最強装備/最強武器

登録日:2011/08/29B Mon 15:26:54
更新日:2024/04/14 Sun 21:56:43
所要時間:約 8 分で読めます




「ようやく手に入った……これで最強だぜ」
「俺TU……むしろ敵YOEEEEEEEE」
最強装備を手に入れた時、往々にして敵は自動的に弱くなっている。


最強装備とは、ゲーム内において手に入りうる装飾品の中において最高の性能を誇るものを組み合わせ、
これ以上能力の上がる組み合わせはない、という状態。


●定義

上述のように、大幅な能力アップの伴う装備品の寄せ集めが一般。
FPSやTPSなどの場合は単純な威力のみならず様々な要因があるため、
個人の癖や好みが入り込みやすく、一概になにが最強かとは言い難い。
単純な威力で考えれば恐らくロケットランチャーやグレネードランチャーが最強となるだろうが、現実的とは言えない。

能力上昇のみが反映されるコマンド式RPGの場合はおおよその統一が図られている。
しかしそれでも「最強武器に属性ついてるorz」「便利な追加効果が付いている方が良い」
といった理由で二番目やそれ以下の武器が総合的に見て一番いい、なんてこともある。
当然ながら、いくら最強といっても呪われていると(呪いを無効化出来なければ)使いにくい。

オンラインゲームやソーシャルゲームでは最強装備が更新され続ける(いわゆるインフレ)ことが殆どで、
「永遠に最強」な装備は更新停止が宣告されない限り存在しない。

●入手方法

一番の問題点。最強装備がそんな簡単に手に入るとバランスがブレイクしてしまうので、
大体は最後の最後、さらに複雑な条件の元、なんてことがある。

・パターン

1.ストーリー上

近頃は中々見られない。というのもこういうのは「上から二番目か三番目くらいの強さの装備だが、ストーリー上は問題ない性能」に収まることが増えてきたため。
「『伝説の武器』という設定なので、最強装備じゃないと格好がつかない」などの場合は「別に存在する最強装備と相互互換」という性能に落ち着くことも多い。

2.隠されている

最もポピュラーなケース。普通は行くことのないところになぜか安置されている。
もちろん終盤で、世界中にいけるようになって初めていけるところや、
ラスダンの変なところ、隠しダンジョンの変なところ、あるいは敵キャラからの盗みや低確率のドロップ枠など様々。
これらはどちらかというと武器よりも「防具」に多い。

3.隠しボスが所持

割と多い。強いやつが強い装備を守る(ドロップ)。あるいはそいつ自身が武器だったりする、なんて場合も。
こいつより強いやつがいないと宝の持ち腐れになる時があるのがネック。
かと言って、最強装備の入手法が別途用意されていた場合は、隠しボス撃破のご褒美に相応しいアイテムが無いというジレンマが発生しうる。
こちらは防具などよりも「武器」が多い。

4.作る

必要な素材となるアイテムを集めて作るケース。ダルいことが多い。
必要な素材の入手方法が上記「2」と「3」の複合+低ドロップ率&多数要求なんてことをやられると死にたくなる。
主にネトゲと狩りゲー全部とディスガイア。

5.その他

普通に店売りだったり景品だったりする。やたら面倒な特殊アイテムを複数集めて交換、なんてことも。
商品や景品と言っても「お店自体が隠された場所にある」「コロシアムの景品なので、実質的な隠しボスに勝利しなければならない」など、
事実上、上記の「2」「3」に該当することもある。
稀に仲間加入制限の場合や、バグによって装備できたり作れてしまうこともある。


●意義

強いやつと戦うための強い装備。
それだけの存在である上、ストーリー上のラスボスはそこまで強くないことがほとんどであるため、クリアするだけなら大体は必要ない。
いわゆるコンプリート欲や大ダメージに誘われて目指すことになる。
強迫観念に苛まれて、なんて人もいるから製作サイドさんは是非時限サブイベント必須、なんてことはやめてねっ


