NieR Re[in]carnation ストーリー資料館
NieR Replicant 初登場武器
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仲間の商人に裏切られ、砂漠に一人放り出された男がいた。水も食料もなく、どの方角に進めばいいのかも分からない。男は死を覚悟して、愛する妻を想い涙を流した。そのとき、一羽の青く光る小鳥が現れ、「ついて来てください」と囀った。
男は自分の目と耳を疑ったが、このまま死を待つよりはマシかと思い、青い光を追いかけることにした。すると、程なくして水場に辿り着く。驚き感謝する男に小鳥は、「お家までご案内しましょう」と再び囀り、羽を広げた。
青い光に付いていけば、砂漠を抜けることは容易かった。そうして男が、妻の待つ町に辿り着いたとき、小鳥がどこからか短剣を持ってくる。「これを持っていきなさい」と。すっかり小鳥を信用していた男は、言われた通りに短剣を携え帰宅した。
男が帰ると、妻は飲み物を差し出した。それを飲んだ途端、身体が痺れて床に崩れる。妻は男が持っていた短剣を手に取ると、躊躇わず男の胸に突き立てた。「貴方の言う通りね。こんなものを隠し持っているなんて」そう呟く妻の肩には、赤く光る小鳥がとまっていた。
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NieR Replicant |
NieR Replicant
戦地に赴いた男と結婚の約束をしていた娘がいた。
娘は信心深く、朝に昼に夜に祈りを捧げ、ただただその男の無事を願い続けた。
娘の一途な祈りが通じたのか、ある夜、娘の夢に光り輝く小鳥が現れ言葉を託した。
「男は無事戻るでしょう。」
小鳥が囀ったその言葉に、信心深い女は泣きながら喜んだ。
「けれど、」
光り輝く小鳥は美しい声で続けた。
「心は戻らないでしょう。」
やがて小鳥の言う通り、男は生きて戻った。
その逞しい体に無数の傷跡を残して。
やがて小鳥の言う通り、男は確かに生きて戻った。
その傍らに見知らぬ美しい女を連れて。
娘はそれでもそんな男に、これまでの愛しさを込めて駆け寄った。
男は驚きその娘を抱きとめるが、やがて倒れ込む。
倒れた男の元に佇む娘の右手には血塗られた短剣が、左手には赤黒く熟れた果実のような男の心臓が握られていた。
もう男の心はどこにも行かない。
娘は血溜まりの中、幸福に酔いしれた恍惚の表情で愛おしそうに男の心臓に口付け、感謝の祈りを捧げた。
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NieR:Automata |
NieR:Automata
式のその日に親を殺され、愛を誓う男を殺され、それら死骸の前で犯された娘がいた。「奴らを殺せるのなら死んでもかまわない」そう願う娘の前に光り輝く小鳥が現れた。
「叶えましょう。その剣に願い続ければきっと」小鳥は娘に短剣を授けた。娘はそれをかき抱き、涙ながらに呪詛を吐く。「何があっても私は永遠に忘れない。どうか奴らに醜い死を」
時が経ち、復讐を果たした娘は老女になっていた。再び小鳥が現れる。「願いは?」そう言われても、老女には何の事だかわからない。そういえば、大事にしていた短剣はどこに?
