スタンド「皇帝(エンペラー)」は他のスタンドとは一風変わった、拳銃そのものの形をしたスタンド。
六連発リボルバーの形状をしているが、弾切れは無い模様。
勘違いされやすいが、普通のスタンドと同じくスタンド使い以外の人間には見ることはできないため、
一般人への脅しなどには使えない(ドラマCDでやったように
撃ってしまえば別だが)。
普通の拳銃のように扱える他、自在に出し入れできたり
弾道を自在に操れたりと何かと便利だが、
基本的には有効範囲が視界の範囲内(弾丸自体は消えない)なので、劇中においても少しトラックで逃げられただけで追撃を諦めたりしている。
また発射された弾丸も含めたスタンドのため、何らかの方法で弾丸を破壊されてしまうとホル・ホースにもダメージがあると思われる。
弾道を変えられるため、インファイト型のスタンドにはめっぽう強いが、あくまで弾丸そのものの軌道範囲に準じた攻撃力であるため、面での制圧力を持つ
モハメド・アヴドゥルなどとは相性が悪い。
実際に戦ってはいないが、第4部などのバッド・カンパニーあたりも、制圧力で劣る相手となるだろうか。
また、スタンド発動には「弾丸を銃で撃つ」行動が必須であるため、本体を拘束するような「正義」などが相手だと、手も足も出せなくなる可能性が高い。
「銃弾形状をした超小型の近距離パワー型」と考えると、その長所短所がイメージしやすい。
シンプルだが応用力も高く、サポートに回るとめっぽう強い、まさにホル・ホースにぴったりのスタンドなのだ。