●最強装備の一例

シリーズ通して登場する最強の剣。元ネタは妖刀なのだが呪われていない。
侍専用だが、ダメージ量が他の武器だと1ヒットあたり高くても10くらいなのが、むらまさは最大50もある。売値も非常に高い。
シナリオ#5以降は別の武器が最強になることもある。

「Knight of Diamond's」の略で、ダイヤモンドの騎士の装備。
「ハースニール(剣)」「コッズ・アーマー」「コッズ・シールド」「コッズ・ヘルム」「コッズ・ガントレット」の五種で、いずれも最初は敵として襲いかかってくるが、倒せば武具として入手する。
剣はむらまさより威力が劣るため最強かどうか微妙だが、防具はどれも最高の性能と特殊効果がある。

FFシリーズの恒例。初出はFF3から。最強だったりそうでなかったり、作品によって色々。
神竜が守っているFF5の「ラグナロク」が一番有名かも。
ちなみに同じくスクウェア(現:スクウェア・エニックス)発売の『聖剣伝説3』では、闇クラスのデュラン専用の最高ランクの剣として登場。

謎物質のライトセーバー。同名の敵が持っていたり、海中にしずんでたりする。
所持者の生命力を力に変えてお手軽に超パワーを発揮したりする。

  • マサムネ(初期FFシリーズ)
FF12では最強の剣。どちらもラストダンジョンのどこかにある。
エクスカリバーを上回る攻撃力以外に、FF1では全てのジョブが装備可能。FF2は剣なのに魔法干渉値ゼロ(FC版のみ)
FF3以降になるとラグナロクを初め他に強力な武器が登場し、遂には(使い勝手の良さを除けば)2番手扱いになってしまった。
だがFF7ではセフィロス唯一の装備になったり、FF10ではアーロン用の「七陽の武器」の一つとして登場するなど、最高クラスの武器としての存在感は薄れていない。

  • オニオンシリーズ(FFシリーズ)
FF3』で登場する「オニオンソード」「オニオンシールド」「オニオンヘルム」「オニオンアーマー」「オニオレット」五種の武具。
たまねぎ剣士専用だが、ソードの攻撃力はラグナロクを上回り、防具の防御力は源氏シリーズやクリスタルシリーズを凌駕する。
ラストダンジョンの特定の敵が落とすが、その敵の出現率もドロップ率も低い。

  • アダマンアーマー(FFシリーズ)
FF4』最強の鎧。
ある場所に4/256の確率で出現する(アラーム使用なら100%遭遇)敵が1/1092の確率でドロップするアイテムと交換と
入手難易度が非常に高いがそれに見合う性能で、次点の鎧の防御力が25なのに対しこの鎧はなんと100(DS版除く)、
しかも狂戦士以外の状態異常と火・氷・雷に耐性を持ち、全能力上昇のうえ暗黒セシル以外全員装備可というアホ性能。

  • リボン(FFシリーズ)
「FF」シリーズではなぜか状態異常を防ぐ超装備。大体、入手個数に制限がある。
ただ『2』では仕様上、敵の通常攻撃による追加効果での状態異常は防げないという罠があるため、回避に力を入れざるを得ない

バグ技を使い装備させることで圧倒的な防御能力を得られる。

  • エクスカリバーⅡ(FFシリーズ)
FF9』で早解きしないと入手出来ない、スタイナー用の騎士剣。
攻撃力がジタン用のアルテマウェポンを上回り、FFシリーズでついにエクスカリバーが最強になった
...のだが、「Ⅱ」とは何なんだろうという声多し。

ロマサガ1で最強の剣。その名の通り左利きのキャラが装備すると真価を発揮する。
なぜこんな地味な名前の剣が伝説の武器なのか気になるところだが...
通常攻撃ならアイスソードやジルコンの斧の方が攻撃力が高いが、専用の技「不動剣」は全ての技の中で最も威力がある。

ドラクエシリーズ恒例の
カジノやすごろく、「ちいさなメダル」で入手できたり、
海底宝物庫でマジンガ様が守っていたりと入手方法はシリーズによって様々。
そのネームバリューからか、最強枠として登場した際に「改」だの「真」だのがついた始末。
複数の敵にダメージを与えられるが、会心の一撃が出ないという欠点がある。