その夜、老女の家に強盗が押し入った。娘は犯され孫は殺されてしまう。かろうじて生き延びた老女の前で光り輝く小鳥が再び問う。
「今度はいつまで憎んでいられますか?」
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とある村に一人の兵士がいた。戦果と人気を夢見て故郷を離れたはいいが、僻地に配属されたために、これといった戦いに参加できなかった男。近隣住民さえ足を運ばない施設の見張りをする彼は、名声はおろか、友達すら作ることができなかった。
目が覚めては身支度を整え、窓辺の小鳥へ餌を与えてから家を出る。誰も通らない道の見張りを続け、日が暮れると施設の鍵を閉じて帰路についた。誰とも顔を合わさず過ぎる日々。そんなある日、兵士は小鳥に話しかけられたような気がした。
人恋しい余り、ついに幻聴まで聞こえたか。男はそう自嘲する。その内聞こえなくなるだろうと、これといった対処もせず日々を過ごしていた。しかし、快活な子供を思わせるその声は、何度も男に語りかける。「私が友達になってあげる」。
男は怖くなった。聞く度に鮮明になっていく小鳥の声が、自分が壊れていく証明のようにさえ感じられて。焦った男は窓辺の小鳥を握り潰す。だが、翌日も再び窓辺から声が聞こえる。小鳥の姿はない。男は自らの命を絶った。「私ガ友達ニナッテ……アゲタ」。
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NieR Replicant |
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とある辺境の国に死をも恐れぬ戦士がいた。
戦士の屈強な体は弓等では射抜けぬと思える程に頑丈だった。
その為、戦士は常に戦場の真っただ中に身を置いていた。
ある時戦士の夢に美しい小鳥が現れた。
小鳥は、その勇猛な戦いを褒め称え「戦が終結し平和な世界となる事」か「不老不死の体」どちらかの願いを叶えようと囁いた。
戦士は「不老不死の体」を欲した。
それからの戦士の戦いぶりは目を見張るものであった。
敵を草を刈るようになぎ倒し、いくら弓を射たれてもいくら太刀を浴びても平然と敵の真っ只中を切り開いていくのだ。
王は戦士に数々の称号と褒美を与え、戦士の輝かしい栄光の日々は永遠に続くかと思われた。
けれど戦は終わる事なく、辺境の国はやがて滅び、戦火は拡大し辺り一帯は荒廃した。
草木は枯れ、人々は死に絶え、やがて戦士を知る者はいなくなった。
いくら飢えようとも死なぬ体で戦士は再び美しい小鳥の夢を見る。
戦士は死にたいと小鳥に懇願したが、小鳥は死ねないと答えた。
戦士は未来永劫死ぬことはないと囀った。
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NieR:Automata |
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とある戦士の伝説があった。その戦士は屈強で何者にも劣ることなく、さらに不死鳥から不老不死の体を授かったという。戦士は力を振るう場所を求め、何十年も戦場をさすらった。
止まることのない争いは、やがて戦士を孤独にした。死ねない体を持て余した戦士は、手にした槍で何度も己を貫いた。しかし傷はたちどころに癒え、痕すら残すことは無い。
崖から身を落とし、火の中に飛び込み、濁流に身を投げても、その身は滅びることはない。いつしか戦士は意識を閉じた。そして数百年の後、その傍に一羽の美しい小鳥が舞い降りた。
小鳥は言う「貴方の罪は償われた。永遠の不死がもたらす孤独から救って欲しいのならそうしてやる」。戦士は涙を流し、神に感謝の言葉を述べ、それから小鳥を踏み殺した。
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SINoALICE |
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男は愛する妻のため戦場へと赴く。戦火の中、男は胸を貫かれ腹を斬り裂かれても、決して膝をつくことはない。彼は不死の体を持つ戦士だった。不死でもなければ、体躯にも腕力にも恵まれない男がここまで生き延びることもなかっただろう。
男が不死の体となったのは、一羽の美しい小鳥に出会ったあの日からだった。妻を一途に想う男に心打たれ、小鳥は自らの羽根を一枚差し出しながら言う。「この羽根を身に着けている限り、あなたは愛する人と寄り添えるでしょう」
ひとつ戦争が終わるたび、男はその報酬を手に妻と暮らす故郷の村へと帰る。妻に着飾らせてやることもできない、裕福とは程遠い暮らし。それでも、最愛の妻と一緒に暮らせることが彼にとっての生き甲斐だった。
男は愛する妻のため戦場へと赴く。戦火の中、男は胸を貫かれ腹を切り裂かれ、そして絶命した。その日、故郷の村では、男が肌身離さず大切にしていたはずの美しい羽根を、商人に売りつける妻の姿があった。
