チャンピオン(アニポケ)

登録日:2021/05/22 Sat 04:15:56
更新日:2025/03/23 Sun 09:29:52
所要時間:約 7 分で読めます







出典:アニメ「ポケットモンスター」公式Twitter、https://00m.in/lTnmI、22年05月13日閲覧。
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概要

『チャンピオン(アニポケ)』とは『ポケットモンスター(アニメ)』に登場する地方最強のトレーナーのことである。
チャンピオンだけだと大会優勝者の事を(町主催の小さな大会でも)そう呼ぶ場合もあるため、
アニメでのゲームにおけるチャンピオンの正式名称は『チャンピオンリーグマスター』とされる(略して『チャンピオンマスター』とも)。
(前者のチャンピオンは称号なのに対し、後者は職業といったところ)

ゲームでチャンピオンと戦うためにはポケモンリーグ四天王を撃破すればチャンピオンに挑む事が出来るが、アニメではそう簡単には挑めない。
アニポケではチャンピオンに挑むためにはまず地方リーグだけではなく、チャンピオンリーグも制覇しなくてはならない。
チャンピオンリーグは各地方にあるポケモンリーグで優勝した人物のみが挑めるリーグで、そこで優勝すると各地方の四天王への挑戦権を得られる。
そして四天王を倒しチャンピオンに勝利する事で初めてチャレンジャーはチャンピオンになれるのだ。

アニメ版でサトシが挑戦する「○○リーグ」に準決勝付近まで進んでも、
ゲーム版のチャンピオンや四天王を見かけない(ここまでに全員敗退なら話題になるはず)理由はこのためで、
ゲーム以上の複雑な経緯を経てチャンピオンになれるという事もあり、一般トレーナーとチャンピオンとの実力差はゲーム以上のものとなっている。
一般トレーナーでは勝てない伝説のポケモン相手であっても準伝なら互角以上に戦える(禁伝相手は分が悪い)
圧倒的な実力者として描かれているがゆえに、XYでサトシがカルネ相手に互角に戦ったり、新無印でついにチャンピオンに勝利した時の感動もひとしおだが。



なお無印の初期でポケモンリーグのチラシに「目指せ明日のポケモンマスター」と書かれてある等、初期は『チャンピオン=ポケモンマスター』であった。
なのでサトシ以外にもポケモンマスターを目指す人はいたし(シゲルもその一人)、サトシが夢を語っても「ポケモンマスターって何?」と言われる事もなかった。
しかしシリーズが進むにつれて『チャンピオン』が独立して存在する事が明らかになり、ポケモンマスターの定義が曖昧化。
『ポケモンマスターがチャンピオン以上の存在』という事になりながらも具体的にどういう存在なのか不明となり、
放送20年経過した新無印では『サトシの作った造語』らしき描写で落ち着いた。


カントー

手持ち:カイリューギャラドス(色違い)、サザンドラ
放送開始25年もの間、存在が確認できなかった。
ゲーム準拠であればシゲル、あるいはサトシがチャンピオンに就任するのだが、
サトシはカントーリーグでベスト16、シゲルに至ってはベスト32とチャンピオンどころかリーグ優勝すらほど遠い結果に終わってしまった。
その後シゲルはトレーナーを引退、サトシは別地方のリーグに出場しに行ったので今でもカントーのチャンピオンの座とは縁が無い。
さらにゲーム版ではこの2人に当たる連中がチャンピオンでなくなった金銀でのワタルがチャンピオンをやっていたが
アニメ版はワタルの肩書がはっきりせず無印では「四天王のチャンピオン」と呼ばれてたのに、新無印では「カントー四天王の大将」「カントー代表」と呼ばれている。
ワタルは『ポケモンワールドチャンピオンシップス』にてダンデに次いで世界2位になる実力者という事を考えれば、
「カントーで一番強いのは彼だが、何らかの理由で正式なチャンピオンではなく現在カントーチャンピオンはいない」……ということだろうか。

しかしその後新無印109話にてワタルがジョウトと兼任でやっている事が判明。
12話では四天王と紹介されていたため、設定変更なのかそれとも出ない間に昇格したのか……。
『アニメディア2022年6月号』では見出しでカントーチャンピオンと書かれつつも、紹介文でカントー四天王と書かれている事から、
四天王兼チャンピオンということなのかもしれない。

ジョウト

正直よく分かっていない。
というのもゲームにおいてはカントーとジョウトのポケモンリーグは同一のものであるのに対し、アニポケではジョウトリーグが独立して存在し、
DPにてゴヨウが「ジョウトにはジョウトのチャンピオンリーグがある(意訳)」と言っているため、
ジョウトチャンピオンがカントーとは別に独立して存在している可能性が高い。
はたしてジョウトチャンピオンの詳細が分かる日が来るのだろうか……?