  • メタルキングのけん、メタルキングよろい(ドラクエシリーズ)
「ちいさなメダル」との交換で入手できる、伝説の剣を超える業物。
時にはゴールドで買えたり、プレイヤーの手で製造できることもある。
また登場ナンバリングが近い「ふぶきのつるぎ」に最強の座を奪われることも。
しかしⅤでは青年時代開始直後にカジノで入手でき、コイン稼ぎの裏技も多々あるため簡単に量産できる。
特にⅤは通常攻撃偏重のため、ほかのカジノ装備も集めればヌルゲー化必至。

  • はかぶさの剣(ドラクエシリーズ)
ん? 「はやぶさのけん」? ……ではなく「は“か”ぶさの剣」。
ドラクエ2(FC・MSX・MSX2版)』でローレシアの王子が手に出来た最強の剣……
もとい、バグ技で生成した剣の俗称である。
攻撃力は最強だが装備すると呪われる「はかいのつるぎ」と、2回攻撃が可能だが攻撃力が1ケタしかない「はやぶさのけん」の効果を組み合わせるという裏技であり、
これを実行すると「はかいのつるぎ」と同じ攻撃力で2回攻撃でき装備しても呪われない「はやぶさのけん」ができあがるのだ。

なお上記機種ではサマルトリアの王子は「はかいのつるぎ」を装備できないため、彼が作れるのは装備できる中で攻撃力最強の武器である「てつのやり」の攻撃力を宿した「てつのはやぶさのけん」である。

上記以外の機種ではバグの修正により再現できなくなり、あえなく没収されてしまった。
ところが『ドラゴンクエストビルダーズ2』ではなんと「はかぶさのけん」の名で本当にゲーム内に登場。
通常プレイで入手できるが、その作成方法は当時のバグ技をモチーフにしたもので、作成できるのはストーリークリア後と、色々な意味で特殊な武器となっている。
ちなみにアイテムの説明には「はかいのチカラが宿ったはやぶさのけん」とある。

ホールド(敵を一定時間行動不能にする)のスキルを持つショートブレード。無印でも強かったが『GEB』で超強化された。
3種ある刀身の内、最も手数が多いショートにこのスキル(強化していくと大になる)、おまけに攻撃力もそこそこというお手軽さから、
素材集めのお供として多くのプレイヤーが使用した。
正確に言えば「どんな相手にも安定して成果を上げる」という「万能武器」であり、単純に「瞬殺する」ならばより強力な装備が存在する。
それでも「GEBのチート武器と言えばこれ」との声が多いのは、アラガミの動きを封殺して一方的にリンチできる機会を何度も得られるからだろう。

  • ファイナルガード(グローランサーシリーズ)
「グローランサー」シリーズでお馴染みの主人公用最強防具。
闘技場の景品である場合が多い。
作品によっては2周目引継ぎが可能。最初から最強防具が使える。
一応、システム上STR値に見合わない防具を着けると移動力が落ちるというペナルティがあるもののそれだけなので、
ボスの前に陣取って壁になる、といった戦法が可能。序~中盤では数ダメしか受けない最硬の壁になる。

シンフォニア』以降の「テイルズオブ」シリーズのうち、いわゆる「藤島テイルズ」に存在する装備。
素の能力は貧弱だが「敵の累計撃破数がそのまま攻撃力となる」特徴を持ち、やりこみの指標の一つにもなっている。
能力を覚醒させるには「全魔装備を収集」→「隠しボスを撃破」という流れをこなす必要があり、特に隠しボスは全シリーズとも揃いで非常に大変。
エクシリア2』では闘技場を制覇するだけで解放状態のまま入手可能だが、最後に出てくる敵がかなりのなのは変わらず、おまけに被ダメージ増加のマイナススキルがついているなど弱体化している。
ルドガー・ウィル・クルスニクには魔装備の代わりに「絆武器」が用意されており、「仲間との連携時間で攻撃力が上昇する」特徴を持つ。
魔装備同様カンストも可能だが入手が大変なのも同じで、相当のやり込みが必要。

