【せんごくばさら】
ジャンル | スタイリッシュ英雄(HERO)アクション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 2005年7月21日 | |
定価 | 7,140円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:12歳以上対象 | |
廉価版(税別) | カプコレ: 2006年2月9日/2,940円 | |
Best Price!: 2007年9月13日/2,090円 | ||
配信(税別) | ゲームアーカイブス:2013年6月19日/823円(*1) | |
判定 | バカゲー | |
ポイント |
「スタイリッシュ戦国アクション」の始まり 初心者でも遊びやすい作り ド派手且つ個性豊かな武将達 同社のオマージュも多彩 改善の余地はあるも基本システムは完成していた |
|
戦国BASARAシリーズ |
戦場ごとぶった斬れ!
日本の戦国時代を舞台とした、三人称視点3Dの一騎当千型スタイリッシュ英雄(HERO)アクションゲーム。
プロデューサーは小林裕幸氏、キャラクターデザインは土林誠氏と『デビルメイクライ』を手掛けたスタッフが手掛けている。
また、オープニングや天下統一モードで流れるCGムービーは『アップルシード』などを手掛けたデジタル・フロンティアが担当。
小林Pによるとライバルであるコーエーの『無双シリーズ』を自分達が作ったら、と『無双』に着想を発したものであるとしている。
敵をなぎ払う爽快感、個性豊かにアレンジされた武将、且つネタ要素を盛り込んだ世界観、そして非常に盛り込まれたムービーとアニメーションは正に本作のキャッチコピーの如く「戦場ごとぶった斬」っている。
一方で一部キャラの非プレイアブルキャラ化ややり込み要素の少ないシステム等多くの難点を抱えているが、基本システムは本作の時点でほぼ完成している。
当時カプコンのゲームは高難易度なものが多かったこともあり、初めて本作を目に付けたファンもいるからこそ成功したと言えよう。
*1 現在ゲームアーカイブス版は配信終了。
*2 「本能寺の変」は織田軍側で明智軍と戦う合戦で、他勢力側が織田軍と戦う場合は「本能寺決戦」となり、明智軍はこれが最後に移動している。
*3 例えば前田軍は独立勢力扱いになっているが、前田利家が織田家家臣である事には変わりないため、織田軍とは戦えない(勢力図に表示されない)。逆も然り。
*4 技名も、戦国ゲームとしては異例の英語表記。
*5 そのようなスタイルなので、最強武器は『デビルメイクライ』の主人公ダンテが使っていた銃である。
*6 彼は日本に来日したフランシスコ・ザビエルがモデルと推測できる。宗教関係はデリケートなのでオリジナルキャラとしたのだろうか?
*7 見た目が変なだけで実はすごい武器と思いきや、説明文によると本当にただのバナナやハリセンらしい。
*8 普段はノコギリのような大剣を振るって戦う島津義弘の最強武器はその辺で拾った"竹刀"。説明文によると「達人が使用すればただの竹刀でも侮れない」との事だが、それでは今まで使っていた大剣の立場は…。
*9 いつきの固有技「おらさちから」を使うとハンマーを放り投げ、一時的に素手で戦うのだが、このアイテム(?)を装備すると常時「おらさちから」状態になる。
*10 体力ゲージが赤くなっていない限りどんな大ダメージを受けても体力が1残る。そのためBASARA技の威力が全体的に高い今作ではノーダメさえ気にしなければわざと敵の強い攻撃を食らってBASARAゲージを溜める戦法が有効。
*11 何故かムービー中は無言で、意思疎通もジェスチャーで行っている。
*12 つまり戦場で着ている戦闘装束は正しくは「変身コスチューム」である。
*13 小林Pも「『ベルサイユのばら』風にした」と語っており、後年になって本シリーズは本当に宝塚歌劇として公演された。
*14 ちなみに、この入浴シーンは髪を下した濃姫の姿が見れるシリーズで唯一の場面である。
*15 後の『3』では主人公になるのだが、その前に制作されたアニメ版第1期では長篠の戦いの後で光秀に殺されてしまう。その後、アニメ第2期では(かなり後付け感があるが)生存が判明する。
*16 これは次回作以降の通常版とアッパー版のスパン以上の短さである。
*17 物理的に床に倒れている。セリフもない。
*18 実は時代劇専門チャンネルでは、それ以前に『戦国BASARA』のアニメも2011年6月4日〜25日に3話ずつ放送されている。
*19 なお、オリジナルキャラクターも出てくるので、苦手な人は注意。