暫定チャンピオン」とも言うべき存在である。
サン・ムーン初回は「チャンピオン決定戦」にて四天王候補の四人と、最後に彼に勝ち、その後カプ・コケコに勝つことが殿堂入り条件。

その後も初代チャンピオンとなった主人公に挑む挑戦者として時に勝負することになる。

アローラリーグ制度を創設するための立役者でもあり、グズマとは違う意味での改革者と言える。


ガラル地方のポケモン博士で、ダイマックス現象に関する研究の第一人者。
女性の博士で年齢はおおよそ70代くらい。正確な年齢は不明だが、恐らくこれまで最高齢だったナナカマド博士より年長かもしれない。
高齢ゆえ足腰が弱いらしく、いつも杖をついており、あまり外に出ることもない。
研究所は2番目の町であるブラッシータウンの駅の近くにあり、田舎の割には良い立地条件だが、自宅は徒歩圏ながらもけっこう離れた場所にある。
最初の町に住んでいない珍しい人その3。
ゲーム開始直後の案内役はローズが務めており、ポケモン図鑑を託すことや図鑑の評価が役目である。
と言っても実際に図鑑を託したのは孫娘のソニアで、その他のフィールドワークも殆ど彼女が代理を務める。
なお、図鑑評価は辛口気味で、完成するまで賞賛の言葉がなく、「もっと集めましょう」とか「次はどういう場所を探しましょう」と言われる。
『ポケスペ』では、高齢でありながら大型トレーラーハウス*3を乗り回し峠を攻めるのを好むという、ゲームとは全く異なるアクティブな姿を見せている。



マグノリア博士の孫娘で、ダンデの幼なじみ。
女子力が高く社交的でノリがいいお姉さん。年齢は20代前半~中盤くらいだろうか。もしかしたら歴代最年少の博士かもしれない。
元々はトレーナーでダンデと共にジムチャレンジにも参加していた。
マグノリア博士の代理として各地に赴きガラル地方の伝説に関する研究活動を行い、やがてはマグノリア博士のお墨付きを得て正式に博士の称号を得る*4
また、他の博士の専攻が「進化」や「わざ」等のポケモンの生態に関する研究をする、所謂生物学、生命科学であるのに対し、
彼女の専攻はガラル地方の伝説に関する研究をする歴史学、考古学に向いている点で特異的である。

パートナーのワンパチに対する愛が溢れており、自宅の部屋にはワンパチを模したものが多い。
更に殿堂入り後は研究所にもワンパチマグカップを幾つか置いている。




【その他】

CV:潘恵子

オレンジ諸島のポケモンを研究しているスーパーエロい博士。ボイン。
アニメでは登場しょっぱなに水着+白衣という大胆な姿で登場した。また、食い意地がすごい。タケシは彼女のもとで助手を務めるためレギュラーを一時外れていたが、その後フラれてしまったので復帰した。失恋の痛手が尾を引いていたのか、タケシは金銀編の初期ではそのことについて触れられる度「聞かないでくれ……」と落ち込みまくるのがお約束だった。

映画2作目にも登場。


CV:永井一郎

アニメの渦巻き列島編で登場。
幹部級の所謂マッドサイエンティストで、ポケモンの生体実験にも関わっていたと思われる。
ルギアを手に入れる為に渦巻き列島にきたが、結局はなんやかんやでサトシとヒロシに倒されてしまった。
その後もサイドストーリーやAG編、DP編でちょくちょく登場している。

ズンバ・キンバ・バンバ等サトシ達はもちろん、部下であるヤマトとコサブロウにも正しい名前で呼ばれない。
「ナンバである!」

因みに、ナンバ博士を励ます会が行われる等、部下からの人望はあるようだ。


CV:中村秀利

特別編『ライコウ雷の伝説』やアニメ金銀編で登場。
幹部級の科学者で、ライコウや「いかりのみずうみ」のポケモン達を狙った。
映画9作目の冒頭にも団員のバショウとブソンの2人と共に登場し、レックウザの実験をしていた。


  • カラシナ博士(シンオウ地方)
CV:さとうあい

アニメにおけるシロナの祖母。
歴史研究家であり、カンナギタウンの歴史研究所の所長を務めている。
シンオウ時空伝説の調査もしており、正体を隠しているアカギとも顔見知りの関係。
DP編では主にギンガ団関係のエピソードで登場する。


  • ゼーゲル博士(ロケット団)
CV:小室正幸

アニメBW編で登場した幹部級の科学者で、イッシュ地方においてムサシコジロウニャースのサポートを担当した。
メテオナイトの分析や「オペレーション・テンペスト」に携わるなど優秀ではあるが、いずれの作戦もサトシ達により阻止されている。
その後サカキらと共にカントー地方に帰還している。



アニメには上記以外のゲームのサブキャラクターも登場している。

フジ博士(CV:秋元羊介)は劇場版1作目やドラマCD『ミュウツーの誕生』に登場。
ソライシ博士(CV:西村朋紘)はマグマ団・アクア団関係でAG編54話に登場。



本編ゲームと連動する外伝作品にも博士が登場しており、

ポケモンXD』のクレイン所長とカミンコ博士
ポケモンレンジャー』シリーズのシンバラ教授(アニメ番外編のCV:中田譲治)
『ポケモンARサーチャー』のバーネット博士
Pokémon GO』のウィロー博士

などがそれに該当する。

また、『ポケモンカードGB』には博士ポジションでDr.オーヤマが、『New ポケモンスナップ』にはカガミ博士が登場している。

コミュニケーションがテーマの施設『ポケモンEXPOジム』にはDr.さくらが登場。
ポケモンの言葉が分かる「ポケペラ」(ポケモンペラペラ翻訳機)の開発者で、ポケモンと喋るという子供の頃からの夢を叶えた。
分野は異なるがオーキド博士も彼女の研究に注目している。





オーキドのことば…
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