「ラングリッサー」シリーズ恒例の最強の剣と防具。攻撃力と防御力が両方上がり、装備者は文字通り無限の力を手に出来る。
だが「ラングリッサー」シリーズにおいて指揮官に強さは求められてはいるのだが、ラングリッサーは比較的強いもののストーリーで皆が必死に求めるほどに期待された強さではない。
アサルトスーツは強いが隠しマップに隠されているか裏技の隠しショップでないとまずお目にかかれず、入手するころにはこちらの指揮官は圧倒的に強くなっていて、魔法などで傭兵を援護し部隊全体の火力を高めて敵を速攻撃破するプレイになりがち。
よってこれらは大概手に入るまでの期待とは裏腹に持ち腐れてしまう。
とはいえそうした手段が通用し辛い相手に対してはその有用性が活きることもある。
ちなみにアサルトスーツは鎧ではなく『重装機兵レイノス』に登場するロボのことで、要は自社ネタ。
1(PCエンジン版)では特定のマスに隠されていて、ランス専用装備であるが入手した面の次でランスが離脱するので裏技のシナリオセレクトをしないと利用価値がない。通常プレイでは売るか…。

クリア前のボスの条件ドロップが素材だったりする。
値段はしっかりクリア後基準だが、頑張って金稼ぎすればクリア前でも手に入らないこともない。
仮に手に入れてしまった場合ゲームの面白さを損ねてしまうかも知れないので、ご利用は計画的に。
クリア前の入手を阻止するために、クリア前のボスの条件ドロップ+クリア後ダンジョンのザコの素材で初めて完成という場合も。

  • 真龍の剣(世界樹の迷宮シリーズ)
『世界樹の迷宮』で手に入る剣。第一作目に限り全職業が装備することができる。
素材に「火竜の逆鱗」「氷竜の逆鱗」「雷竜の逆鱗」が必要だが、
一匹の竜が遠方にいる+逆鱗ドロップが運頼みのため、なかなか完成に至らない。
シリーズを追っていくにつれて入手しやすくなった。

  • 天羽々斬(世界樹の迷宮シリーズ)
『世界樹の迷宮』で手に入る刀。ほとんどのシリーズで最強の威力を誇るが、『Ⅳ』など例外もある。
素材は隠しボスのドロップアイテムを使うため、入手そのものは難しくない…倒すことさえ出来ればの話だが。
一方で役立てられる時期に恵まれないという悲しい武器でもある。
但しXではこれを入手した後に出現する倒すべき敵が待っているので存分に力を振るうことが出来る。

  • 世界樹の剣/小剣/戦鎚/魔弓/金枝/短剣/霊刀・終ノ型”樹皇”(世界樹の迷宮Ⅳ)
上述のⅣでは天羽々斬が最強の刀ではないという例外の答えがコレ。
裏ボスの素材を売却すると全ての武器種で最強の攻撃力&空きスロット8のこれらの武器が店に並ぶ。
いつものように裏ボスを倒した後に渡されても…と思うなかれ。
今作の裏ボスは通常版と弱化版が存在し、弱化版を倒してもこれらの最強武器の素材は手に入る。
つまり弱化版を倒して最強武器を入手、空きスロットを埋めた後、物足りないなら*1通常版で試してくれというデザインとなっている。

第六階層の奥で手に入る物理最強の
詳しくは項目参照。

第八迷宮「海嶺ノ水林」のボス“海王ケトス”のレアドロップから作れる砲剣。
攻撃力は240と準最強の刀である倶利伽羅竜にもわずかに劣り、作中3位に位置している。
それでもなおこの武器が強いと言われる由縁は、入手の早さと付属するスキル「オーシャンレイヴ」にある。
解剖用水溶液や混乱の手段さえ揃っていれば、直前の迷宮でコウモリ狩りに勤しんで楽に買うことができる。
一方のオーシャンレイヴはケトスの持っていたスキルで、低命中率の代わりに敵全体に大ダメージを与える近接壊属性攻撃。
デメリットを他のメンバーや装備で補ってしまえば、インペリアルの攻撃力の高さと相まって雑魚戦はこれだけ撃っていれば済むというレベルの破壊力を叩き出す。
更に砲剣は剣専用スキルも使えるため、ヒーローやソードマンなどはこの武器のためだけにサブクラスをインペリアルに設定してもいいという程の価値がある。