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むかしむかしある王国に、3つの掟がありました。それは王室が国民に課した規則。掟を犯した者には死刑をはじめとした、厳しい罰が与えられましたが、その刑罰の重さに反し、この掟の存在は多くの国民から称賛を受けていました。
1つ目の掟は「他人の所有物を許可なく奪う事を禁ず」。窃盗、強奪は勿論、命を「奪う」殺人もこの掟の対象に含まれています。過去に「心を奪う」事はどうかという議論があり、以降は他人の所有物と知った上で意図的に奪った場合、と追記されました。
2つ目の掟は「暴言や罵詈雑言で人の名誉を傷付ける事を禁ず」。掟はこういった、他の人に嫌な思いをさせない、という観点から定められていますが、この掟については、そういった言葉を使う事で王国の品格を損なう事を避ける意味も込め、制定されました。
3つ目の掟は公開されていませんでした。しかし、それこそ人々がこの掟を称賛した理由でした。3つ目の内容を考える事が、他人への思いやりに繋がると人々は語ります。王室の都合で国民を死罪にする為という実態には、誰も気が付きませんでした。
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NieR Replicant |
NieR Replicant
むかしむかしある王国に3人の兄弟がいました。
3兄弟の長男はその国をしはいする王様でした。
王様はとても残酷でみんなこわがっていました。
王様は毎日毎日国民からひとりイケニエを選んで処刑しました。今日は家族の見ている前で母親の首をはねました。母親の頭は3回転ほど回って、既に殺されたその息子の頭のとなりに落ちました。
ああ、なんという事でしょう。王様はそれを見て笑っているのです。
ゲへゲへと、気持ちの悪い声で笑っているのです。
そんなある日、王様は病気になりました。生きながらにして体がくさっていく病気でした。くさった体をひきずりながら王様は処刑を続けました。
家臣達は逆らいもせず毎日毎日毎日毎日処刑を続けました。
最後に王様はくさって死にました気持ち悪いにおいをだしながら王様はくさって死にましたでも家臣達は王様の前で処刑を続けました毎日マイ日殺しましタくさった王様とくさった家臣とくさった国民とくサったくさっおまエたチの
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DOD3 ※『ニーアの剣』として登場 |
DOD3 ※『ニーアの剣』として登場
あっ。だめだヨナ。座って食べなさい。
走り回ったらせっかく焼いたパイがこぼれるだろ。
ほら、言った先からポロポロポロポロと。
エミールも座るんだ。何クローゼットを漁っているんだ。
さっさとスープを片付けてくれ。
そこに入っているのは俺とヨナの下着だけだ。
カイネはどこ行ったんだ? え? 食べたりなくて食材探し?
さっき渡した豚の丸焼きはどうしたんだ?
は? もう食った?
まどろむ夢の中。
失われた自分と、失われた世界と、失われた人達を想う。
もう手に入らない、あの幸せの光を。
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NieR:Automata |
NieR:Automata
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。中でも長女は世界一賢いと評判で、やがて女王となって国を治める立場に上り詰めました。
女王は国を強くする為に軍の強化を始めます。その為にはお金が必要なので、民への税金を増やしました。民には稼ぎ口として、新たに建てた軍の工場で働かせました。
民は働き税金は増え軍は強くなり、軍が強くなれば工場の需要が増え民は働き税金は増え軍は強くなり民は働き――賢い女王の下で全ては計画通り効率よく進みます。
ソシテ国ヲ強クスル為ニ、我々民ハ工場デ良ク働クタメ工場デ機械ニ改造サレ、軍モ強イ機械ニ改造サレマシタ。今デモ国ハ制御システムニナッタ女王ノ下デ完璧ニ統治サレテオリマス。
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SINoALICE |
SINoALICE
【0806-0002】
報告:巨大工場の地下深くに新たに旧世界の生産施設の稼働が確認された。機械生命体の反応は確認されていない。
推測:自動化された人類遺跡が現在まで活動を継続していた。
推奨:司令部への報告と、さらなる調査。
【0806-0006】
報告:巨大工場の地下深くに存在する制御システムは、旧世界の人類が作り出した物である事が判明した。
推奨:調査の継続と、各種システムのデータバックアップ及び解析。
【0806-0018】