上記の通り新無印109話にてワタルがカントーと兼任でやっている事が判明。
ということはジョウトチャンピオンリーグを突破しても挑むのはカントーと共通の四天王のようだ。

ホウエン

手持ち:ミロカロスラグラージトドゼルガ
AGでは出番がなくジムにもいなかったので詳細不明だった。
その後DPにて初登場。その際にホウエンチャンピオン兼コンテストマスターであることが判明した。
XYではダイゴがチャンピオンだと明言したため、ミクリからダイゴにチャンピオンの座が譲られたと思われる(ORASではその逆)。
そして新無印に再登場した際に、チャンピオンをやめてルネシティのジムリーダーに戻ったと確定した。

手持ち:メタグロス(色違い)→メガメタグロス、ボスゴドラ、ココドラ、ユレイドル
AG編で初登場したのだが、この時点では通りすがりの凄腕トレーナーということしか分かっていなかった。
次に登場したのが『最強メガシンカ』であり、この時初めてチャンピオンである事が明言された。
別人すぎる気もするが。声優違うし

シンオウ

手持ち:ガブリアス→メガガブリアス、トリトドン(にしのうみ)、グレイシアジャラランガロズレイドミロカロスミカルゲトゲキッスレックウザ(幻影)
ゲームでも出番が多かったためか、この頃からチャンピオンもアニポケによく登場するようになる。
DPは四天王と一般トレーナーの差がハッキリと書かれていたシリーズだったため、シロナの実力も相応に高い。
特にエースであるガブリアスはDPではディアルガパルキア、BW2ではトルネロスボルトロスランドロスと渡り合う実力を持つ。
その実力はシンオウリーグスズラン大会に出場していたあのトレーナーダークライラティオスにも匹敵するだろう。

イッシュ

手持ち:バッフロン
女好きのチャンピオンであり、ジュンサーさんやシロナまでナンパする。
幼少期のシューティーと出会いバトルの約束をしている。この出会いがシューティーに多大な影響を与えている。
サトシとのバトルではアデクが途中で寝てしまうわ、最終的には怒ったバッフロンにアデクが戦闘不能にされるわと散々だった。
しかしジュニアカップでシューティーとバトルした時はチャンピオンの威厳を見せつける。
新無印ではチャンピオンは引退している。

手持ち:ドリュウズ、オノノクス、エモンガ、カイリュー、フカマル
ポケットモンスター ベストウイッシュシリーズ』のヒロインだが、この時点では只のトレーナーだった。
BWシリーズ終了後、様々な竜使いとの修行を経てチャンピオンにまで上り詰めたという。
シャガがイッシュ最強と断言している事から、アデクをバトルで倒したのは間違いないだろう。
心身共にBW時代から成長を遂げているが、サトシと絡むと子供っぽくなる(お互いに)

カロス

手持ち:サーナイト→メガサーナイト、パンプジンアマルルガガチゴラスルチャブルヌメルゴン
原典では空気だった反省か、27話という比較的序盤から登場。
サーナイトとの絆は強く、アイコンタクトだけで技を回避するタイミングを指示できるほど。
そしてサーナイト自身の素早さはサトシのゲッコウガを上回るほどなので、半端なポケモンでは技一つ当たらせない。
ゲームでは出番が少ないが、アニポケでは超能力者のゴジカから『カロスに大異変が起きる』と予言を受けており、
その調査を独自でやっているためメインストーリーにもよく絡む。

アローラ

手持ち(SM):ピカチュウ、モクロー、ルガルガン(たそがれのすがた)、ガオガエン、アーゴヨン、メルメタル
手持ち(新無印):ピカチュウ、カイリュー、ゲンガー、ルカリオ→メガルカリオ、ネギガナイト、ウオノラゴン
アニポケの主人公にして、アローラリーグ初代チャンピオン。
本来ならばリーグを優勝してもチャンピオンマスターにはなれないが、サトシが参加したアローラリーグ・マナーロ大会は第1回目だったため、
『チャンピオンリーグ』なんてものは存在せず、自動的にサトシは初代アローラチャンピオンになった。
他地方のような段階を経てないためアローラチャンピオンの実力が他地方と比べてイマイチ分からなかったが、
新無印で新イッシュチャンピオンになったアイリスとのバトルにサトシが勝ったことで、他地方と比べても遜色がない事が判明した。

ガラル

手持ち:リザードンドラパルトゴリランダーエースバーンインテレオンバリコオル
初参加でガラル最強を決めるシードチャレンジを無敗で勝ち進み優勝。以来無敵を誇っているチャンピオン。
全世界で行われる『ポケモンワールドチャンピオンシップス』にエントリーし、カントー四天王のワタルに勝って1位……つまり世界最強となった。
剣盾編ではダイマックスして暴れるポケモンを鎮静化させたり、ムゲンダイナと対峙したりゲーム通りの活躍を見せた。

パルデア

手持ち:パモット→パーモット
チャンピオンランクの一人。パルデア地方では有名な様子。
アニポケ世界で「目と目があったらバトル!」と言い出すなど、ゲーム同様にバトル好き。

手持ち:キラフロル、キラーメ
オレンジアカデミーの理事長として登場。
『テラスタル研修』を受けに来たリコたちに『テラスタルオーブ』を授けた。

番外

オレンジ諸島

手持ち:メタモン、イワーク、ゲンガーフシギバナ、エレブー、カイリュー
オレンジ諸島で開催されるオレンジリーグの覇者。正確にはチャンピオンではなく『ヘッドリーダー』
彼に勝つとヘッドリーダーを引き継ぐのではなく、『殿堂入り』扱いとなりウィナーズパレスに手形を残すという、ゲーム版のポケモンリーグ仕様となっている。






追記・修正はチャンピオンリーグマスターに勝ってからお願いします。

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最終更新:2025年03月23日 09:29
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