ロックマンX4から登場
あるコマンドを打ったり、特定の装備で特定の場所へ行く等裏技じみた行為をしなければ入手できないが、無敵技のノヴァストライクを連打できチートの一言。
ただしそれ以外の性能はベーシックなフォースアーマーの上位互換といった感じで、複数のアーマーが登場する作品だと他のアーマーの方が便利な場面もある。

数値上は最強武器ではないが最強クラスの性能。
何より問題なのはこの武器、条件さえ揃えば物語の中盤過ぎで造れてしまうこと。
さらにスリでバトルスーツをエルネスト辺りからスッてしまえば俺TUEEEの始まり。

『ヴァルキリープロファイル』のエクストラダンジョンである「セラフィックゲート」の裏ボス「イセリア・クイーン」を9回倒すというアホみたいな条件で入手できるチート武器。
公式で「バランス破壊の魔剣」呼ばわりされ、その攻撃力は本編中の最強武器である「神剣グランス・リヴァイバー」が6千(他の武器が高くて2000程)なのに対して、なんと2万。さらに1ターンの攻撃回数3回。ながら全ての剣士が装備可能。*2
しかも、何本でも入手可能。
ただ、アタックトラスト(ダメージのランダム振れ幅による最低保証値)が1であるせいで…つまり、決め技でダメージ15万とか0とか1とかやらかす曲者でもある。

  • 魔剣良綱/神剣良綱/無敵戦艦良綱
日本一ソフトウェアのゲームによく登場する最強装備。
史上最凶のやりこみS・RPGだけあって、真人間のままでは獲得できる気がしない入手難度。
ゲームの世界観によって魔剣だったり神剣だったりしたが、『ファントム・キングダム』ではなんと宇宙戦艦になった。
因みに「良綱」の元ネタはスタッフ中の偉い人。

ファイアーエムブレム外伝』とそのリメイク版で登場。
どれも特定の魔物極めて低確率で落とすが、その性能はファルシオンを上回る。
ただし、なため装備可能なクラスが限られる(特にセリカ軍)。

ラスボス戦直前の連戦ボスたちが持っている武器、
「リガルブレイド」「レークスハスタ」「バシリコス」「リヤンフレチェ」「ギガスカリバー」「ルーチェ」「ゲスペンスト」のこと。
シナリオに絡んでこないアイテムだが、その数値は圧倒的。
1000年前から伝わる伝説の神将器現代のボスの手持ち武器
というインパクトを多くのエムブレマーに与え、俗称として「裏神将器」と呼ばれた。
ただ、資産評価とか対戦用を考慮してか使われないこともあるにはある……。

『真・三国無双2』以降、難易度「難しい」以上でキャラごとに特定の条件を満たすと、強力な武器が手に入るのが恒例となっている。
戦国無双(2以降)シリーズでは秘蔵武器、無双OROCHI2Uでは仙界武器とか錬金武器(真・〇〇)とか、名前がまちまちな場合がある。
コレらは基本攻撃力も高めで、チャージ攻撃に特別な属性効果がついたり、攻撃や防御UPなどの付与効果も高数値でついていて強いことがほとんど…
だが、たまにヘボい追加効果しかないユニーク武器を押し付けられちゃったキャラも毎回一人以上いる気もする。劉備とか秀吉とか劉備とか。
(しかもそういうタイトルに限って通常武器の付与効果を任意でいじれない完全ランダムとかザラにあったり…)

『Fallout3』より。携行型核弾頭ランチャーとかいう頭おかしい武器のさらなる進化系。
一発でもあらゆる敵を消し炭にできる核弾頭を、なんと8発も同時発射する。
バグで入手の手間をすっ飛ばせるという特徴もあり、ベゼスダ恒例のミスも追い風となった。
詳しくはヌカランチャーの記事を参照されたし。