報告:調査対象である工場制御システムの調査が完了。内部のデータから人類情報が検出され、人類の人格データを利用した物である事が判明した。本件については慎重に調査を進める事に決定された。以上。
【0806-0021】
報告:調査対象である工場は旧世界の人類が作り出した兵器工場と判明。工場制御には当時の国家元首と国民の人格データが生きながらにしてシステムに組み込まれた事も確認されている。
疑問:人類の戦争に対する非合理的な生産活動。
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とある森に棲む一羽の小鳥は、生まれながらにみすぼらしい姿をしていました。その姿に他の鳥達も嘲笑いました。色味も艶もないボロボロの羽でしたが、そんな羽でも翼を広げれば自由に大空を舞うことができると、小鳥は大好きな空を飛び続けました。
他の鳥達は汚い羽で空を飛ばれるのが不愉快で、とある賭けを持ちかけることにしました。「誰が一番高く飛べるか勝負しよう。勝てばこの羽をお前にやるが、負けたらこの森から出て行け」と。綺麗な羽で空を飛んでみたいと、小鳥は勝負を受けることにしたのです。
いよいよ勝負が始まり、鳥達は大空へと飛び立ちました。次第に空気が薄くなり、気流も読みづらくなっていきます。やがて小鳥と大鷲だけが残りましたが、体躯の大きな相手に敵うわけもなく、あと一歩及ばず小鳥は限界を迎えてしまいました。
小鳥は宙を舞い、真っすぐ堕ちていきました。このまま地面に叩きつけられると思われたそのとき、太陽が小鳥を照らし、身体を炎が包み込んだのです。火に焼かれながらも空を舞うその姿は、まるで伝説に名を聞く不死鳥のように美しかったそうです。
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今は昔のお話です。
ある所に光り輝く羽根を持つとても美しい小鳥が、森の奥深くで静かに慎ましやかに暮らしておりました。
ある日、森の奥に口減らしの為に捨てられた子どもが迷い込みました。
飢え衰えた子どもを憐れに思った美しい小鳥は、自らの羽根を一枚啄ばみ子どもに渡しました。
子どもはそれを持ち帰ると大層喜ばれ、再び家族と暮らせるようになりました。
それを聞きつけた人が次々と森に押し寄せ、美しい小鳥に向かって自分が如何に貧しく不幸で報われぬかを訴えました。
憐れに思った美しい小鳥は一枚、また一枚と輝く羽根をむしっては与えむしっては与え、そしてとうとう最後の羽根も与えると、美しかった小鳥の姿はみすぼらしい体となり果てました。
それでもみすぼらしい小鳥は悔いなどありませんでした。
羽根を失い寒さに凍えるみすぼらしい小鳥の前に、いつかの子どもが現れ、恩返しの為に光輝く美しい小鳥を探しているのだと伝えました。
みすぼらしい小鳥は喜び、自分の願いを子どもに伝えました。
「それは私です、どうかその胸で私を温めてくれないでしょうか。」
けれど子どもはそのみすぼらしい小鳥を一瞥すると、嘘付きめと大きな剣で斬り捨て焼いて食べ尽くすと、また美しい小鳥を探し始めてしまいましたとさ。
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ある日、森に一羽の鷹が迷い込んできました。大空を飛ぶ優美な翼は傷付き弱り果て、今にも死んでしまいそう。その姿を憐れに思った美しい小鳥は、必死に鷹の世話をしました。
美しい小鳥のおかげで、鷹は徐々に元気になりました。優々たる大きな翼に寄り添う、光輝く小さな鳥の姿は、森の動物たちの憧れの的となりました。
傷が完全に治った鷹は、森の外へ帰ると言いました。けれど必ず戻ってくるとも。美しい小鳥は、友情の証としてその輝く羽根を一枚、鷹に与えました。
約束通り鷹は戻ってきました。その傍らに人間を連れて。「この羽根は高値で売れる。良くやった」人間は鷹を褒めると手にした大剣で小鳥を叩き殺し、その羽根を全てむし取りました。
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むかしむかしある王国に、とても幼い王様がいました。政務は頭の良い大臣たちがしてくれるので、幼い王様の仕事は玉座に座って笑顔でいることだけ。そんな王様には3つの願いごとがありました。
1つは早く大きくなること。幼い自分の無力さを、王様はいつも感じていたのです。国民に、そして他の国に認められるために、王様は早く大人になりたい、そう思っていました。
もう1つは、民が安心して眠れる国を作ること。それは亡くなった王様の父がいつも語っていた夢。幼い王様は大好きだった父の夢を叶える、そう決めていたのでした。
最後の1つは、自分たちが政治を行うために父を殺した大臣たちを1人残らず殺すこと。幼い王様は大人になったその時に、どんな方法で大臣たちを殺そうかを笑顔で考えていました。
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むかしむかしある王国に3人の兄弟がいました。