  • ジェノサイド砲(THE 地球防衛軍)
THE 地球防衛軍」より。
全ステージを最高難易度でクリアするという極限のやりこみに対するご褒美アイテム。
作中でマザーシップが落としてくる、大爆発する丸い弾を撃てる。
最強クラスの武器が全弾ヒットしてダメージが50000~80000という中で、1ヒットで1000000という桁違いのダメージと超広範囲を持つが、1発撃つとチャージまで30秒近くかかる。
かなり扱いづらいものの、陸戦兵の武器の中では間違いなく最強の武器の一つ。まあマザーシップにはまず当たらないんだけども
以降のシリーズ作品にも最強装備やご褒美として、同様の武器が登場している。

『Undertale』から。ロケットといっても写真や小物などを入れる首飾りの方。
「この手」のゲームにとっては珍しくシンプル&地味な装備だが、『Undertale』では凄まじく大きな意味を持つ装備である。
詳しくはネタバレになるので書かないが、この武器を入手しているという事は……?
性能については高いものの実質飾りで大して……というか全く役に立たない。
これだけ聞くとネタ装備かゴミ装備だと思うかもしれないが、そもそもナイフを持つ事自体に意味があるので、
これを入手するプレイヤーはそんな事は全く気にしない。

ちなみに『Undertale』はドット絵のグラフィックなので、長らく「本物のナイフ」がどんな形状なのかは不明だが、
ドットの形を推測したプレイヤーの見解曰く園芸用のナイフではないかと言われている。
(ゲーム作者のToby Fox氏が公式で明言したわけではないので注意!!)

  • テミーアーマー(UNDERTALE)
ホィ!! こっちも『Undertale』だよ!
テミーの店でテミーさんをでぇがくに連れてってくれたら店頭に並ぶよ!
値段は9999G! 高! けども負けすぎたらその分安くすょ!イヌのおとしものを押し売りしまくるのはやめろ
20DEF・毎ターンHP1回復・無敵時間追加でバトルらくしょうだからこの値段でも文句ないよね!
わけあって上の装備品とは同時装備できない。

  • プラチナシリーズ/スターライトシリーズ(カービィハンターズシリーズ)
「カービィハンターズ」シリーズより。今作ではカービィにも装備の概念が存在し、帽子と武器を入れ替えていく。
「プラチナ」シリーズは『Z』における最強装備。
『スーパー』ではランク13の武器となり、最強装備の座を「スターライト」シリーズに譲った。
デザインはどちらも一緒で、「プラチナ」は名前の通り白金で、「スターライト」は黄金と色が違う。
外見からして装飾が非常にハデな装備で、というかでかすぎてカービィが一回り大きく見えるほどである。

  • ムーンライトソード
変態企業フロムソフトウェアのゲームに度々登場する武器。ファンからは「月光」の通称で親しまれている。
初登場はデビュー作『キングスフィールド』
持っているだけでHPが回復し、特定操作で振るえばMPを消費して光波を放ち、敵を紙屑同然に粉砕する正しく最強武器。
後のゲームにも形や性能に違いはあれど登場しており、何れも高性能な武器である。

フロムソフトウェアのもう一つの看板ゲーム「アーマードコア」シリーズに登場するレーザーライフル。
威力・弾速・連射性能の全てが揃った怪物武器で、ラスボスさえも撃ってるだけで瞬殺できる。
シリーズ毎に登場しては猛威を振るう最強武器。
因みに名前の由来はシリーズのプロデューサーであった『唐澤靖宣』氏から頂戴したもの。