3兄弟の次男は軍隊をひきいる将軍様でした。
軍隊はとても暴力的でみんなおびえていました。
将軍は戦争が好きでした。
もえた街や転がる死体を見ることが好きでした。将軍は征服することではなく、滅ぼす事だけを命じました。
機械のように訓練された兵隊達は将軍様のために村や街や国をぜーんぶ滅ぼしていきました。
将軍様はそれを見ながらグフグフグフと下品な声でわらいます。
軍隊はひたすらに進軍しました。
海の国も、山の国も、夏の国も、冬の国も、東の国も、西の国も、見境なく滅ぼしていきました。
絶対的な将軍様の命令に従い、ずーっと何年も何年もひたすら殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺しまくりました。
やがて軍隊はある国に到着しました。
街の人も兵隊もお姫様も王子様もみんなみーんな槍で突き殺しました。最後にみすぼらしい将軍が涙ながらに命乞いをしてきましたがすぐに殺しました。
その将軍の顔はどこかで見たような顔でした。兵隊達は思い出そうとしましたが、将軍の娘が現れたとたんにその子を突き殺すのに夢中になり、二度とその事を考える事はありませんでした。
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NieR:Automata |
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むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。三姉妹の二女は賢くはないけれど世界一美しいと評判で、隣国の王の下へと嫁ぎました。
隣国の王は二女の美しさをこの上なく愛しました。毎日六回は新しいドレスに着替えさせ、毎日八回は新しい花を贈ります。愛される喜びに、二女の美貌は輝きを増していきました。
王の為にも美しくありたいと願う二女は、ありとあらゆる方法で美の技を求めます。しかし永遠に美を保つ術だけは手にできません。そんなある日、二女は妙案を思いつきました。
二女は自らをはく製とし、永遠の美となる事を選びました。王は涙を流して感動します。二年後、隣国に戦が起こり、はく製は瓦礫に押し潰されてぐちゃぐちゃとなりました。
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あれからどれだけの月日が流れただろう。
今はいったい、何月何日なのか。
この姿になって暫くは数えていたが、それももう忘れてしまった。
管理者達に尋ねれば、秒単位で正確な時間を教えてくれるだろう。
だが、それを知ったところで何の意味もない。
どうせ何年待てばいいのかは、答えてくれないのだから。
好転の兆しもないままに、悪戯に過ぎていく歳月。
俺は一人で、一体いつまで待てばいい?
燻り出した疑心が、怒りとして燃え上がるには充分な時間だった。
全てが壊れた。この計画は失敗した。約束は嘘に成り果てた。
もう誰も信用できない。妹を救うには、俺が動くしかない。
また、二人で暮らそう。昔と同じように。
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NieR Replicant |
NieR Replicant
5月21日
とうとうお金が無くなってしまった。戦争のせいで食べ物の値段が高い。教会にいったけどケガをした人で一杯でぼくらを助けるよゆうはないって言われた。ヨナがやせてきている。何かおいしいものをたべさせてやりたい。
7月15日
親切なおばさんにあって食べ物をもらった。ぼくらと同じホームレスみたいだけど、何でも国の「救済しえんさく」っていうのに参加するみたいだ。いっしょにつれていってもらう事にした。ヨナも今日は元気そうだ。
8月1日
親切なおばさんが例の本を使ったら黒いオバケになった。あわてて逃げたけどおばさんはもう人間じゃなくなってしまったと思う。あの大人達が言っていた事は嘘だった。お金なんかもらえないしヨナの病気も診てくれない。街は高い壁で封鎖されていて出られなくなっている。こんなところに来なければ良かった。
8月5日
今日もすごく寒い。夏なのが嘘みたいだ。息も白い。オバケから逃げるためにスーパーマーケットに隠れる事にした。しばらくはそこに残っていた缶詰とかを食べていたけどそれももうなくなってしまった。ヨナの咳は止まらない。何か良くない感じがする。
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NieR:Automata |
NieR:Automata
もし、おにいちゃんがね、さむいさむいって言ってたらこのボウシをお兄ちゃんにあげるの。だっていちばん大事なおにいちゃんだから!
もし、おにいちゃんがね、オナカへったよーオナカへったよーって言ってたらこのクッキーあげるの。だっていちばん大好きなおにいちゃんだから!