  • ひまんパタこうら(スーパーマリオRPG)
スーパーマリオRPG』より。マリオ専用の最強武器で、あるイベントを進めると入手できる。
ゲーム内で登場する武器の中では攻撃力は最大。与えるダメージの振れ幅(ムラ)も大きいがそれでも非常に強力。
ストーリー上ではバーレル火山に突入する頃に入手できるようになり、ここで入手しておくとその後の攻略がかなり有利になる。
また同名の防具「ひまんパタこうら」も存在し同じイベントをクリアすると入手できる。
同名の装備品が同時にふたつも手に入れられるのでちょっとややこしい。
ちなみに防具の「ひまんパタこうら」は全員が装備可能。
こちらも作中では最強の防御力と魔法防御力を持ち、さらに属性ダメージとすべての状態異常を無効にする特殊効果付き。
だが装備すると攻撃力と魔法攻撃力とすばやさが大きく下がるためやや使いづらい。

  • フライパン(スーパーマリオRPG)
こちらも『スーパーマリオRPG』より。ピーチ専用の最強武器。とってのついた丸い鉄の板である。
「バーレル火山」をクリアすると「ドゥカティ」の掘り出し物屋で300コインで販売されるようになる。
攻撃力は上記の「ひまんパタこうら」と同じで与えるダメージの振れ幅が大きい。
値は張るが、こちらもほかのメンバーの最強武器と比べて早い時期に入手できるのもポイント。
これを装備すればピーチの通常攻撃が大幅に強化され、回復・蘇生・通常攻撃・全体攻撃(ヒステリックボム)ができる万能ファイターと化す。

  • 波動砲(鋼鉄の咆哮シリーズ)
四国を真っ二つにしたことで有名なヴォルケンクラッツァーの主砲だが、プレイヤー側も入手可能。
その威力は他の兵器の追随を許さず、シリーズによってはラスボスさえ一撃で撃沈するまさに最強装備。
しかも特にレアということもなくポンポンドロップするから恐ろしい。
なお敵が撃ってきたものに自艦が当たっても即死なので要注意。

サモンナイト1にて、最強装備として登場。製作者のウィゼルが作った事を後悔するほどの恐ろしい力を秘めており、面倒くさいイベントをこなすことで主人公を信頼し、譲ってくれる。
2のシナリオ中盤で1の女主人公が仲間になる時には装備した状態で参戦。短剣扱いで、この時点で手に入る装備品とは比較にならない性能を持つ…というか物理攻撃力なら最強短剣に肉薄する。
3では魔剣がテーマとなり、この剣の制作秘話が間接的にほのめかされ「1の主人公は、魔剣の持つリスクを避け、あえて全力を出させない様にしているのでは?」と解釈されるようになった。
6でも1の4人の主人公が全員仲間になるのだが……今度は誰も装備してこない

  • ゼムリアストーン製の武器(英雄伝説 軌跡シリーズ)
『空の軌跡SC』で初登場して以来シリーズ恒例の最強武器…の素材。
書籍集め等のやり込みの報酬として入手できる『ゼムリアストーン』を加工することでキャラクター1人分の専用武器が完成する。
一周のプレイでは入手できる個数が限られているため、誰の最強武器を作るかが悩みどころ。全員の最強武器が欲しければ引き継ぎ周回が必須である。
ただし最近の作品ではプレイアブルキャラが増えた影響か入手できる個数が増えており、Uマテリアル集めを頑張れば(途方もない時間が必要だが)一周で全種類コンプする事も不可能ではなくなった。
『閃の軌跡Ⅲ』からはより希少で強度の高い『黒ゼムリア鉱』が代わりに登場。…なのだが、前述の通りゲーム内での入手難度はゼムリアストーンに比べてかなり緩和されたため設定に反して実際の希少度はそこまで高くなかったりする。
なお、この手の最強素材では珍しく防具に加工した例は今のところ存在しない。

初代ラチェクラで登場して以来シリーズの伝統となった武器とその系譜。
法外な程に高価だったり各地に飛散している設計図を全部集める必要があるなど入手は難しいが、
長射程・強誘導・大破壊力なミサイルや砲弾を嵐の如くぶちまけるという豪快な演出に相応しく、
入手してしまえばこれ1本でクリアできる程の途轍もない威力を秘めている。
一部の作品では使い勝手がかなり悪く、最強どころか強武器とすら言えない事もあるが、概ね最強格と言って間違いない。