もし、おにいちゃんがね、こわいよーこわいよーって夜に泣いてたらね。いっしょに毛布にはいってあげるの。だっていちばんなかよしなのは、おにいちゃんだから!
だからね、おにいちゃん。
どこにもいかないでね?
ヨナを、ひとりにしないでね……おねがいだよ?
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SINoALICE |
SINoALICE
2月4日
新宿区のスーパーマーケットで不具合報告。
検査したが不具合は見つからず。
ガス検知器にも反応なし。
2月6日
新宿区のスーパーマーケットで不具合報告。
二日前に連絡があった場所と同一。
検査したが不具合は見つからず。
ただし苦情対応の為、一部パイプを交換。
2月8日
新宿区のスーパーマーケットで不具合報告。
上長と相談し、一旦電話対応のみで納めてもらう。
今後の対応についてはまず総務の方で対応する事が決定。
3月14日
新宿区のスーパーマーケットで不具合報告。
ただし封鎖区域に指定された為、未対応。
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むかしむかしある王国に3人の領主がいました。力の騎士、智の騎士、心の騎士と呼ばれた3人は、3つに分けた国の領地をそれぞれ任されましたが、その内の1人、心の騎士は、真面目なだけの平凡な青年でした。
心の騎士はその誠実な性格と人当たりの良さから、多くの領民に信頼されました。しかしその心労は余りに重く、彼はある事に深く頭を悩ませる事となります。それは自身が選ばれた理由、「心」の意味についてでした。
「力」の騎士はその武勇を、「智」の騎士はその知識を。ならば王は何を望み、「心」の騎士という名を私に授けたのか。彼は日夜考え続けましたが、どれだけ考えても納得のいく答えを見付ける事は出来ませんでした。
そうして彼は今日も、寝台の上で王の獣欲を浴びながら、「心」の意味について考え続けます。彼が王の真意に気付くことはありませんでしたが、それでも彼はその身の全てを捧げ、王の「心」を満たし続けました。
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NieR Replicant |
NieR Replicant
むかしむかしある王国に3人の兄弟がいました。
3兄弟の三男は毎日寝て暮らすなまけ者でした。
でも、三男はとても陽気だったのでみんなに好かれていました。
国に病気が流行った時も、三男は王宮でゴロゴロしながら鼻歌鳴らすだけ。でも街の人は三男の陽気な歌声に癒されるようだと三男の事を褒め称えます。
あの人は立派だよ本当に立派だよ。
国が戦争に巻き込まれた時も、三男は王宮でゴロゴロしながら昔話をするだけ。でも街の人は三男の面白い話で戦争のつらさも忘れる事が出来ると慰め合いました。
あの人はすごいよ本当にすごいよ。
ある日も三男は王宮でゴロゴロしていました。でも今日は街の人の声は聞こえてきません。三男はゴロゴロしながら、どうしてだろう?ゴロゴロ、どうしてだろう?ゴロゴロ、どうしてだろう?
ゴロゴロ……と考え続けていました。が、そのうち眠くなって寝てしまいました。
戦争と病でみんな死んでしまった国で、いびきだけが今日も王宮に響いています。
ここは幸せの王国。幸せの王国。幸せの王国。幸せの王国。幸せの王国。幸せの王国。
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NieR:Automata |
NieR:Automata
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。三女は世界一醜いと評判でしたが、とても心の優しい少女でした。
人の役に立ちたいと願う三女は野に下り、民に救いの手をさし伸べます。けれど、その手は弾かれ好意を受け取って貰える事はありません。それどころか人々は少女を疎み遠ざけます。
三女が拒まれるのは醜いからだと、ある人が言いました。しかし少女は自分の尽くす心が足りないからだと思い、毎日無償で奉仕を続けました。毎日毎日毎日毎日――
ある日、三女は路地裏で小さくなって死んでいました。けれどその遺体の醜さゆえに誰も葬ろうとはしてくれません。醜い少女は醜く腐ってそのまま土に帰りました。
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SINoALICE |
SINoALICE
王は謳う。
永久の王国を、沈む事なき太陽の実現を。
王妃は歌う。
偉大なる王を、彼の成し遂げた偉業を。
王子は詠う。
反逆に怯む事無く、前進する兵の尊さを。
道化は謡う。
権力に胡坐をかいて滅んだ、三人の王族を嗤う物語を。
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