  • テトラボマー、ヘビーバウンダー、プラズマストーム、テスラバリアー、ランチャー8ネオ(ラチェット&クランク2)
『ラチェ2』の一際の強武器たち。
どれも得意分野が異なるため明確な最強を上げるのは難しく、これらを総合して「最強五大武器」として挙げられる事が多い。
操作は難しいが非常に高威力の誘導機雷を5発同時発射するテトラボマー、
地上かつ近距離の敵を広範に渡って強力に殲滅するヘビーバウンダー、
射線上の敵を容易く殲滅する威力と攻撃範囲を兼ね備えつつ連射も効くプラズマストーム、
強力なバリアを展開し、近くの敵にも中々に高威力な電撃を食らわせるため展開し突撃するだけで敵を殲滅できるテスラバリアー、
強力なミサイルを豊富な弾薬で猛連射するランチャー8ネオ……
どれが真の最強と感じるかはその人次第である。

  • BFG 9000(DOOMシリーズ)
シリーズ恒例の超強力プラズマキャノン。その筋では非常に人気が高く、外部出演にも恵まれている。
外見は作品によって結構違うが、『Big Fucking Gun(クソみたいにデカイ銃)』の名に違わぬ凄まじいサイズは共通。
初期シリーズではプラズマライフル用のエネルギーセルを40発一気に使い、着弾した対象とプレイヤーの視界内の敵全てに大ダメージを与える、2DSTGで言うところのボムのような武器。
隣接して撃つほどダメージが密集し、その最大ダメージはサイバーデーモンや初代ラスボスも最小2~3発で仕留められるほど。
シングルプレイではシークレットエリアでしか手に入らない隠し武器だが、オンライン対戦では他の武器と同じく普通にドロップするため、スーパーショットガン共々ぶっ壊れ武器として猛威を振るった。
3からはBFG専用のエネルギーセルを使うようになり、また「周囲に強力なテンドリル状エネルギーを撒き散らすプラズマボールを発射」という、QUAKE2のBFG 10Kから逆輸入された性能になっている。
更に、ゲーム中でプレイヤーが使用する武器でこそないものの、ETERNALでは BFG 9000をコアパーツに使用した巨大プラズマキャノン「BFG 10000」が登場し、火星の地表を一撃で大きく抉り抜くという冗談のような破壊力を発揮した。

初代でタイラントを倒したのを皮切りに、シリーズ恒例となった最強武器。
作品によってはクリア特典などで「無限ロケットランチャー」が手に入ることもあり、全てのモンスターを爆殺し放題になってホラー要素は消し飛ぶだろう。

カーソルの位置に無数の剣を飛ばして攻撃する武器。
数値上の攻撃力だけを見ても上位に入るが、それが多段&貫通ヒットするため実際のDPSは非常に高い。
剣の軌道はカーソルの位置に向かって楕円軌道を取り、しかもあらゆるブロックを貫通するので障害物越しに敵を一方的に攻撃できる。軌道上にいる敵にも当然ダメージが入る。
さらに狙った地点から多少離れた所にいる敵に対しては剣が空気を読んでホーミングしてくれるので、狙いは大雑把でも問題ない。
さらにさらに、飛んでいく剣には若干の光源効果があるので、暗い場所でも適当に剣を振っていれば周囲の状況を確認できるしマッピングも捗る。

要約すると、
「近接武器の攻撃力で多段ヒットし」「遠距離武器にも引けを取らない射程距離で」「障害物越しに攻撃でき」「探索にも有用」
という至れり尽くせりな超万能武器。
併用できる召喚武器はともかく魔法武器と射撃武器はゼニスの登場に割りを食った形
この武器が実装されたのはバージョン1.4.0.1「Journey's End」からで、Journey's End(旅の終わり)にやっと手に入るZenith(頂点)の名に相応しい性能と言える。


追記・修正は最強装備を手に入れた人がお願いします。

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最終更新:2024年04月14日 21:56

*1 通常版は倒さなくても図鑑はコンプリート可能

*2 これの次に威力のある武器である「魔剣アクター・ネファリウス」で攻撃力13000、攻撃回数1回。大剣なので重戦士専用。